Wednesday, December 21, 2011

ネジ?

感謝祭の日に焼いたミニマフィンのひとつに妙なものが...


なんと、ネジ入り!!

目ざといマリが「変なものが入ってるよ!」とオーブンから出て来たばかりのマフィンから見つけ出した。チョコチップ入りのマフィンで、丁度、チョコチップと同じくらいの大きさのネジだったので、マリに言われなければ、そのまま客人に出していたに違いない。ハハハ

さて、このネジ...正体はオーブンの中の天井にあったネジのひとつで、ゆるんでマフィンに落っこちたよう。

誰もうっかり口に入れなくてよかったよね。(^^;)




Wednesday, December 07, 2011

くるみ割り人形のリハーサル 2011


これまでスタジオで行われていた「くるみ割り人形」のリハーサルが、今週はホールに移動して、本番までの4日間毎晩4時間ありました。

はじめてのことで要領を得ない私達親子の初日は...ダウンタウンで道に迷い...許可書がなければ駐車できない駐車場に迷い込み...ホール到着後は裏口でチェックインしなければならなかったのに、堂々表玄関から入ってしまい...斯くして10分の遅刻。それでもなんとかウォーミングアップに間に合い、セーフ!!(^^;)

リハーサルでは、これでもかというくらいウォーミングアップをさせられた後、ディレクター、振り付け師、プログラムコーディネーター、リハーサルコーチに囲まれて踊ります。振りや立ち位置についてあれこれと細かい注文をつけられ、ミスがあれば他のキャストの前で名指しで怒られます。ついでに観客席にいる付き添いの親達も何度となく騒がしいと怒られました。

夕食などゆっくり食べる時間がありません。午後2時半頃に家を出て、9時に帰宅するまでホールのロビーでクラッカーと水を口にすることくらいしかできない日もあります。8歳にはちょっとかわいそうかなと思うけれど、本人は...舞台に出れることを考えるとつらくはないと言います。成長しているんだね。

親子してヘトヘトに疲れた帰途、マリに「ママがわたしのことを考えてくれているのがわかるときってうれしいんだよ...きょうみたいに、クラッカーと水を買ってきてくれたり...」と言われて、ホロリ。忙しくなるとスケジュールをこなすことで頭がいっぱいになって、子ども達につらくあたっている自分に気づかされることがあるだけに、この言葉は効きました。


Thursday, November 17, 2011

ナーシングホームミニストリー



毎月行っている特別養護老人施設での礼拝のための歌詞フォルダーを作っているところです。

ナー シングホームミニストリーは、数年前に教会のケアグループがコミュニティのための活動としてはじめたものですが、ここ半年でケアグループの顔ぶれも随分と 変わってしまい、これをケアグループでやってゆくことができなくなってしまいました。一家族、二家族...と抜け、とうとう私達と今年新しく加わったもう一家族リーキムファミリーだけになって しまいました。

そんな状態が続いて、数ヶ月...

いよいよ礼拝のお説教をしてくださる方もいなくなってしまいましたので、賛美と聖書の朗読をすることになりました。でも、これはこれでとても祝福された時間となっていて、感謝です。(^^)

どんなときも今わたしたちに与えられていることは忠実にやってゆかねばと思うのでした。

"Therefore, my dear brothers, stand firm. Let nothing move you. Always give yourselves fully to the work of the Lord, because you know that your labor in the Lord is not in vain"
ですから、私の愛する兄弟たちよ。堅く立って、動かされること
なく、いつも主のわざに励みなさい。あなたがたは自分たちの労苦
が、主にあってむだでないことを知っているのですから。

(1 Corinthians第一コリント 15:58).

Wednesday, November 16, 2011

椅子


10年前、サムを妊娠したときに購入した椅子は今でも子ども達をしっかり抱えてくれています。

Tuesday, November 15, 2011

楽しい芝刈り




トラクターで芝刈りをすることを覚えたサム

まだ体重が軽いので、座席にクランプをはめて、安全装置が作動しないようにしています。ある程度の重さがないとトラクターは動いてくれないのです。

Torpedo egg


一体誰がこんなTorpedo egg(魚雷卵)を生んでいるのでしょう?

