新学期を目前に、ここ半年の報告です。
6月...サムが9歳になりました。最近食べる量がグンっと増えました。しかも焼き肉やステーキなど、肉ばかりを食べたがります。
マリはすっかりファームガールになってしまいました。(^^)
毎晩、美しく舞っていた蛍の光が、この頃ほとんど見られなくなりました。蛍の季節も終わりなのですね。年中同じ虫が見られるわけでないことを知った子ども達は、今昆虫採集にはまっています。
ホームスクールのアプローチ
今 年はちょっと趣向をかえて、ネイチャースタディなどの野外での学習と原作にこだわった名作を読んで学ぶというシャーロット・メイソン のグループに参加してみようかと思います。田舎に引っ越して以来、子ども達が外で過ごす時間が増え、ファームの立ち上げのこの時期にはピッタリのアプロー チかと。
恒例のチルドレンズミュージカルの練習がはじまりました。今年は"Race To Win ~ Who's race are you running?" というミュージカルをやります。別の教会に行っている仲のよい友達エイデンとブリアナも誘って一緒に参加しているので、一層楽しいようすです。
八 月から一般の学校でいう新学期がはじまるので、教会のサンデースクールでも今月が最後となり、新学期がはじまります。サムは引き続き9〜10歳児クラスに 留まりますが、マリは6歳児クラス(新一年生クラス)に入ります。ノースキャロライナ州では10月15日のお誕生日で学年が区切られるので、教会でも20 日生まれのマリはやっと今年一年生なのです。
私達のほうも、今月で一年間一緒に学んできたサンデースクール(7歳児 のクラス)の子ども達とお別れをしなければなりません。このクラスは専任の先生(ミセス・アルマ)がいて、私達はその先生が月に一度休暇をとる際に交代す る形で担当してきただけですが、どの子も皆かわいくて、上のクラスに送り出すのがちょっぴり寂しいのです。そしてつい先日、ミセス・アルマから電話があり ました。からだの調子が悪いとのこと。腫瘍が見つかったそうです。「わたしが復活するまで、どうかジョルダン(ディレクター)をサポートしてね、子ども達 をよろしくね」って。一日も早くミセス・アルマが元気になってもどって来られますように。
ナーシングホームミニストリー...
月 に一度のこの老人施設でのミニストリーの参加ファミリーが、先月、とうとううちだけになってしまいました。大ピンチ!去年の秋に一家族が他のミニストリー に移動し、三月に五年近く一緒にやってきた二家族目がテキサスに引っ越し、先月は他二家族に赤ちゃんが生まれ、しばらく参加できなくなってしまったので す。
「いいさ、だいじょうぶだいじょうぶ、たとえうちだけになったとしてもそれはそれでいいよ」とダニエルは言っていましたが...先週よい知らせが!
今 月から新しく二家族が加わる事になったのです。そして早速今週の日曜日、一家族が参加してくれました。神学校 (South Eastern Baptist Theological Seminary) に通われている韓国人のご夫婦とサムとマリとさほど年齢がかわらない男の子二人です。
ブ ルコギ、キムチ、しゃぶしゃぶ、すし...と、どうしても異国の地にいるアジア人同士は初対面でも食べ物の話に花が咲きますね。ご主人のヒーバムさんいわ く、一度教会のポトラックでブルコギ(ロースの焼き肉)を持って行ったら、顔を合わせる度に「ブルコギ!」って呼ばれるようになったとか。それって、すし が得意なYasushiさんが「すし〜!」って呼ばれているのと似てるね。(^^;)
なにはともあれ、老人施設とい う場所柄、体長の悪いときには、休まざるをえないのですが、(抵抗力の弱いお年寄りの集まるところに病気を蔓延させてはいけないので)他の家族がレギュ ラーで参加してくれるようになると、うちに病人が出てもキャンセルせずにすみます。これまでこのミニストリーが、一度もキャンセルになったことがないの は、感謝なことです。
ファーム...
1月、「今年は引っ越そう!」とダニエル がいうので、2月、それじゃぁと、物件をさがしはじめました。3月、思いがけなくこのノースキャロライナに望んでいた物件が見つかりました...が、オ ファーのタイミングが悪く、逃してしまいました。4月、逃した物件を取り戻すことができ、自宅を売りに出しました。5月、引っ越ししました。6月、ファー ムの立ち上げがはじまりました。
井戸の水質検査、フィルターの交換、蜂やネズミの退治、雑木林を切り開き、川までのトレイルをつくり、ニワトリ小屋をつくり...と、とりあえず快適な環境を確保するために最低限しなければならないことに追われて一ヶ月が過ぎました。
は〜〜、もう...土地と家を見つけて引っ越したので、今年はこれでよしとしましょう!と言いたいところですが、そうもいきません。まだ前の家も売れていませんし...ね。
でも、これも通らなければならない道なのでしょうね。忍耐、忍耐。
朽ちる食べ物のためではなく、いつまでもなくならないで、
Do not work for food that spoils,
永遠の命に至る食べ物のために働きなさい。
but for food that endures to eternal life,
これこそ、人の子があなたがたに与える食べ物である。
which the Son of Man will give you.
(ヨハネ John 6:27)
このファームがみんなの憩いの場所となりますように。永遠の命に至る食べ物が産物となりますように。