Thursday, July 30, 2015

去年の「くるみ割り人形」



マリをとても可愛がってくれる3つ先輩のケイト

舞台にどんどんのめり込んでゆくマリ。この写真は去年「くるみ割り人形」でパーティーチルドレンの末っ子を演じさせてもらったときのもの。この衣装は、パーティーチルドレンの中でも一番地味な配色で、あまり人気ないコスチュームなのだけど、これがマリには結構似合っていたと思う。

ケイトは、一昨年までこの衣装を着ていたこともあってか、衣装替えやメイクのときにはあれやこれやと世話をしてくれたのだそう。この年齢になるとバックステージママの仕事は超ラクチン!





Wednesday, December 24, 2014

クリス・ピー・ベーコン

我が家にやってきた黒豚。その名もクリスピーベーコン!Kris P. Bacon と書きます。!由来は、御察しのとおり、カリカリベーコン!いかにも精肉を思わせるそれらしい名だ。クリスピーはペットではない。こういう名前をつけたのは、彼女がいずれお肉に変身することを匂わせ、本来の目的をブレさせないためのひとつの手段である。

しかしながら、子豚は、実にかわいい!


Monday, November 10, 2014

秋のしつらえ



寒くなったかと思ったら、またしばらく暖かくなり、今年は庭に残っていた夏の花がいつまでもがんばって咲いていた。11月というのにトマトもつい先週まで緑の実をわさわさつけていた。それらが霜でダメになってしまわぬよう、最後の収穫をして、庭掃除開始!

写真は、今年かなり長く咲き続けていたダリア類。



Sunday, November 09, 2014

Cecchetti Liaison Day 2014



チェケッティというバレエメソッドの講習会にシャーロットにやってきた。参加者はマリの通うCity Balletからは、マリを含める3名。シャーロットまではここから車で3時間はかかる上に開催日が日曜日ということで、City Balletからの参加人数は激減。去年、ディレクターが代わり、このチェケッティメソッドを根付かせた元ディレクターがリタイヤしたことも要因だろうと思う。

写真中央は、Kendal(14歳) ...お父さんが日本人(2世で日本語は喋らない方)だそうだ。右がSarah(15歳)。二人ともミシガン州であっているチェッケッティのサマークラスの奨学金のオーディションにやってきた。

マリは...このチェッケッティの講習会の案内が回ってきてすぐに、申し込み希望!しかもせっかく参加するならば自分のレベルのクラスとそのひとつ上のレベルのクラスを受けたいと言い出した。おまけに、チェッケッティのサマークラスの奨学金オーディションも受けてみたいと...。オーディションは年齢制限が11歳〜。この一週間前に11歳になったマリがこのチャンスを逃すわけがない。しかしながら、このオーディション11歳〜18歳までのレベルの違うダンサー達が同じ部屋で同時に同じコンビネーションを言い渡されることになるので、経験の浅い11歳は、サマークラスの奨学金は難しいと聞く。でも、これもまたマリを大きく成長させるだろうと、思いきって受けさせることにした。なんでも経験、経験!!

当日、この上の写真を開催地の控え室で撮った後、皮肉な母親の私は「今回はしっかりお姉様方(Kendalと Sarah)の桜(引き立て役)になって踊っておいで!」と言ってマリを送り出したのだが、まさかこれまた都合良く受験番号がKendalと Sarahに挟まれることになるとは...プププ(笑)

と、このブログを書いて保留して2週間が過ぎ...





結果発表があった。

なんと、マリ...サマースクールの奨学金を獲得したそうだ。(@@)びっくり!!

というわけで、来年の夏はミシガン州のサマースクールに行く事が決定した。












Tuesday, September 23, 2014

アニエスのりんごケーキ


ある日ポールに「何かケーキつくれる?」と聞いたら、バックパックの中からノートを一冊だしてきた。なんとそこにはママンから教わったレシピがアピタイザーからメインディッシュまで手書きで綴ってあったのよ〜!!


いつでもどこでも作れるように、バッグに入れてあるんだってぇ。

どんなんしたらこんな素敵な子が育つのかと...しばし考えていて...

ダニエルの一言で我に返った....  「そりゃDNAだろ」って。(^^;)


それにしてもポール(つっこみ)とマリ(ぼけ)のコンビ、絶妙〜!!!二人の会話を聞いていると笑える。おまけにポール、頼もしいお兄ちゃんというよりパパ的にマリの面倒をみてくれる。二ヶ月間ずっとこの調子。なぜだろう、昭和のお兄ちゃんと妹を感じさせられる。とてもアメリカでは聞く事が出来ないようなことをポールが言うので...。たとえば何かを面倒くさがってやらないマリに「それでも女の子かい?」とか。そういう言い方自体が男女の間ではセクハラ!などと言われる時代だしね。

ポールが帰って3週間...彼が残してくれたものひとつひとつを感謝しながら、彼のこれからの歩みが守られることを祈るばかり。

さみしい〜〜。息子を1人送り出した母になった気分です。

Friday, August 15, 2014

訓練中


まずはとびかからないように訓練!!子犬でこのサイズなのでこれは要!!!


