Wednesday, June 28, 2006

青じそ

これは我が家の青じそ。虫に食われている葉っぱもあるけれど、かなりの収穫。青じそとアンチョビーのスパゲティ、青じそとチーズをささみで巻いたもの、ざるそばにたくさん刻んでのっけたり…と、青じそ料理を楽しんでいる。今日は青じそふりかけを手作りしている。

半日干した青じそを電子レンジにかけ、それをビニールに入れて、手でもんで細かくする。それに削りかつおと白ごまを混ぜて出来上がり!

シャケおにぎり

美 味しい魚がたべたーい!!小あじの南蛮漬けなんていいなぁ。しかし最近は、魚のメチル水銀やダイオキシンの汚染レベルが高くなっていると聞くので、なるべ く魚を避けている。同じ理由で妊婦のときは、魚はほとんど食べなかった。でも、Fresh Marketでたまに養殖でないWildの紅 鮭かキングサーモンなどが店頭に並ぶことがあり、新鮮そうであれば買っている。

その、たまに手に入れるシャケで作るおにぎりは、子供達の 大好物!手に入ったその日に調理してしまうのであれば、塩だけ…そうでなければ、決まってお酒少 々、塩、田舎味噌、白味噌を混ぜたものに一晩漬け込んでから焼く。これがとっても風味のよいお弁当のおかずになる。朝、ダニエルのお弁当のためにシャケを 焼いていると、必ずサムが2階から「あ~、いい匂いがする!シャケだぁ!」と言って降りてくる。そのシャケをほぐしておにぎりにしたら、それが子供達のラ ンチとなる。

Monday, June 26, 2006

いい話2つ

変装ごっこをしているサムとマリがこんな恰好で2階から降りてきた。是非ブログに載せて欲しいというので、このとおり。

友 人のKimとGordonは、先日一人息子をフロリダにあるエアフォースアカデミーに送り出した。つまり子供が巣立って、夫婦二人の生活になったというこ とだ。それで、「今までずっといた一人息子が急にいなくなって寂しくない?心配じゃない?」と聞いたら、「ぜ~ん、ぜん!彼が乗った飛行機が離陸したとき には二人で手を取り合って、これで終わったーって言って喜んだわよ」と言っていた。子育てが終わって、やっと夫婦二人に戻れる…子供は自分の足で しっかり立って巣立ったのだから、こんなにめでたいことはないというわけだ。あぁ、サムとマリが巣立ってゆく日、私達もそうありたい!!

このことをシェアしてくれたKimに感謝!今日は子供達がベッドに入った後に、ダニエルと庭の草むしりをしながら、子供達が巣立った後、何をしようかとあれこれ意見を出し合った。とても和やかな時間が過ぎていった。

こ こでもうひとついい話。4人の子供を持つホームスクールママのLeanneが1人で1週間ほどコロラドにある彼女の実家を訪ねている。これはGarry (ご主人)が彼女にプレゼントした休暇。なんと、彼女が予約した飛行機のチケットをGarryは内緒でファーストクラスにアップグレードし、彼女が予約し たレンタカーを内緒で彼女の好きなMustangにアップグレードした。しかし、レンタカーのカウンターで、彼が予約したはずのMustangがなくなっ ていると言われたLeanneは、それでもお礼を言うために彼に電話をした。電話でそのMustangがないことを知ったGarryは、すぐにレンタ カーのカウンターの人と交渉し、彼女のためにふつうのMustangではなく、MustangのConvertibleをレンタルし直したのだそうだ。素 敵でしょう~?

Leanneが不在の間は、Garryが4人の子供達の世話をし、どこからかあずかった犬の世話もしているとのこと。ご苦労様です。

Sunday, June 25, 2006

母親の心配


妊娠したら…

あの時食べたものがお腹のベイビーによくなかったかも…お腹のベイビーになんらかの病気があったらどうしよう…流産したら…早産したら…あれ、お腹が動いていないぞ、だいじょうぶかなぁ…などと心配する。

出産後は…

ミルクの量は足りているのかな…寝息が聞こえないと、息をしているのかな…人ごみの中で病気を移されないかな…耳は聞こえているのかな…知能の発達は大丈夫かな…などと心配する。

