Wednesday, July 11, 2007

ちょっぴりMake Over

                           
先週末、ケンタッキー州から義兄LeonardがEmilyを迎えに来た。14歳のEmilyとの毎日は、私達にとっても彼女にとっても新鮮で、チャレンジングだった。何より私達の暮らしがEmilyにとっては、かなり異文化なものであっただろうから、戸惑うことが多かったに違いない。ダニエルは「いい経験になったさ!」と言うけれど...ちょっぴりかわいそうだったかも。

たとえば、次のようなうちのルールをアメリカンティーンエイジャーはどう思うだろうか。ファーストフードを避ける。パーティーや人が集るとき以外は、ソーダは買わない。ガムを噛まない。土足厳禁。ソファーで飲食をしない。子供達は部屋を整頓して身支度を終えるまで朝ご飯が食べられない。テレビはテレビジャパン以外は見ない(見れない)。息が詰まりそう?すぐに思いつくのは、このくらいだけど、うちでは、他にも普段の生活のあらゆるところに、暗黙の了解的なルールがしかれている...と思う。それらが、この家で暮らす私達や子供達にとっては、もはや当たり前であっても、外部の人には、不快感を与えないまでも、奇妙だったり、何かしら違和感をあたえることがあるに違いない。

というわけで、Emilyにとっては、まるで修道院(?)のようなうちの家。彼女の思い通りにならないことが多いのに、退屈させるのもかわいそうだと思い、彼女がいる間は、プール、図書館、博物館、動物園、モール、中華のBuffet(ソーダがいくらでも飲めて、家族みんなが好んで食べるものがあるので)、映画(Netflix)を頻繁に利用した。生まれて初めて両親から離れて1ヶ月近くを親戚の家で過ごしているわけだから、少しでもホームシックがやわらげばと。そして、とうとう見つけた、14歳の女の子の心を掴むもの!

それはMake Over!試みた数々のアクティヴィティーの中で、Emilyが一番喜んだのは、Make Overだった。癖毛の彼女の髪を私のストレートアイロンでまっすぐにして、化粧品で遊んだりしていると、Emilyの瞳がたちまちキラキラしてきた。もちろん私も...この年になってもやっぱりMake Overって楽しい。「そんなに立ちっぱなしで何度もアイロンかけたりして疲れない?」というEmilyに、「私もGirlなのよ、忘れないで」と言いながら、サロンごっこに夢中になってしまった。写真は、Make Overで前髪をストレートにしておろしたEmily。なかなかキュートでしょ。しかしながら、これも、私が賛同しなければ「14歳で化粧など...」とダニエルは言っていただろう。(^^)

マリがティーンになっても、ダニエルはあくまでも気難しく、オールドファッションな父親を演じる(いや素に違いない)と思った。「ティーンエイジャーからCoolな叔父さんとかCoolなDadなんて言われたらお終いだ」なんて言っていたし。
                                           

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