アメリカンフードといっても、これぞといったものがないので、アメリカナイズされたメキシコ料理が一番それ(アメリカンフード)らしい気がする。継父はアメリカに来ると、必ずマクドナルドのバーガーを食べたがり、必ず「あー、やっぱり日本のほうが美味しいね」と言う。(^^;)でも継父にとっては、マックのバーガーとコカコーラが、The American!なんだよね。
アメリカはノースカロライナ州在住のクリスチャンファミリーです。2010年の春、田舎に引っ越してちっちゃなファームをはじめました。神様が調えてくださるホームスクール&カントリーライフについて綴っています。
Thursday, December 27, 2007
母と継父のプチアメリカンライフ
アメリカンフードといっても、これぞといったものがないので、アメリカナイズされたメキシコ料理が一番それ(アメリカンフード)らしい気がする。継父はアメリカに来ると、必ずマクドナルドのバーガーを食べたがり、必ず「あー、やっぱり日本のほうが美味しいね」と言う。(^^;)でも継父にとっては、マックのバーガーとコカコーラが、The American!なんだよね。
Wednesday, December 26, 2007
とほほ...
ところが...届いてみると、そのカードに誤ってピンぼけした写真を使っていたことに気がついた。一瞬ド~ンと落ち込んだけれど、もうやり直している時間はない。なので、そのままそれを送ることにした。その夜は遅くまで宛名書きに徹することになるはずだった。
ところが...宛名書きをする段になって、ダニエルがステッカーを作ろうといいはじめた。それでは、と引き出しをゴソゴソと探って、10年近く前、私が仕事をしていた頃に使っていたラベルに宛先の住所をプリントした。
ところが...ラベルが古かったせいで、封筒に貼ってもすぐにはげてしまう。その時点でラベルの案を却下してしまえばよかったのだけど、せっかく作ったのだからと、接着を強化するためにアイロンをあててみることにした。やってみると効果的!見事にラベルは封筒にしっかりと張り付いてくれた。それならばと、ダニエルはこのアイロンがけのプロセスを手際よくやってくれた。
ところが...短時間でこの作業を終らせようとしたせいか、力いっぱい押さえられた封筒の真中に三角のアイロンの痕がついてしまった。う~ん、これは醜い...でも、そんなことを言っている余裕はない。これも愛嬌だと自分に言い聞かせながらこれにも目をつぶった。
ところが...カードにサインをしていた私の横で、封筒の切手貼りを終えたダニエルが、「うわー!」と叫んだかと思うと、ひっくり返って爆笑しはじめた。
ふっ、封が閉じてしまってるぅ~~!!
そうなのよ。中身のカードを入れる前に封が閉じてしまったの。アイロンがけしたせいでね。すっごい、まぬけ~!ショック→ 怒り→ 焦り→ 悲しみ→ 投げやりという順番で感情が動き、最後には泣きたくなったけれど、なぜか私もひっくり返って笑ってしまった。ちょっと泣き笑いね。
そして一言、「もうやめよう」って、今年はクリスマスカードをキャンセルすることにした。やりなおす気ゼロ...だったんだけど、今ちょっと気を取り直して、クリスマスレターを作成しているところ。果たして、これが無事に投函されるかどうか...。(^^;)
Tuesday, December 25, 2007
Tuesday, December 18, 2007
The birthday party for Jesus
先週の土曜日に教会であったイエスさまのお誕生会。うちの教会が毎年やっている子供たちのためのクリスマスプログラム。
← オーナメントトス(オーナメントを紙袋の中に投げ入れるゲーム)をしているところ。