子供が歩きはじめたら…

転んで怪我はしないだろうか…事故に巻き込まれないだろうか…熱や嘔吐があると大きな病気ではないだろうかと…学校でいじめられないだろうか…などと心配する。

自 然災害や流行する病…子供が犠牲になったニュースを聞くたびに、自分の子供のことが心配になる。そんなとき、母親の私ができることは…祈ること。自分が生 んだ子供であってもその子供の人生のありとあらゆることを知り尽くし、確実によい方へと導き、その命を守ることはできない。それができる唯一の存在はその 命を創られた神様。そしてその神様は創られた命をただこの世限りでなく、愛するがゆえに永遠と導いてくださる。

サムとマリの寝顔を見ながら、もう私のお腹にはどうやっても入りきれない伸びた手足を触ってみる。この時代に、神様が私達にあずけてくださった大切な命が二つここにある。

私がひそかに造られ、地の深い所で仕組まれたとき、
You watched me as I was being formed in utter seclusion,
私の骨組みはあなたに隠れてはいませんでした。
as I was woven together in the dark of the womb.

あなたの目は胎児の私を見られ、
You saw me before I was born.
あなたの書物にすべてが、書きしるされました。
Every day of my life was recorded in your book.

私のために作られた日々が、しかもその一日もないうちに。
Every moment was laid out before a single day had passed.

(詩篇 Psalm 139:15-16)

Friday, June 23, 2006

イギリスのサンドウィッチ

今 日のランチのサンドウィッチは、バゲットにほうれん草(生で食べられる若い葉っぱ)とローストターキーをマヨネーズとバジルのPesto(にんにく、松の 実/くるみ、パルメザンチーズ、オリーブオイルなどがバジルと一緒にペースト状になっているもの)で挟んだもの。これは子供達の大好物!ローストターキーの代わ りに、ハムやチキンでも美味しいかな。

サ ンドウィッチといえば…イギリス!イギリス人ってサンドウィッチ作るの上手だよ~。卵サンドやハム&きゅうりで育った私には、イギリスのサンドウィッチ がとっても新鮮に感じた。具も色々とあるけれど、美味しさをコントロールするのは、それをつなぐマヨネーズやマスタードなんだよね。タイムやローズマ リー、カレーマサラ入りのマヨネーズやマスタード…その種類は豊富。アメリカのサンドウィッチが味気なく感じてしまう。

18年前、はじめてアメリカに来た日、テキサス州ダラスの空港でサンドウィッチをオーダーした。乾いたパンに、くしゃっと数十枚のハムのスライス(確実に ハーフポンドはある)が入っていた。マヨとマスタードは好みでどうぞ…と出されて、喉が詰まりそうになりながら食べたのを思い出す。

今日は、今年の春イギリスのサンドウィッチに転勤になったファミリーを思い出しながらのランチとなった。きっとむこうで美味しいサンドウィッチを食べているんだろうなぁ。

午後の嵐

午 後3時すぎ…空がミントグリーンになったと思ったら、嵐がやってきた。写真はうちの玄関から撮ったもの。見てのとおりノースカロライナの嵐は半端じゃな い。雨が横殴りに降ってくるので、とてもじゃないけど外には出られないし、木の1本や2本は平気で倒してしまう。実際に2ヶ月ほど前、うちの裏庭の木も1 本やられてしまった。

それから30分ほどして停電になった。サムとマリは2階でお昼寝中。ものすごい雷の音と地響きで、目を覚まして泣き 出すかなと思った。こういうとき私は歌 を歌うようにしている。それも決まってアニメの主題歌のようなもの。「あのね、Q太郎はね~」とか「オバケのQ、僕はオバケのQ太郎、頭に毛が3本…」の ような歌。子供達が雷で目を覚ましたときに、こういう歌が聞こえると安心するだろうから。

夜中に雷雨で目が覚めると、サムは「ママー、こ わいー!!」と叫び続ける。眠りの浅いマリは絶対に目が覚めているはずなのに…我慢している。部屋に行って みると「かみなりしゃんが、マリちゃんのお部屋にきたからこわかった…」と言って抱きついてくる。それで、雷雨の夜は4人で私達のクイーンサイズのベッド に寝ることになって、その狭いベッドで私だけが朝まで寝付けない。トホホ…。

