...ったく変わった娘やと思います...
2分おきくらいに、窓の外を見てニヤニヤしているので「何見て笑ってんの?」と聞くと、恥ずかしそうに「あぁ、あの木が私にスマイルしてるから、たまにこっちから見てスマイルしてあげてるだけよ...」って。
天然を通り越してますねぇ〜〜。(^^;)
ここ数年お誕生日やクリスマスに何が欲しいかと訪ねれば、寄宿制の私立の学校(バレエ学校)に行かせて欲しい...ロシアに行きたい...フランスに行きたい...カナダでも我慢する...(なんじゃそりゃ?)などと言っています。
先日、地元のバレエ団が主催している夏のインテンシヴのための申し込み用紙に添付しなければならない写真の話をしていたら、すっかりカナダナショナルバレエの入学願書だと勘違いしてひとりで舞い上がり、数秒後に間違いに気がついてひとりで急降下していました。(笑)
で、今年3月のパパ誕(2005年以降ダニエルの誕生日に我が家では家族全員がプレゼントをもらえることになっている)を前にして、マリは「これから一生パパ誕のプレゼントはいらないから$30000ください!」と懇願してきました。(@@;)
それだけあれば、とりあえずカナダのバレエスクールに一年通えるからって。その先はどうするん?(苦笑)
といっても我が家にはそんな大金は転がっていない上に、ここはNYでもないのでフルタイムのバレエスクールに通わせてやれるはずもなく...ダニエルに「そんなに行きたきゃ自分で稼いで(スカラーシップでももらって)いっておくれ!」と言われていました。
じゃぁ、とりあえず...と彼女が用意したのがこれ↓
募金箱
フルタイムでバレエスクールに通うための寄付を募るというマリのもくろみ、甘いな...と言う私の傍から、え? ダニエルが1ドル札を早速差し込んでいるではないですか!
二人とも甘い!! 甘過ぎ...(ため息)
まぁそれでもせっかくこんなに夢中になっているのだからと、普段のバレエレッスンに加えて、プライベートレッスンを受けさせることにしました。「もうこれで楽器やボイストレーニングのお稽古ごとはできないよ」と言い聞かせて。
「じゃぁ、ヨーデル(あのアルプス地方のあれです...笑)は自分で練習を続けるからいい」ってことになりました。
*ヨーデルを独学してそろそろ半年になるマリ...ヨーデルの歌い方を教えるCDでひたすら練習しているのですが、摩訶不思議! それなりに地声と裏声をくりかえせるようになり(ブレイクというらしいですが)ヨーデル娘に変身しつつあるのです。 失読症 Update : この一年、無理強いはせず、とにかく彼女の大好きなバレエを学習の中心に置いてきました。神様が彼女に与えられた賜物とこの環境に感謝しつつ子育てを楽しませてもらっています。最近マリの肉体的な部分(視覚と脳)の成長がやっと「読む」という機能に結びついてきたのか、この頃ようやくマリが自ら本を手に取って読む姿を見かけるようになりました。サムが5〜6歳のときに読んでいたミステリーですが、まだまだ読み始めてもスローで、車酔い状態に陥りがち。でもおもしろい箇所では読みながら1人で笑っています。少しずつ少しずつ...前進。
「信仰とは、望んでいる事柄を確信し、見えない事実を確認することです。」(ヘブル11:1)
サム12歳、マリ10歳...信仰なくしては、とても私にはこの時期(見ているだけでかわいいという幼少期を超えてしまったね)の子育てのプロセスを手放しで楽しむなんてできそうにありませ〜ん。「信仰は神が人に与えた生きるために必要な機能だ」とノーマン・グラブは言っていますが、
わたしが壁にぶちあたる度に「はぁ〜ん、うまくいかんというのは、こういうことか」と、第三者的な見方をして冷静でいられる=笑顔でいられるのはこの信仰のおかげです。