→ サムとEthan(Davidの兄)
サムはこの日バレーボールをしていて、スッ転んで床で膝を打ったらしい。(苦笑)私達が子供の頃は、その程度の怪我は日常茶飯事だったよね~。
それにしてもこの年齢の男の子同士の会話っておもしろい。挨拶代わりなのか、サムはEthanにHiと言った後、自分の傷(腕のひっかき傷とか)を見せて、わざわざその傷ができた経緯を説明する。そして最後に自分が平気だったことをつけ加える。それを真剣に聞いているEthanが、これまたかわいい。で、たまに傷の見せあいこなんかしている。どっちの傷がすごいかってことだ。いやはや、これもテストステロンの作用か。(^^;)
Thursday, December 13, 2007
国際結婚よもやま...ファミリーディナー
い つだったか、ダニエルのファミリーと日本食のレストランで1度だけ食事をしたことがある。幕の内系のお弁当やてんぷらなどをdifferentとか interestingとか言いながらも食べてくれたのだが、そのレストランの帰り道、マクドナルド(ハンバーガーの)に寄るはめになってしまった。食事 のやり直しといったところだろうか。(^^;)
感謝祭のディナーも、郷に入らば郷に従えという気持で、うちでも数年前までは、ロースト ターキー(七面鳥)、クランベリーソース、マッシュポテト、インゲンのキャセロール、スイートポテト、コーンブレッド、パンプキンパイのような定番料理を 作っていた。結婚したばかりの頃はダニエルが日本食を全く好まなかったので、食卓に並ぶのは一般的なアメリカ料理が主だった。料理の鉄人を見てからだと思 う...ダニエルが日本食に目覚めたのは。以来うちでは日本食がほとんど。
ところで、今年はケンタッキーで、感謝祭翌日のディナーを任せ られてしまった。20人分のディナーを用意してくれという指令である。「感謝祭は、Kikoは料理の心配しなくていいのよ、私達で手が足りてるから」とお 義姉さんに言われたので、なんてラッキー!と思っていたら、それはつかの間のこと。「嫌だったら、できないって言えばいいんだから、プレッシャーを感じる ことないよ」というダニエル。クーッ、そう言われると、絶対に「できない」と言えない私を知っておるだろう。しかしながら、この提案、それほど悪い Dealではない。実は心の奥底では、残り物を食べずに、日本食が食べれることを密かに喜んでいた。
の~ん気なダニエル(三男坊)は、感謝祭の翌日は、みんな自由行動なのだからと、レキシントン近辺を観光して周るつもりでいたらしい。できた嫁の 私は、そんなことは微塵も予定しておらず(冗談)...というより、感謝祭の翌日に観光なんて常識的に考えて無理だろうと思っていた。むしろ、エプロンを スーツケースにパックし、炊事/掃除/その他の雑用に専念するつもりでいた。いや、そこまでの心構えはなかった...エプロンをパックしたのは事実だけど ね。みんなもご主人の実家に行くときにはそうする?とにもかくにもダニエルの兄弟姉妹の集りでは、私が唯一の嫁なので、そうそうのんびりはしていられない のだ。ちなみにダニエルのお兄さん二人(長男と次男)は離婚しており、次男は再婚したけれど、私たちはまだお嫁さんには会ったことがない。三男のダニエル の嫁である私が一番辛抱強いってことだわね?、それは違うか。(苦笑)
ここで感謝祭の翌日の話にもどると...その朝は、ホテルでの朝食 をそこそこに日本食材の買出しに出かけ、その足でShaker Villageでランチを食べ、観光っぽいことをして、午後は義姉の家でディナーの準備をすることになった。義姉の家についてみると、見事にもぬけの殻。 感謝祭の翌日は、どこのお店もクリスマス前の大セールをやっているので、みな買い物や映画に繰り出していた。想像していたとおり、キッチンは、ひっくり 返っていた。そこで今から食事の支度をはじめる私を不憫に思ったのか、ダニエルが汚れた食器を片付けてくれ、床の掃除をしてくれた。これはとってもありが たかった~。