庭のコロンバインの根元に、魚雷卵をささっと生んで、ささっと姿を消すのです。

これはこれでおもしろいのですが、卵のケースの蓋がしまりませ〜ん。(^^;)

ジュース


朝食に自分でジュースを作るダニエル...りんごと人参を混ぜたものが好きらしいけれど、どうも私は人参ジュースが苦手。



いっそこんなのにしてみたら?とチンゲンサイにケールとブドウを混ぜてみたら...ダニエルは飲めませんでした。(^^;)人参ジュースが嫌いでも私はこれならいけるんだけどな。

今の時期はハニークリスプというりんごが美味しいです。アメリカ産のフジをよく買っていましたが、この時期はフジよりも断然ハニークリスプが美味しいと感じます。もったいない気もするけれど、ジュースにすると薄く透き通ったピンク色でとってもきれいで爽やかな味がするのです。



カエデのブーケ


家の周りの落ち葉で悩まされる中、わざわざ家の中に落ち葉を持ち込む人が約一名。

色がきれいだったからゴムでまとめてブーケを作ったんだって。
 
で、それを持って踊り始めましたよ。

レゴの行方


こら〜っ!!箸を使うのはやめなさいっ!!

カラカラと勢いよく音を立てて吸い込まれたのは、きっとレゴピース。


Thursday, November 10, 2011

Eat like a horse?

今年はこれでもかというくらいゴロゴロどんぐりが落ちています。どんぐりは灰汁抜きをすれば食べられるのだそうですが、今年は食べ方を研究する暇がないので、りすや鶏に食べてもらっています。ありがたいことです。これが全部芽を出したら大変なことになるものね。

紅葉もひときわ赤が濃くて鮮やかになってきました。冬が寒かったからとか、これから冬が寒くなるとか、色々な説がありますが、どうなんでしょう?
2階の浴室の窓から

早朝の霜
思いがけず10月にJack Frostがやってきました。

Jack Frostがやってきた朝(霜が降りた朝)、北の方ではすでに積雪がありました。トマトが終わり、バジルもそろそろなので、Pestoにしなくてはと思っていた矢先に...時既に遅し。カチンコチンに凍ってしまいました。





寒くなって、何よりも、こまったちゃんはこの2頭。夏の間豊富にあった草がなくなってしまったから大変。これから半年、バーンに蓄えている干し草を頼りに生きてゆかなければなりません。ブラッサムは私を見ると干し草を欲しがって鳴きます。馬のように大食い(Eat like a Horse) という表現がありますが、牛も負けていませんよ。そういえば、よく飲むという表現では、一日バスタブ一杯分くらいを飲むというのでDrink like a Cowというのがありますね。(^^)それにしても一体牛は一日にどのくらい食べるのでしょう?干し草は体重の2.5倍の量与えればよいと本には書いてありますが、果してブラッサムの体重はいかほどか??また70%くらい干し草を食べたところで一度水を飲みに行くようであれば十分に与えていると思ってよいともいいますが...かなりの量与えても、なかなか水を飲みに行こうとしません。ってことは、やはり足りていない?

ファーマー仲間にブラッサムの食欲の話しをすると笑われます。「まだ妊娠していないのに、よく食べるって...妊娠してからが大変なんだよ〜牛は!」とか、「牛を飼ってる人間は、その牛のために奴隷のように草を育てては蓄えることを一年中繰り返すんだよ」とか...。(^^;)



Thursday, November 03, 2011

NCステイトフェア ②


フェアで出る屋台の食べ物は、断然揚げ物が多いです。フレンチフライ、オニオンフライ、ピザのフライ(ピザに衣をつけて揚げているらしい)、ブラウニーのフライ、トゥインキーズのフライ...と、こんなものにも?と思うようなものにも衣をつけて揚げてしまうのです。その他、七面鳥のもも肉のバーベキューや皮ごとローストしたとうもろこしなんてのもあります。でも、この日はマリの誕生日で夕食はタイ料理と決まっていたので、おやつ程度に、クレープにトライしてみました。ベルギー人が作るベルギー風クレープなのだとか。
この苺と生クリームがたっぷりのったクレープにすっかりはまってしまい、ここ数日、家でクレープを作っています。



ローストピーナッツの屋台なんてのは、アメリカならでは?


