Tuesday, May 30, 2006

プール


Raleighに夏到来。昼間はエアコン無しでは(私は)過ごせない。今 日は、重い腰を上げて、子供達と住宅地の中にあるプールに行ってきた。(毎年5月中旬~9月中旬までオープンする。)家から車で1分のところなので歩いても行けるが、つい 車を出してしまう。

写 真は子供用プールだが、1~5フィートまで底がゆるやかに坂になっていて、とても広い。そして、このウォータースライドは岩 のあいだの洞穴から出てくるようなデザインになっていておもしろい。大人用のプールは、オリンピックサイズのものが隣にあるけれど、私にはしばらく縁がな さそ う。

今 日は慌てて出てきたので、浮き輪や腕につけるフロートを持って出るのを忘れてしまった。行き道で思い出したけれ ど、引き帰したら二度と出た くなくなるような暑さ(私にとっては)だったので、そのまま泳がせることにした。去年の春、サンディエゴで二人ともよい先生について水泳を習っていたせい か、浮き輪がなくても平気で泳ぐ。それにしても今年は、私もサムとマリの写真をプールサイドから撮れるくらいの余裕があるぞ。子供が段々手を離れてきたっ てことかな。

暑くて公園遊びができない季節がやってきたかと思うと、途端に9月が待ち遠しくなった。

Monday, May 29, 2006

てんとう虫

庭にてんとう虫を探しに出たサムとマリ。まだ上手に捕まえられないマリの手に、サムが一匹のてんとう虫をのせた。

Sunday, May 28, 2006

芝刈り


芝刈りがすっかり板についてきたダニエル。ご苦労様~!!

子供の聖書

マ リのバイブルは、いかにも女の子らしいPrecious Momentsのピンクの小さめのもの。中にもイラストが入っていて、とってもかわいいけれど、字が小さくて非常に読みづらい。「ま、どうせまだ読めない んだし、女の子だから可愛いほうがいいよ」と,ダニエルが買ってやったものだ。こういうの、パパが娘に贈りたかったんだね、きっと。

早速、今日サンデースクールにこの聖書を持って行ったマリサは、帰宅するや否や眉をへの字にして「ティアナ(サンデースクールの友達)にとられて嫌だったの…マリちゃんのなのにぃー」と言っていた。(苦笑)


サ ムのバイブルは、機能的。Early Readers Bibleというのだが、活字が大きくて読みやすい。かわいいイラストはないけれど、地図が豊富にのっていて、ストーリーの簡単な説明もところどころにあ る。私にもよさそうなバイブルだ。最近目次を見ることを覚えたサムはAWANA(クリスチャンのボーイスカウトのようなもの)で学んだ聖句を自分で探して 読むようになった。

「僕と聖書の写真をブログに載せてねー!」とサムに頼まれたのでこの一枚。

Friday, May 26, 2006

Siesta

サムとマリは毎日2~3時間昼寝をする。5歳近くにもなれば、もう昼寝はいらないかなと思って、一時期サムの昼寝をやめさせてみ たが、夕方に近づくにつれてハイパーになり、落ち着きがなくなって手をこまねいた。疲れてくるとまるで脳の配線のあちこちがショートしているようで、集中 力が低減 してしまう。ダニエルがバイオリンの練習にも支障が出はじめたと言うので、こりゃいかん!と、お昼寝タイムを再開した。

最初 は、 「眠れない」とベッドの中で2時間ごねていたサムも、お昼寝をする癖がつくと、するりと寝てしまうようになった。そして、自分でも「ママ、お昼寝したら 気持ちいいー」と言うようになった。(は~、神様感謝です!)やっぱりお昼寝してもらわないと、私のからだ がもたないし、ブログの更新ができないし…で、いいことない。

マリはサムより早くお昼寝から覚めると上機嫌だ。この写真の笑みを見ていただこう。私をひとりじめできる上に、まだサムが食べていないおやつに自分が一番にありつけることが嬉しくて仕方ないのだ。








今日のおやつは、ハムロール(テーブルロールの生地にハムを巻いた簡単なパン)にアップルサイダー。



わが子よ、すぐれた知性と思慮とをよく見張り、これらを見失うな。
My son, preserve sound judgment and discernment,
do not let them out of your sight;

それらは、あなたのたましいのいのちとなり、あなたの首の麗しさとなる。
they will be life for you, an ornament to grace your neck.
こうしてあなたは安らかに自分の道を歩み、あなたの足はつまずかない。
Then you will go on your way in safety,
and your foot will not stumble;

あなたが横たわるとき、あなたは恐れない。休むとき、眠りはここちよい。
when you lie down, you will not be afraid;
when you lie down, your sleep wil be sweet.