実は私が結婚したかった理由のひとつに、嵐のときに一人でい るのが嫌だから…というのがある。昔から雷が苦手だった。夜中に雷雨になると、このまま夜が明 けないのではないかという錯覚に陥る。そんな時、誰かがそばに居てくれたらホッとする。ただ横でガーガーといびきをかいて寝ているというだけでも。

結局1時間ほどして停電は終わった。そして案の定、近所の家の庭の木が折れていた。

Wednesday, June 21, 2006

ミリーとセスの家


紫 陽花がとってもきれいなMillieとSethの新しいお家(現在改築中)の裏庭。サムとマリはそれぞれ小鳥の餌をカップに入れてもらって餌まきをしてい るところ。毎回餌をまくときに、小鳥に声をかけると、そのうち小鳥達がその声に反応して降りてくるようになるとのこと。

MillieとSethの裏庭は本当に魅力的だ。新しい住宅地ではないので、生えている木々が巨大!そして、なぜだか庭にたくさん蛍がいる。この日はじめて蛍を見たサムとマリは大喜びだった。1匹捕まえて手にのせてやると二人とも嬉しそうにしていた。

家に帰って、うちの庭に蛍が一匹もいないことをサムはとても残念がった。なんでうちにはいないんだろう?水場が近くにあることが条件とすれば、川はわりと近くにあるはずだし…。

そ れにしても、この日、サムとマリと私は、蚊に食われまくった。ダニエルは一人で平気。なんで??かわいそうに、サムは蚊に刺された後が異常に腫れ上がっ てしまった。マリと私もかなりの被害にあったけれど、サムほどひどくはなかった。サンディエゴにいた頃は、虫除けスプレーなど買ったこともなかったけれ ど、この夏は必需品だなぁ。

のの字巻き

あ~、やってしまった、大失敗!!これ、全然巻けていないスイスロール。ちゃんとスイスロールを作るつもりでいたんだけど、巻くときに、うっかりYasushiさんに教わったカリフォルニアロールの巻き方(のの字)を想像しながら巻いてしまった。

出来上がったロールケーキを見て、サムが一言「あ、ママ、のの字が上手にできてる!」って。(苦笑)これは、カリフォルニアロールじゃないんだから、うずまきにしなきゃいけなかったのに…トホホ。しかも時間が経ったら、ぺったんこになってきて、のの字も変形してしまった。

そ してこの失敗作をこの日は、近所に越してきたミリーとセスの家に持って行かなければならなかった。幸い、ミリーとセスはスイスロールというものを見たこと がなく、日本のデザートにこういうものがあると思っていてくれていた。ところが、このケーキが登場すると…サムがすかさず"This is の"などとケーキを指して英語で説明しはじめた。??という顔をしているミリーに、日本語の「の」の発音が英語の"No"と違うことまで言いはじめた。さすがに元小学校の教師のミリー。サムの言うことを真剣に聞いて理解してくれようとするが…Nonoji-Maki??

この夏2度目のプール

お友達の和佳奈ちゃんと優司くんと一緒にプール!

去 年ノースカロライナに来たばかりの頃、たまたま行ったスーパーマーケットで日本語で会話をしているファミリーを見つけ、思わず「日本の方ですか?」と声 をかけてしまった。こういうことは私にはかなり珍しいこと。

あ の日、私は深く考え込んでいた。この土地でこれから先どうやって子供達に日本を教えていけばよいものか…と。サムとマリはアメリカで生まれたけれど日本 語で育っている。サンディエゴでは、近くの公園に行けば、日本語をしゃべる子供達と一緒に遊ぶことができたし、日本の食材や書籍も簡単に手に入った。日本 人として生活をするのにそれほど努力をしなくてもよかった。ところが、ここRaleighの北では、そういうわけにはいかない。ここはアメリカなのだから とあきらめてしまえば、それはそれでいいのだろうけど…これからは、私が子供達のために努力をして、なんとか日本をPreserveしていかなくてはなら ないなあとちょっぴりプレッシャーを感じていた。

そ んなときに出会ったのが、このファミリー。以来、本当に親切にしてもらっている。優司くんはサムより1年下だという のに、とてもしっかりしている。話しを していると、まるで日本の小学生と会話をしているような気になる。和佳奈ちゃんは、マリと同じく2歳。そしてママの忠子さんは、ほぼ私と同年代。

