Wednesday, January 26, 2011

ホースフェンスとワイヤーフェンス


家の横を通って、バーンまでホースフェンスがつづいています。バーンの裏から、松林を通ると、ぐるっと一周して入り口にもどれるようになっています。松林の中は、ワイヤーフェンスを入れました。

Monday, January 24, 2011

フェンスが入りました!

フェンスのクルーの次はフェンスの塗装クルーがやってきます。こちらもケンタッキー州からです。なぜ、わざわざケンタッキー州から?と思うかもしれませんが、ケンタッキー州といえば、競馬! ホースファームが多いケンタッキーのフェンスカンパニーとあれば、重機が揃っていて仕事が早いというのです。交通費と宿泊費を入れても一番かかる人件費が節約できるとか。いざ、フェンスをつくるといっても何のつてもない私達に手を差し伸べてくれたのが、去年の秋に近所のファームツアーで知り合ったRay Family FarmsのChad & Jodi。彼らのファームのフェンスが美しかったので、思い切って相談してみたのです。

Beautiful horse fence & barn at Ray Family Farms
そこですすめられたのが、ケンタッキー州のShuck Fenceという会社でした。二年かけてやっと見つけた会社だそうです。写真はケンタッキーのホースファームを思わせるRay Family Farmsのフェンスです。ケンタッキーに15年近く住んでいたダニエルが見過ごすはずがありません。

At Ray Family Farms
Ray Family Farmsでは、市場に出すつもりでサラブレッドを育てていたらしいのですが、どうしても手放すことができず、増やすのをやめてしまったのだとか。気持ちはわかります。ちなみにうちではロバ(家畜の番をしてくれるらしい)と乳牛と肉牛は入れる予定にしていますが、馬は考えていません。駆け出しの私達には、馬はアップグレード(贅沢なもの)なので。でも将来のことはわかりません。半年前までは考えてもいなかったホースフェンスが、今うちに入っているのですから。(^^;)

プラン

先週の水曜日にケンタッキー州からやってきたフェンスのクルー(Shuck Fence)が、今日(日曜日)に、ようやくフェンスを完成させ、午後ここを発ちました。



どこでどんな手違いがあったのか、届いたフェンスにとりつけるゲートの数が足りなかったり、フェンスのポストやボードの数が多すぎたり...で、ぎりぎりまで調整をしなければなりませんでしたが、こういうことにもすっかり慣れっこになってきましたよ。

せっかく資材があまっているならばと、フェンスを入れる予定がなかったところにも、先々何かの役に立つかもと、とりつけることにしました。そのため、土曜日に終わるはずだった工事は日曜日にまで延長されてしまったのです。

プランというのは、なかなか思い通りにはいかないきませんね。フェンスのことだけではありません。これまでの土地探しから資金繰り...どんなに綿密にプランを立てても、なんでこうなるの?というようなことに直面することが多々ありました。経験と知識の無さがそういうことを招くということもあるかもしれませんが、原因はたいてい事前にはわからなかったことや、私達がコントロールできることではなかったりするのです。家が売れる時期、地上に埋まっていたボルダー(巨大な石)の数、お天気...など。

でも、どれもあとで振り返ってみると、こうなるのが一番よかったのだと感謝に思うことばかりなのです。



以前なら「困ったねぇ、なんでこんなことに?」と、苛々しながら対策を練り直し、悶々と夜を明かしていたところを、このごろは「神様がそれを許可して起こったことなのだろうから、このことも感謝して祈って、今夜は寝て、明日新たにプランをねりなおしましょ!」と言えるようにもなってきました。

私達が立てるプランがどんなに未熟なものであっても、神様のプランは以下の御言葉のとおり...委ねて前進してゆかねばと思うのでした。

わたしはあなたがたのために立てている計画をよく知っているからだ。
——主の御告げ。——それはわざわいではなくて、
平安を与える計画であり、
あなたがたに将来と希望を与えるためのものだ。
For I know the plans I have for you,” declares the LORD,
“plans to prosper you and not to harm you,
plans to give you hope and a future.
 (エレミヤJeremiah 29;1)

写真は、杭打機(ポストドライバー)を使ってフェンスの支柱を打ち込んでいるところです。

Friday, January 21, 2011

みんなで手巻き寿司ランチ


すみえさんが、かんたくん、ひなこちゃん、あきみくんを連れて遊びに来てくれました。

この日は久しぶりにみんなで手巻き寿司のランチをしました。

具は、かにかま、アボカド、きゅうり、スモークサーモン、からあげ、卵。



カメラ目線のあきみくんです。ご飯でぱんぱんのはちきれそうな手巻きをつくっていました。




お兄ちゃん達は、食べる量が違う!