(箴言 Proverbs 3:21-24)

 

Thursday, May 25, 2006

天空の城から見た下界


「陣 痛がはじまったら、写真の風景を頭に思い描くのですよ」とアドバイスを受けたのは、2003年にマリの出産前に通った出産準備クラスでのことだった。陣痛 のときに、自分が一番好きな場所や大事な人の写真などを見て、それを頭に思い浮かべることで、痛みを乗り越えようというのだ。

「そ うねぇ、白い砂浜に椰子の木なんていいかもね」とナースに言われて、思わず首を横に振ってしまった私。トロピカルなものが大の苦手。海の青さや海洋生物は よしとしても、暑さや異常なほどの湿度、それにさんさんと輝く太陽を想像してしまうともうダメ。ペットの写真は効果的だけど、夫の写真は、やめたほ うがいいという。「誰のせいで、今私はこんなに苦しんでいるの!」とリラックスするどころか、逆に血圧が上がってしまうから?(笑)

私が 選んだのは、この一枚。Cordes sur Ciel(空の上のコルド)と呼ばれるフランスの南西部の街。13世紀に小高い丘の上に築かれたこの城塞都市は、その名のとおり空の上にぽっかり浮かんで い るように見える。この写真は、早朝、その天空の城から見た下界の風景を写したものだ。1歳半のサムを連れての楽しい南仏の旅だった。

さ て、この風景がどれだけ陣痛の痛みをやわらげてくれたかって?実のところ、私には全く役に立たなかった。(苦笑)写真だけではない。呼吸法や楽になる体 勢、好きな音楽や香り、その他マッサージグッズなど…実際に陣痛がはじまったときには、あまりの痛みにそんなものはもうどうでもよかった。つまりUselessだった。

サムのときも同じ。呼吸が乱れる私にダニエルが親切にリズムをとって呼吸を正そうとしたが、助かったどころか、それに無償に腹が立ったのを思い出す。マリのときには、それを心得てい たダニエルは、苦しむ私を横目に分娩室の床でひたすらサムとレゴで遊んでいた。一人目と二人目の違いだ。そのため、マリが出てきたときのビデオがない。 (ごめん、マリ!)

今夜は7月に出産を控える友人を思う。安産でありますように。

女が子を産むときには、その時が来たので苦しみます。
A woman giving birth to a child has pain
because her time has come;
しかし、子を産んでしまうと、ひとりの人が世に生まれた喜びのために、
but when her baby is born she forgets the anguish
もはやその激しい苦痛を忘れてしまいます。
because of her joy that a child is born into the world.

(ヨハネ John 16:21)

Wednesday, May 24, 2006

Clematis


やーっと咲いてくれたClematis。伸びてくるつるをメールボックスに少しずつからめていたら、このとおり!つぼみがまだ7つくらいあるので、まだまだこれからだ。それにしても夏に薄青紫の花っていうのは、いかにも涼しそうでいいいなぁ。

Tuesday, May 23, 2006

ベーコンエピ


エ ピ(Epi)というのはフランス語で麦の穂という意味。エピにベーコンを包んだのがベーコンエピ。とっても美味しくできたけど、欲を言え ば…少し塩分を控えたほうがよかった。というのも、参考にしたレシピは日本のもので、日本のベーコン(アメリカより薄塩)を使っているから。今回のようにアメリカ のベーコンを使う場合は、塩分を1/3くらいカットしてOKかも。

夕食はチキンのクリームシチュー、スプリンググリーンとアボカドとクランベリーのサラダ、ベイビースイスチーズに、このエピ。

参考レシピは、「500円でわかる!基本のパン」から。このレシピ本、なかなかの優れもの。たったの500円なのに、初心者でもわかりやすい細かい説明がついていて、写真が大きくて見やすい。家庭向きに手軽に作れる田辺由布子さんのレシピは、作っていて失敗がない。肩の力を抜いたパン作りがしたい時には絶対におすすめ!