優司くんと和佳奈ちゃんってよく似ているでしょ~!それにね、優司くんはパパそっくりなんだよ~。



マリの後ろに沈んでいるのは、サム。水中でマリの足をくすぐって楽しんでいる。マリは見てのとおり、ものすごく嫌がっている。男の子ってこういうことやるんだよね~。

Monday, June 19, 2006

鹿の被害

これ何だと思う??うちの表の庭に落とされたもの。鹿の糞だよ。

最近鹿の被害がひどい。住宅街に1~2頭なんてものではない。うちの前に7~10頭という数がやってくる。

この辺りは数年前までは森だったので、鹿が出るのはごく日常茶飯事。この場合、私達がインベーダーなので、申し訳ない気もするが、苦労して植えたものが、みな食い荒らされているのは悲しい。

写真のすみれは、見事に花とつぼみをブチッと食いちぎられて持ってかれた。

鹿は夜、運転していると道路に急に飛び出てきて、立ち止まる。衝突したときは、こちらの命も危ない。

そしてもうひとつ!鹿につくダニがペットに移る。誰かが犬の餌にガーリックパウダーを混ぜるとダニがつかないと言っていたけど…。

そんなこんなで、表の庭をメイクオーバーするためにベゴニアを植えてみることにした。ベゴニアはDeer Resistantなのだそうだ。これを植えると鹿が近づかなくなるのか、ただ、これは食べないというだけのものなのか…とりあえず試してみよう。

幸い、裏庭は6フィートのフェンスで囲ってあるので鹿は入ってこれないが、時折りすがやって来る。鹿ほどの大きな被害はないと思うけれど、ひまわりはもちろん、ブルーベリーもやられそうだなぁ。

正座

椅子の上にブースターチェアを乗せて、その上に正座をするサム。この恰好で、ざるそばを食べているサムはなんとも日本人!ベイビーの頃からいつもこんなふうに座っていたよね。

人 間は誰でも正座ができるものだと思っていたけれど、ダニエルに言わせてみると、足を折り曲げてその上に座るなんて、訓練でもしなけりゃできないと言う。そ うなのかなぁ。ちなみにダニエルは練習をしたので正座ができるけど、お尻が足の裏に座らず、ふくらはぎにお尻がのっかる感じでなんとなく不自然に見える。

ある雑誌のモデルの話だが、幼い頃に母親から絶対に正座をしないようにと躾られたと言う。脚がスラッと伸びなくなるからだそうだ。そういえば、彼女はバービー人形のような脚をしているが、正座をしなかったから?

そういえば、正座は膝によくないとも聞くなぁ。

Sunday, June 18, 2006

出来た~!

自分一人で仕上げたことが嬉しくて、「出来た~!」とこんな顔をした。シャッターチャンスを逃してしまったので、「もう一回今の顔やって」と言ったら再現してくれた。

普 段からドラマクィーン(お芝居のように大袈裟に感情を表現する人)のマリは、お芝居が好き!いつでも「千と千尋の…」のお芝居を家族でやりたがる。「マ マは油ばあば(魔女のキャラクター)ね。マリちゃんは千尋だから…はい、やって!」と勝手に自分がなりたいキャラクターになりきって、私を魔女のような醜 い/たいてい悪者のキャラクターに仕立て上げる。そこですかさず私はあの油ばあばのセリフを言わなければならないのだ。

油ばあば…
「ノックもしないのかい?まったくみっともない娘が来たもんだね…おいで~な」

        そうするとマリは千尋になりきり、声をかえて以下のセリフを言う。
千尋…
「は・た・か・せ・て・ください」(働かせてくださいと言っている)

ブラムの誕生会

またまた誕生会!4軒先に住む3歳の男の子ブラムの誕生会のテーマはビーチ。子供達に水着を着せて、サンスクリーンを塗りこんで、タオルを持っていざ出陣!!

お持ち帰り用ギフトのシャムーとマリ


こ れはCold Stone(あの大理石の上でアイスクリームを混ぜてくれるショップ)のアイスクリームケーキだそうで、とっても美味しかった!上は水色のバニラアイスで ケーキ生地はチョコレート。飾りの砂の部分は三温糖。かなり暑かったので、アイスクリームケーキは大好評だった!



