Tuesday, December 08, 2009

年末大掃除

                  
はりきってタイトルをつけるほど、毎年徹底して掃除をしているわけではないけれど、年末は普段手抜きをしているところを中心に掃除をするようにしている。今年は強力(?)な助っ人たちがいてくれるので、ずいぶんと楽になった。そして、なにより楽しい。

先日、日本の番組でクエン酸+重曹で水垢がきれいに落ち、クエン酸+重曹+粉石鹸で、油汚れがすっきりというのをやっていた。酢(Acetic Acid)+重曹はよくやっているけれど、クエン酸(Citric Acid)を使ったことはない。いや、いつだったか、酢がきれてしまったとき、梨のビネガーというのを使ってみたら、これがとっても効果的だったことがある。ホワイトワインビネガーがベースになっているようで、これにもクエン酸が含まれているってことなのかな。クエン酸...つまりレモンジュースと重曹を混ぜるとよいということだろうけど、レモンジュースがもったいない。それでタブに入った粉末のCitric Acidをオーダーしてみることに。

オーダーした時点で、なんだか掃除の半分が終わったような気に...(^^;)
      

8 comments:

fkm said...

サムくんもマリちゃんも、背が伸びたね。
マリちゃんは、髪も伸びた。
すてきな髪だね。


もう、大掃除~~!?!?!?!早い!と
驚いて読んだよ^^

オーダーしただけで、半分終えたような気に・・・っていうのが、とても分かる気がした^^;

こうやると、汚れがよく落ちる、など、
そうじの裏技?を教えてもらっただけでも、
半分は終えたような気になるし・・・(笑)

きこ said...

fkmさん

そっか、早いか。そうよね、年末まであと数週間あるね。とりあえずクリスマスまでに終わらせたいと思っていて、おまけにふだんのずぼらが祟って、やることがたくさんあります。

ふふふ、fkmさんもその口ね。裏技聞いたら半分終えた気分。(^^)なんか肩の荷が半分おりる感じよね。精神的なもんです、それは。汚れはまだまだこびりついたままだもんね。でもさ、そういう心持ちって大切じゃない?「あぁ、今年は半分だけで終わる!」みたいな。たとえそれが錯覚であっても...(苦笑)

イーストリーのだんな said...

落ちにくい汚れというのは大抵油分を含んでおり、有機系の溶剤を使うと簡単に取れます。酢酸とクエン酸水溶液はともに有機系にあたるため、そういう汚れがとれるのです。

でもそのままだと酸性が強くて手が荒れる可能性があるので、重曹(炭酸水素ナトリウム)で中和して使うのです。ただ酢酸もクエン酸も、重曹と混ぜ合わすときに泡がいっぱい出るので(二酸化炭素)、一度にどばっと混ぜないでくださいね。

尚、もし酢酸ナトリウムかクエン酸ナトリウムが市販されているようでしたらそれを水に溶かしてそのまま使ってもかまいません。同じ物質です。

きこ said...

イーストリーのだんなさま

すごい!メモメモ...おもしろい理科の実験になるかしらと思っていた矢先に、この書き込み。たすかります。調べてみたら、クエン酸ナトリウムは、手作り石けんの材料のひとつとして、クエン酸の粉末より安くて売っていました。(^^;)

最近理科の実験にはまっているサムのために、実験に使う薬品や器具を探しています。まだまだ、ゴーグルをつける習慣とか、ガラスのビーカーとロッドの使い方など、基本的な安全対策について学んでいる段階ですが。時々、ダニエルの会社のラボでいらなくなったフラスコやシリンダー、その他の器具が捨てられているのですが、そういうのはどうなんでしょうかね?高熱で処理をされているとはいえ、どんなものに使われたのか気になります。やっぱり拾ってこないほうがいいいかな。「あのビルは古いし汚染がひどいから閉鎖されたらしいよ」なんて言われると。(苦笑)

イーストリーのだんな said...

