Tuesday, November 17, 2009

履きやすい一足で

                                            
 

 

モ ンサンミッシェルでは、たくさん歩くから履き心地のいい靴を必ず持って来ておいたほうがよいとアドバイスを頂いていたけれど、ホント、長時間履いていても 疲れない一足をここではお薦めしたい。石畳の階段の上り下りは、これぞというクッションのよい一足でないと、途中、靴を捨ててしまいたくなる。実際に裸足 になってしまった人がいたし、サンダルやパンプスでかかとにばんそうこうを貼っていた人もいた。道が傾斜になっているので、ついそういうところに目が行っ てしまう。

しかしながら、私にはちょっとしたこだわりがあって...このモンサンミッシェルを、どうしてもスニーカーやジョギングシュー ズで歩きたくなかった。茶色の皮のサンダルかブーツでこの石畳を踏みしめたかったのだ。昔の巡礼者の装いをちょっぴり真似てみようかと...。実際のとこ ろ、どんないでたちだったのか、詳しいことは知らないので、私の思い込みに過ぎないが、この時季(5月末)、なめし皮のサンダルがここの石畳にしっくりく る気がした。とはいっても、やはりお薦めは、現代の巡礼者風にトレッキングシューズ。(^^)
              
それにしても、フランスの要塞や古城のような道幅の狭い街並を子供たちは、とても喜ぶ。ちょこまかちょこまか、歩いたり、隠れたり、見下ろしたりと、まる でジャングルジムの中にでもいるようで楽しい。子連れ旅にここはお薦め!そういえば、以前アメリカのヴァージニア州にある歴史的街並みのコロニアル・ウィリアムズ バーグで、あまりにも建物や通りが大きいので驚いた。1600年末期につくられたとはいえ、2~3台の馬車が軽々と行き交うことができる広さなのだ。きち んと区画整理されているようなその街並みは、ヨーロッパの攻め入られるかもという緊張感のある造りとは全く違う。それはそれでのんびりしていてよいけれ ど、子供達と一緒に歩いて回るは大変。いつか夫婦二人で来なおそうと話したものだった。
   

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