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Wednesday, August 25, 2010

ビジュアルエイド...中世

ホームスクールのグループの新学期が先週はじまりました。今年はグループを抜けたので、いつもよりのんびりした8月を過ごすことができると思っていましたが...そうもいきません。早速メールが...

この時期、新年度のスケジュールがどうなっているとか、科目は何を選択してどんな教材をどのくらいのペースですすめるのかということを聞いてくるホームスクールママ友達がいるのです。几帳面に組み立てられた彼女のスケジュールを眺めていると、そろそろ私もやらなきゃなぁという気になります。適度なプレッシャーであり、よい刺激であり...私にとっては、とってもありがたい存在なのです。

おもしろいなぁと思うのは、これまでたくさんのファミリーのシラバスや日程を見せてもらいましたが、選ぶ教材から時間の取り方において、それぞれにユニークだということ。同じホームスクールグループにいても、ママ同士が仲良しでも、同じ年齢の子ども達でも、みな何かしら違ったことをして一日を過ごしているのですよ。


さて、新学期間近のまなびやでは、↑こんなジオラマを作っていました。Usborneのペーパーモデル(Cut Out Model)のお城(左からMedeval  Castle, Wizard's Castle, Chateau)です。

この10日間、毎日午後の3時間、子ども達とただ黙々と、切って折って糊付けを繰り返してきたのです。外は猛暑...夕方に なるまでとても外出する気になれないのでもってこいのアクティヴィティでした。(^^;)



サムはともかく、マリは何かとめんどうな娘でして...自分が興味のないことには、全く反応しません。デイドリーミングしているというのでしょうか。その代わり、興味のあることは我を忘れて没頭します。そこで、そんな彼女のために...






このペーパーモデルのお城をビジュアルエイド(視覚を刺激するもの)として取り入れることにしたのです。

実際に触って”ごっこ”ができるので、エイドとしては非常に優れています。




←実はこのMedieval  Castleは、三年前に一度つくりかけたのですが、当時6歳のサムと4歳のマリは、すぐに飽きてしまい、途中で投げ出してしまったのです。それを今夏やっと仕上げることができました。パーツがなくなっていなくてよかった!


このWizard Castle(魔法使いの城)→は、^^;もちろん実在したわけではありません。「こんなの本当にはなかったんだよー」と眉を八の字にしてちゃちゃを入れる サムをなだめて、マリと私(ほとんど私)で仕上げました。屋根や扉が開き、魔法使いが媚薬をつくってい るのが見えたりします。ついでに火を噴くドラゴンも。


このChateauは、去年フランスのChantillyで購入したものです。

しかしながらこのUsborne のペーパーモデルには、切り取り線に穴がないため、パーツをはさみで正確に切り取らなければなりませんが、思い切って切らせてみるものですね。

何度かマリが切るのに失敗して、サム が腹を立てるということがありましたが、最悪の場合でも私がパーツを自作して修正をすればなんとかなりました。(ホッ)



本はこんなのを選んでみました。↓ → 


今年新しく購入したのは、↑"Castle " by Richard Platt と"A Medieval Feast" by Aliki...当時の生活の様子がきれいなイラスト付きで書かれてある本です。早速マリのつぼにはまったようです。(^^)

Sunday, August 30, 2009

Robert Fulton & Rascal

  
Robert Fulton Boy Craftsman by Marguerite Henry
&
Rascal by Sterling North

ここ半年、サムがはまっている本がこの二冊。両方とも私が一度読み聞かせたものだけど、暇をみては、何度も何度も自分で読み返している。やめられないんだってー。

ロバート・フルトン...蒸気船や潜水艦の発明家。サムの中では、エジソンやライト兄弟を抜いて、彼がダントツ一位らしい。彼の少年時代のストーリーを読んでいて、なんとなくその理由がわかってきた。このロバート・フルトンという人、サムによく似ている。似たような人種かも。サムは船やスペースシャトルや戦闘機(なんでかねぇ;;)のデザイナーになりたいという。でも船のキャプテンやパイロットや宇宙飛行士には絶対なりたくないって。つくりたいだけ。そういうところも似てるかも。

ラスカル...日本のアニメで見たけれど、本はサムと読んだのがはじめて。正直、淡々と書かれてあるこの物語をサムがそれほど気に入るとは思わなかった。すごいクライマックスが訪れるということもなく、さらりとラスカルと別れて終ってしまう。しかし、その最後のシーンをサムは「ここだけはどうしても読めない」と言ってそのページを開かないようにして読み返している。泣きたくなるのだそう。意地悪な母(私)は、その箇所をわざと言ってみたりする。「ラスカルのほうを振り返ることなく、カヌーを漕ぎ出しました」と。すると「あー、ママそこは言わないで!」と耳をふさぐ。スターリング少年と自分を重ねているよう。

子供のための本選びは、なるべく親の好みで左右されないように、リストを上から順に借りたり買ったりするほうがよいですね。私が選ぶとついカバーやタイトルに惹かれたものを与えてしまいがちで、上の二冊のような本を発掘することはなかったと思うので。

