アメリカはノースカロライナ州在住のクリスチャンファミリーです。2010年の春、田舎に引っ越してちっちゃなファームをはじめました。神様が調えてくださるホームスクール&カントリーライフについて綴っています。
Wednesday, June 20, 2007
それでも大好き
ベッドタイムに、よく言う...「ママは、サムがママに対してどんなに嫌なことをしても、ママは絶対にサムを嫌いになんかなれないよ、いつでも大好きだよ」ってこと。以前は、照れくさそうに笑って「なんでぇ~?」と言っていたサムが、最近では、キッと真面目な顔になって、「うん、僕知ってるよ」と言う。
同じことをマリに言うと、以前は、「そんなことないよ、ママは、マリちゃんのこと嫌いになるよ」と、眉間に皺を寄せて困った顔をしていた。そして最近では、「マリちゃんは、もう赤ちゃんじゃないからママは好きじゃないでしょ、だって、赤ちゃんのほうが小さくて絶対かわいいもん」なんてことを言うようになっていた。どんなに「そんなことないよ、ママは今のマリちゃんが一番好きだよ」と言っても、自分は大きくなってしまったからかわいくなくなったと言い張った。でも昨日は違った。「ママはマリちゃんがどんなに悪いことをしても、マリちゃんが大好きなんだよ」と言うと、ニコッと笑って「あ~よかった!!」と言った。
ほとんど毎晩のことだけど、どんなにしつこいと思われても、この言葉はちゃんと伝えたいと思う。心を騒がせたまま眠りについて欲しくないから。あの、のどの奥がキュンとなるような切ない気持を抱えたまま眠りについて欲しくないから。
明日のための心配は無用です。明日のことは明日が心配します。労苦はその日その日に、十分あります(マタイ6章34節)とわかっていても、くよくよ悩んでしまう...そんな時がこの子達にもあるとしたら、真っ先に伝えたい。何度も何度もしつこいほどに。こんな私だから、不完全な人間であるからこそ、彼らを精一杯愛していることをちゃんと伝えなくてはと。
ベッドタイムに、これこれこういうことがあったから嫌だったとか、悲しかったというようなことを打ち明けてくれる子供らに、「いいじゃないの、ママがこんなに大好きなんだからいいじゃないの!」と無理やり言いくるめているようにも聞こえるかもしれないけれど、サムもマリも安心した表情を見せてくれる。
でも、不思議。伝えようとする私の心に伝わってくるものがある...私自身がいかに愛されているかということ。神様、ありがとう!
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5 comments:
何だか素敵なお話!
子供を怒ったときによく後悔して子供が寝た後に寝顔に向かってごめんね・・・って思うことがある。でも、それじゃあ、伝わらないんですよね。子供は言葉で伝えないとダメなのですよね。
お互いしっかり頑張って大好きな事を伝えましょうね。
kaokikiさん、
「愛してる」なんて言わなくても、伝わるって、あるのかもしれないけれど、やっぱり言葉でちゃんと伝えたいって思うんだよね。あぁ、今日一日何をしたかなって思うときに、子供と話したことを思い出して、「そうだ、ちゃんと言えた」って...少なくともこれだけはできたって思うと、なんかたくさん成し遂げたような気にもなるのです。(← 思い込みだけかも)(笑)
このブログを読んで以来、私も寝る前の子ども達に「ママは、大好きだよ」と伝えるようにし始めました。
いつも、ガミガミ寝るまで怒鳴ってベッドに入れていたのですが(寝付くまで騒いでしゃべって、歌ってるんです。うちの子ども達・・・^^;)それじゃあ、心が悲しいまま寝ることになってしまうのか、と気づかされ、幸せな気持ちで寝られるようにと思った次第です、はい。
毎日の積み重ねってとっても大切ですよね。
なんだか、きゅんとくる記事だなあ。。。
伝わって欲しくないことは、言葉に出てなくても伝わってるけど、
伝わって欲しいことは、口に出して言ってあげないと伝わらないなって、特に子供にはそうなんじゃないかと、ふと思った。
反省、反省。。。。(笑)
mikaさん、
騒いでしゃべって歌ってるって、楽しそうですね。ママに少々「早よ寝らんか~い!」って怒鳴られても、悲しい気持になんかは、ならないでしょう。(^^)でも、ホント、3人いると賑やかでしょうねぇ。
fkmさん、
伝わって欲しくないことは、言葉にしなくても伝わるって、本当だなぁと思いました。
人間のネイチャーなのでしょうかね。原罪が人間をそのようにしてしまったのでしょうか。
ヨハネの第一章を思います。ことばの重要さ、大切なこと(福音を含めて)は、やはりことばにしなくてはと。
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