Saturday, December 29, 2012

年末まとめて更新...ファームのあれこれ


スーパーで買って来たオーガニックのさつまいもから、大きなバケツ2杯収穫できました。


中古ですが、家畜用トレーラーを購入しました。でも...このトレーラーを牽引するためにはトラックとつなげればならず、トレーラー自体にブレーキ機能があるので、そのためのケーブルやパーツを注文し試行錯誤中です。牽引可能になったらブラッサムを妊娠テストに連れて行きます。

 
ハロウィーン...今年はこんなシンプルな飾りにしました。ただ空いたスペースに置いただけ。



たまごはね...



新しい世代になったり



朝食になったり









年末まとめて更新...マリの誕生日2012


恒例のコーンクリブ(とうもろこしのベッド)。10月後半のマリの誕生日は本人の希望で毎年のようにVollmer Farmのパンプキンパッチに行きます。


でっかいトランポリンで跳ねて...


こんなラズベリー入りのロールケーキでお祝いしました。

9歳になったマリ...流れ星を見たら「バレエ、バレエ、バレエ」と三度つぶやくのだそうです。そうすると、バレエが今よりずっと上手くなるかもしれないからって。とてもやさしくて思いやりのある子どもです。情緒的な部分での成長が著しいこの時期、マリは 小さなことで泣いてしまいます。人前で涙を見せることはありませんが、隠れてこっそり泣いていることがあります。お兄ちゃんから些細な意地悪をされたとき、ママやパパがいなくなってしまったことを想像したとき、転んで傷を負ったとき(傷の痛みよりも転んだことが悲しいのだとか)、悲しいときにママがハグをしてくれたとき(私の前では、しゃくりあげて泣くこともあります。)泣くという行為(=甘える)がよくないことだと教えられて育った私たち世代は、涙をこらえることが多かった。泣かないことでホントに甘えない人間になれたのか?心の強さを培う事ができたのか?むしろ、泣くという行為に嫌悪感を覚えたり、泣く子どもを甘えている=弱さの象徴のように思ってしまっていないだろうか。何をするにも常に良いか否かを考えながらの子育ても、このところ本能の赴くまま、時には、はらはらと自身も涙しながら娘を抱きしめています。悲しいことを悲しいと言って泣く...一緒に泣いてくれる人がいるってのはいいもんです。9歳のマリにおしえられています。


Friday, December 28, 2012

コロラドからMerry Christmas and A Happy New Year!

クリスマスにはすでに遅いこの半端な挨拶おゆるしくださいね。忙しさにかまけて色々なことを後回しにしていた秋でしたが、結果、クリスマスカードもレターも書けずじまいになってしまいました。え?今からでも?Eメールレターはともかく、郵送レターは毎年年明けにしか届いていないという声も多いので、それでもいいかな。

今年のハイライトというべき出来事といえば、これ...


クリスマスの10日前、コロラドのお義母さんが脳梗塞で倒れたのです。テレビのチャンネルをかえようと思ったら、テレビが見えなくなったとか、お義母さんと同居しているダニエルの一番上のお兄さんが声をかけると、スピーチが遅く半身が麻痺していたそうです。79歳という年齢で、しかも春に腰の骨(寛骨というのかな)を損傷していたので、とても心配でした。

でもこういうハプニングは突然やってくるのです。回復の見込みがないかもという連絡を受け、準備もないまま、とりあえず(当日)航空券を手配し、3人の友達にファームの仕事をお願いし、友達に1時間ほど来てもらい、仕事のリストを渡しました。パッキングをして、空港に向かったのは、発券から4時間後。滞在も何日になるかわからないままでしたので、子ども達の習い事、クリスマス会など...メールや電話で全てキャンセルして家を出ました。

うちからお義母さんがいる病院まで飛行機と車で約7時間。コロラドのホテルに到着したのは夜中2時を回っていました。東部時間だと明け方の4時です。翌日はみんなで賛美歌を持ってお義母さんを訪ねました。病室に入る前、子ども達には脳梗塞の後、普段とはちょっと違うであろうお義母さんの様子を説明しました。スピーチが遅いとか、顔面半分の筋肉が緩んでいるためよだれが落ちやすくなっているかもしれないとか、目がよく見えないかもしれないとか...。しか〜し、病室に入ってみると、お義母さんは痩せてはいましたが、元気元気!麻痺もほとんど見た目にはわからず、スピーチははっきり!まぁ、よく喋る喋る!!普段とちーっとも変わりませんでした。ただ左目の視力が落ちていて、私が左側からティッシュを差し出しても全く気がつきませんでした。その日は4時間、お義母さんは喋り通しでした。お見舞いの電話がかかってくるたびに、電話越しにクリスマスキャロルを歌い、電話がかかってこなければ、こちらから電話を入れたり、留守電にメッセージを残したり...とても病人には思えませんでした。ダニエルの一番上のお姉さん夫婦は、一昨日はもうこれでお義母さんは天に召されると思ったほどだそうで、皆がお義母さんの回復の早さに驚いていました。モニターに来ていた看護婦さんは、このお義母さんのハイな状態が脳梗塞の後遺症、もしくは薬の副作用かと心配したようです。「いつもお義母さんはあんなふうですか?だったらよいのですが...」って。おしゃべりな看護士さんがお義母さんを担当したらおしゃべりに花が咲いて仕事が進まないのだそうです。ハハハ...。で、ひとまず安心しました。チャレンジは...これからのことをどうするかをお義母さんと話しあうことです。子ども達が思うお義母さんにとって一番よい環境とお義母さんが希望する環境には大きなギャップがあります。お世話ができる娘や息子の家で一緒に同居しましょうという申し出には、断固としてNOです。まだまだ自分のミッションをしっかり持って歩んでいるお義母さんの気持ちもよくわかります。これからどうやって応援し続けたらよいのか、今子ども達はちょっぴり戸惑っています。

しかしながら、サムとマリはおばあちゃんととてもよい時間を過ごしましたよ。キャンディーを食べながら、おばあちゃんのお話しを聞き、クリスマスキャロルを歌い、これまでにないおばあちゃんとの密な時間。おばあちゃんにとっても子ども達にとってもよいクリスマスプレゼントになりました。神様に感謝です!(^^)