
Classical Conversationsのクラスも残るところ2週...5月にはスタンダードテストがあるものの、春と夏は、ザリガニ捕り、いち ご狩り、ブルーベリー摘み、野菜作り、水泳など、子供達が心待ちにしていることがたくさんあります。そしてCCが終って何より嬉しいのは、読書をする時間が たっぷり与えられること。なんといってもここの夏は猛暑(私にとっては)...家の中で本を読んでいるのが一番なのです。先週も「きこと子供 達は、夏のあいだはまったく姿を見せないのよ...消えるよね...プレイデイトに誘っても来ないしね」とママ友達同士が話しをしており、私は「んだ、んだ」と横で頷いて おりました。(笑)
さて、半年ほど前、もっと具体的にやっているスクールの内容を書いて欲しいというリクエストなどあり、まなびや通信をつくったのですが、去年の8月に1度書いたっきりになっていました。ごめんなさいっ。なので、ちょっとスクールの内容について触れてみたいと思います。替え歌を取り入れた地理なんてのはどうでしょうか。
今学期、アメリカ史に関係する地理を学ぶ上で、いくつか替え歌を作りました。その中でも好評だったのが、西部開拓時代の街道を覚えるために新しく作ったもの。「サザエさん」のオープニングの歌なので、みんなも一緒に、サンハイッ!
お魚くわえたドラ猫、追っかけてカンバーランドロード、サンタフェトレイル、モルモントレイル、ギ(ィ)ラトレイル、オールドスパニッシュトレイル、カリフォルニアトレイル、オレゴントレイル~♪ ←ここをマリは「おさかな返して~♪」と歌います。子供たちは、この架空の猫を追いかけて街道を走る振りをして歌っています。記憶することが苦手なマリも、この方法ならあっという間に覚えてくれます。(^^;)同じホームスクールグループの中には、これらをスキットや手話を使って覚えている子供たちもいます。
この後、これらを地図に記入して、位置を確認して覚えます。そのうちに子供達は、何も見ずにフリーハンドで地図を描き、地名を書き込めるようになります。そこから、子供が興味を持てば、それぞれの街道の成り立ちなどを調べています。
古典教育をベースにしているClassical Conversations(私たちが入っているホームスクールのグループ)では、どの教科も
学んだ=マスターしたと言えるようになるためには、テキストがなくても人に教えられるというレベルに達さなければならないと教えられます。なので地名ひとつにしても記憶しておくことが大事なのです。
さて、上の写真は、マリのクラスでNa(塩)を学んだ週に行われた理科の実験のひとつ...アイスクリーム作りの様子です。缶筒の中に氷と塩を入れ、その中にク リーム、牛乳、砂糖、バニラを入れた小さめの缶(きっちり蓋をしめたもの)を入れて外側の缶筒に蓋をします。それを床の上で子供達がゴロゴロ転がしているうちに、塩が氷を解かし、熱を奪うので筒の中の温度がさらに下がります。そして数分後、アイスクリームが出来上がるというわけです。ちなみにこのアイスクリーム...もっのすご~く甘くて、マリは完食できませんでした。私も一口味見して、ううううぅぅぅ。(^^;)