反Instant Gratification

「僕 は今したいんだよー、今 見たいんだよー、待てないよー…」子供は(いや人間だれしも)待つことが苦手。できることなら、何でも今すぐ時間をかけずに手に入れたいと思ってしま う=Instant Gratification(即座に満足感を得ること)だ。旅行中、車の中でダニエルと話しをしていてトピックのひとつとしてあがったのが、この Instant Gratification 。何にでも早く結果 を見出そうとして、実際にかかるプロセスの手間や時間の短縮を図るが、やはりそれなりの価値しかない。しかし、手間をかけて養われたものには、それ相応の 価値がある。ローマは一日にしてなら ず"Rome was not built in a day. "とはよく言ったものだ。

子供達 にこのコンセプトを是非学んでもらいた いと思うのだが、私自身、時間をかけて何かを培うということ/待つことの価値に気がついたのは、30代になっ てからだ。「40の手習い」っていうのは、私のような人間が、ここらで何かはじめてコツコツやってれば、いつか物になる時がまだ来るかもしれないと思い新 しいことに 挑戦するってことかも…?(笑)



手間ひまかけて、手入れをして待っているとやっと報酬があるものには、こういうものがある。実をつけてずい分経つのに、なかなか実の色が濃くならないブルーベリー。夏の果物だもんね。辛抱、辛抱!!





種 を植えてしばらく経つのに、なかなか芽が出なかった青じそ。やっと出てきてくれたものの、なんだかすでに害虫の標的になっているようで、手入れ が大変そう。青じそとじゃこと海苔のスパゲッティなんて美味しそうじゃないですか。でもこの量だったら、冷奴の薬味くらいにしかならないかもなぁ。

Sunday, May 21, 2006

ランドセル

そう、これはランドセル!サムにランドセルが届いた。日本に住む友人からのプレゼントだ。全く予期していなかったこのプレゼント。包みを開けてみて、それがランドセルの箱だとわかったとき、なんだか胸が熱くなって涙が出た。

日本だとサムが小学校に入学するのは2年後だが、6月で5歳になるサムはアメリカでは今秋からキンダ-に通うことになる。それを考慮しての素敵な、そしてタイムリーなプレゼントだ。親の私にも考えつかなかった。

包 みを開けたサムは大喜びで、「何を入れようか…ペンケースはここがいいかなぁ…」と嬉しそうにランドセルを開けたり閉めたりしていた。、「え~っと、マ マ、この名前なんだっけ?」と何度か私に聞いてきたので、「ランドセルだよ、ランドセル!」と言うと、それをマリに繰り返し言って、散々見せびらかしてい た。

左上の写真、サムにランドセルを背負わせてポーズをとらせたら、マリも負けずに横に並んでポーズをとった。

サムには ホームスクールを 選ん だため、毎日ランドセルを背負って学校に通うことはないが、9月からClassical  Conversationsという ホームスクールの子供達のための週に1度のスクールに通うことになっている。Classical Conversationsに関しては、また後ほどこの ブログで詳しく書くつもりでいるが、ここの生徒は皆、週に1度、プレゼンテーションをするので、教科書や筆記用具以外にも、自分たちが図書館などで 借りてきた本や資料を持参することになる。それに工作したものや楽器…ということになると、とても手提げ鞄ひとつでは入りきれないだろう。その うちバックパックを買ってやらねば…と思っていたので、本当に有難かった。

それにやっぱりランドセルって、なんか特別だよね。

Thursday, May 18, 2006

箴言(Proverbs) 17:1


一切れのかわいたパンがあって、平和であるのは、
Better a dry crust with peace and quiet
ごちそうと争いに満ちた家にまさる。
than a house full of feasting, with strife.
(箴言 Proverbs 17:1 )

Wednesday, May 17, 2006

バイオリンとバレエ

今年に入ってサムとマリがそれぞれ違った習い事をはじめた。サムはバイオリン、マリはバレエ。ホームスクールをしていてこれだけは誰かに委ねたいと思うのが、楽器演奏と体育。どちらも私の超苦手分野だからである。

この写真はマリがChassé(腰に手をあてて横に足を開いて移動する動き)を練習しているところ。人前では、かなりシャイなマリだけど、マンツーマンの指導なので、名前を呼ばれたらみんなの前(他に4人の女の子がいる)で演技をしなくてはならない。





サムのほうはといえば…6月中旬にリサイタルがあるらしく、旅行中もホテルでバイオリンの練習をさせられていた。レッスンの送り迎えや毎日の練習は、ダニエルが担当してくれているので私は楽。でもリサイタルなんて考えただけで恐ろしい。

クランベリーオレンジマフィン

Cracker Barrelで買ったミニ植木鉢(6個)付きのマフィンミックスで、今朝はマフィンを焼いた。クランベリーオレンジマフィンというミックスで、牛乳とオイ ルと卵を加えるだけ。かなりオレンジの香料がきついけれど、紅茶にはぴったり。でもサムとマリは一口食べただけで、それ以上欲しがらなかった。やっぱ り…。