このびよ〜んと伸びているのは、あめです。タフィーと呼ばれています。

Wednesday, November 02, 2011

NCステイトフェア ①






ラクダに触ったり






ひよこやあひるを触ったり






野菜の展示を見たり











乗り物に乗ったり







楽しい時間を過ごしました。

Monday, October 31, 2011

まなびや通信 Fall 2011


左がサム右がマリ

今シーズン、サムもマリもそれぞれが選んだことに没頭しています。

pumpkin carving
サム...11月中旬までファーストレゴリーグのリサーチ、プレゼンテーション準備、ロボット製作に忙しくしています。ファームではトラクターを運転するようになったので、荷物を運んでくれたり、草刈りをしてくれたりと、役に立っています。先日「ママ、みんなの前でキスしたりハグしたりするのはやめてね...まぁ家だったらいいけど」と言われましたよ。(^^;)ダニエルは家でももうハグをさせてもらえません。とうとう思春期の入り口に来てしまったようです。教会ではサンデースクールの後、私達と1階の廊下で待ち合わせていたのですが、1ヶ月ほど前から駐車場の木の上に登って待つようになりました。随分前から友達はみな親が車を出すまで外で遊んでいたようで、サムがいつも一人でポツリと廊下に居るようになったのは、そういう事情があったから。「今度から木のところで待ってていい?」と言ったサムを探して駐車場に出てみると、はは〜ん、サムが他3人の男の子達と木の上に猿のごとく座っておるではないですか。いつか枝がボキッと折れたりして...。でも、そろそろ母親から少し距離を置いてもよい時期が来たようなので、このまま放っておくことにします。

ろうそくをフーッ! 
マリ...今秋、彼女の頭にはバレエしかありません。クリスマスの恒例「くるみ割り人形」でリボンキャンディーの役をもらいリハーサルに追われています。 クラスはもとより家での練習も欠かさずとても熱心です。踊れることが嬉しいと言います。プロのダンサーは本番2時間前にはウォーミングアップに入ると教えられているので、それを普段バレエのあるときはいつでも実行しています。私にできることといえば、クラスもリハーサルも舞台と同じ気持ちで彼女が臨めるように、丁寧にバレエバン(バレエのお団子ヘア)を結ってやることくらい。さて、今月8歳になったマリですが、彼女にもまた思春期到来の兆しがあります。何かとパパを避けるようになりましたよ。パパの洗濯物をたたむのを嫌がったり、ハグから逃げたり...何か理由があるというわけでもなく、「なんだか嫌なの、パパは...男の子だし...」だそうです。(^^;)私には益々べったりです。

サムもマリもこのところ学習時間が減っていますが、サムは11月の中旬ファーストレゴリーグのトーナメントが終わるまで、マリは12月の中旬「くるみ割り人形」が終わるまで、のんびりさせることにしています。そういうシーズンなのでしょうね。

ファームのほうは順調です。とりあえず、動物はみな元気に育ってくれています。気温がぐっと下がってきたこのごろ、スマッジ(羊)の毛がふかふかになってきました。ブラッサム(牛)のコンパニオンとして飼われていなければ、今ごろお肉&毛皮と化していたかもしれません。素敵なコートをまとっているスマッジを見ると、みな一様にそんな想像をしたくなるようです。凍えるような朝はブラッサム(牛)の前足の付け根に手を入れてみるとそれはそれは温かくて心地よいのです。子ども達は鶏を湯たんぽ代わりに抱えて歩きます。動物達はそれぞれに冬支度ができているようです。今週は、子ども達に新しいジャケットを買ってやりました。人間も慌てて冬支度です。(^^)

Tuesday, October 18, 2011

ハエの駆除

ファームに家畜が入ると当然のごとくハエが大量発生します。今夏はいかに化学薬品を使わずにハエの害から家畜を守るかというのが大きな課題となったのだけど...

