
誰だったかなぁ、夏は絶対に行かないほうがいいよと言っていたけれど、確かにこの日も11月とはいえとても暖かくて、これが真夏だったらとても船内を周ることはできなかったと思う。

男の子ってみんなそう?たとえば、3歳のサムと飛行機に乗ったときのこと...シートに座るなり、座席についている全ての ボタンがちゃんと作動するか テストする。もちろん添乗員さんを呼ぶボタンもね。オーディオもひとつひとつのチャンネルがちゃんと聞こえるかチェックして、シートベルトも自分のからだ にピッタリくるように調整しなければならない。もちろんテーブルも使用する前に必ず出し入れをしてみる。
そ れをひととおり終えると気がすむのだ。おもしろいことに、これらのことをダニエルも同じように機内でやってしまう。結婚前に、はじめて彼と飛行機に乗った ときには驚いた。彼の場合、非常口の確認も徹底してやり、酸素マスク(これは止めた)までチェックしたがるのだ。サムはやっぱりダニエルのクローンなの か...。

サムはといえば...興奮気味に、このオーブンの扉の真中のノブを回すことで両側のラッチが作動することを私に説明しはじめた。マフィンが大量に焼けることなどは、どうでもよいよう。

それにしても、この船に6ヶ月いなければならないとしたら...つらいだろうなぁ。私なら気がおかしくなるかも。トレーニングされているとは言え、ミリタリーの人たちってすごいよね。

さて、この後、Kure Beachに大西洋を見に行った。そこのPierで魚釣り見物をした。釣った魚はこのとおり、ちゃんとフィレにして持ち帰られるようになっている。

あ るカップルが河豚を釣って、子供達のためにと、河豚がパンパンに膨らむ姿を見せてくれた。この写真は、あんまりパンパンになリ過ぎてひっくり返ったとこ ろ。 カップルが「毒があるから河豚は食べれないのよ」と言いながら河豚を海に返していた横で、父と母がニンマリと笑っていた。


波 と遊んでいたら、マリが転んで波に飲まれそうになってしまった。ダニエルがそばに居たので、安心していたのだけど、彼は「うわ~っ」と言って自分だけ逃 げ帰ってきてしまった。慌ててUターンをさせてマリを助けに行ってもらったけれど、マリはずぶ濡れ。そして、一瞬のことだったけれど置き去りにされてし まったマリは、このこと を忘れない。「パパはね、マリちゃんのことを忘れて行っちゃったの...」と何度も繰り返していた。(^^;)
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