メニューは、焼きそば、ぎょうざ、とんかつ、ちらし寿司、ブロッコリーの胡麻和え、かぼちゃの煮もの、和風サラダといったもの である。日本食といえば寿司だと思っている人たちに、庶民の味を...と思い、こういうメニューにしてみた。しかしながら、これだけの品を1人で作るのは 大変なので、ぎょうざはAjinomotoさんに、ちらし寿司は、永谷園さんにお世話になることにした。かなりズルした。でも、とんかつの二度揚げには、 ちゃんとこだわったので、ゆるしていただこう。
料理は思ったより好評で、嬉しかった。多めに作ったつもりだったけれど、何ひとつ残っておらず、びっくり!!15年前、お嫁に来たばかりの頃には、ダニエルのファミリーがこんなに喜んで日本食を食べてくれるなんて、想像しがたいこと だった。ここ数年のアジアンフードブームに煽られて、日本食にそれほど抵抗を感じなくなってきたのかもしれない。おそらく、義妹や姪が日本人が多いカリ フォルニアで仕事をはじめたり、学校に行き始めたことも影響しているのではないだろうか。時代の流れを感じた。
17年前、三男坊のガール フレンドと紹介され、なんとなくこのファミリーの中で居心地の悪さを感じていた私が、今ではすっかりキッチンの主となり、自分の居場所を確保している。今 までほとんど話しをしたことがなかった同じくキッチンクルー(というより料理長という感じ)の義兄(義姉の夫)のお母さんと、妙に話しが合い、彼女に何か 通ずるものを感じた。一緒に食器の仕分けをしていると、「17年前、あなたとはじめて会った日のことを今でも覚えているわよ」と言われた。彼女自身も、 きっと私と同じく時代の流れを感じていたに違いない。まさか、あのどこから来たかもわからないような小娘と、今こうしてキッチンで意気投合しているなん て...てなことを思ったのかもしれない。だとしたら、もう世代交代の時が来ているってことかな。夏にケンタッキーから遊びに来た姪に、彼女のお婆ちゃん (その義兄のお母さん)が天に召されてしまう前に、レシピやおもてなしのあれこれを伝授してもらわんといかんよ~って、念を押していた自分が、なんだか とってもオバサンに感じたのを思い出す。って、実際オバサンなんだけど。
なぜだか、アウトサイダーである嫁の私が、このファミリーの将来 について、ちょっとした危機感を抱いている。現在二人いるキッチンを仕切ることができる料理人が、そろそろ引退しつつあるのだ。なのに、次のジェネレー ションの中には、その仕事を受け継ごうとする者がいない。近い将来、ファミリーディナーに、KFCやチャイニーズレストランのお持ち帰りがテーブルに並ぶ ことになるのか。だとしたらすごく残念。上記のレストランのことをどうこう言っているわけではないんだよ。食事のことだけではないけれど、ファミリーに受 け継がれてきたよいものが、だんだん消えてなくなってゆくのが寂しくて...ね。
なぜだか、アウトサイダーである嫁の私が、このファミ リーの将来について、なんとか改善策を打ち出そうとしている。そしてそれがおもしろいと言って、ダニエルが笑っている。自分でアウトサイダーといっている 私が、一番インサイダーのようなことを言っているのがおもしろいらしい。確かに。でもダニエル、笑っている場合じゃないっしょ、おぬしのファミリーだが ね。私は知らんよーと言いながらもやっぱり気になる。アウトサイダーだからよく見えるってことあると思う。
Monday, December 10, 2007
こんなはずじゃぁ...