Cracker Barrel


旅行中、Cracker Barrelに二度ほどランチに立ち寄った。内装はこんな感じで、ダークな壁にアンティークの小物や家具が飾られている。


和食びいきのサムとマリも、ここではわりとよく食べてくれた。でも、朝食では、必ず目玉焼きに醤油をかけて食べたがったし、この旅行中、サムに「何が食べたい?」と聞くと、必ず「三角の梅干おにぎり」と言っていた。





サラダはドレッシング無しでオーダーして持参したにんじんドレッシングをかけた。そしてまたまたフライドオクラ。








行きに撮れなかったテネシーの看板を帰りは、ちゃんとパシャリ!ところが肝心のノースカロライナの看板を見つけることができなかった。残念…。


Sunday, May 14, 2006

ファミリーの集い

昨日と今日の二日間は、正直なところへとへとに 疲れた。ダニエルのファミリー(大家族)が集ったので、この二日の間に普段の半年分の会話をしたような感じだ。ホテルの部屋に帰ると、ライブハウスにしば らくいて出てきたときのあの耳がキーンとする感覚と共に、色々な感情がごちゃ混ぜになって襲ってきた。結婚、妊娠、婚約破棄、養子縁組、違法行為で捕まっ たとか、イラク行き…去年7月のファミリーリユニオン以来1年足らずだが、酸いも甘いも個々が持ち寄るニュースは様々だ。

日 曜日はダニエルの2番目のお姉さんの大学の卒業式だったので、イタリア料理のレストランに皆で集りお祝いをした。お義母さんとお義姉さんの嬉しそうな笑 顔がとても印象的だった。本当に来てよかった!テーブルを囲む家族や親せき…この顔ぶれが天国でも永遠に続きますように。




お義姉さんの家の居間で遊ぶサムとマリ。







ホテルのプールでGrandmotherに泳ぎを披露したサムとマリ。





さ て、次回のファミリーリユニオンだが…なんと今年の秋にRaleigh(うち)でやることになった。ダニエルがみなを招待してしまったってわけ。さ~て、忙しくなるぞー!うちでは何人の宿泊が可能かとか、どこの空港に乗り入れるとか、そういうことを お義姉さんたちに聞かれてあたふたしている私に、ダニエルが一言「ねぇ、それより今は2週間後のサムの誕生会の準備したほうがいいんじゃないの?」って。 確かに…。

Friday, May 12, 2006

Lexington到着

子供ができて以来、ホテルを予約するときは必ず朝食付きのディールを探す。たいてい宿泊代に大人二人のバイキング式の朝食が含まれていて、子供達は無料になるので、なんとなく得な気がする。子供達はまずシリアルから…。


サムが選ぶのは決まって、甘く色とりどりの砂糖菓子のようなシリアル。家では決して食べさせてもらえないようなタイプのもの。








マリは、砂糖のアイシングはついているけれど、かなり繊維の多いヘルシーなタイプのものを選んだ。





私 達は、こういうホテルお決まりのビスケットにグレイビ-、カリカリベーコンにスクランブルエッグ(写真は野 菜のオムレツ)だ。ベルジアンワッフルなんかを 自分達で焼けるコーナーもあったけれど、私はどちらかというと甘い朝食は好きではない。お気に入りといえば…写真の左のボウルに入っているグリッツ(白い とうもろこしを粗くひいて煮たようなもの)だ。南部の定番の朝食メニューのグリッツは、マリと私の大好物。とうもろこしのお粥という感じで、お腹がほんわ りと温かくなるのが嬉しい。



ダニエルとしゃべっていたので、テネシー州のボーダーの看板を写真に収めることができなかったけれど、ここはたぶんテネシー。それにしてもこの風景、なんとなく阿蘇の山並みハイウェイを思わせる。





さて、いよいよケンタッキー!今日から3日間Lexingtonに滞在予定。10年前に2年ほど住んでいた町なので、ちょっぴり懐かしい。

Thursday, May 11, 2006

Asheville到着






お昼ちょっと前にパッキング終了。今からいよいよ出発!今日はAshevilleに一泊する予定。いってきま~す!!






