アメリカはノースカロライナ州在住のクリスチャンファミリーです。2010年の春、田舎に引っ越してちっちゃなファームをはじめました。神様が調えてくださるホームスクール&カントリーライフについて綴っています。
Thursday, December 27, 2007
母と継父のプチアメリカンライフ
母と継父が日本から遊びに来て2週間が過ぎようとしている。毎日何をして過ごしているかというと...買い物。ここ数日モールに通い詰めている。母は買い物が楽しくて仕方ないという様子で、店の中をめまぐるしく動き回り、継父はただフンフンと頷いてそんな母を見守っている(?)。私は、運転手、通訳、ファッションアドバイザー(?)、荷物持ちというところだろうか。この時季、このあたりで楽しめることといったら買い物くらいしかなくてね。(^^;)
右は、メキシコ料理のレストランでファヒータース(グリルした肉や野菜を皮で包んだもの)を食べているところ。
アメリカンフードといっても、これぞといったものがないので、アメリカナイズされたメキシコ料理が一番それ(アメリカンフード)らしい気がする。継父はアメリカに来ると、必ずマクドナルドのバーガーを食べたがり、必ず「あー、やっぱり日本のほうが美味しいね」と言う。(^^;)でも継父にとっては、マックのバーガーとコカコーラが、The American!なんだよね。
Wednesday, December 26, 2007
とほほ...
今年こそは...とクリスマスらしい写真を使ってオンラインでクリスマスカードを作成し、50枚注文した。しかも、即日配達。(ギリギリだったので、そうせざるを得なかったんだけど...)
ところが...届いてみると、そのカードに誤ってピンぼけした写真を使っていたことに気がついた。一瞬ド~ンと落ち込んだけれど、もうやり直している時間はない。なので、そのままそれを送ることにした。その夜は遅くまで宛名書きに徹することになるはずだった。
ところが...宛名書きをする段になって、ダニエルがステッカーを作ろうといいはじめた。それでは、と引き出しをゴソゴソと探って、10年近く前、私が仕事をしていた頃に使っていたラベルに宛先の住所をプリントした。
ところが...ラベルが古かったせいで、封筒に貼ってもすぐにはげてしまう。その時点でラベルの案を却下してしまえばよかったのだけど、せっかく作ったのだからと、接着を強化するためにアイロンをあててみることにした。やってみると効果的!見事にラベルは封筒にしっかりと張り付いてくれた。それならばと、ダニエルはこのアイロンがけのプロセスを手際よくやってくれた。
ところが...短時間でこの作業を終らせようとしたせいか、力いっぱい押さえられた封筒の真中に三角のアイロンの痕がついてしまった。う~ん、これは醜い...でも、そんなことを言っている余裕はない。これも愛嬌だと自分に言い聞かせながらこれにも目をつぶった。
ところが...カードにサインをしていた私の横で、封筒の切手貼りを終えたダニエルが、「うわー!」と叫んだかと思うと、ひっくり返って爆笑しはじめた。
ふっ、封が閉じてしまってるぅ~~!!
そうなのよ。中身のカードを入れる前に封が閉じてしまったの。アイロンがけしたせいでね。すっごい、まぬけ~!ショック→ 怒り→ 焦り→ 悲しみ→ 投げやりという順番で感情が動き、最後には泣きたくなったけれど、なぜか私もひっくり返って笑ってしまった。ちょっと泣き笑いね。
そして一言、「もうやめよう」って、今年はクリスマスカードをキャンセルすることにした。やりなおす気ゼロ...だったんだけど、今ちょっと気を取り直して、クリスマスレターを作成しているところ。果たして、これが無事に投函されるかどうか...。(^^;)
Tuesday, December 25, 2007
Tuesday, December 18, 2007
The birthday party for Jesus
先週の土曜日に教会であったイエスさまのお誕生会。うちの教会が毎年やっている子供たちのためのクリスマスプログラム。
