Friday, June 13, 2008

まずいシナモンロールと「塩」


まっ、まずい...こんなまずいシナモンロールはじめて食べた。ちょっとした遊び心で、いつものレシピとは違うレシピに挑戦してみたら、ものすごくまずいシナモンロールができてしまったのだ。 →

このレシピ、実は塩が入っていない。砂糖オンリーのパンというのは、味がぼんやりしてつくづくまずいと思った。一口食べて、もうそれ以上は食べたいと思わないのだ。これは困った...と、こんなふうに ↓ グレーズをかけてローストアーモンドまで飾ってみたけれど、見栄えだけで、まず~いまま。



子供達は何というだろうかと、何も言わずにおやつに出してみたら、二人ともちょこっと齧って残してしまった。やっぱり...。「なんだかお腹いっぱいで食べれないんだと思う」と言う。 そんなはずはない。マリなら確実に2個は食べられるはず。やっぱり美味しくないんだ。

美味しくないと言わないのは、おそらくこのシナモンロールの見かけに騙されているからに違いない。見るからに美味しいはずのこのシナモンロールがなんだか食べれないのは、自分がお腹がすいていないせいだと思い込んでいる。甘くないものには、「甘くないから美味しくない」という子供達でも、甘いシナモンロールに塩が足りないことにはさすがに気がつかない。なんだか食べれない=まずい。

「塩」といえば、こんな聖書の御言葉があったな。

あなたがたは、地の塩です。
You are the salt of the earth,
もし塩が塩けをなくしたら、
But if the salt loses its saltiness,
何によって塩をつけるのでしょう。
how can it be made salty again?
もう何の役にも立たず、外に捨てられて、
It no longer good for anything,except to be thrown out
人々に踏みつけられるだけです。
and tramples by men.

(マタイMatthew 5:13)

塩そのものを舐めて味わうことはないけれど、塩はちょうどよい加減で入ると、食べ物の味をひき立てて、ぐっと美味しくするよね。この御言葉にあるように、私=「塩」ならば、たとえば子育てにおいて、「塩」として、ちょうどよい加減で子供達の味をひき立てているだろうか。もしかしたら、腐らせないようにと、防腐剤のつもりで入りすぎたりしてるかな。 

塩けを失わず、よい塩梅で隠し味となれますように。(^^)
                 
                  
                     

3 comments:

fkm said...

前もすてきだったけれど、今回の
まわりの模様(?)もすてきだね!

長いこと、訪れていなかったから、
変わっているの知らなかった!

「塩」。ほんとうにそうだね。
奥深いよね~、「塩」。


そういえば、生臭い食器やまな板をね、
まず、塩でじゃりじゃりこすってから、
水(お湯だと、臭みが固まって、おちないらしい)で流すと、生臭さが取れるんだそう。

実際にやってみたら、てきめんだったよ。
・・・て、すでに、知っているかな^^;

きこ said...

fkmさん

少ないセレクションの中から、夏っぽいものを選びました。というか、暑いが苦手だから涼しいやつにしたのです。

生臭いものに塩かぁ~。いいこと聞いちゃった!まな板、今度やってみます。おぉ、お湯で臭みが固まるっていうの、たんぱく質が熱によって固まってしまうからなのでしょうか。水ね、水!わかりました、早速やってみま~す。ベーキングソーダは使っていたけれど、塩はやったことないです。

fkm said...

ベーキングソーダ!
その手があったね。

それこそ、匂いをとるので、脱臭剤として売っていたりもするね。

洗剤がわりにもなるんでしょう?
手が荒れなくていいって行ってる人がいた。