途 中Cracker Barrelでランチ休憩。サムはパンケーキとベーコン。ダニエルはカントリーフライドチキン。マリと私はフライドオクラ、かぶの葉のたいたん (Turnip Green)、マカロ&チーズ、煮りんご、トルティーヤスープ。こ こは、カントリーキッチンと呼ばれるだけあって、南のほうの料理が美味しい。フライドオクラはコーンミールの衣でからりと揚げてあって、ギトギトし ていなくて食べやすい。ビスケットはちょっぴり塩っぱいけど、メープルシロップをかけると美味!かぶの葉は、白ご飯が欲しくなる一品で、お醤油をちょっと 落とせば青菜のたいたんのような感じ。

こ のCracker Barrelというレストランは入り口がカントリーストアになっていて、おみやげによさそうなカントリー調の小物や玩具が置いてある。どうかするとランチ やディナー の時間帯にはテーブルの待ち時間が15分~30分あるので、退屈しなくて丁度よい。今回は写真に収め損ねてしまったけれど…レストランンの入り口のポーチには 木製のロッキングチェア-が20脚くらい並んでいて、外でゆっくりテーブルが空くのを待つこともできる。内装は、開拓時代に使われていたような生活雑貨や 工具が壁に飾られていて、なかなか雰囲気がいい。





40WestでAshevilleに向かう途中に見た風景。道路沿いに何気なく花畑が広がっているのがなんとも美しかった。




Ashevilleのホテルに到着して、夕食までの間、インドアのスイミングプールで泳いだ。平日の午後なので、プールもジャクジーもまるで私達のための貸切のようで心地よかった。

Wednesday, May 10, 2006

水屋をかかえて

今日はケ ンタッキーへの旅行の準備をしながらブログを更新している。写真の缶にはティーバッグにつめたお気に入りの紅茶の茶葉が数日分入っていて、それにマイカップにダニエルの カップ、チョコは余計として…その横にある銀色のものは電気湯沸しポットだ。紅茶のお湯を沸かすためのみに存在するような、保温の機能も何もないポットだけ れど、これがとても重宝する。まさに水屋をかかえての旅だ。

ホテル滞在なのにまるでキャンプに行くようだと自分でも思うし、人からもよく言われる。でも、水屋をかかえてゆくことが旅をさらに快適にしてくれるので、この準備は欠かせない。

一 応、旅に出たらその土地のものを食すべしという信念は持ち得ているつもりでいるけれど、アメリカ国内に限っては、そのルールを全うするのが難しい。必要以 上に塩分や糖分や油脂を取ってしまうということも気になるけれど、野菜や繊維をほとんど食べなくなることで、腸のリズムが狂って体調が崩れてくる。その影 響はマリにいち早く現れるので不憫でならない。

そこで今回は市販のドレッシングを使わなくてサラダが食べれるようにと、あのにんじんドレッシングをクーラーに入れて持ってゆくことにした。これで少しでも野菜を食べてくれるといいのだけど。

ところでその写真の余計なもの…だが、LindtのIntense Pearという去年のクリスマスあたりから私がはまっているチョコレートだ。洋梨とアーモンドがかなりビターなチョコにマッチして美味!!チョコ好きにはおすすめできません。絶対はまるから…。

Tuesday, May 09, 2006

今夜のパン・ド・カンパーニュ


コ ルプ型に入れて発酵させたこのパン。今日はドライフルーツ(クランベリーなど)は入れずにくるみのパンの生地を使って焼いてみた。今夜のメニューは、キャ ベ ツのスープ(冷蔵庫の掃除のため)、サラダ、ベイビースイスチーズ。かなり軽めの夕食だけど、これにこのパンとブルーベリーのジャムがよく合う。個人的に は、このスライスにからしがたっぷり入ったバターを塗ったハムサンドのほうが好だけど。

子供の誕生会

も うすぐサムの誕生日。アメリカでは日本以上に誕生日を大切にして祝う習慣があるようだ。Raleighに引っ越してきて早9ヶ月。東の人たち は西の人たちよりもこういう行事には熱が入いるのか、もしくはうちの子供達がそういう年齢に達したからなのか、すでに6回お誕生会によばれた。

そ の中でも特に印象に残っているのが、機関車パーティーとファームパーティー。機関車パーティーのほうは、裏庭から機関車の汽笛が聞こえたかと思うと、な んと、実際に機関車(遊園地にあるような)が来ていて、子供達は皆乗せてもらって住宅地を一周した。もちろん私も付き添い…と言い訳しながら乗せてもらっ た。ファームパーティーは、もっとすごかった。うちのドアを開けると、なんともいえないあの農場の香りがした。馬の…である。うちの斜め向かいの家だった ので、その香り(というかニオイ)はかなり強くて、サムは顔をしかめていた。「この香りは、干草の香りだよー、サム。ま、ちょっと発酵してるけど…。」 (苦笑)言うまでもなくこのパーティーには仔馬が来ていて、子供達はポニーライドをさせてもらった。え、私?乗りませんよ~!はずかしくて、とて も「乗せてください」と言えなかった。