以下は私が利用しているホームスクール教材関係のサイトです。本のリストは、ちょっとわかりにくいのですが、学年(もしくはホームスクールの年数)別になって出ています。図書館に置いていない本もありますが、そういうのがお宝だったりするので、出版社のサイトや古本屋でさがしてでも読む価値はありますぞ。(^^)

Ambleside

sonlight

Veritas press

      

Thursday, August 27, 2009

The Story of the World

                  
最近子供達がはまっている歴史の本がこれ、The story of the world by Susan Wise Bauer 。古代から現代までが4冊のシリーズになっている。これを読み聞かせ、子供達は聞いている間に、紙に頭に思い浮かぶ絵や字を書かせていたことは、いつかのまなびや通信で書いたっけ?そして今月、このシリーズのワークブックを薦められたので古代と中世のシリーズを購入してみた。ワークブックには、ぬりえができる地図やクリップアートなど、プレゼンテーションに使えそうなアイディアが満載でなかなかよい...が、なんだか物足りない。なるほど素敵な画材がたくさんなんだけど、それをそのまま色を塗って切って貼り付けることが、なんとも味気なく感じてしまう。だったら...と、ワークブックのアイディアを参考にして、イラストや地図は自分たちで画用紙にフリーハンドで描いてみる。これがなかなかよい。

CDは長時間のドライブによいかなと2セット購入。好きな箇所を何度も聞けるのがよい。CD購入前は、何度も子供の好きなところを読まされていたので。(^^;)

Saturday, May 02, 2009

まなびや通信 May 2009

                    
さて、来週は、いよいよスタンダードテスト。今年はとりあえず、マークシート形式になったドリル(去年買ったもの)を何枚かさせてみた。今回もまたテスト勉強は特にさせていない。うちの子供達にとって、テストは儀式のようなもの。Manabiyaスクールにおいては、このテストの記録がスクールを続ける上での必要書類のひとつというだけ。ただそれだけ。

ホームスクールファミリーのなかには、学年のはじめに一年分のカリキュラムを用意し、テスト前にそれらをきっちり終らせ、夏休みに入るというファミリーもある。つい先週子供達の体操教室で知り合ったファミリーがそうだった。一科目を残して全て終りそうでホッとしていると言っていたそのホームスクールママは元教員だったと。さすがだなぁ。

うちは...学年に沿ったカリキュラムを立ててやっているわけではないので、学期末が来ようと、春が来ようと、終らない。すでに年間180日というノースキャロライナ州の修学日数を越えているので、ここから8月まで一気に夏休みに入ってもだいじょうぶらしいが、家にいるとどうしてもいつものルーティーンから離れることができないのだ。

写真は、久しぶりにHeatherんちへ遊びに行ったときのもの。せっかくだから子供達が遊んでいるあいだに、一緒にFeltingでもしようかと、道具を出してやりはじめたのだけど、結局いつのまにかホームスクールの話題になり、いつものようにアイディアのエクスチェンジになってしまった。

さて、今月のスクール内容に触れてみると...

歴史の読み物を読んでいる間、子供達に絵を描かせることにした。聞いているストーリーを自分で想像して、それを絵にするというもの。ただぼーっと聞いているよりいいかなと思ってはじめたことだけれど、子供達が描いている絵をみて驚いた。特にマリのもの...ファニキア時代の人たちの宗教儀式が、描かれていた。うぅぅぅ...すごい想像力。サムの絵は、いつでも武器だらけだし。(^^;)

お薦めの本...A Child's History of the World by Virgil M. Hillyer (Calvert School)

この本 ↑ 歴史の流れをつかむのにとっても役に立つ。これを読むにあたって年表がある程度頭に入っていると、なおよいよ。小学校低~中学年向けに書かれているらしいけれど、私も多くを学んでいるところ。歴史の時間に昼寝をしていたのがバレちゃったわね。

夏休みの一冊に是非お薦め!!
                                    

Wednesday, February 04, 2009

Diary of an Early American Boy

                                         
プレゼンの練習をしているとき、私が言った一言にマリが反応し、笑いが止まらなくなってしまったサム。→

サムが持っているこの本の著者の苗字Sloanが、『赤毛のアン』に出てくるCharlieというアンのクラスメイト(かなり三枚目)の苗字と同じで、つい「Charlieと同じかぁ」と言ってしまったのです。

それを聞いたマリが、チャーリーのことを思い出しては、吹き出し、そのマリの様子を見て、サムは、その箇所を言うたびに、笑いがこみ上げてくるのです。笑いが止まらなくて、プレゼンが続けられない状態です。(^^;)

ところでこの本A Diary of an Early American Boyは、お薦め!画家であり、道具マニアの著者Eric Sloanが、1805年に15歳の男の子によって書かれた実在する日記を元にして書いたものです。

1800 年代の生活の様子が淡々と書かれているストーリーなのですが、その中に出てくる道具のイラストは、そのひとつひとが精密で、まるで設計図を見ているようで すばらしいです。どうにもこうにも、こういう道具を作ってみたい/使ってみたいという気にさせられてしまいます。

さ て、プレゼン当日、1800年代に使われた色々な道具が紹介されている中、サムは1800年代に使われていた水をくんで運ぶためのキャンバス地の袋のデモ ンストレーションをしました。手元にキャンバスがなかったので、布の代わりにパーチメントペーパーを使って、折り紙のように袋を折ってみせ、いかにバケツ を抱えて歩くより便利だったかをアピールしました。

クラスメイトの反応にサムは大満足!