クエン酸ナトリウム、安くで市販されててよかったですね。ただクエン酸と重曹で泡がでるのは中和反応を教える実験として面白いので、そのまま使っていただいて結構ですよ。

昔は理科実験といっても保護メガネをする習慣などなかったので、今から思えばずいぶん乱暴なことをしてたなあと懐かしく思い出します。残念なことですが最近では私達がいるような企業の有機化学系の部署が不況で閉鎖されることが多く、不要な器具はどんどん出てきます。多くが洗浄された上で地元の学校に寄付されているので、大丈夫だと思いますが一応目視でチェックして汚れがないか確認してから持って帰ってきてもらってくださいね(きちんと洗われたガラス器具はシミ一つありませんから、見ればすぐにわかります)。でもきちんと探せば意外に倉庫などからもう使う予定のない新品も出てきますよ。ご主人に探してもらってください。

きこ said...

イーストリーのだんなさま、

その道のプロであるイーストリーのだんなさまに
教えていただきたい事があります。

牛乳に混入されていたメラミン事件以来、サムが化学式とか分子構造の立体モデル(Legoの感覚だと思います)に興味を持ち、スティックとボールを組み立てて遊ぶものを欲しがっています。粘土やマシュマロにつまようじを代用したり、コンピューターの立体画像で組み立てて遊んでいますが、これから先、幅広く使える教材であれば、購入したいと思っています。分子模型キットというのでしょうが、探してみると、色々な種類が出ていることがわかりました。有機/無機化学用など...。とりあえず、以下のものを見ていますが、先々化学を学ぶ上で、役に立つものでしょうか?私自身、化学が苦手だったので、こういうものに興味がなく...いや、こういうものに触れていたとしたら、もっと好きになっていたかもしれません。(苦笑)

http://sciencekit.com/semi-spacefilling-molecular-model-set-molymod/p/IG0024564/

日本のインフルエンザワクチンが大瓶(一度に50人分接種用)で製造されていたのはなぜでしょうか。消費期限や使用法によって容量は決められているのでしょうが、その他、どのようなことが基準になっているのでしょうか。製造段階の品質管理上のことや収益などが関係しているのでしょうか?ダニエルとあれこれ憶測はしていたものの、あさゆきさんに聞いてみようと話していたところです。

すみません、こんなところでひきとめて質問攻めにしてしまって。お時間がありましたら、教えてください。よろしくお願いします。

イーストリーのだんな said...

・分子模型セットについて
 分子模型を使うのは有機化学方面がほとんどなので、有機化学用セットがあればいいでしょう。サム君の年齢だと有機化学は少し難しいかもしれませんが、たとえば水や酢酸の構造式から始めると面白いかもしれません。
 メーカーは何と言っても丸善です。日本ではもっぱら本屋で有名ですが、実は分子模型でもトップメーカーです。「有機学生用セット」があればこれから10年は持ちますよ。
http://www.maruzen.info/hgs/catalog/product_info.php?products_id=616
http://pub.maruzen.co.jp/cd_others/hgs/yukikagaku_set.html

・ワクチン製造について
 製造の要請が殺到したために、メーカー側が効率よく供給するために大瓶でつめたのでしょう。需要が高いから短期間で一気に使ってもらえると考えたこともあるのではないでしょうか。
 製造する側としてはまとめて一気につくってパッキングする方が安価ですし迅速になります。それが今回、投与量の少ない子供を優先接種させることにしたためにこのような不幸な事態になったのでしょうね。
 通常、新薬の製造では何年もの市場調査を経て投与形態を決めるので、今回については計画に無理があったということになります。恐らく解決方法はないでしょう。

きこ said...

イーストリーのだんなさま

早速の書き込み、ありがとうございます。
有機化学セット...値段も手頃でよさそうなのがありますね。よいメーカー情報も助かります。私の苦手な分野ですが、子供と一緒に私も学んでゆかなくては。身近なものからなら、私もはいりやすいかも。

ワクチン...なるほど、短期間で大量生産を強いられてますもんね。

ありがとうございました。