さて、今度はうちの番。サムの希望もあって、去年通っていたキッズジム(My Gym)を予約した。ここでは、ケーキとスナックと飲み物さえ用意すれば、パーティーのセッティングからゲーム、後片付けなどを全てやってくれる。そして 何より、ジムでやると天候の心配をしなくてよいので安心。

個人的には、小さなケーキを焼いて、身内だけで静かにお祝いをするのが好きだけれど、ダニエルは 「子供の誕生会っていうのは、お客さんに楽しんでもらうためにやるんだよ」と言う。そう考えると、まだここに越してきて一年足らず、この機会に近所の人た ちにも楽しんでもらうっていうのもいいかな。

でもさぁダニエル、招待状やゲストの子供達に配るおみやげバッグの準備…手伝ってくれるのか~い??

My Gymのサイトはこちら

http://www.my-gym.com/schedule.asp?gymid=62&schednum=1&page=2

Monday, May 08, 2006

にんじんドレッシング

最 近サラダドレッシングを買わなくなった。お気に入りの日本のドレッシングは、こちらでは高価でなかなか手に入らない上に、なるべく化学調味料(MSG= グルタミン酸ナトリウムなど)の摂取を避けたいと思うようになったからだ。これまでMSGの摂取は体によくないと聞いてはいたけれど、実際にからだにどん な 影響を及ぼすのかわ か らなかった。ところが先日、MSGを食べるとひどい頭痛がおきるという過敏な反応が出る人に出あったことで、あらためてその怖さを知った。はじめて彼女が うちに遊びに来たとき、私が作った料理(日本の化学調味 料が入ったもの)を食べてひどい頭痛に見舞われたのだ。本当にかわいそうなことをしてしまった。以来MSGを避けるようになり、冷蔵 庫やパントリーにあった調味料やお菓子のラベルを今一度見直して処分することにした。中華料理のバイキングともこれでおさらばってことかな。

そこで、にんじんドレッシング(Carrot dressing for salad)!イチゴが古くなる前にとサラダに入れてにんじんドレッシングを作った。

すりおろしたにんじん
ground carrots
すりおろしたたまねぎ
ground onion
醤油
soy sauce
砂糖(又は蜂蜜)
suger or honey
酢(うちではワインビネガーを使った)
vinegar (wine vinegar)
オリーブオイル
olive oil

Salt
赤唐辛子の粉末(好み)
Cayenne pepper (Optional)

以 上を適当に混ぜれば出来上がりだ。分量がないぞーっと言う人がいるかもしれないが、私はにんじんを玉ねぎの倍量(かなり多めに)入れる以外はその日の気 分で味見しながら分量を調整している。(悪しからず)フードプロセッサーで混ぜることも可能だけれど、私は中学校の家庭科で習ったようなきわめて原始的な 方法で作っている。ちなみにこのサラダにはイチゴ以外にもクランベリーとハニーローストのPecanナッツ(そのうちレシピのせます)が入っている。お試 しあれ~!

Sunday, May 07, 2006

2歳半のマリ


なんだかベイビーじゃなくなったなぁと思う今日この頃。マリがサム以上に成長が早い気がするのは二人目だから?女の子だから?「ママ、マリちゃんは一人で バスに乗るからね」とか、千尋(映画の主人公)の真似をして「はたかせてください(働かせてください)!」とか、自立を匂わせる言葉を好んで発する。いつ か、「私、外国人と結婚するから…」と言って、颯爽とスーツケースを抱えて家を出てゆく日がくるのかな。マリ、ゆっくりゆっくり大きくなってね。

あなたの若い日に、あなたの創造者を覚えよ。
わざわいの日がこないうちに、また「何の喜びもない。」
と言う年月が近づく前に
(伝道の書 12:1)


Remeber your Creator
in the days of your youth,
before the days of trouble come
and the years approach when you will say,
"Idind no pleasure in them"
(Ecclesiastes 12:1)

Saturday, May 06, 2006

ファーマーズマーケット

4月中旬から週末は近所(サブディヴィジョン内)にファーマーズマーケットがオープンしている。ケンタッキーに住むダニエルの姉二人を訪ねてゆくのに、何かいいお 土産はないかなとのぞいてみたら、なんと先日イチゴ狩りに行った農家の商品が並べてあった。うわっ、あのイチゴのアイスクリームまである!と、嬉しくなっ て買ってしまった。おまけにお気に入りのブルーベリーファームのブルーベリージャムまで置いてあったので、それをお義姉さんたちのお土産にすることにし た。

