Wednesday, November 14, 2007

子連れでちょっくらイギリス⑥

                             
The World of Beatrix Potter Attractionは日本人で溢れていると聞いていたのに、実際に行ってみたら日本人には会わなかった。それどころか、この旅行中日本人を見かけたのは、たったの一度だけ。

右は、Tailor of Gloucesterのワンシーン。体調を崩してしまった仕立て屋が、頼まれた仕事のことを気にかけながら暖炉の前でぐったりしている様子。このストーリーは実話を基に作られたものらしいけれど、ボタンかがりの糸が足りなくなったことを心配しながら、体調を崩して3日間寝込む...なんていう現実の厳しさをそのまま綴ってあるようなストーリーライン。Beatrix Potterの作品の魅力はそういうところにあると思う。ピーターのお父さんが捕まってウサギのパイにされてしまったというのも、子供にはちょっと残酷かと思われるけれど、そうでもなさそう。マリは、これをシニカルに受け止めている。むしろ、この現実(人間がウサギを食べるということ)が、彼女のツボにはまったようで、こわ(怖)おもしろがっている。
           
さて、ここのティールームは、スタッフがとても親切でよかった。子供たちにはキッズミールのようなもの、私はツナのバゲット、ダニエルはブリーチーズとりんごのバゲットをオーダーした。湖水地方のこだわりなのかもしれないが、地元で取れた新鮮な素材を使っているというのをここでも売りにしていた。 なかなか美味!

それにしてもここThe World of Beatrix Potter Attractionは、今年来ることができて本当によかったと思う。男の子の場合、楽しめるのはせいぜい6歳くらいまでだと思うし、女の子でも小学校の低学年くらいまでだろうから。まれに、私のように40歳になっても来たいという人もいるかもしれないけれど。ダニエルは、こういうアトラクションは興味ないと思っていたけれど、Beatrix Potterのことをあまり知らなかったので、彼女の生涯についての展示物がとても興味深かったと言っていたな。
             

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