大勢の中に入るのが苦手なマリが、珍しくこのプログラムに自分から行くと言い出したので、サインアップしたのだけど、いざ行ってみると、クラフトとスナックの時間以外は、ずっとしかめっ面をしていた。年齢別にグループが構成されたために、サムと一緒にいることができなかったのだ。左はマリとDavid。
← オーナメントトス(オーナメントを紙袋の中に投げ入れるゲーム)をしているところ。
→ サムとEthan(Davidの兄)
サムはこの日バレーボールをしていて、スッ転んで床で膝を打ったらしい。(苦笑)私達が子供の頃は、その程度の怪我は日常茶飯事だったよね~。
それにしてもこの年齢の男の子同士の会話っておもしろい。挨拶代わりなのか、サムはEthanにHiと言った後、自分の傷(腕のひっかき傷とか)を見せて、わざわざその傷ができた経緯を説明する。そして最後に自分が平気だったことをつけ加える。それを真剣に聞いているEthanが、これまたかわいい。で、たまに傷の見せあいこなんかしている。どっちの傷がすごいかってことだ。いやはや、これもテストステロンの作用か。(^^;)
Thursday, December 13, 2007
国際結婚よもやま...ファミリーディナー
ア メリカ人とに限らず、国際結婚をしていると、家族や親戚の集りなので、よく日本食を作ってくれと頼まれると聞く。うちの場合、ダニエルの親戚は典型的なア メリカンファミリー(?)で、あまり外国の料理(変わったもの)を好まない。しかも、日本食といえば生魚とか臭いもの(納豆のこと?それともキムチと勘違 いしてる?)というイメージがあるようで、いつだってリクエストされるものは、アメリカンなデザートやサイドディッシュだった。
い つだったか、ダニエルのファミリーと日本食のレストランで1度だけ食事をしたことがある。幕の内系のお弁当やてんぷらなどをdifferentとか interestingとか言いながらも食べてくれたのだが、そのレストランの帰り道、マクドナルド(ハンバーガーの)に寄るはめになってしまった。食事 のやり直しといったところだろうか。(^^;)
感謝祭のディナーも、郷に入らば郷に従えという気持で、うちでも数年前までは、ロースト ターキー(七面鳥)、クランベリーソース、マッシュポテト、インゲンのキャセロール、スイートポテト、コーンブレッド、パンプキンパイのような定番料理を 作っていた。結婚したばかりの頃はダニエルが日本食を全く好まなかったので、食卓に並ぶのは一般的なアメリカ料理が主だった。料理の鉄人を見てからだと思 う...ダニエルが日本食に目覚めたのは。以来うちでは日本食がほとんど。
ところで、今年はケンタッキーで、感謝祭翌日のディナーを任せ られてしまった。20人分のディナーを用意してくれという指令である。「感謝祭は、Kikoは料理の心配しなくていいのよ、私達で手が足りてるから」とお 義姉さんに言われたので、なんてラッキー!と思っていたら、それはつかの間のこと。「嫌だったら、できないって言えばいいんだから、プレッシャーを感じる ことないよ」というダニエル。クーッ、そう言われると、絶対に「できない」と言えない私を知っておるだろう。しかしながら、この提案、それほど悪い Dealではない。実は心の奥底では、残り物を食べずに、日本食が食べれることを密かに喜んでいた。
の~ん気なダニエル(三男坊)は、感謝祭の翌日は、みんな自由行動なのだからと、レキシントン近辺を観光して周るつもりでいたらしい。できた嫁の 私は、そんなことは微塵も予定しておらず(冗談)...というより、感謝祭の翌日に観光なんて常識的に考えて無理だろうと思っていた。むしろ、エプロンを スーツケースにパックし、炊事/掃除/その他の雑用に専念するつもりでいた。いや、そこまでの心構えはなかった...エプロンをパックしたのは事実だけど ね。みんなもご主人の実家に行くときにはそうする?とにもかくにもダニエルの兄弟姉妹の集りでは、私が唯一の嫁なので、そうそうのんびりはしていられない のだ。ちなみにダニエルのお兄さん二人(長男と次男)は離婚しており、次男は再婚したけれど、私たちはまだお嫁さんには会ったことがない。三男のダニエル の嫁である私が一番辛抱強いってことだわね?、それは違うか。(苦笑)