早速アイスクリームを持って帰ったら、ダニエルとサムがプレイセット中でおやつにするというので、みんなで裏庭でアイスクリームを食べた。

と ころで、このマーケットで先週手に入れたオーガニックチキン(丸ごと)は、さばくのには苦労したけれど、あの不気味な黄色っぽい脂肪がほとんど見当たら なくてびっくりした。地鶏の卵も大きさや色はばらばらだけど、殻が固くて黄身が濃くて美味しかった。栄養素的には普通の卵と変わりはないのかもしれないけ れど、やっぱり私は濃い色が好き。

昨日ホリーが遊びに来ることになっていたので、ホリーのために地鶏の卵を1ケース余分に買っておいた。 彼女な らきっと気に入ってくれると思ったからだ。ところ が…なんと彼女もキッチンに入ってくるなり私に卵を1ケースくれた。彼女も美味しい卵を見つけたので、私のためにわざわざ農家から買ってきたと言うで はないか。こういうことは今回がはじめてではない。不思議なことにホリーと私にはこれまでにもそういう事がよくあった。ジョージア州で生まれ育った彼女 と、生まれも育ちも北九州の私。共通項は特になさそうだが、好みの紅茶の種類からインテリアの好みまで恐ろしいほどによく似ている。話しをしていても二人 で同じ事を言いそうになるし…。「ホリーってもしかして私のクローン?」と言う私に、「私が日本人だったら、きっとあなたのシスターだったわね」とホリー は言う。






イチゴのアイスクリームが今日のおやつ。
木陰はやっぱり涼しくて気持いい~!

Thursday, May 04, 2006

イチゴ狩り

今 日は友達と3ファミリーでイチゴ狩りに出かけた。今回はBunnという田舎町にあるVollmer Farmにオーガニックのイチゴを摘みに行った。うちからVollmer Farmまで車で1時間弱。途中、馬あり、牛あり、湖ありの木々に囲まれたドライブコースは本当に美しかった。思わず「カントリーロード」を口ずさん でしまったほど。

一 緒に行った友達のホリーとアンナにはそれぞれ男の子が二人いて、どちらの長男もサムエルと同年齢。ワゴンでイチゴ畑に着いた途端に、 この長男達は誰が一番赤いイチゴを摘んだ とか、誰が一番たくさんバケツに入れたとかで、競争を始めた。これは長男のキャラクターなのか、みんながリーダーになりたがる。その反対に、子供のグルー プの中では紅一点のマリサは見てのとおりマイペースで、最初から最後までイチ ゴを一粒も摘むことなく、私が摘んだイチゴを黙々と食べた。ただひたすら食べ続けた。そういえばホリーとアンナの次男達もお兄ちゃん達の競争に加わること なく、マリサと同様、母親のバケツからイチゴをつまんで、やはりひたすら食べていた。末っ子というのは、実に要領がいい!

イチゴ狩りの後は、ここで売られているホームメイドアイスクリーム(絶品!)でおやつをして、オーガニックのレタス、はちみつ、ジャム類をお土産に買った。

ワゴンの写真はホリーのBoysとサムとマリ。

Vollmer Farmのサイトはhttp://www.vollmerfarm.com/

Wednesday, May 03, 2006

裏庭のプレイセット


裏庭にプレイセットがやってきた。子供達はもちろん喜んでいるが、一番楽しみにしていたのはこの私だ。引っ越した当初は、庭に子供達のために遊具を置くことなど考えていなかった。遊具が充実した公園が近くにあるのだからそれで十分だと思っていたのだ。

と ころが、ここRaleighに引っ越してきたのは去年のは8月。8月といえば、ものすごく暑い(というか熱い)!最初のうちは、サンディエゴから来たば かりでこの暑さに体が慣れていないのだと自分に言い聞かせ、子供達にサンスクリーンを塗り込み、帽子をかぶせ、水のボトルを抱えて公園遊びに出かけた。し かし、どの公園も人っ子一人見当たらない。そしてやっぱり異常な暑さで、日なたに5分も居ると目が回りそうになった。公園には屋根がついているピクニック エリアはあっても、遊具の近くに木陰などない。あんなにたくさん木があるのに、公園には木陰を作るための木が植えられていないのはなぜだろう?