マ リは去年の秋にサイズ2Tの水着を着ていたけれど、今年はどうもそれが窮屈になったので、新しく3Tを買ってやった。それが、この写真のセパレーツ。まだ ちょっとばかり大きいけれど、今年の秋には丁度よくなるかな。はい、お腹がぽんぽこりん~!自分でこのお腹を両手のこぶしでたたきながら「わたしゃ、おん が~くか、山のマリサぁ~じょうずにたいこを叩いてみましょー、ポコポンポンポン…」と歌うのでおもしろい。かなり笑える。


こういうパーティーではサムは遊びに夢中だけれど、マリは、まず食べる。なかなかよい心がけ。写真は「マリちゃん、なんか食べたい…」と言っている顔。

Classical Conversations


写 真は9月から始まるClasscial conversations(クリスチャンのホームスクールのグループ)で使われる教材。科目は歴史、科学、地 理、数学、英語(文法)、ラテン語で、4歳~17歳がほぼ同じ科目を勉強するため、個人の能力にあわせてどのくらい深くまで学ぶかをコントロールできるよ うになっている。月~木曜日は家庭で学習し、毎週金曜日はスクールがあり、個人のプレゼン テーションを中心とした授業がTutor(先生のようなもの)によって行われる。1クラス6~7人制で、知能の発達レベルに応じた大まかな年齢別にクラス が編成され ている。そのため学年というものがない。

Classical Conversationsは、その名のとおり、かなりクラシカルなTrivium(文法、修辞学、論理学の三科で、中世ヨーロッパの学校で教えられた教 養七科目の最初の三つ)を土台とした教育法を取り入れている。毎週、各教科毎にトピックを与えられ、それを図書館などに行って、自分ができる範囲でしらべ レポートを作り、クラスで発表しなければならない。なんとも時間がかかるプロセスだ。1900年代前半頃は、まだ一般的だったTrivium。現代のアメ リカの公立校では、もはや流行らないコンセプトらしい。しかし、この遠回りのようにも思えるオーソドックスな教育方針が、サムにはあっているような気がす るのだ。

「捕った魚を与えず、魚の捕り方を教えよ」

先 月、第一回目のClaassicalConversationsのペアレントミーティングがあった。そのときに紹介された科目と教材のひとつひとつを見て いくうちに、気がつい たことがある。上記した科目を私がサムに教えるのではないということだ。私が得た知識をサムに教え与えるのではなく、サムが自分で学ぶことができるように 指導しなければならない。確かに私が自分の知識から教えられることは限られている。

「なんでホームスクールを?」

最 近、サムと同じ年齢の子供を持つママ友達によく聞かれる。理由は小出しにすれば色々とあるけれど…何より、「こなひき屋」の私は自分で素材 を厳選 し、自分でその小麦を挽く、失敗しながらでもパンを自分自身で作るということが楽しくて仕方がない。ホームスクールも同じで、ホームスクールをした結果が どうとい うことより、そのプロセスを楽しみたいというのが正直なところだ。私たちにとっては、これもまた以前トピックになった反Instant Gratificationのクエストのひとつと言えるかもしれない。でも、もしこの先ストレスを感じ、眉間に皺を寄せている自分に気が着いたときには、 あっさり とやめてしまおうとも思っている。そしてそれと同時に、9歳くらいまで…と思ってはじめたホームスクールが、もしかしたらもっと長く続いてしまうかもしれ ないなという気にもなってきた。

Classical Conversations

Friday, June 16, 2006

バイオリンのリサイタル


今夜はサムのバイオリンのリサイタルだった。2曲弾いて、ちゃんとお辞儀をして終えることができた。そしてその姿が…笑いをとった。「よくがんばったね、サム!」

1ヶ 月前は、このリサイタルのことが心配でならなかった。だけど、この1ヶ月、サムは本当によ く練習した。何も言わなくても自分でバイオリンをセットし、苦手な箇所を何度もやり直し、私にきれいな音がでているかどうかやテンポを確認した。リサイタ ルで上手に弾けたことより、サムが一 人で練習をするようになったことが嬉しい。

写真はジェニファー先生。サムをとってもかわいがってくれる。「上手だねぇ~、ホントに5歳?ホントは10歳じゃないの?」とジェニファー先生に言われると、サムは大得意になって一生懸命バイオリンを弾く。