ひなこちゃんとマリはアップルタルトを一緒につくりました。パイ生地をのばして、アプリコットジャムをつけて、薄切りのリンゴをのっけて焼くだけの簡単なものですが、二人ともとても楽しそうでした。

Thursday, January 20, 2011

松林の中の通り道完成!

 やっと松林の中にフェンスの通り道が火曜日に完成しました! 写真は4日間の仕事を終えたPhillip→

翌日は、水漏れの修理と3階の屋根裏に続く階段の裏に断熱材を張るために、家の中は3人のクルーが行ったり来たりしていました。

随分と家の中が賑やかになったなぁと思っていたら...一晩かけてケンタッキー州からやってきたフェンスのクルー(計4人)が到着しました。11時間ちょっとの道のりですが、重機を運んできたので、おそらく13時間はかかったのではないでしょうか。今朝、4人のクルーは夜明け前にやってきて、日の出とともに大型トレーラーの別便で届いた材木やフェンスのポスト材木やフェンスのポストを運び出し、作業を開始しました。家の中も外もお祭り騒ぎです。


← 松林の中に通り道ができました。切り倒された木は、焼かれ、残骸は地中に埋まっています。

真夏、日陰がまったくできない野原で過ごす動物達が、この松林で涼むことができればと、ここに小屋まで一直線に続く道をつくりましたが...なんだかジョギングするのによさそうな道になりましたよ。(^^)

Sunday, January 16, 2011

こわいママのままで

「水曜日のママはこわい」とマリは言います。なぜかというと、水曜日はバレエの日だから。

バレエの日は、家を出る1時間前から準備にかかります。マリをレオタードとタイツに着替えさせ、バレエシューズの確認をして、髪の毛をおだんごにまとめてやらなければなりません。往復に2時間近くかかるのでおやつもパックさせます。

たったこれだけのことなのだけど...これがなかなかはかどらず、気がつくと「早くしなさい!」を連発しています。また、なかなかブラシが通らないマリのもつれた髪と格闘しながらおだんごを作るのも容易でなくて、首をすくめたり頭を左右に振ったりするマリに「じっとしときなさい!」とカリカリしてしまいます。

バレエスクールというのは、本来そういうものなのでしょうが、マリが通っているスクールでは、服装や髪型の乱れ、遅刻、また授業態度(注意されたことを意欲的に改善しようとするかどうか)について厳しくチェックが入ります。学年末には、先生からこれらの項目が評価された成績表のようなものが届きます。おまけに低学年のうちは、親がきちんと管理してやって欲しいというような内容のメールがしばしば送られてくるので、せめてこれが習慣づくまでは、とつい力が入ってしまうのです。

で、考えます。たとえば水曜日はもっと時間に余裕をもって準備にかかればこわいママに変身しなくてすむわけですが、スクールの時間を削ってそこまでする必要があるのかどうか。普段のホームスクール生活の中では、時間までに何かを達成するということがあまりないので、週に一度くらいこういうプレッシャーがあってもよいかと...親子共々ね。

そこで、いつも髪の毛一本の乱れも無い見事なバレエバン(おだんご)をしている上級クラスの姉妹のママにどうしたらそんなにきれいなバンをつくれるのかと聞いてみたら...なんとそれぞれが自分で後ろのまとめた髪を壁に押し付けながら整えているというのです。「そのうちおだんごも自分でできるようになるから、楽になるわよ〜」と余裕の彼女。なるほどなぁ...。一方バレエスクールのトイレでは、クラスが始まる前におだんごを作るのに格闘している母子のやりとりが聞こえてくることがあります。「痛いからやめて!」「あなたが動くからでしょ!じっとしてなさい!」ははぁ〜ん、うちだけじゃないんだ。(^^)