まず、試してみたのがハーブのスプレー。ハーブエキスとアップルサイダービネガーを混ぜたものをブラッサム(牛)にかけるとハエが寄り付かなくなりました。でも、このスプレー雨が降るとすぐに流れてしまいます。しかも雨上がりは異常にハエが発生するので、天気雨が続いた8月はスプレーを数時間ごとにかけなおさなくてはならず、とても間に合いません。また、ブラッサムの糞を見つけたらすぐに埋めるという作業も繰り返してきました。手間はかかりますが、ハエの繁殖場をなくすことで、これは効果大。でもね、炎天下に広い草原に出て糞を探して埋めて回るのはかなり大変。

そこで、第三弾...マリがハエたたきを導入してみました。



そう、こんな風にハエを片っ端からたたいていくのです。原始的だけど結構確実な方法かな(?)ブラッサムはマリに叩かれるのが気持ちよくて仕方ないようです。

それにしてもどこからともなく湧いて出てくるハエ。これだけではとても間に合いそうにありません。

そこで第四弾...ハエの蛹に卵を産んでハエを殺すという寄生バチを購入して 放ってみました。

効果のほどは3週間くらいたたなければわからないそうですが...どんなもんでしょう。といっているうちに今週は寒くなりそうです。寄生バチが寒さで凍えたら意味がないんだけどなぁ。でも寒さでハエもいなくなればそれはそれでよいわけか。


Thursday, September 29, 2011

オワカレノマリーゴールド



「ママ、オワカレノマリーゴールドがあるよ!」というマリの手元に、小さなマリーゴールドが咲いていました。春、種を植えたものが夏中トマトの苗の下でたくさん増えて、これは最後に残ったひとつ。これでオワカレなのです。

トマトと相性のよいマリーゴールド...トマトにほとんど害虫がつくこともなく育ってくれたのは、害虫が嫌うマリーゴールドのおかげだったのでしょうね。

来年もトマトの番人お願いしますよ!そして、夏中マリを喜ばせてくれてありがとう!


Monday, September 19, 2011

新しいグリル

二日間漬け込んだカルビを韓国人のHeebumが焼いてくれました。
9月のはじめFLL(ファーストレゴリーグ)のチャレンジが発表されたので、Labor Day の週末にFLLのチームでバーベキューをしました。結婚19年のお祝いにバーベキューグリルを購入したので、新しいグリルでの初バーベキューにふさわしいイベントになりました。



小さなトレイラーライド
男の子達がにぎっているのは、草の束なのですが、強くて長いものを集め、矢の代わりにして投げて遊びます。というか、武器調達と攻撃の二人一組になって戦います。男の子は武器が好きですね。(^^;)

Labor Day




 


Peach Blueberry Ice Tea


働く者は食べることが少なくても多くても、快く眠る。
The sleep of a laboring man is sweet.
(伝道の書 Ecclesiastes 5:12)

人は出てわざにつき、その勤労は夕べに及ぶ。 

主よ、あなたのみわざはいかに多いことであろう。
あなたはこれらをみな知恵をもって造られた。
地はあなたの造られたもので満ちている。
Then man goes out to his work, to his labor until evening.
How many are your works, O LORD! 
In wisdom you made them all;
the earth is full of your creatures.

(詩編 Psalm 104:23,24)

今年の夏も暑かったですが、外に出ないというわけにもいかず、一夏で20年分くらいの汗をかいた気がしますよ。ここ南部では、スウィートアイスティーをよく飲みますが、今年は写真↑のようなフルーティーなアイスティーをよ〜く作りました。

さて、Labor Day(労働者の日)は「悪いけど今日は何もしないから」と完全休暇モードに入っていたダニエルですが、午前中は雄鶏を2羽プロセスし、午後は倒木の処理をしたら一日が終わってしまいました。私はファームの仕事プラス食事 の用意と後片付け、そして平日にできない床拭きを少々やったところで、もうヘトヘト。夜はゆっくり映画でも見ようと言っていたけれど、そんな気力もなく二人で 這うようにしてベッドに転がり込み爆睡しました。いつものパターンです。

