雌鳥がたまごを産むようになるのは、5ヶ月を過ぎた頃と聞いてはいましたが...ようやくうちでも卵が収穫できるようになりました。毎日2個は産んでくれるので、1週間もするとこのようにケースがいっぱいになります。産み始めのものはサイズが小さめですが、次第に普通サイズになります。茶色の卵は2羽のDominiques(パンダとイクリプス)のものですが、パンダの卵(右上3つ)の小さいこと!もともと小柄ですが、まるでチャボの卵のようですね。左上はAmeraucanaのブラウニーの卵です。にわとりはブラウニーでも卵はブルーグリーンです。
早朝、にわとり達は、餌を与えると、待ってましたといわんばかりに卵を産んでくれることがあります。産卵の瞬間をキャッチするのはそれほど難しいことではありません。産みそうなにわとりはそわそわしているのですぐにわかるのです。(^^)産み落とされた卵は粘膜で覆われていて、最初はテカっていますがすぐに乾きます。この粘膜というのが抗菌作用があって、卵殻の細孔(卵の呼吸孔)から菌を防ぐというすばらしい役目をしてくれるのです。しかし、卵を洗浄すると、この保護膜がとれてしまうので細菌が卵に侵入しやすい状態になるのだそうです。
さて、卵は洗うべきかどうか?? 毎週ファーマーズマーケットで卵を売っているJan(にわとりの師匠)に聞いてみましたら...洗いません!とのことでした。ってことは、Janの卵を買っているわたしたちは、一年以上も洗っていない卵を食べていたことになります。な〜んだ、洗わなくてもいいんだ卵って。ということで、うちでも卵は洗わないことにしました。巣箱は常にきれいな木くずが敷いてあるので、糞で汚される心配もありませんしね。まぁ、なんて汚いと思われるかたもいらっしゃるかもしれませんが、どんなもんでしょう。
アメリカでは、この夏サルモネラ汚染された卵のリコールがありました。食中毒患者が多くでており、3〜4億という数の卵が回収されたそうです。大量生産がよくないというわけではありませんし、小さな農家でオーガニックのもので育てればよいというわけでもありません。要は衛生管理なのです。殺菌対策ではなく、どんな菌が入り込んでも繁殖できない環境でにわとりを育てていればよいのです。100パーセント可能性がないとは言えませんが、安心度は高くなります。
産んでいるにわとりの顔が見える卵...生卵を食べることがタブーとされるアメリカですが、今朝は新鮮な卵が産み落とされるのを待って、その卵で卵ご飯をいただきました。
2 comments:
きれいだね!!卵たち(笑)。
それこそ、クリスマスカラーみたいだよ。
ふふふ。
そうそう、アメリカの卵はサルモネラ菌が怖いって聞いていたけれど、卵って、本来(!?)そういうふうに、自己防衛?しているんだね。卵のみならずだろうけど、いのちってすごいね。
卵かけごはんを、自分たちのにわとりの産んだ卵で、なんて!
おいしそう!というより・・・すごく幸せな、温かい味が頭に浮かびました。
fkmさん、
半年かけてやっと手に入れた卵ごはんをいただく...至福の一時でした。
ホントに、いのちって、神様が創造されたものって、どんなに人間が細工を施したとて、とてもかなわないです。
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