あの色紙で作るコップを見たことがないアメリカの子供達は、一枚の紙がコップに変身し、それに水を入れることができるということにとても驚いたのです。まるで手品を見ているようだったとか。

とにかく、これ、一度読んでみてください。

1805年の少年の一日は、生活するためにやらなければならないこと(Chore)でびっしり埋め尽くされています。そんな生活をあなたはどんなふうに思うでしょうか。忙しすぎる?退屈?物足りない?と感じるでしょうか。
      
私にとっては...余暇とは一体何なのかを考えさせられ、また、マイタイム(Me-timeと呼んでいる人もいたな)を追い求めることに虚無感を感じさせられた一冊でありました。(もともとそういうことを語っている本ではありませんが...)
                              

Friday, July 18, 2008

お気に入りの絵本 Stone Soup

今週のお気に入りはStone Soup。できれば下の写真の2冊を読み比べるとおもしろい。

ダニエルが小さい時に読んでもらったのは、右のMarcia BrownのStone Soupだったらしい。もともとヨーロッパの民話なので、こちら(右)がオリジナルのストーリーに違いない。しかしながら、左のJon J Muthのチャイニーズバージョンはイラストが美しく、スープの具が中華なので、なんとなく日本人にはこっちのほうが馴染みやすい気がする。(^^)

オリジナルのあらすじは...お腹を空かせた3人の兵士が食べ物と宿を探しに、見知らぬ村に立ち寄るが、村人は皆口をそろえて食料が不足しているといい、何も分け与えようとしない。そこで兵士たちは大きな鍋に水と石ころを入れてStone Soupを作り始める。最初はそれを不思議そうに見ていた村人たちが、「塩コショウがあれば...にんじんがあれば...もっと美味しいスープになるのに」という兵士の言葉に、家にあるもの(調味料や野菜や肉)を少しずつ持ち寄りはじめる。そして最後にはみんなで美味しいスープを作り、村総出で宴が開かれ、兵士達はすばらしいもてなしを受けるというもの。

どうせこれっぽちじゃ、何もできないと思っている村人たちのモチベーションを兵士たちが見事に上げ、てゆくところ、私も学びたい。「あれをしなさい、これをしなさい」と子供たちに指示を出すのはやめて、鍋に湯を沸かしながら、子供たち自ら考え行動に出るのを待ってやらなければなぁ。(^^)

それにこのストーリー、聖書のマルコ6:34~36(イエスが2匹の魚と5つのパンだけで5000人に食事を分け与え、満腹させる箇所)を思い出す。今のこのこれっぽっちしか持っていないと思う自分(もっと何かしなければと焦ってしまう自分)を、そのまま、ありのまま神様は用いてくださるんだなって、いつもとはちょっと違う観点からこの箇所をみることができた。
         

Tuesday, May 06, 2008

Agileなホームスクール


最近よく聞かれる...どんなホームスクールをしているのかと。そこでちょっと書いてみることにした。

先週からサマータームを始めた。ゆっくりとシラバスを作る時間もないまま、すでにカリキュラムが進んでいる状態。4月~5月の気候のよい時期には旅行に出たり、フィールドトリップと称して、アウトドアを楽しむホームスクールファミリーが多いけれど、うちは休暇無し。というか、今やホームスクールが私たちのライフスタイルになってしまっているので、やっていないとなんだか落ち着かない。

ところでうちのホームスクールのスタイルをダニエルはアジャイル(Agile)と呼んでいる。そもそも「Agile」というのは、敏捷とか、機敏に動き回っている印象を与える言葉だが、彼がここ数年押し通してきたソフトウェア開発の方法「Agile」と私のホームスクールに対してのアプローチがよく似ていると言うのだ。

ダニエルいわく、「Agile」というのは、ソフトウェアを開発する上で、そのソフトウェアの詳細な設計をコードを入れている最中に行う方法なのだそうだ。なので、実際のコーディングに入るまでは、設計に時間をかけない。そのためとりかかりが早く、顧客のフィードバックを常に取り入れながら、フレキシブルに対応してゆくことができる。コーディングに入る前に設計に時間をしてしまうのが「Waterfall」という方法で、工場のラインの流れ(この場合は水の流れという意味だけど)をソフト開発に見立てたものだ。この場合、たとえば早期に設計された工程のどこかで問題が生じれば、そこから先は足止めされるか、最終段階で不具合に気付き、修正に膨大な時間を費やすことになりかねないという。その上、顧客からのフィードバックにその都度対応してゆくための柔軟性がない。