パトロール中は呼ばれても来ないことがあるのがグレートピレネーズだそうだ。でも、とりあえず、訓練、訓練!!



このひとつ前のポスト「家畜番犬Chloe」に家畜番犬と出会うまでの所存などなを書き足してみました。もどって読んでみてくださいね。


Wednesday, August 06, 2014

家畜番犬 Chloe


この夏我が家にやってきたグレート・ピレネーズの子犬、クローイーです。よろしく!


超大型犬というだけあって、5ヶ月といっても、以前飼っていたラブラドールのモモよりすでに大きく、食べる量も半端ない。これからどんだけ大きくなるんだか?


モモが亡くなって18ヶ月。もう犬はいらないと思っていたけれど...心が動いてしまった。

最初は、あくまでも鶏の天敵を近づけさせないための手段のひとつ...ちょっと面倒なメンテナンスを要する性能の良いフェンスを購入するような感覚だった。最近頻繁に出没しては鶏を4羽まとめて取って行くきつねにかなうのは、銃や罠ではなく、この種の犬しかいないと思ったからで、特に「犬が飼いたい」と熱望したわけではない。

無機質に...無機質に...必要以上に感情移入したくなかった。

それで...

まず、仕事をしてくれるならばと、犬種や素性や年齢にはこだわらず、ドッグパウンド/シェルター(保健所のようなところも)を片っ端からあたって、家畜番犬になりそうな一匹を探してみた。

ところが、置き去りにされた犬や犬種がはっきりしない犬は家畜番犬用にならない確率が高いということと、ペットとして家の中で飼わないことが引き取りの条件にそぐわないということで、どこからも断られた。

一軒、グレートピレネーズ専門のシェルターもあたった。以前は家畜用番犬としての素質があるかどうかを試すプログラムがあったのだとか。ところが実際に犬をテストするためのファームの閉鎖で続けられなくなったという。「引き取ってもらえるのは有難いが、家畜番犬用ならばブリーダーをあたったほうがいい」というのが一般的な返事だ。そこも却下。

私の家畜番犬を迎えたいという犬を引き取るためのモチベーションが、愛護のためでないことがネックになっていた。

ことごとく断られて、憤慨したくなる気持ちも多少は沸いてきたが、それも仕事がはかどらないという苛立ちに過ぎなかった。

そこで探し当てたのが、ファームで両親が家畜用番犬をしているという子犬たちを育てているブリーダーさん。

春に出産して初夏に引き取りというパターンが多い中、ここでは真夏にまだ幼犬を育てていた。なんと、母犬が乳腺炎にかかり、今回のみ、子犬たちをボトルで育てなければならず、可愛さあまって手放すのに時間がかかってしまったとか。

その中の一匹がクローイー(クロゥイー)。でっかい子犬!!普通なら生後2ヶ月での引き取りだが、すでに4ヶ月が経過しているグレートピレネーズ...ラブラドールの成犬とサイズは同じ。(@@;)

クローウィを一目見て「出会い」を感じた。

心が動いた。

凍りついてちいさな欠片がふっと溶け落ちた感覚。

そんなもんだ。

あきらかに生き物は、陳列棚に並んだ物とは違う。

ましてや、これから一緒に仕事をしてゆく相棒だ。

家畜番犬はペットとは違う...年輩のファームの仲間にそう言われたが、確かに...

「かわいい」と感じる以上のものがそこに存在することに気づかされた。


さて、ケンネルをフェンスの中につくるのも、敷地内のグラウンドにワイヤーを埋め込む形のエレクトリックフェンスの設置も、全部ポールがやってくれた。ありがたい〜。

Paulがやってきた!


2009年のフランスの旅で泊まったB&Bのオーナーの次男くんポールがこの夏我が家に滞在することになった。

あの旅から5年...ポールは今や二十歳の大学生。フランスの大学ではエンジニアリングを専攻しており、去年一年はアイルランドの大学に留学していた。

ポールが来てから1ヶ月が過ぎ、我が家では、正直もう彼なくてはやってられないくらいファームを任せきってしまっている。頼まれた事には忠実、かつファームで育った経験から頼まれなくても改善につながることは率先してやる。これポールの流儀!

大きな息子が1人増えるというのは、こんなにもいいものか。子ども達にとっても私たちにとっても、プラス!もっとも、素直で働き者のポールを見ていて自分たちのこれまでの子育てを反省することが多々有る。

写真は朝食をつくってくれているところ。朝早くフレンチプレスでコーヒーをいれ、私と一緒に飲みながら朝食の準備を手伝うのが彼の日課になっている。