以来この春まで公園遊びはしなかった。ずい分後に なって友人と、子供達をどこで遊ばせるかという話しをしていたところ、「公園は春と秋の短い期間にしか行かないよ」と言われた。真夏の公園遊びなんてあまりにも無謀だったかな。

学 校に行っているのなら、学校の遊具で遊ぶことも可能だが、うちはホームスクールをしているので、休み時間をどうするか…などと考えているうちにやっぱり 裏庭に遊具があったらいいと思うようになった。それに、同じくホームスクーリングをしているファミリーの子供達が遊びに来たときにも喜んでもらえそうだし…と考え ているうちにモチベーションが益々アップしてきた。

まだまだ裏庭のプロジェクトは終わりそうにないけれど、プレイセットが入ったことで3割くらい終わりに近づいた気がする。

Tuesday, May 02, 2006

パン・オ・ノア(Pan Au Noix)


こ のくるみのパン、外はバリッとしていて中がふわふわ。焼きたてをスライスしてそのまま食べても美味しいけれど、クリームチーズとジャム(ベリー系)がよく 合う。夕食はこのパンとかに玉スープとサラダ。ちょっと変わった組み合わせかな。せっかく軽めの夕食にしたのに、ついパンを食べ過ぎてしまう。

参考レシピ は「手作りパン工房」島津睦子著

Monday, May 01, 2006

モモ

AKC の登録名 Living Water ”Komatta" Momoというのがモモのフルネーム。その字のとおり、”困った”モ モという意味だ。好奇心旺盛で、人が好き、満腹という感覚を持たずに生まれてきたので食べつづける…うちに来たばかりの頃のモモ(2ヶ月弱の仔 犬)はそんな犬だった。いや、今(現在7歳)でもさほど変わっていない。牛のフィレ肉のステーキ、しょうが醤油に漬けておいたチキン、クッキーやケーキは もちろん、フルーツまでも…ちょっと目を離した一瞬の隙にモモの被害にあったものは数知れない。

普 段モモは、スクリーンがしてある裏の ポーチを陣取っている。子供達が庭に出るときはなるべく出してやるのだが、最近は庭のイチゴを食べあさるので困る。モモの害といえば…虫がついたぁ~くら いのものではすまされない。一瞬にしてなっているイチゴの実(小さな緑のものまで)が跡形もなく消えてしまう。(トホホ)

サムとマリに「こらーっモモ!」と言わながらもモモは楽しそうに子供達と遊ぶ。気性が穏やかなのでその点はとても助かっている。しっぽを引っ張られようが、耳を齧られようが、口に手を突っ込まれようが、されるがまま。子供達の面倒をみてやっているつもりなのだろう。

今日はダニエル、サム、マリの三人が揃って鼻風邪のようなものでダウンしている。元気なのはモモと私だけ。

サムのお手伝い

6 月で5歳になるサム。家でのサムの仕事は主に私を手伝うことで、毎朝のようにダニエルに「お母さんを大事にしなさい。言うことを聞いてちゃんと手伝いな さい」と(しつこく?)言われていることもあってか、本当によく手伝ってくれる。そして私は彼がやってくれるそのひとつひとつを心から感謝している。

朝 起きたらすぐに自分のベッドメーキングをし、私達の部屋に来て私達のベッドもやってくれる。私がダニエルにお弁当を作っている間、子供達は朝食を待たな くてはならないので、マリが喉が渇いたといえば、水を与えてくれたりもする。私を手伝う=マリの世話全般を請け負うということだ。自 分とマ リの洗濯物を洗濯籠に入れる。マリが欲しがる玩具を出してやる。私がマリにたのんだこと(2階からおむつを持ってくるとか…)が、彼女一人ででき ない場合は、ついて行って手伝う。外遊びの場合はマリの三輪車の出し入れ。外から帰ってきたらマリの手を洗ってやる。これらのことは、数ヶ月前まで全て私 がやっていた事だ。そのひとつひとつは、大した時間を要することではなさそうだけれど、その都度私のやっていることを中断し、マリを手伝い、またやって いた作業に戻るまでにはかなりの時間のロスがあった。それが今ではどうだろう。サムのおかげでなんとなく一日がスムーズに流れている。

今 朝はマリの鼻水をふき取ってやっていたサムが「ママ、もうマリちゃん自分で鼻がふけるみたい」と嬉しそうに言っていた。妹が成長しているということと、自分の仕事がひとつ減ったと いう喜び。これはサムにとっても私にとっても喜ばしいことだ。小さなことではあるけれど、顔を見合わせて「よかったね」とその瞬間をシェアできる家族がい る私は幸せだ。今サムがやってくれているひとつひとつの親切を私は彼がティーンエイ ジャーになったときにも覚えておかないとな。サム、本当に本当にありがとう!

以下はサムが昨日のAWANA(クリスチャンのボーイスカウトのようなもの)で、暗唱した聖書の御言葉。親である私の心にずっしりとくるものがある。

子どもたちよ。主にあって両親に従いなさい。
Children, obey your parents in the Lord.

(エペソ Ephesians 6:1)