ソフトウェア開発の専門知識がない私は「Agile」だの「Waterfall」だの言われても、ピンとこないけれど、確かに、早期に綿密な計画を立てて、それをそのまま実行することはまずないし、よいと思った教材は、手に入れたその日のうちに試してみる。うまくゆけばそのまま続け、うまくゆかなければその日のうちに返却する。先で使えるかもしれないと思いとっておくことはまずない。年度のはじめにClassical Conversationsの学習内容(たとえば、今年度は、アメリカ史や解剖学/からだのしくみ)から、大まかなゴールを決めて、子供達が興味を示すものを細かいUnit Studyにしてその都度掘り下げて学んでいる。最も大切にしているのは、子供達のフィードバック。これが、うちのAgileなホームスクール。

確かに数年前までは、私はWaterfall派(?)だったと思う。詳細なカリキュラムを早期に立てていれば、なんとなく安心し、計画どおりのスクーリングを試みた。ところが、実際にホームスクールをしてみると、早期に予見できなかったことが頻繁に起こって、気がつくと週末には帳尻が合わなくなっていたのだ。生きた人間相手だ。病気をすれば怪我もする。好き嫌いがあれば、ひとつのことに夢中になったりもする。段階を踏んでこのレベルに達したら、このトピックでこの教材を使って...というような綿密な計画は、あまりにも一方的で、、子供達の様子を観察していると、2ヶ月としないうちに、あれ?今さら(又は今)こんなのやっても仕方ないなと思えたりした。こんな場合、ソフトウェア開発のように、最終段階で、振り出しにもどるということはないにしても、子供達が一方的に与えられた学習課題を退屈に感じ、反応しなくなることがある。そうなると、なんとか子供達にやる気を起こさせようと、「これが終ったらおやつにするから」とか、「これをやったら次に進める」とか、教える側(うちの場合、一緒に学んでいる私)はなだめすかすことに膨大なエネルギーを費やし、ストレスを溜めることになる。なので、こういうWaterfall的な教え方(学び方)は、しないことにした。私のために...だ。

Agileなホームスクールをもっと具体的に例をあげてみると...

たとえば、ヤドカリの生態についてPagoo (by Holling)を読んでいるとき、生まれたばかりのヤドカリがDiatom(珪藻)と一緒にプカプカ浮いているというところで、サムはこのDiatomに興味を持ち、そこから珪藻についてのUnit Studyをすることになってしまった。こんな場合は、いさぎよくヤドカリを後回しにしてしまうのだ。また、今秋から学ぶであろうColumbusのことについて本を読んでいたら、なぜか彼の出身地であるイタリアの話しで盛り上がり、イタリアについてのUnit Studyが出来上がってしまった。地図や地名、火山、宗教や習慣、パネトーネ(パン)の由来などを調べ、来週にはパネトーネ(トニーさんのパンだそう)を作ることになってしまった。マリなんか、今は「新大陸発見」より、「パネトーネ」のほうが断然楽しいよう。(^^)なんだか道草をして遠回りばかりしているようだけれど、これがうちのスタイル。これが一番私にも子供達にも心地よい学び方になってきている。写真は、マリがパン(パネトーネじゃないけど)を切っているところと、サムがRed Sails To Capri by Ann Weil(イタリアの孤島でのストーリー)を読んで、赤いマストのボートを自分で塗ったところ。と、こんな感じだ。

こんな具合だから、ふつうの学校のスタンダードなシラバスをたどっている時間がない。なので先月のように、年に一度のスタンダードテスト目前に、「ひーっ、学校に行っているみんなはこんなことを勉強していたのかぁ」と、ひっくり返ることになる。(^^;)かといって、学年別のスタンダードなシラバスから最低限知っておくべきこと(?)をカリキュラムに前もって組み込んでおくことをするわけでもなく...12歳くらいになるまでには自然に身についているだろうと、かなり安易に考えている私は、Naive(ナイーヴ)なのかもしれない。まぁ、なにはともあれ、楽しくやっているので、今は深く考えずにこれでよしとしよう。(^^)

教材についていえば、主には本(ノンフィクションの物語など)を使っている。教科書は使っていない。あえて要点がハイライトされていないものを選んでいる。このことに関しては、また次回にでも。

いつだったかホームスクールママ友達から、うちのスクーリングは、Classical with Charlotte Mason influencesと言われたことがある。Classicalというのは、Classical Conversationsのグループに入っていて、特にこれといったカリキュラムはないけれど、大まかなアウトラインをそこから得ているからで、Charlotte Masonというのは、教科書的なテキストを使わずにふつうの本から学んでいるうちのスタルが1800年代の英国の教育者Charlotte Masonが推奨した教育法(ホームスクールの基本となったらしい)に沿っているからだという。ホントみんなよく勉強しているよね(私も見習わんとね)。で、せっかく周りが定義してくださったのならと、今そのCharlotte Masonの教育理念の本を読んでいるところ。1800年代の英語は、私にはちょっと難しい~。でも頷けることがたくさんあって、これがなかなかためになっている。余談だけれど、Charlotte Masonは、あの時代のダーウィニズム(ダーウィンが提唱した理論)の影響を受けているとはいえ、クリスチャンだ。イギリスの湖水地方に住んでいたそうで、なんとなくBeatrix Potterを思わせる。どうも私にはこの二人がダブってならない。