ここで感謝祭の翌日の話にもどると...その朝は、ホテルでの朝食 をそこそこに日本食材の買出しに出かけ、その足でShaker Villageでランチを食べ、観光っぽいことをして、午後は義姉の家でディナーの準備をすることになった。義姉の家についてみると、見事にもぬけの殻。 感謝祭の翌日は、どこのお店もクリスマス前の大セールをやっているので、みな買い物や映画に繰り出していた。想像していたとおり、キッチンは、ひっくり 返っていた。そこで今から食事の支度をはじめる私を不憫に思ったのか、ダニエルが汚れた食器を片付けてくれ、床の掃除をしてくれた。これはとってもありが たかった~。
メニューは、焼きそば、ぎょうざ、とんかつ、ちらし寿司、ブロッコリーの胡麻和え、かぼちゃの煮もの、和風サラダといったもの である。日本食といえば寿司だと思っている人たちに、庶民の味を...と思い、こういうメニューにしてみた。しかしながら、これだけの品を1人で作るのは 大変なので、ぎょうざはAjinomotoさんに、ちらし寿司は、永谷園さんにお世話になることにした。かなりズルした。でも、とんかつの二度揚げには、 ちゃんとこだわったので、ゆるしていただこう。
料理は思ったより好評で、嬉しかった。多めに作ったつもりだったけれど、何ひとつ残っておらず、びっくり!!15年前、お嫁に来たばかりの頃には、ダニエルのファミリーがこんなに喜んで日本食を食べてくれるなんて、想像しがたいこと だった。ここ数年のアジアンフードブームに煽られて、日本食にそれほど抵抗を感じなくなってきたのかもしれない。おそらく、義妹や姪が日本人が多いカリ フォルニアで仕事をはじめたり、学校に行き始めたことも影響しているのではないだろうか。時代の流れを感じた。
17年前、三男坊のガール フレンドと紹介され、なんとなくこのファミリーの中で居心地の悪さを感じていた私が、今ではすっかりキッチンの主となり、自分の居場所を確保している。今 までほとんど話しをしたことがなかった同じくキッチンクルー(というより料理長という感じ)の義兄(義姉の夫)のお母さんと、妙に話しが合い、彼女に何か 通ずるものを感じた。一緒に食器の仕分けをしていると、「17年前、あなたとはじめて会った日のことを今でも覚えているわよ」と言われた。彼女自身も、 きっと私と同じく時代の流れを感じていたに違いない。まさか、あのどこから来たかもわからないような小娘と、今こうしてキッチンで意気投合しているなん て...てなことを思ったのかもしれない。だとしたら、もう世代交代の時が来ているってことかな。夏にケンタッキーから遊びに来た姪に、彼女のお婆ちゃん (その義兄のお母さん)が天に召されてしまう前に、レシピやおもてなしのあれこれを伝授してもらわんといかんよ~って、念を押していた自分が、なんだか とってもオバサンに感じたのを思い出す。って、実際オバサンなんだけど。
なぜだか、アウトサイダーである嫁の私が、このファミリーの将来 について、ちょっとした危機感を抱いている。現在二人いるキッチンを仕切ることができる料理人が、そろそろ引退しつつあるのだ。なのに、次のジェネレー ションの中には、その仕事を受け継ごうとする者がいない。近い将来、ファミリーディナーに、KFCやチャイニーズレストランのお持ち帰りがテーブルに並ぶ ことになるのか。だとしたらすごく残念。上記のレストランのことをどうこう言っているわけではないんだよ。食事のことだけではないけれど、ファミリーに受 け継がれてきたよいものが、だんだん消えてなくなってゆくのが寂しくて...ね。
なぜだか、アウトサイダーである嫁の私が、このファミ リーの将来について、なんとか改善策を打ち出そうとしている。そしてそれがおもしろいと言って、ダニエルが笑っている。自分でアウトサイダーといっている 私が、一番インサイダーのようなことを言っているのがおもしろいらしい。確かに。でもダニエル、笑っている場合じゃないっしょ、おぬしのファミリーだが ね。私は知らんよーと言いながらもやっぱり気になる。アウトサイダーだからよく見えるってことあると思う。
Monday, December 10, 2007
こんなはずじゃぁ...