リ サイタルの後、サムはダニエルにスターウォーズのエックスウィングファイター(たぶんこういう名前)のレゴのセットをもらった。これはリサイタルでがん ばったご褒美。サムは「明日の朝、起きたらすぐにピースを仕分けしないと」と言い残して、その箱(かなり大きい)と一緒にベッドに入った。なんでも300 ピース以上あるらしい。

Thursday, June 15, 2006

「どんなものを食べてるの?」

こんなところに住んでいると、よく聞かれる。ちなみに晩御飯は…エビとチンゲンサイ、豆腐とわかめの味噌汁、ごはんにシソふりかけ、そして牛乳。

お箸が上手に使えるようになったサム

そんなことはどうでもいいマリ


サ ムは和食が大好き!マリもどちらかというと和食が好き。健康にはいいかもしれないけれど、この土地で和食を作らなければならない私は大変。おやつは「あん この入ったモチがいい」とか「抹茶の白玉」とか贅沢なことを言うサム。去年の2月に日本で食べた味が忘れられないらしいが…勘弁してよ~~。


そ ういえば、なぜか 二人ともトマトソースが苦手で、ピザ、スパゲティーミートソース、ミートボールなどを食べない。ホットドッグは、気が向けば食べるけれど、ハンバーガーは 食べたがらない。マリはお腹がすき過ぎると、そういうものでも食べ始めるが、サムは絶対に食べない。パーティーに呼ばれても、そこで日本食がなければ、家 に帰るまで何も食べないときがある。そういうときは、寝る前に梅干おにぎりを作ってやると、「は~、よかった!」とため息をついて食べ、ホッとして寝る。私が甘やかし すぎてるのかなぁ。

Tuesday, June 13, 2006

ジュリアンの誕生会

こ このところ、4週続けて土曜日に誕生会があっている。サムの誕生会に招いた子供達は20人。ということは、毎月その中の誰かのお誕生日があり、ダブル ことだってある。先週の土曜日は、Pump It Upという右の写真のすべり台のような遊具が並んだインドアの施設でパーティーがあった。主役は4歳になったジュリアン。


ジュ リアンのパパ(グレッグ)とダニエルは現在同じ会社で仕事をしている。大学院時代からの親友なのだが…ケンタッキーでも近くに住んでいて、私達がサンディ エゴに 引っ越した後、1年違いで彼と奥さんも引っ越してきた。しかも偶然同じ町に。またご近所さんとなったのだ。それから9年後、彼らはノースカロライナに引越 して行っ たが、その4ヵ月後に私達もノースカロライナに引っ越すことになった。とっても不思議な関係~!

彼らもクリスチャンだけど、こ れまで一度も同じ教会に通ったことはない。子供達の年齢も近いので、近所に住んで、同じ教会に行って、子供達にも同じところで習い 事をさせたりすれば、どんなにか楽しいだろうなぁといつも思うのだけれど、決してそうならない。うまく言えないのだけど、この世において与えられた持ち場 が違うというのかな。でも私達はいつもサイド・バイ・サイド。神様ありがとう!

マ リはとってもわかりやすい。機嫌が悪いときは大抵「マリちゃん、おなかがしゅいた~!」「マリちゃん眠た~い!」と言って泣きじゃくる。いたってシンプ ル!食べたいか寝たいかのどちらか…または両方。(こういうところは、私にそっくりだとダニエルは言うけど…そうかなぁ?)この日は朝8時に朝食を食べた 後、ほとんど何も 口に入れず、午後2時のお昼寝タイムをまわっていた。そう、最悪のコンディションだった。





にもかかわらず、彼女、結構がんばった!!お兄ちゃんに負けまいと、エアホッケーでがんばった!!






マリを相手にウハウハのサム!!5歳と2歳の対決…そりゃぁ、君が勝って当然だぁね。







ジュリアンのママ(スージー)が作ったドールケーキ。ドレスの部分が白はエンジェルフード、青はチョコレートのケーキになっている。スージー、ご苦労様!!