ところで上で紹介した本は、どちらも絶対にお薦め!特にCapriのほうは、ストーリーの展開がスローだけれど、この本に出てくるミステリアスなCoveにある洞窟(Blue Grotto)にいつかきっと行ってみたくなるはず。でも、マリにはこのストーリー、不評。男のばかりが出てくるからだとか。(^^;)そういえば昨日、近所にCapriというイタリアンレストランを見つけて、サムとマリが行きたがった。トマトソースが苦手な二人も、これでイタリア料理を克服してくれるかもしれないとちょっと期待している。(^^)

Wednesday, August 29, 2007

お気に入りのチャプターブック

                       
上の写真は、最近サムがはまっているチャプターブックのシリーズ。左がMagic Tree Houseのシリーズで主人公のAnnieと JackがTree Houseで時空を越えて旅するアドベンチャーもの。右がA to Z mysteriesという男の子二人と女の子が主人公の推理小説。簡単で読みやすいので、はじめてのチャプターブックとして是非お薦めしたい。

まだサムがチャプターブックを読んでいなかった頃、、私がA to Z mysteriesにはまってしまい、毎晩のようにサムにこれを読み聞かせていた。しかし、20分そこいらで読める本ではないので、後半は明日のお楽しみ~という日があって、ある日、どうしても事件の真相が知りたかったサムは、1人で残りを読み始めた。以来、チャプターブックを自分で読んでくれるようになったというわけだ。

Sunday, April 01, 2007

アメリカ史のお薦めサプリ

                                     
こ れらは、Scholasticから出版されているIf youシリーズの本で、上から、「もし、あなたが、南北戦争の時代に生まれていたら」、「もし、あなたが、西部開拓時代に幌馬車で旅をしたとしたら」、 「もし、あなたが、アメリカに奴隷制があった時代に生まれていたら」という、歴史を当時の子供の立場で描いた3冊だ。子供たちが歴史を学 ぶにあたって、ただ過去にこういうことがありましたということだけでなく、Consequence(事の成り行き、または、何かがあっ たことによって招かれた結果や及んだ影響)を知ることができたら、また、自分がその当時の人間の立場に立つことで、綴られていない人の心に起こった 目に見えないConsequenceも見えてくるかもしれないなと思った。是非お薦め!

たとえば、奴隷制の目次には、どのようにアメリカ で 奴隷制がはじまったか、奴隷は何を食べていたか、どんな服を着せられていたか、学校に通うことが可能 だったか、遊ぶ時間は与えられたか、苗字がどのように変わったか、奴隷になると両親と暮らすことは可能だったか、南北戦争のときは、何をしていたか... というような、子供にも十分理解できそうなトピックの章で綴られており、当時、実在した人の手記も載っている。また、1章が2ページ程度というのも、子供 には読み易いよね。

Classical Conversationsの来年度の歴史は、アメリカ史を主にカバーする。そこで、この夏にアメリカ史のノンフィクションものを子供たちと一緒に読みた いと思い、とりあえずこの3冊を購入してみた。図書館で借りることもできたけれど、うちのグループにScholasticを販売している人がいたので、 セールのときにまとめて購入した。定価は、1冊$5.95。個人的には、Must Haveだなぁと思う。
              

Tuesday, November 14, 2006

Books-A-Million (よく行く本屋)

近 所の書店Books-A-Millionで一日だけのセールがあった。全商品20%OFF、セレクトされたものは44%以上がOFFになるというものだ。 こ のセール、半年に一度あるのだが、春に行ったときには十分に時間がなかった上に、子供達に気を取られて何も買うことができなかった。しかし今 回は上手くダニエルと役割分担をして、お互いに欲しかった本を手に入れることができた。

最初にGetしたのは子供用の科学事典。図書館で借りることも可 能だけれど、重くて持ち運びが楽でない。それにわりと頻繁に使う。そういうクライテリアを考えているうちにMust Haveのリストのトップに 上ってしまい、購入することになった。

2冊目は、「Moby Dick」のElementary版。男の子って好きだよね、こういうストーリー。冒険物で、ちょっと不気味なキャラクターが登場すると、目をきらきらさせるサム。

3 冊目は、私の大好きなJamie Oliverのレシピブック。その昔...まだサムが生まれる前、ケーブルを入れていてFood Channnelをよく見ていた。 今もやっているのかもしれないが、Naked Chefという番組で、Jamie Oliverというシェフが作る料理が好きだった。

小さなキッチンで、ささっと何気なく作ってしまうところがGood! とにかく彼の作る料理はチャーミングなんだ。盛り付けやハーブ使いが、これまたSexy!え?料理がSexy? と思われるかもしれないが、これ、彼がよく使う表現なんだよね。

そ して、もうひとつ彼の料理に惹かれる理由...それは、私の好きな食材(ルーバーブなど)が、よく使われること。イギリスだからかなのか?アメリカの シェフより断然食材の幅が広くて、その使い方がちっとも気取っていないところがいい。なんとなく庶民的で、私にもできそうな気がするのだ。

右 の写真は、ポーチドエッグがのっかっているサラダ。パンチェッタが使われているところを、薄切りのべーコンのカリカリにしてみたら美味しくできたよ。 なぜだか、私はパンチェッタが苦手。脂の臭みがどうもダメ。Ciabataを一口サイズにしてオリーブオイルをかけてニンニクを散らしたものをオーブンで トーストして、ルッコラなんかが入っているレタスミックスに 混ぜる。それにパルミジャーノを削って、レモン汁とオリーブオイルに塩胡椒したものをかけるだけ。ちょっと手間がかかるけれど、これ一品でランチは OK!

