サムの7歳の誕生日のお祝いに釣りに出かけた。以前から一度やってみたかったKure BeachのPierでの釣り。とりあえず釣竿を一本買ってやり、Pierに向かった。
実は、私も釣りははじめて。釣竿の組み立て方すら知らない。餌の種類や、基本的な糸のおろし方や引き方も見よう見まねでなんとかなるだろうと、Pierまで来てしまったのだ。ダニエルは「一緒には行くけど、行くだけだからね」という言葉通り、Pierに着いても何も手伝ってくれる様子はない。釣りに興味がない上に、人にインストラクションをきいて何かをするということ嫌なのだ。道に迷っても絶対に人に道をたずねないタイプ。(^^;)
なので、とりあえずサムの手を引いてPier のTackle Store(釣具屋)のカウンターに行き、大きなおじさんたち(なぜか今日会った釣り人はみんんな大きかった)の中で圧倒されながら、カウンター越しに店員のおじさんに声をかけた。もうこうなったら「私は何も知りません、教えてください」と頼むしかない。ここで釣りをしている大きなおじさんたちも、最初はみんな初心者だったんだもんね。そう思うとちょっと勇気が出て、店員のおじさんに買ったばかりの釣竿を見せて、使い方もわからないまま釣りに来てしまったことを告げた。するとおじさんは表情ひとつ変えず、こっちに来なさいという合図をして、錘と針が二本着いたものを出してきて、海老が入った小さな袋をカウンターに置いた。「で、この錘と針、どうやって竿につけたらいいの?」と言うと、OKと言って、まだプラスチックが被せられたままのリールを開けて錘と針を取り付けてくれた。そして最後に、私のTシャツの裾を引っ張って、そこにタグ(Pierの一日パス)をでっかいホッチキスで留めた。おっおじさん、何をするかと思ったら...シャツに穴開けたよ...びっくり!!
針と錘の仕掛けが2ドル、餌(エビ)が2ドル、入場料(釣り竿1本使用で)5ドルで、合計で9ドルなり!
さてさて、はじめての釣り...4時間近くいたけれど、なぁ~んにも連れない。あたりは何度かあったけれど、その度にエサを持ってかれてしまった。ひきが合わない。やっぱり技術がないってことだ。途中、近くに座っていたおじさんが「カットベイト使っているのか?」と聞いてきたので、「エビをつけてるよ」と言ったら、「魚によって好むものが違うから、これ使ってみるといいよ」と言って小魚の入った袋をくれた。これをカットして使うのかなと思ったけれど、面倒なので、そのままつけてみた。すると、やっぱり見事にエサだけ持ってかれた。帰り支度をしていたおじさんに「何か釣れた?」と聞くと、「いや、今日は日焼けしただけさ」と笑った。よく見ると、釣れてないのは私達だけではない。でも、みんな今日はさっぱり...と呟きながらも、なんだか楽しそう。(^^)「あぁ~残念」と言いながらも、顔は笑ってるんだよね。なんとなくわかる。サムと私もそうだった。
あたりを待っている間、Pierの下に、エイ3匹がグルグル円を描いて泳いでいるのを見て、サムと二人であんな大きなエイを釣ってしまったら、どうやって引き上げようかなどと、何度も釣っていない魚の心配をした。捕らぬ狸の皮算用ってこのことか。もし今日釣れれなかったら、明日も戻って来ようとか、夜釣りをしようかなどと、釣れなかったときのことを考えるのもなんだか楽しい。「釣りは退屈よ~、本や玩具を持って行ったほうがいいよ」というアドバイスをもらっていたけれど、釣り竿をにぎっている限り、退屈はしないんだよねぇ。でも、釣り竿をにぎっていない人にとっては、ただPierに座っているというのは、とてつもなく退屈なことだということが、よ~くわかった。ゆっくり読書でもしようと本と折りたたみ椅子を持参していたダニエルだったけれど、退屈の頂点に達したマリの相手をしなければならず、それどころではなかったもんね。ご苦労さまでした。