Saturday, June 10, 2006

久しぶりのお寿司

「お魚が入ったから…」という電話があって、昨夜は近所(車で15分くらい)に住むYasushi & Yukoさん宅に招かれ、お寿司とお刺身をご馳走になった。

右の写真はYasushiさんとYukoさん。 キッチンに立つと、手際よくそれぞれの持ち場で動き始める。Yasushiさんがお寿司をにぎりはじめる傍ら、Yukoさんが洗い物をする。見事なチーム プレイ。




見て見て、この手さばき、まるでプロ!現在は本職ではないけれど、Yasushiさんは実は板前さんをやっていたのだそう。そういえば、ハチマキも似合いそう~。





見るからにお 寿司屋さんのにぎりみたいに美しい。当然だよね、プロがにぎったんだもの。出し巻き卵、マグロ、イズミダイにエビ、どれもとっても美味しかった。





カリフォルニアロールもこのとおり!コツを色々教えてもらったけれど、こんなに上手にはとても巻けそうにないなぁ。

イズミダイをつまに巻いて、醤油とチリソース(もみじおろしの感じ)で…というのもGood!

さて、ご夫妻と私は、ほぼ同世代ということで、テーブルを囲むとついつい日本の70年代の話に花が咲く。キーハンター、Gメン75、ウルトラマン、仮面ライダー、妖怪人間べム、マグマ大使…などの懐かしのヒーロー達。主題歌を口ずさみながらの会話がいつも楽しい。

というわけで…昨夜はごちそうさまでした~!

Friday, June 09, 2006

祈り

長く祈っているのになかなかきかれない祈りがあるとしたら…

主の御名によって祈ったその瞬間から何かが動き出し、知らないどこかで何かが起こっている。それが誰かのからだの中の分子レベルのことだったり、何千マイル離れたところでのことだったり、人の心の奥深くだったり…で、目に見えないだけかもしれないよ。


まことに、まことに、あなたがたに告げます。
Most assuredly, I say to you,
あなたが父に求めることは何でも、
whatever you ask
父は、わたしの名によって
the Father in My name
それをあなたがたにお与えになります。
He will give you.
(ヨハネ John 16:23)

Thursday, June 08, 2006

自然科学博物館


ホームスクールママ達とフィールドトリップでDurhamの自然科学博物館に行った。展示物は多すぎず少なすぎず、2歳半のマリでも楽しめるものがたくさんあったのが嬉しかった。



人工的に作られた雲に触って大喜びするサム。










お兄ちゃんの真似をして雲をつかもうとするマリ。






このロバ、ボールを持って遊んでいるのがなんとも可愛かった。マリは、この愛らしいロバに釘付けで、その場を離れたがらず大変だった。





ヘビを触った感触は??子供達は興味津々でヘビを触らせてもらっている。ヘビはちょっと迷惑そうだったかな。

庭 にこんなのが現れたら嫌だなぁと思うけれど…。以前、生物学部で研究室の動物(ラット以外は観賞用)を飼育するアルバイトをしていたことがある。ヘビは数 種類いる中で、毒をもたないものは、ケージの 掃除をしているあいだ肩に 背負っていた。仕事だと割り切っていたからか、一度腕を噛まれたことがあったにもかかわらず、恐いと思ったことはなかった。今考えるとちょっと気持悪い。

ところで、水族館の水槽のいわしの群れや、大きなタコやタラバガニのディスプレイを見たとき、「うわ~、美味しそう!」と思うのは私だけ?

Tuesday, June 06, 2006

Maryがやって来た!

サンディエゴに住む友達Ritaの妹Maryが遊びに来てくれた。イタリア人のパパと日本人のママを持つハーフのMary。幼い頃日本に住んでいたことがあって、マリちゃんと呼ばれていたという。このとおり子供達はすっかりなついてしまった。

かまきり

こ の写真、よく見ると葉っぱの上にかまきりのベイビーがのっかっている。2週間ほど前にメールボックスのClematisにまだあめ色の生まれたばかりの小 さなかまきりがたくさんはりついていた。おそらく、近くに卵があって孵化したのだろう。あれから何度か嵐がきたにもかかわらず、この写真のかまきりはいつ 見てもこの葉っぱの上にいる。脱皮した皮も見つけたし…ここをHabitatにしたんだね。