サムとマリは、これにちょっぴり醤油をかけるんだけど、これがなかなかいけるんだよね。

ところでこのBooks- A- Millionという書店、去年メンバーになっ て以来、ギフトを買うときによく利用している。メンバーは10%Offという 特典につい...ね。でも探し物の本があるときはやっぱり Amazon.comが一番見つかる確率が高い上に安値だと思う。もちろん図書館利用が一番安上がりでいいと思うけれど、借りて何度も更新してしまった 本は、購入のカテゴリーに入れるようにしている。

Thursday, October 05, 2006

ホームスクールママへ (お薦め教材 Toob)

ホー ムスクールをしていて大変だなぁと感じることのひとつが... 年齢がくっつきすぎず 離れすぎずの兄弟姉妹や、それぞれが違った学び方をする子供達を同じクラスルーム で教えなければならないことだ。年齢差があれば上の子が母親のアシスタントを務めることが可能なので、それはそれ でよいと聞くし、年齢が近ければひとまとめにもできよう。うちの場合、サムとマリの年齢差は2年。そして二人の学び方は全く異なっている。これは非常に やりにくい。

サムの場合、本と紙と鉛筆さえあれば、わりと何でもスムーズに学んでくれるので、図書館に通うことさえ怠らなければ何も問題 はない...今のところ。と ころが、マリの場合はそうはいかない。彼女は、サムとは全く違っていて、なんでもHands Onで、自分の手で触れなければならない。また、学習してい る事柄に自分という存在との接点を見出さなければ、すぐに興味を失ってしまう。年齢的にそうで しょうと言われるかもしれないが、サムは今の彼女の年齢でも全く違っていたし、彼女を観察していると、2年後にサムのような学び方をしているとは、どうし ても思えないのだ。

こんな場合、先輩ホームスクールママたちは一体どうしているのだろうか。うちのClassical  Conversationsのグループには、子供が5人とか7人とかいるママたちがいる。3人4人なんて当たり前。うちのように2人というのは、少ないほ う。以 前にも書いたこのグループのディレクターのHeatherの場合は...上の子供達が学んでいるトピックに関したミニチュアフィギュアや玩具を下の子の ために用 意していて、そわそわしはじめたら、それで遊ばせるようにしていると言っていた。その下の子というのは、4歳の自閉症の男の子で、上の子供達と学び方が違 うので、手話 を取り込んだり、何かを触らせたりするのだそう。また、マリのクラスの先生も、下の子のためにミニチュアフィギュアを揃えていると言っていたっけ。  

そ こで、私も試しに...と、Michael'sで見つけたToobという動物、人、乗り物...のフィギュアーのセットを買ってみた。これが、なかなかよ い。(^^)このフィギュアーのセットのシリーズは、たとえば、熱帯雨林の動物、ガラパゴスの動物、農場、アメリカ開拓時代の道具や人、宇宙科学、海賊、 古代エジプト...などがあって、それぞれのトピックにあったフィギュアやミニチュアが12個入っている。ちなみにこのToob,ネットで値段を比較し てみたら、Michael’sが2ドルほど安かった。

今 学期の歴史のカリキュラムで、古代文明に触れた(Classicalというだけあって、ホントに内容もかなりClassical)が、主要人物と年号をカ バーして、川を地図でたどる程度のことしかしなかった。私自身が歴史がそれほど好きではないので、サムがそれ以上の興味を示さなければ特に掘り下げて学ぼ うとは思っていなかった。 ところが、Toobのエジプトのフィギュアに、ツタンカーメンやピラミッドなどがあって、なぜかサムもマリもそれに夢中になった。以前、古書の店で手に 入れた 本(地理や歴史がのっている)の中の地図にフィギュアを置いたりして、まさにHands Onで学ぶことを子供達自らがやってくれた。

若くして王座につき、18歳でその生涯を終えたツタンカーメン。マリはツタンカーメンのフィギュアを手にとって「一人ぼっちでかわいそう」と言って撫でていた。なんだかその一言にじ~んと胸が熱くなった。こんな歴史の勉強ははじめて。

と ころでマリは、この年齢の子供がそろそろ興味を持ちそうな?ひらがなやアルファ ベット や数字に全く興味を示さない。英語だってよくわかっていないと思う。金曜日のClassical Conversationsのマリのクラスでは、普通 のプリスクールのように「ABC」を学んだりするのだが、先生からマリが知っているアルファベットは何かと聞かれて私は答えられなかった。先生に不思議そ うな顔をされたけれど、事実、彼女が何を知っているのか私は知らない。クラスでマリより小さな子供達がスラスラと「ABC」が言えたり、パズルをやったり するのを見ると、先生に親が家で何も教えていないと思われるかなとちょっと罪悪感にも似たような気持になるときがある。でも、これも個人差、個人差!ダニ エルと私の目から見て、マリは 確実に色々なことを吸収してやさしい女の子に成長しているので、心配しないようにしている。ずい分と親ばかで申し訳ないが。