この日の夕食はPierのすぐそばにあるこじんまりとしたイタリアンレストランFreddie's。今回で二度目。家庭的なイタリアンがなかなか美味しくて、サービスがよいので、ここはお薦め!お昼は、サムのリクエストで釣りキチ三平みたく、梅干おにぎりだけだったので、ボリュームがあるここのイタリアンはちょうどよいディナーだった。
なので、とりあえずサムの手を引いてPier のTackle Store(釣具屋)のカウンターに行き、大きなおじさんたち(なぜか今日会った釣り人はみんんな大きかった)の中で圧倒されながら、カウンター越しに店員のおじさんに声をかけた。もうこうなったら「私は何も知りません、教えてください」と頼むしかない。ここで釣りをしている大きなおじさんたちも、最初はみんな初心者だったんだもんね。そう思うとちょっと勇気が出て、店員のおじさんに買ったばかりの釣竿を見せて、使い方もわからないまま釣りに来てしまったことを告げた。するとおじさんは表情ひとつ変えず、こっちに来なさいという合図をして、錘と針が二本着いたものを出してきて、海老が入った小さな袋をカウンターに置いた。「で、この錘と針、どうやって竿につけたらいいの?」と言うと、OKと言って、まだプラスチックが被せられたままのリールを開けて錘と針を取り付けてくれた。そして最後に、私のTシャツの裾を引っ張って、そこにタグ(Pierの一日パス)をでっかいホッチキスで留めた。おっおじさん、何をするかと思ったら...シャツに穴開けたよ...びっくり!!
針と錘の仕掛けが2ドル、餌(エビ)が2ドル、入場料(釣り竿1本使用で)5ドルで、合計で9ドルなり!
さてさて、はじめての釣り...4時間近くいたけれど、なぁ~んにも連れない。あたりは何度かあったけれど、その度にエサを持ってかれてしまった。ひきが合わない。やっぱり技術がないってことだ。途中、近くに座っていたおじさんが「カットベイト使っているのか?」と聞いてきたので、「エビをつけてるよ」と言ったら、「魚によって好むものが違うから、これ使ってみるといいよ」と言って小魚の入った袋をくれた。これをカットして使うのかなと思ったけれど、面倒なので、そのままつけてみた。すると、やっぱり見事にエサだけ持ってかれた。帰り支度をしていたおじさんに「何か釣れた?」と聞くと、「いや、今日は日焼けしただけさ」と笑った。よく見ると、釣れてないのは私達だけではない。でも、みんな今日はさっぱり...と呟きながらも、なんだか楽しそう。(^^)「あぁ~残念」と言いながらも、顔は笑ってるんだよね。なんとなくわかる。サムと私もそうだった。
あたりを待っている間、Pierの下に、エイ3匹がグルグル円を描いて泳いでいるのを見て、サムと二人であんな大きなエイを釣ってしまったら、どうやって引き上げようかなどと、何度も釣っていない魚の心配をした。捕らぬ狸の皮算用ってこのことか。もし今日釣れれなかったら、明日も戻って来ようとか、夜釣りをしようかなどと、釣れなかったときのことを考えるのもなんだか楽しい。「釣りは退屈よ~、本や玩具を持って行ったほうがいいよ」というアドバイスをもらっていたけれど、釣り竿をにぎっている限り、退屈はしないんだよねぇ。でも、釣り竿をにぎっていない人にとっては、ただPierに座っているというのは、とてつもなく退屈なことだということが、よ~くわかった。ゆっくり読書でもしようと本と折りたたみ椅子を持参していたダニエルだったけれど、退屈の頂点に達したマリの相手をしなければならず、それどころではなかったもんね。ご苦労さまでした。
この日の夕食はPierのすぐそばにあるこじんまりとしたイタリアンレストランFreddie's。今回で二度目。家庭的なイタリアンがなかなか美味しくて、サービスがよいので、ここはお薦め!お昼は、サムのリクエストで釣りキチ三平みたく、梅干おにぎりだけだったので、ボリュームがあるここのイタリアンはちょうどよいディナーだった。