虫 が好きなのは、サムではなく、マリでもなく、決してダニエルではなく…この私。幼い頃から虫が好きで、てんとう虫、せみ、かまきり…などの卵や幼虫を見 つけてきては、家で飼育して成虫になるのを見るのが趣味だった。ダ ニエルと出逢ってからも、川原を歩けば自然と目が川原の石に行き、それをひとつひとつひっくり返してみないと気がすまなかった。何か石 の下に生物(特に幼虫)が潜んでいやしないかと思うのだ。木を見つければ、木の皮をめくってみたり、コケの採取をしたり…とかなりマニアックといえばそうかもしれない。

2ヶ 月ほど前、友達のホリーが庭で奇妙なものを見つけたから…と何やら茶色のふわっとした塊を見せてくれた。かまきりの 卵だった。「6月くら いだったかなぁ、かまきりの卵が孵化するの。出てきたら大惨事になるから、今のうちに大きめのジャーにでもいれておいたほうがいいよ」と適当なことを言っ てしまった私。ホリーはといえば、そのままそれをカウンターの上に置き忘れてしまったのだ。そして4月のある日、なんとその卵、置き忘れたカウンターの上 で孵化してしまった。「たくさんの小さなかまきりがキッチンの床を歩いていて、まさにあなたの言ってたとおりだったわ」とホリーは驚いていた。「ご、ごめ ん、4月~5月に孵化するみたいだね」と謝りつつ、ふと亡き祖母のことを思い出した。

かまきりの卵の孵化に関しては、私には前科がある。 小学校2年生くらいだっただろうか、はらびろかまきりの卵を見つけて持ち帰り、それを机の引出しの中に 入れっ放しにしておいたのだ。ある雨の午後、母方の祖母がほうきを振りまわして「蚊じゃあー、蚊がいっぱいでてきたけん退治せんにゃー」と言って、じゅう たんの上に広がる無数の虫と格闘していた。よく見ると、小さな小さなかまきり。「あ~、おばあちゃん殺さんでぇ~、それ私のやん!!」と半泣きでとめた。 その後どうなったかは記憶にない。小さくても肉食のかまきりをそのまま飼育し続けることはできなかっただろう。結局その大惨事を生き延びたものは外に逃が したのだと思う。

Saturday, June 03, 2006

サムの誕生パーティー2006

これはケーキの残骸。
30x45cmくらいの大きさのケーキが、見事に残骸になってしまった。
残念なことに出来上がったばかりのケーキの写真がない。パーティーでどなたかが撮ってくださったかもしれないけれど…実はデジカメを持ってゆくのを忘れてしまった。(涙)

トッピングは星のクッキーとサムの大好きなラズベリー。シフォン生地を3層にして、生クリームに、ピーチとイチゴを入れた。なかなか軽く仕上がって美味しかったと思う。ただ時間に余裕がなくて、7分間でデコレーションをせざるを得なかったのが、残念…。

さて、失敗談…そう、カメラを忘れてしまった。仕方なくインスタントのカメラを買ったけど、デジカメじゃなきゃブログに載せられないではないかー。(涙) また、美味しい果汁のジュースをドリンク用にと買っておいたのに、それも全て冷蔵庫に忘れてしまった。

でも誕生会が無事に終わってホッとした。サムの友達15人+ママパパが集り、それはそれは大賑わいだった。かすり傷程度のものは、あったけれど、大きなけがはなく…無事終了。

Friday, June 02, 2006

真夜中のクッキー

真夜中にクッキーを焼いている。なんでこんな時間に?これは土曜日のサムの誕生会のためのケーキのトッピングになるクッキー。

アメリカで子供のバースデーケーキといえば、キャラクターものが多い。スーパーマーケットやベーカリーでもオーダーできるけれど、テレビや映画のキャラクターの形のものを母親が手作りしたりもする。

それで今年は思い切って手作りしてみようと思ったわけだ。でも、今この瞬間、それが大きな間違いだったかもしれない…とちょっと後悔している。

サムの注文は「スターウォーズ」のケーキ。難しすぎる…というのが本音。ダース・ベイダ-(黒)かヨーダ(薄く汚れたような緑)の形?それはあまりにもか わいくない!!とりあえず長方形のケーキを焼いて生クリームとフルーツを飾り、スターウォーズのミニチュアのキャラクター人形を飾り、この星型のクッキー をところどころに置いてみようかというのが私の案。スポンジを練習用にと2枚焼いてみたけれど、思うような軽さにならない。どうしたものか。レシピをかえ て、明日もう一度トライする予定。

どうなることやら…