おっと、お薦 め教材の話が、うちで今一番ホットな話題(マリの こ と)に脱線してしまった。いかんいかん。そう、Toobについていえば、このToobのシ リーズ、アジア(特に日本)のものがないのがすごく残念。奈良の大仏や金閣寺などのミニチュアをとは言わないまでも、新幹線や富士山、それにこたつのミ ニチュアがあったらいいなぁと思う。それで日本をどのように学ぶかって??(^^;)

Tuesday, August 15, 2006

お薦めの本…David Macaulay

David Macaulayの本をいくつか紹介したい。Black and White…これは、絵本で、ページをめくると常に4つの別々のストーリーが描かれてあって、ユニーク。最初はちょっと複雑?と思ったのだけど、サムがこ れにはまった。4つの別々のストーリーを同時に追っていくことが子供には刺激となるようだ。そして、この4つのストーリーには、途中、ちらほらと接点が あっ て、さらに子供の想像力をかきたてる。おしまいに は、色々なストーリーが子供の口から生まれてくるので、読んでいておもしろい。是非、図書館で借りてみて~。

さ てさて、このUndergroundという本だが、とにかく興味深い!お薦め中のお薦め!下水道、電気、ガス、電話、地下鉄などの、都市生活に欠かせない ものが、どのように地下構造の中にあるか、子供にもわかりやすく描かれてある。社会科のサプリとして最適…いやそれ以上の価値があると思う。一度騙された と思って、この本を手にとって見て欲しい。

その他にもCity, Cathedral, Pyramid, Mill…と世界史の教科書のサプリになりそうな絵本(とはいい難い)を彼は数々出しているが、どれも見事!サムとマリのホームスクールのグループで は、今年、西洋史が科目に入っていて、Macaulayのこれらの本を他のホームスクールママに強く薦められた。残念ながら、うちのカウンティーの図書館 には置いていなかったので、eBayで中古を安く購入した。買って正解だったと思う。世界史は年号と有名な遺跡の写真を見るだけで、ほ ぼ素通りしてきた私は、Macaulayの本を読んでいて、いかに自分が学んでいなかったかを思い知らされる。そして原点に 戻って、学ぶということは、どういうことなのかを今一度深く深 く考えさせられる。

Friday, August 04, 2006

いつもの紅茶

う ちで毎日飲む紅茶、Lipton Green Label Tea。ダージリンが好きで、あれこれと試してみたのだけど、ダニエルと私の好みがぴったり合ったのがこの紅茶。ダージリンにある特徴的な渋みはやや控え めで、ほのかなマスカットの香りが爽やかで、数年前にインドによく出張していた義妹が、お土産にと買ってきてくれたダージリンの茶葉の味にそっくり!とこ ろがこの紅茶、ふつうのスーパーマーケットでは手に入らない。なぜか、インドの食料品店にしか置いていない。インディアン限定っていうやつかな。で、今で もサンディエゴの友達に定期的に仕入れてもらっている。感謝!(ちるん さん、これだよ、よろしくね~!)

紅茶に関しては、「紅茶のある食卓」な どの磯淵 猛著の本がおすすめ!美味しい紅茶を探し求めての旅行記のようで、美味しい紅茶の入れ方、紅茶にあうお菓子のレシピや紅茶の歴史などがおもしろ く綴られてい る。文庫本なので、キッチンに場所をとらずにキープできるのも嬉しい。私にとっては、ノースカロライナの自宅のキッチンに居ながらにして、紅茶の旅が楽し める一冊ってとこかな。本っていいね。

Saturday, July 08, 2006

おすすめの本

500円でわかる!基本のパンは 以前このブログで紹介したことがある。パン作りのコツが親切にわかりやすく書かれてあって、どのレシピも作りやすくて美味しい。そして安い!ただ、著者の 田辺由布子さんも触れていることだけれど、この本のレシピのバターは、無塩を使ったほうが絶対に美味しい。有塩バターにするとしっかりした味になって、一 般的に誰にでも好まれる味になるというのがねらいかな。でもレシピによっては確実に入りすぎのものもあるので、私は無塩バターを使用し、その上に塩の量を 30%くらいカットして作っている。

パン「こつ」の科学は、パン作りに関しての色々なトラブルを解決…してはくれないが、解決法や自分が好むパンのレシピを編みだすのに役に立っている。


The Bread Baker's Apprentice
は、 myaさんに教えてもらった本。5月にAmazonでセールになっていたので購入してみた。これはレシピとパン作りのコツがしっかりと書かれてあってなかな かよいし、写真も美しい…けれど素人向けではない。いや、素人だからこそこの本を読んで勉強すべきなのかな。まだこの本の中のレシピを試したことはないけ れど、読みふけっていると、業務用のミキサーとオーブンが欲しくなる。いかん、いかん、現実にもどらねば。




Cheese Primerは 私のようなチーズ好きにはたまらない本。どのチーズがどんな味で、どこでどのように作られ、どんな歴史があるとか、脂肪分がどれだけ含まれているか…など が詳しく書かれてある。つまりチーズ辞典のようなもので、数々の輸入 チーズが並ぶ店頭で、チーズを選ぶときに役に立つ一冊。