しばし、水曜日はこわいママのままでいることにしました。

Saturday, January 15, 2011

ファームの朝やけ

Sunrise at the farm

平日は早朝暗いうち(午前4時半)から仕事をはじめているダニエルと一緒に、今年から私も早起きをすることにしました。実は東京に住む高校の同級生が、ご主人のお仕事の都合で毎朝4時に起きて洗濯機を回していると聞いて、いつか私も見習いたいと思っていたのでした。家事を早朝にささっとすませてしまうというのは、なんとも理想的ではないですか!まだ子ども達が起きて来ないうちに二人で朝食がとれるし、こな素敵な朝やけだって見れるのです。

だけど、最初の週はどうしても中途半端な時間(午前2時半とか)に目が覚めてしまい、二度寝を恐れてそのまま起きていると、午後には頭痛が...。もう夜更かしできない年齢のようです。(^^;)今日で15日目。ようやくリズムができあがってきて、熟睡できるようになりました。

すりきずきりきず、しもやけ...

「危ないからやめなさい」と言いたくなりますが...ここに越して来て以来、こういう子ども達のあそび(?)に関して目をつぶれるようになりました。つまづいてこけたり、足をくじいたり、いばらでひっかいたり、すりむいたり...は日常茶飯事。そして今年、はじめて、子ども達の足にしもやけができました!九州育ちの私は、しもやけになった記憶がなく、子ども達の足が腫れているのを見て虫さされだと思ったのでした。(^^;)こんな寒いのに、どんな虫が???お風呂や布団の中で暖まるとものすごく痒くなるというので、調べてみると、まさにしもやけの症状でした。お風呂上がりには、かゆみ止めとローションが欠かせません。

寒いところで育った友達kaokikiさんに、にょう素の入ったクリームなどがよいと聞いたので、早速試してみる事に。そういえば洗濯室の窓際で元気に育っているアロエなんかももしかしたら効くかもしれないなぁ。

フェンスの工事開始!

いよいよ、フェンスが入りそうです。しかし、フェンスを入れるためには、いくつかしなければならない準備があります。

まず、地中にある電線を地上から探知して、マーキングをしなければなりません。フェンスのポストを電線を避けて打ち込むためです。マーキングは電力会社が無料でやってくれるサービスなのですが、一度来てもらったところ、裏にある小屋に電気を引いていなかったため、小屋の周りだけマーキングができませんでした。で、やり直し。(^^;)

それを待っているあいだ、家の北側にある林に通り道をつくることになりました。真夏は暑いので動物が林の中に入れるようにと、フェンスを北側の松林の中まで張る事にしたのです。となると、フェンスを入れる機械(なるものがあるらしい)は幅が12フィートあるというので、その通り道をつくらなければならないのです。まだまだ若い松林は、木そのものには価値がないということで、掘削機で倒され燃やされます。もったいないけれど、これが一番コストがかからないやり方。家の東の松林と、西と南にある落葉樹の森はフェンスを入れずに、そのままにしておく予定です。


水曜日、帰宅してみると家の前に掘削機が置いてありました。



翌日、掘削機が通った後は、こんな通り道ができていました。

倒れた松の木は通り道の真ん中に集められて、このように燃やされるのですが、雪と氷で木が湿っているためなかなか燃えません。それじゃぁと、Phillip(伐採のコントラクター)が軽油を注ぎました。写真ではものすごい炎があがっていますが、やはり湿った材木は焼けにくく、しばらくすると自然に鎮火してしまいました。

金曜日の夕刻には終わるはずだった伐採は、月曜日に繰り越されることになりました。

そこでダニエルはPhillipが帰った後、せっせと燃やし続け...それでもまだまだ終わらないてんこ盛りの材木と戦っています。(^^)



Thursday, January 13, 2011

At the Lee Family's


クリスマスの数日後、Leeファミリーのお宅でランチをごちそうになりました。キムチがとても美味しかったので、こんな冷蔵庫の中の写真をとらせてもらいました。キムチは一度に衣装ケース1つ分くらいを作っているそうですが、韓国に住んでいたときには、ご主人のお母さまが作ったものを分けてもらっていたそうで、一度も作ったことがなかったのだそうです。

奥様と息子さん二人を連れて2年前に渡米したLeeさんは、現在はこちらの神学校(Southeastern Baptist Theological Seminary)に通っています。韓国在住の外国人向けの教会づくりをするというビジョンを持っていて、卒業後は韓国に帰る予定なのだそうです。後1年ちょっと...がんばれ〜!!