57°F
Clear
Wind: SW at 7 mph
Humidity: 93%
Clear
Wind: SW at 7 mph
Humidity: 93%
Today
77° | 53°
なんだか変。12月も半ばになろうかというのに、初夏のように暖かい。ダニエルは「いい天気~!」と喜んで出勤して行ったけど、なんだかなぁ。
変だけど、私は真冬の早起きが全く苦にならない。それどころか、真っ暗で冷えたキッチンに降りてゆくのが毎朝楽しみでならない。でも、真夏はダメ。日の出が早いし、ギラギラした太陽が上がると、何もしたくなくなる。アザラシのような脂肪がついているからだろうな。
今朝はダニエルのお弁当が出来上がる頃に、すでに外気がぬくもってしまった。あっという間に一日がはじまってしまった。こんなはずじゃぁなかったと、読みかけの本(一日5分程度しか読めない)を置いて、学級委員としての仕事開始。
今日のブレックファストストーリーは、アンデルセン物語の「The Wild Swans」。
変だけど、私は真冬の早起きが全く苦にならない。それどころか、真っ暗で冷えたキッチンに降りてゆくのが毎朝楽しみでならない。でも、真夏はダメ。日の出が早いし、ギラギラした太陽が上がると、何もしたくなくなる。アザラシのような脂肪がついているからだろうな。
今朝はダニエルのお弁当が出来上がる頃に、すでに外気がぬくもってしまった。あっという間に一日がはじまってしまった。こんなはずじゃぁなかったと、読みかけの本(一日5分程度しか読めない)を置いて、学級委員としての仕事開始。
今日のブレックファストストーリーは、アンデルセン物語の「The Wild Swans」。
Friday, December 07, 2007
餅つき機
うちに餅つき機がやってきた!こ~んなに簡単にもちができるなんて、感激したよ。餅が大好きな子供達のために、切り餅を買っていたのだけど、マシンとはいえ、つきたてが食べられるなんて嬉しい。
もち米を一晩水につけておいて、水切りしたものをマシンにパラパラいれるだけ。40分程度で、もちができあがる。
ほら、このとおり、美味しそうにできたでしょ。
子供達は、砂糖醤油で、私は、これこれ...醤油+ポン酢+七味唐辛子+大根卸しに、つきたての餅をからめたのが好き!ちょっと変わった朝食になった。
気がついたらサムもマリも3つずつ餅を食べていて、この日は10時のおやつもランチも食べたがらず、結局3時のおやつにリンゴを食べただけで、夕刻になってしまった。やっぱり餅は、腹持ちがいいね。
Thursday, December 06, 2007
お気に入りのFarm Books
左のA Farm Through Time (Illustrated by Eric Thomas and written by Angela Wilkes)は、UKのWhitby Abbeyの博物館のギフトショップで出会った大判の絵本。イラストがとても細やかで、美しく、中世から現代に至るまでの農家の歴史がTime Lineになっている。ひとつの項目にフォーカスを置いて、歴史をたどるという学び方が面白い。
ギフトショップでこの本を見つけたとき、ついつい読みいってしまった。これは買って帰らなければと思って、それを抱えてレジに向かったのだけど、DK(Dorling Kindersley Book)はアメリカにもあるので、わざわざ£で倍の値段を出して書うのもどうかと思い、買うのをやめ、タイトルだけをメモして帰ってきた。
ところが、この本、アメリカでは倍の値段がついた中古しか見つからない。こんなことならUKで買っておけばよかったと後悔した。他に、A Port Through Time やA City Through Time...などのシリーズがあり、それらはAmazonでも新しいものが出ているのに。検索の末、ペーパーバックなら、予約しておけば手に入ることがわかったけれど、あの博物館のギフトショップで見たハードカバーの重みが忘れられない。って、こだわるほどのものでもないんだけど。結局、ebayで中古を探し、先日なんとか手ごろな値段で手に入れることができた。そういえば、日本のAmazonの洋書カテゴリーで、この本を探したところ、やはり中古しか見つからず、なんと、最安値が11600円で出ていた。びっくり!こんなにいい本なのに、なぜだか地域の図書館にも置いていなかったんだよね。
Our Animal Friends At Maple Hill Farm (Alice and Martin Porvensen)は、マリのためにとSonlightのカリキュラムの中から彼女が喜びそうなものを数冊選んで購入した中の1冊。Farm Lifeの、あるあるというような現実を簡素でウィットにとんだ文章で綴ってあり、これが実におもしろい。
たとえば...4匹いる農家の猫の1匹Maxは、獲物(ねずみなど)をとって食べ、獲物の頭や内臓を玄関の前に残すとか、Big Shotという雄鶏は子供が嫌いとか、牛はワイヤーの柵を飛び越えたりしないけれど、寄りかかって、柵の隙間を大きくし、抜け出すことがあり...というようなFarmで飼われている動物の日常が、おもしろおかしく書かれてある。Ages 3-7と書いてあるけれど、私は41で読んでいて楽しい。
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