子 供達が巣立った後は、農場にでも移り住んでチーズ作るってのはどう?とダニエルに言ったら、「僕は絶対に牛の世話はしないからね」と釘を刺された。確か に…サムを妊娠して以来6年、ダニエルにモモ(私の犬)の世話をしてもらっている私には「ありがとう…お世話になってます」以外何も言えない。

Sunday, June 18, 2006

Classical Conversations


写 真は9月から始まるClasscial conversations(クリスチャンのホームスクールのグループ)で使われる教材。科目は歴史、科学、地 理、数学、英語(文法)、ラテン語で、4歳~17歳がほぼ同じ科目を勉強するため、個人の能力にあわせてどのくらい深くまで学ぶかをコントロールできるよ うになっている。月~木曜日は家庭で学習し、毎週金曜日はスクールがあり、個人のプレゼン テーションを中心とした授業がTutor(先生のようなもの)によって行われる。1クラス6~7人制で、知能の発達レベルに応じた大まかな年齢別にクラス が編成され ている。そのため学年というものがない。

Classical Conversationsは、その名のとおり、かなりクラシカルなTrivium(文法、修辞学、論理学の三科で、中世ヨーロッパの学校で教えられた教 養七科目の最初の三つ)を土台とした教育法を取り入れている。毎週、各教科毎にトピックを与えられ、それを図書館などに行って、自分ができる範囲でしらべ レポートを作り、クラスで発表しなければならない。なんとも時間がかかるプロセスだ。1900年代前半頃は、まだ一般的だったTrivium。現代のアメ リカの公立校では、もはや流行らないコンセプトらしい。しかし、この遠回りのようにも思えるオーソドックスな教育方針が、サムにはあっているような気がす るのだ。

「捕った魚を与えず、魚の捕り方を教えよ」

先 月、第一回目のClaassicalConversationsのペアレントミーティングがあった。そのときに紹介された科目と教材のひとつひとつを見て いくうちに、気がつい たことがある。上記した科目を私がサムに教えるのではないということだ。私が得た知識をサムに教え与えるのではなく、サムが自分で学ぶことができるように 指導しなければならない。確かに私が自分の知識から教えられることは限られている。

「なんでホームスクールを?」

最 近、サムと同じ年齢の子供を持つママ友達によく聞かれる。理由は小出しにすれば色々とあるけれど…何より、「こなひき屋」の私は自分で素材 を厳選 し、自分でその小麦を挽く、失敗しながらでもパンを自分自身で作るということが楽しくて仕方がない。ホームスクールも同じで、ホームスクールをした結果が どうとい うことより、そのプロセスを楽しみたいというのが正直なところだ。私たちにとっては、これもまた以前トピックになった反Instant Gratificationのクエストのひとつと言えるかもしれない。でも、もしこの先ストレスを感じ、眉間に皺を寄せている自分に気が着いたときには、 あっさり とやめてしまおうとも思っている。そしてそれと同時に、9歳くらいまで…と思ってはじめたホームスクールが、もしかしたらもっと長く続いてしまうかもしれ ないなという気にもなってきた。

Classical Conversations

Wednesday, April 26, 2006

パン・オ・ディジョン (pain au Dijon)

                              
これでもかと言わんばかりに生地にクープ(切り目)を深々と入れてしまったので、不恰好なパンになってしまったけれど、これは粒マスタードの入ったパン・オ・ディジョンというディナーパン。参考レシピは…


島 津さんはドイツで製菓製パンを学ばれたせいか、彼女のレシピ本にはヨーロッパの田舎パンの種類が豊富にある。おやつ感覚の菓子パン系も好きだが、毎日の 食卓に…と思うと、うちではやはりチーズやスープにあいそうな田舎パンが欲しくなる。サムとマリは、どちらかというと皮がバリバリしたようなハードな田舎 パンが好きで、おやつがないなぁというような時でも、乾ききってしまったようなパンが残っていれば、それにジャムをつけて大満足で食べてくれる。

と いうわけで今回挑戦したのが、このマスタード入りのパン。生地にもディジョンマスタードが入り、クープの中にもマスタードとバターを混ぜたものを塗る。 サンドウィッチにぴったり!スープにも申し分ない!そのまま食べても美味しい!ところが、ダニエルには不評だった。「せっかくの美味しい生地にマスタード を入れたから台無しになった」と言う。私自信は、バターの香りとマスタードの酸味が後を引く美味しさだと思ったのだが…。そしてなぜか、大人の味?と思わ れるこのパンがサムとマリには大好評だった。
マリはカウンターに椅子を持って来て、金網の上に置いてあった焼きたてのパンのマスタードシードを指でつまんでつまみ食いしていたほどだ。

注***今回このパンは石釜風にするためにクッキーシート系の天板ではなく、ベーキングストーンで焼いてみた。でもそれは失敗だったかも…。田舎風のパンはベーキングストーンで焼くほうがよいと聞くけれど、このパンはストーンで焼くと生地が横に広がりすぎる。