Wednesday, January 05, 2011

クリスマスの翌日2010



モモは雪が好きなようで、この天候でもお隣に遊びに行ったり、氷が張った池の上を平気で歩いたりしています。←これは、ホントやめてほしい...氷が今にも割れそうで思わず目を覆ってしまいます。こんなときのためにいつでもロープを用意しておかなければと思いました。この冬、すでに一度、モモは薄氷の張ったおたま池に落ち込んで、私が力任せに引っ張り上げたことがありました。(^^;)


子ども達が裏にあるバーンから林に目がけてそり遊びをしているのをモモも楽しそうに見ています。


それにしてもうちにスキーがないのがちょっぴり残念な雪です。雪の日には、道路をスキーをはいて歩いている人がいたりします。(@@)どこでもいいから滑れそうな坂を探し求めて...という人たちです。

ダニエルは寒いのが苦手なので出てきたがりませんが、わたしは子ども達と思いっきり雪遊びを楽しみました。サムに「ママ、自分のソリを買ってよ〜!」と言われました。(^^;)それにしてもソリ遊びをし過ぎた翌日の腰の痛いこと...トホホ。雪の中をうろうろするだけで、普段使わない筋肉が鍛えられますね。足にウェイトをつけてトレーニングをしているのと同じですもんね。

後日、お隣のマクレガーさんから電話があり..雪で出られなくなっているのではと心配してくださっていたようでした。とりあえず自宅がだいじょうぶということで、近所のことは気にもかけていなかった私達。お隣の様子を伺いに行くということが全く頭になかったことをとても恥ずかしく思いました。よく考えてみると、マクレガーさん、腰を痛めておられた...焼きたてのパンを持って子ども達を連れてみんなで雪かきをしに行くこともできたはず。これからは、おせっかいな隣人と思われてもいい。そういう気配りが当たり前の環境づくりを目指したいとあらためて思ったのでありました。

よいお年を...2010

みなさんあけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。クリスマスカード/年賀状は、郵送だったり、メールだったり...ついでにブログにもひとつあげておこうと思います。

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2010年も残るところ数時間(?)となりました。いかがお過ごしでしょうか?
ここノースキャロライナでは、クリスマスの夜から雪が降り始め、
日曜日の朝、窓の外は白銀の世界が広がっていました。
プレゼントにソリをもらった子ども達は、ソリ遊びに夢中です。
30センチは積もったでしょうか。林の奥にある自宅はこのように
完全に閉ざされてしまいましたが、とりあえず停電はまぬがれ、
井戸のポンプも通常通り作動していました。ホッ。(^^)

近所のファームでは、20時間ほど停電したところがあり、
非常用発電機が久しぶりに大活躍だたったそうです。
家畜は水さえ確保できれば、暖房なしで過ごせますが、
グリーンハウスは、そういうわけにはいきません。
さて、この非常時に活躍したのは、発電機だけではありません。
停電後、発電機の作動を待たずして、15分ほどで朽ちてしまう
という孵卵器の中のにわとりの卵12個...これを救ったのは、
チャボの雌鳥でした。このチャボは普段から陶器でできたニセ卵を
抱えていたそうで、孵卵器の卵を差し出すと、ひとつずつくちばしで
自分のお腹の下に抱え、羽を思いっきり広げて温めはじめたそうです。
チャボの小さなからだでスタンダードサイズのにわとりの卵12個
全部を抱えたというから驚きです。また、若い夫婦がおろおろしながら、
発電機を準備しているあいだ、電気コンロやオーブンが使用ができなくなった
キッチンでは、 おばあちゃんが何ごともなかったように
暖炉の火を使って、ステーキ、目玉焼き、ビスケットを
焼いてくれたそうです。(ファームの朝食は高蛋白&高カロリーなのです^^;)
ファームライフの原点にひきもどされるようなお話でした。

今年は、家の売却、ファームの立ち上げ、また、友人達を通して
「神様に明け渡すこと」の大切さを学びました。
Manabiya Farm (まだ名前は決まっていませんが)は、
ダニエルいわく、安息の年(?)を終えようとしています。
2011年もこの地において、全てが神様の権威によって成されますように。
みなさんに神様の祝福が豊かにありますように。

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