アメリカはノースカロライナ州在住のクリスチャンファミリーです。2010年の春、田舎に引っ越してちっちゃなファームをはじめました。神様が調えてくださるホームスクール&カントリーライフについて綴っています。
Wednesday, January 09, 2008
美術館 (North Carolina Museum of Art)
元旦の翌日、急に寒くなった。気温はマイナス。外の水たまりが凍って、雪らしいものがちらついていた。こんな日にはと、室内で楽しめる美術館North Carolina Museum of Artへ両親と子供達を連れて行った。丁度、Brooklyn MuseumからのLandscapes from the age of Impressionism という印象派の風景画が特別に展示されていた。
サムとマリは、美術館がはじめて。これまでに何度か、ホームスクールのグループで美術館へのフィールドトリップがあったけれど、1度も参加したことがない。この年齢の子供達(6歳と4歳)に言えることかもしれないけれど、特にうちの子供達は、大人数で博物館/美術館に行くと、周りの人たちに圧倒されて、展示物の観賞ができない。それならば、個人的に平日の午前中にでも連れて行ってやりたいと思っていた。
美術館デビューにあたって、Come Look With Me シリーズがとても役に立った。写真は、Come Look With Me のAnimals in
Art, Exploring Landscape Art with Children by Gladys S. Blizzardの二冊。有名アーティストの作品について、歴史的背景以外に、たとえば、季節はいつか?なぜ強そうに見えるか?あなたなら、この作品のどこに立っていたいか?というような質問があり、作品について、色々な観点から子供達と考え、学ぶことができる。
これらの本のおかげで、実際に美術館では、子供達と作品についての会話がはずみ、とてもよい時間が持てたと思う。展示物の静物画に潜んでいる蝿や蜂などの昆虫をサムと探し出したり、肖像画の悲しそうな表情の理由をマリと考えたり...あらためて子供達の物事のとらえ方や、感性に驚かされた。
美術館の中のレストランは、落ち着いた雰囲気で、料理もなかなか美味しかった。両親もとりあえずこのアメリカンフードに満足してくれたよう。子供達は、キッズミールにホットドッグがあったので、上機嫌。
食事時間も含めて、この日は美術館に5時間くらいいたのだが、子供達は一向に飽きる様子はなかった。疲れてヨレヨレだったのは、私の両親。(^^;)
ところで、美術館の入り口のカウンターで、Kid's Activity Packという展示されている作品についてのクイズやゲームが入った手提げ袋を借りることができる。たとえば、サテンやベルベットなどの布地のサンプルを 触って、作品のどこにそれが描かれているかを探し出というようなアクティヴィティが楽しめる。
毎度のことながら、美術館(Museum)のギフトショップにて興味深い本をいくつか見つけた。そして、毎度のことながら、Museumでは定価なので、ふつうの書店で同じものを購入しようと考えた。これが大きな間違い。ふつうの書店に置いていないものがMuseumには置いてあったりするのだ。もちろんネットで購入することも可能だけれど、美術館の印象が薄れないうちに、タイムリーに手に入れたいので、オンラインショッピングはもどかしい。なので、近いうちにまた美術館に足を運ぶことになるだろう。
教訓...よい本に出会ったら、その場で購入!きっと、後悔しない。
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