アメリカはノースカロライナ州在住のクリスチャンファミリーです。2010年の春、田舎に引っ越してちっちゃなファームをはじめました。神様が調えてくださるホームスクール&カントリーライフについて綴っています。
Monday, May 26, 2014
募金箱重たし
以前ブログに書いた事があったマリのバレエ支援金の募金箱...「だいたい人に頼ってバレエを続けようなんて、甘い、甘い!!そんな心構えでは...」と言っていたら、サンディエゴに住む友人からマリにと、それはそれは暖かいメッセージとともに現金が送られてきた。
あぁぁぁ...申し訳ないようなありがたいような...涙が出た。
彼女の夢を応援してくれている人がいる。それだけで嬉しいのに...。
そして、今回叔父にあたるアンクル・ヴィック(ダニエルの2番目のお姉さんリンダの夫)がマリに持って来たものは...
この超重た〜い缶!
なんと中にはぎっしりクォーターが詰まっていた。仕事中、自販機を使ったときのおつりを貯め込んだとか。それをマリの将来の夢のために使って欲しいとプレゼントしてくれたのだ。
「こんなに小さいときから夢を持ってがんばってる姿を見たら、応援せずにいられなくなった」と。
ありがとう〜!
クォーターを全部だして、自分の缶に入れ替えたマリは、その缶をアンクル・ヴィックに返していた。それもとってもかわいいスマイルで♡
「あぁ、またこれに貯めて持って来てくれってことか...わかった、わかった」と次回までにまた貯めることを約束させられたようだ。(汗)
なんとまぁちゃっかりした娘!!(@@)
マリ=金食い虫 である。
アンクル・ヴィックいわく、前回マリに会ったときに、マリがおばあちゃんの前で「今度リサイタル観に来てね」と言ってカーツィをしたそうで、それを見て今回の旅行を思い立ったとか。しかも...クリスマスには「くるみ割り人形」鑑賞も計画しているというのでびっくり!
完全にバレエの魔法にかかってしまいましたね。被害者は私たちだけで十分だと思っていたのに...
あしからず
いとこたち
これ、ジュリー(ダニエルの妹)の長男ルーカス(7)。かなりひょうきんな性格で一緒にいると楽しい〜♡
後ろ二人は、左がレキシー(ダニエルの2番目のお姉さんの孫であり、ジュリーの養女でもある)と右がミケイラ(同じくダニエルの2番目のお姉さんの孫であり、レキシーの実の妹)。
サンデースクールグループのBBQ
去年の春、個人的にサポートしていた神学生のファミリーが卒業し帰国したのと同時に携わっていた特別養護施設でのミニストリーを他のグループに委ね、8年通っていた教会を去ることにした。
そういう時が来たのだ...と確信できることがいくつかあったからだ。
でも...必要に迫られてという理由は特になかったので、なかなか決心がつかなかったのも事実。
ダニエルは、切り替えが早かった。サムも。
マリと私は、ためらった。親しみ馴染んできた友人達の輪から離れることが何よりつらかったから。
どんなところに神様は導いてくださるのか...と祈り、迷いながら、いくつかの教会を訪ね、フェローシップにも参加してきた。
そこで、しめされたのがWake Forest Baptist 教会。
http://www.wakeforestbaptistchurch.org/
そこに集う人たちはネイティブの高齢者が多く、175年の歴史があるバプティスト教会...といえば、建物が重厚で、その扉は部外者には重く閉じられており、伝統でがんじがらめにされた教会を想像されるかもしれない。確かにそういうところもある。
教会の雰囲気も音楽も人々の服装もかなりクラッシックで、正直、最初の頃は、礼拝の風景はまるで映画でも観ているような感じがしていた。
とりあえず若い家族のグループ(私たちの世代らしい)との交流をと考える前に、Intergenerational Classというサンデースクールに誘われたので参加してみることにした。年齢の壁を越えて色々な世代で集まろうと発足したこのグループ。今のところ1歳児のいる夫婦と私たち以外は全員50歳以上。