ファームの仕事は大変ですが、種が芽を出したときのわくわくや、フェンスの修理を終えたときの達成感、牛や羊が元気に草を食んでいる姿を見守るときの安堵感は、仕事の苦労を吹き飛ばしてくれ、次の仕事の原動力となります。真夏の厳しい野良仕事も収穫を思えばなんのその。といっても今年はあまりの暑さに畑を途中で投げ出し、足の踏み場もないくらい雑草を蔓延らせてしまいましいましたが...。(^^;)でも、また懲りずと種まきをはじめてしまいます。失敗は致命的なもの(家畜を葬らなければならないこと)もありますが、学ぶことのなんと多いことか...。その度に課題のリストは長くなるばかりで、正直うんざりしてしまうこともありますが、ファームをやると決めたからには...("Kiko, you signed up for it!"とファーム仲間によく言われますが)そういうことをひっくるめて引き受けてしまったというわけです。(^^)

ちなみに今秋の課題は水が凍らない家畜の水飲み場をつくること。そして防寒対策。

何かが起こってから慌てて対処を考え、一時的な解決法でしのぐというパターンからそろそろ抜け出さねばなりません。要はコンテンジェンシープランです。

神様が創造され備えてくださったこの自然の中で、今日も仕事開始です。



Sunday, September 11, 2011

パンダに捧ぐ

まるでロボット!!ファーストレゴリーグの話題ではありません。サムのヴァイオリンの弾き方が、まるでロボットなのです。(^^;)「どうしてロボットのような弾き方しかできないの?もっと感情を込めなさい!」と毎週のようにヴァイオリンの先生にきつく言われ続けているサムエル。確かに、これほどまでに感情を入れないで淡々と演奏ができるというのも才能かと練習につきあっていてよく思います。先日「もうどうやって感情移入/表現を教えたらよいのかわからない!」と匙を投げた先生に、レッスンに付き添っていたダニエルは「ロボットに教えていると思うしかないですね。プログラミングするとか...^^;」と、言ったそう。先生愕然としたに違いありません。

そこで、やってきました通達が...この私に。感情を込めた演奏ができるように練習させてくださいとのこと。「そういうことだから...やっといてね」というダニエル。私にプログラミングしろというのですか〜?!

ダニエルさん、これはそもそもあなたのせいなのですぞ〜。出会ったとき、あなたは感情を外に出さない/表現しない男だと思いました。いつも冷静でいられる人なら荒波を一緒に乗り越えてゆくにもだいじょうぶそうだと、そこに魅力を感じたのは嘘ではありません。でも、結婚してからしばらくしてふと不安になったことがあります。この人はもし私がいなくなっても、淡々と何ごともなかったように生活してゆけるのではないかと...それが無性に悲しかったのを思い出します。若かったのですね〜。(笑)今年結婚20年目に入り、現在は...感情の起伏があまり外に出ないということがいかにありがたいことかと痛感しています。ダニエルのお父さんもほとんど感情を表に出さない人でしたので、これは遺伝なのでしょう。しからばその孫であるサムもそれを受け継いでいるということですな。あ〜あ。

どうしたら感情を込めた演奏ができるようになるのか...考えた挙げ句、曲にサムがかわいがっているにわとりのストーリーをつけてみました。La Foliaという曲をパンダ(うちの雌鶏)の悲劇と題して練習させることにしました。パンダはひよこの頃は気が強くて餌を他の誰よりも食べていたのですが、ある日犬に襲われて、お尻に重傷を負い、黄疸になり、卵が産めなくなり、群れの最下位に落ちてしまったのです。にわとりの厳しい世界です。サムは曲に対してやパンダに対しての自分の感情は表現できないけれど、悲劇の中にいるパンダの感情(あるとしたら?)ならば表現できるかもと、以前よりは変化をつけて弾く努力をするようになりました。自分が感じて表現しているのではなく、パンダの悲劇を代弁するようにプログラミングされた結果です。でも、先生にはこの私の薄っぺら〜いプログラミング、すぐにバレてしまうでしょうね。(^^;)

さて、ここ数日黄疸がひどくなったパンダですが...午後、草むらで静かに息を引き取っていました。2010年春組...うちの第一号の群れの一羽でした。

モモ(熊ではありませんよ)の餌を分けてもらうパンダ(左)とブラウニー(右)

