去年の春、個人的にサポートしていた神学生のファミリーが卒業し帰国したのと同時に携わっていた特別養護施設でのミニストリーを他のグループに委ね、8年通っていた教会を去ることにした。
そういう時が来たのだ...と確信できることがいくつかあったからだ。
でも...必要に迫られてという理由は特になかったので、なかなか決心がつかなかったのも事実。
ダニエルは、切り替えが早かった。サムも。
マリと私は、ためらった。親しみ馴染んできた友人達の輪から離れることが何よりつらかったから。
どんなところに神様は導いてくださるのか...と祈り、迷いながら、いくつかの教会を訪ね、フェローシップにも参加してきた。
そこで、しめされたのがWake Forest Baptist 教会。
http://www.wakeforestbaptistchurch.org/
そこに集う人たちはネイティブの高齢者が多く、175年の歴史があるバプティスト教会...といえば、建物が重厚で、その扉は部外者には重く閉じられており、伝統でがんじがらめにされた教会を想像されるかもしれない。確かにそういうところもある。
教会の雰囲気も音楽も人々の服装もかなりクラッシックで、正直、最初の頃は、礼拝の風景はまるで映画でも観ているような感じがしていた。
とりあえず若い家族のグループ(私たちの世代らしい)との交流をと考える前に、Intergenerational Classというサンデースクールに誘われたので参加してみることにした。年齢の壁を越えて色々な世代で集まろうと発足したこのグループ。今のところ1歳児のいる夫婦と私たち以外は全員50歳以上。
これからどんな方向に神様の導きがあるのか...楽しみ♡
さて、このグループの5月の集まりに、早速我が家でBBQをすることになった。この写真がその様子。
サムとマリと同年代の子ども達がいないのが寂しいけれど、皆に孫のごとく可愛がってもらった。普段、おじいちゃんおばあちゃん世代と接する機会がないので、それはとてもありがたいこと。
そんなサムの感想が興味深かった。
サムはお年寄りが元気なのにびっくりしたというのだ。彼の知るお年寄りといえば、これまでミニストリーで通っていた特別養護ホームにいる肢体不自由、もしくは痴呆症のある人たちだ。自分のグランドマザー(ダニエルの母)も介護を必要としており、そのことでここ数年祈ることが多かったので、お年寄りが教会のあちこちでサンデースクールを教えていたり、その他の奉仕に積極的に携わっていたりしていることに驚いた。
もっとも、私の母(テニスを教えている)に関しては「おばあちゃん元気ですごいよね!」と、異例だと思っているところがある。(笑)
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