これからどんな方向に神様の導きがあるのか...楽しみ♡
さて、このグループの5月の集まりに、早速我が家でBBQをすることになった。この写真がその様子。
サムとマリと同年代の子ども達がいないのが寂しいけれど、皆に孫のごとく可愛がってもらった。普段、おじいちゃんおばあちゃん世代と接する機会がないので、それはとてもありがたいこと。
そんなサムの感想が興味深かった。
サムはお年寄りが元気なのにびっくりしたというのだ。彼の知るお年寄りといえば、これまでミニストリーで通っていた特別養護ホームにいる肢体不自由、もしくは痴呆症のある人たちだ。自分のグランドマザー(ダニエルの母)も介護を必要としており、そのことでここ数年祈ることが多かったので、お年寄りが教会のあちこちでサンデースクールを教えていたり、その他の奉仕に積極的に携わっていたりしていることに驚いた。
もっとも、私の母(テニスを教えている)に関しては「おばあちゃん元気ですごいよね!」と、異例だと思っているところがある。(笑)
Wednesday, May 21, 2014
義母とマリ
ケンタッキー州とヴァージニア州から計9人の親せきがマリのリサイタルを観にやってきた。こんなことはとても稀なこと。
そんな企画にマリは適役だった。うちのサムを含め他の孫達がおばあちゃんには見向きもせずに走り回っている中、マリはおばあちゃんと穏やかに会話をしている。マリのあまり活発でない気性がここでは大いに生かされていると感じた。
写真は、お気に入りの雄鶏をおばあちゃんに見せているところ。この日のマリは衣装を着たときに日焼けのラインがついていてはいけないと、しっかり日焼け止めを塗り、サングラスをし、なるべく日陰にいるようにしていた。そして日向に行くときには必ず日傘をさした。
Monday, May 12, 2014
リサイタル2014真夏の夜の夢...ドレスリハーサル
マリのクラスは「野の花」...今年も一段と大きく成長してくれました。
「ミス・アン(先生)は時々ヒステリックになってみんなを怒鳴るんだよ...でも、好き!」なのだそう。
控え室の入り口でダンサーのチェックイン係をしていたときに、アン先生に声をかけられた。週明け声が若干かすれているマリの体調を心配していたけれど、本番前にすっかり回復していたので安心したとのこと。よく観察してくれてるな...ありがたい。
以前マリが熱っぽいからだを引きずってクラスに来たとき先生に「体調がよくないのに、やっぱり来たわね。彼女はクラスの最中に気分が悪くなっても絶対に私には言わずにそのまま床に倒れるタイプ」と言われたのを思い出した。
そしてこんなことも。リハーサル前、ステージ上での高校生クラスと合同のウォームアップで、中学生クラスの生徒はついてゆけなくなった時点で止めなさいという指示が出された。コンビネーションがどんどん複雑になり、スピードが増し、ひとりふたりと同じクラスの子達が去ってゆく中、マリだけは最後まで大きい子達に混じって踊っていたと聞かされた。
あのチビが...。ヨロヨロと(汗)...大きい子達の邪魔になっていたにちがいない。「そんなときはステージの袖につまみ出してやってくださいな」と思わず言いそうになって引っ込めた。「お母さん、あなたの娘の根性は大したもの!」と先生からお褒めの言葉をいただいたからだ。恐縮。
普段のマリを知っている人なら驚く。おとなしくて全く目立たない子だ。何にしても人に3歩も4歩も譲り、元気のある子達に圧倒されて自分は最後列でモジモジしている。それが...「あたし、ちゃんとできてたよ...終わってから大きいおねえちゃんたちがGood Job!って言ってくれたよ」と自信たっぷりに言うのだ。
この身の程知らずとも思えるような思い込みと、バレエに対する貪欲さが、これから彼女をどんな冒険に導いてくれるのか...。これも神様が創造されたこの世界の美しさを表現する賜物(カリスマ)だろうといってくれた人がいたが、私もそう思い込んで、彼女をできる限りサポートしたいと思う。
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