La Foliaは、パンダに捧ぐ曲として、いつかサムに農家での少年時代を思い出させる一曲となるのかもしれません。


Saturday, September 03, 2011

「くるみ割り人形」のオーディション

イモの茎を葉から切り離してくれているマリ

 夏のバレエキャンプが刺激になったのか、「くるみ割り人形」のオーディションを受けたいと言い出したマリ。ハリケーン・アイリーンが上陸している中、連れて行きました。

この日スタジオは満杯!!受付で申し込み用紙に記入したら、すぐに控え室で身長を計られました。そして廊下の角のテーブルで名前の確認とリハーサルの日程をもらい、確実にリハーサルと本番に出られるかどうか確認させられました。もし選ばれたら病欠以外の欠席は許されないとのこと。だいじょうぶ、だいじょうぶ、はじめてのオーディションだし、とにかく目立ちたくないあの性格...そんなにうまいこと役を手に入れられるかどうかはね(笑)。オーディションがどんなものか経験できればそれでよいと思っていましたが、補欠になっても全てのリハーサルと本番には出ないといけないのですよと念を押され、12月の本番までのリハーサルの数を数えてみました。簡単にいえば9月から12月はじめまで土日は全部リハで、12月に入ったら本番までの一週間は毎日リハ。かなりハードなスケジュールですぞ。後は番号を受け取り、それをレオタードにくっつけたら並ぶだけ。マリは6番。待つこと20分。「笑顔を忘れずに!」と声をかけてオーディションルームに無事送り出しました。1時間ほど待ったでしょうか、出て来たマリにどんなオーディションだったか聞いてもはっきり答えてくれません。ただ、今まで習ったことがない振り付けをいくつか教えられ、五人一組になって踊らされたと...。「ひーっ、緊張しただろうね」と言ったら、普段のクラスとそんなに変わらなかったから大丈夫だったという意外な返事が返ってきました。

オーディションの結果は来週スタジオに張り出されます。

写真は...畑に雑草と共に広がっているさつまいもやアメリカのスウィートポテトの茎です。茎のやわらかい部分をさっと茹でて、きんぴらごぼうの要領で炒めて味付けをします。何かしら食べれるものが育っているというのは嬉しいことです。

Thursday, September 01, 2011

シーリングファン落下



夫婦の寝室の天井についているファン付きのライトが、いきなり落っこちてきたのです。しかも、サムがベッドの上で本を読んでいる最中にガタンゴトンとファンがものすごい音をたてて、ベッドのポストにぶちあたったのです。「ママー!」と叫んでベッドから下りて壁のファンのスイッチを切ったようで、駆けつけたときは、ファンがベッドポストにひっかかっておりました。危機一髪。こういうスタイルのベッドポストが付いていなければサムの脚の上に落下していたかもしれず、ゾッとしました。

落下の原因は...スチールの部品にひびが入り、ファンとライトを支えきれなくなったからでした。おそらく取り付けから6年は経っています。こういうものにも寿命があるのは解ってはいますが、ついつい点検を怠りがちです。サムの部屋のファンもチェックしておかなくては。

さて、ファンをまるごと買い替えなければならないと思っていましたが、ハードウェアストアで修理に必要なパーツを見つけることができました。やっぱり壊れやすいパーツだったのですね。で、このとおり、修理完了!めでたし、めでたし!


ギリシャ語...It's Greek to me!


このお二人、今秋仲良くギリシャ語を受講しています。神学校の生徒による教育実習のようなかたちで提供されている新約聖書のギリシャ語を読むという基礎のクラスなのですが、α β γ δ ...と、私にはちんぷんかんぷん(まさにIt's Greek to me! )です。数学でこういう記号が使われてましたっけね。^^;ダニエルいわく、このギリシャ語のクラスは英語の文法を理解していなければならないので、サムにとっては英語の文法の学習にもなって一石二鳥なのだとか。ちょっ、ちょっと待って、それって英語の文法がしっかりわかってなければ、難しいってことでしょう?ま、「一教科でも誰かがやってくれたらきみが楽になるだろう」とダニエルが言ってくれ、ホームワークも一緒にやってくれるのだから、文句はいいませんよ〜〜。1回でも2回でも、それこそアルファベットだけでも学んでくれれば、それでいいという気持ちでいます。サムはといえば...パパと一緒に同レベルでのスタートということで、「あ〜、面倒くさい」といいながらも、暗記は負けたくない様子でがんばっています。最初のクラスでは、きちんとノートをとってきたようでう、宿題らしきフラッシュカード作りとアルファベットの暗記を自らやっておりました。

それにしても、写真ではよくわかりませんが、サムのノートの字とダニエルの字がそっくりで笑えます。字だけでなくて性格もそっくり!まるでクローン。(^^)



Sunday, August 21, 2011

ある日のサイエンス...プリズム


光の屈折を学ぼうということでプリズムを取り出したところ...



きゃー!手がレインボ〜!

髪の毛もレインボ〜!(パパびっくりするかな?って...^^;)

おしまいに...くまのパンツがレインボ〜!
で、マリのサイエンスの時間は終わってしまいました。

Friday, August 19, 2011

フェンス完成!

8ヶ月待ってや〜っとフェンスが完成しました!ケンタッキー州のフェンス塗装専門の業者に依頼していたのですが、お天気やスケジュールの都合で延期され続け...夏のはじめには連絡をとっても一向に返事がない状態になっていました。地元の業者をあたってみようかと半ばあきらめかけていたところで、先週いきなり連絡が入り、このとおり↑フェンスが黒になりました!

Tuesday, August 16, 2011

卵を呑んだヘビ

*ちょっとグロテスクなヘビの写真があります。
覆面をつけたこの人、怪しい人ではありません。塗装屋さんです。フェンスを建ててから8ヶ月。やっとフェンスを塗ることができました。


でも、今日のハイライトはフェンスの塗装ではありません。

ヘビです...

卵を丸呑みして膨らんでいるRat Snake

なんと、蛇がにわとりの卵を食べていたのです!!こんな田舎なので、蛇と遭遇してもちっとも不思議ではありませんし、畑で悪さをする野ネズミなどを食べてくれるので、たま〜に見かけてもそのまま放っておきます。でも、今回のようににわとりの卵をとりに来るようになっては、このまま放置しておくことはできません。

とはいっても...この蛇...私の背丈くらいあるのです。どうも気色悪くて近づけない...処分するといっても食べるわけではないし...いや、食べれるのかもしれないけれど食べたくないし...。 と、シャベルを持ったまま立ち往生しているところで、塗装のクルーのTommyおじさんが近くに居合わせたので(って、こんなこと滅多にないですが...)頼んでみることにしました。

「いいよ」と軽く引き受けてくれたTommyおじさん↓


ヘビは、すでに卵を2個まるのまま飲み込んで首が膨れた状態でしたので、息の根を止めたところで、卵の黄身がトロトロと流れ出てきました。あぁ、大切な卵が...。

親切にもTommyおじさんは息の根が止まった蛇はしばらく臭うからと、わざわざ林の向こう側に捨てに行ってくれました。フェンスを塗りに来ただけなのに、蛇の始末までお願いしてしまって申し訳なかったです。

でも、ホントに助かった〜〜。Tommyおじさんが居てくれなかったら自分でやらなければならなかったものね。


Sunday, August 14, 2011

FIRST LEGO League

FIRST LEGO Leagueに登録しました。FIRSTというのは、For Inspiration and Recognition of Science and Technologyの略で、この米国のNPO法人とレゴ社が提携してはじまったプログラムです。チームを登録すると、課題があたえられ、ロボット競技とプレゼンテーションで競い合うことができます。毎年社会問題をテーマにした課題が出されるのですが、今年の課題は「Food Factor」です。ファームを立ち上げたばかりで、タイムリーな課題が与えられたと思います。チーム名は、The Weather Machines。コーチはダニエル。メンバーはサムを含む9歳〜12歳の7人の子ども達です。今のところ週に一度2〜3時間のペースでミーティングをしていますが、9月に今年の課題にちなんだチャレンジが発表されると、11月のトーナメントまで、もっと頻繁に集まることになりそうです。

サムとニック

第一回目のミーティング風景
子ども達はみな真剣です。そして大人もこのとおり↓レゴのテーブル製作に真剣です。


とりあえず後はペンキを塗るだけというところまで仕上がりました。パパママおつかれさまでした!


ところで、FLLのミーティングがあっている間、マリは何をしているかといいますと...ニックの弟のビンとチキンで遊んでいます。この雌鶏達(バンとパンダ)はとてもフレンドリーなので、完全にオモチャです。バンはマリに百面相をやらされています。(^^;)

マリ、バン、パンダ、ビン

Friday, August 12, 2011

バレエキャンプ

2011〜2012年のマリのバレエクラスのレオタードの色はラスベリーです。ラズベリーより少々紫が強いですが、なかなかインパクトのある色です。上のクラスにいく度にレオタードの色が変わるというのは嬉しいことです。まるで空手のベルトの色のように励みになります。


さて、今週マリはバレエキャンプ に入っています。クリスマスプログラムの「くるみ割り人形」のスノークイーンを二年連続でつとめ、一昨年スクールを卒業したSarah先生に「くるみ割り 人形」のキャラクターの踊りを手ほどきしてもらい、オーディションの受け方を学ぶのだそうです。といってもシャイな性格のマリはオーディションを受ける気 はなく...「あなたはどのキャラクターになりたいの?」とクラスメイトに聞かれても恥ずかしそうに小さな声で「わからない」とボソッと言うだけ。他の子ども達はそれぞれになりたいキャラクターがあるようで、やる気まんまん!!聞かなくても「わたしは◯◯になりたいの!」と待合室にいる私にも教えてくれます。その情熱だけでオーディションに合格できそうですよ〜。(^^)

先生と同じ方向に体を曲げなければならなかったんだろうけど、お互いの腕がハートを描いているみたいでかわいいよ。


マリは完全に圧倒されていましたが...あとでこっそり「わたしはメイドになりたいのよ...それと...扇子を持って踊るスパニッシュダンス。でもそういうのは大きくならないとむりよね」と教えてくれました。確かに、スパニッシュダンスはともかく「くるみ割り人形」のメイド(お手伝いさん)役は、ステージの上でパーティーに招待された子ども達の世話をしたり、お掃除をしたり、ワインを飲んだりします。とても子役ではつとまりません。10年後くらいでしょうか、メイドの役でオーディションを受けられるのは。でも、今から練習していたらいつか素敵なメイドになれるかも。マリペースでいきましょう。(^^)

Saturday, August 06, 2011

一口サイズのからあげ

Bayeuxがいなくなって(プロセスされて)しばらく経ちます。そろそろマリも忘れた頃かと、一部を冷凍庫から出してからあげにしてみました。 さすがにプロセスしたその晩は、羽毛を処理するときの熱湯からあがってくるチキンサウナの匂いが鼻に残って、とてもチキンを食べようという気になれませんでした。



さて、味ですが...予想していたよりずっと美味しかったのでびっくりでした。オランダ生まれの品種(Welsummer)がたまたま美味しかったのかもしれませんが、餌に気を使い、日々にわとりの衛生管理や健康状態のチェックを欠かさずにしてきた結果と言いたいところですが、どうなんでしょうね。
 
胸肉はJanのチキンより薄めでしたが、ささみがたっぷり入っていました。それがとっても透明感のあるきれいな色で、思わず絵の具を持ってきてささみの絵を描いておこうかと思ったほど。(^^)もも肉は、かなりダークで、黄色の脂肪があり、なんだかあひるの肉を思わせます。こういう肉どっかで見たことあったっけ...とネットを検索していて気がつきました。シャモです!シャモ肉です!そういえば、オランダのWelsummerという品種(特にメスは)のBayeuxは体格がシャモそっくりですよ。といってもシャモを食べた事がない私には、味が似ているのかどうかはわかりません。からあげは、胸肉でもちょっぴり歯ごたえがある感じです。そうではないかと一口サイズにして正解でした。鶏ガラスープを作ってみましたら、これはいつもより深い味に仕上がりました。

ちなみにマリは「これってBayeuxよね...なんかちょっと...」といいながらも、からあげを食べてくれ、クリームシチューに入ったBayeuxには全く気づくことなくおかわりまでしていましたよ。 (^^)