57°F
Clear
Wind: SW at 7 mph
Humidity: 93%
Clear
Wind: SW at 7 mph
Humidity: 93%
Today

77° | 53°

なんだか変。12月も半ばになろうかというのに、初夏のように暖かい。ダニエルは「いい天気~!」と喜んで出勤して行ったけど、なんだかなぁ。
変だけど、私は真冬の早起きが全く苦にならない。それどころか、真っ暗で冷えたキッチンに降りてゆくのが毎朝楽しみでならない。でも、真夏はダメ。日の出が早いし、ギラギラした太陽が上がると、何もしたくなくなる。アザラシのような脂肪がついているからだろうな。
今朝はダニエルのお弁当が出来上がる頃に、すでに外気がぬくもってしまった。あっという間に一日がはじまってしまった。こんなはずじゃぁなかったと、読みかけの本(一日5分程度しか読めない)を置いて、学級委員としての仕事開始。
今日のブレックファストストーリーは、アンデルセン物語の「The Wild Swans」。
変だけど、私は真冬の早起きが全く苦にならない。それどころか、真っ暗で冷えたキッチンに降りてゆくのが毎朝楽しみでならない。でも、真夏はダメ。日の出が早いし、ギラギラした太陽が上がると、何もしたくなくなる。アザラシのような脂肪がついているからだろうな。
今朝はダニエルのお弁当が出来上がる頃に、すでに外気がぬくもってしまった。あっという間に一日がはじまってしまった。こんなはずじゃぁなかったと、読みかけの本(一日5分程度しか読めない)を置いて、学級委員としての仕事開始。
今日のブレックファストストーリーは、アンデルセン物語の「The Wild Swans」。
Friday, December 07, 2007
餅つき機
うちに餅つき機がやってきた!こ~んなに簡単にもちができるなんて、感激したよ。餅が大好きな子供達のために、切り餅を買っていたのだけど、マシンとはいえ、つきたてが食べられるなんて嬉しい。
ほら、このとおり、美味しそうにできたでしょ。
子供達は、砂糖醤油で、私は、これこれ...醤油+ポン酢+七味唐辛子+大根卸しに、つきたての餅をからめたのが好き!ちょっと変わった朝食になった。
気がついたらサムもマリも3つずつ餅を食べていて、この日は10時のおやつもランチも食べたがらず、結局3時のおやつにリンゴを食べただけで、夕刻になってしまった。やっぱり餅は、腹持ちがいいね。
Thursday, December 06, 2007
お気に入りのFarm Books
ギフトショップでこの本を見つけたとき、ついつい読みいってしまった。これは買って帰らなければと思って、それを抱えてレジに向かったのだけど、DK(Dorling Kindersley Book)はアメリカにもあるので、わざわざ£で倍の値段を出して書うのもどうかと思い、買うのをやめ、タイトルだけをメモして帰ってきた。
たとえば...4匹いる農家の猫の1匹Maxは、獲物(ねずみなど)をとって食べ、獲物の頭や内臓を玄関の前に残すとか、Big Shotという雄鶏は子供が嫌いとか、牛はワイヤーの柵を飛び越えたりしないけれど、寄りかかって、柵の隙間を大きくし、抜け出すことがあり...というようなFarmで飼われている動物の日常が、おもしろおかしく書かれてある。Ages 3-7と書いてあるけれど、私は41で読んでいて楽しい。
Thursday, November 29, 2007
クリスマスの準備
旅行の疲れが押しよせてきた。私の誕生日(11月26日=いいふろの日)も、食事に行くでなし、いい風呂に入るでなし、ただダラダラと過ごしてしまった。
今週末は玄関周りの飾り付け(ライトアップするリースと小さなツリー二つ)をしなければならない。お向かいさんもお隣さんも、表の通りはみなクリスマスカラーになっているのに、うちの玄関の階段には、まだパンプキンが飾ってあるし、リースは秋色のまま。来週の土曜日は、うちで最初のクリスマスパーティー(年内に3つ予定している)があるので、のんびりしていられない。
Wednesday, November 28, 2007
はるみさんち
Monday, November 26, 2007
むっちゃんのBoys
Saturday, November 24, 2007
Happy Thanksgiving!
8年前、カリフォルニアとコロラド(片道24時間)を往復したときには、トイレ休憩1回のみで10時間近くを私一人で運転したことがあった。あのときは若かったし、子供がいなかったので可能だった。
それにしても、こういうThanksgivingは久しぶり。去年の春に、義姉の家には遊びに来ているけれど、Thanksgivingの家族の集りは、なんと11年ぶり。
さて、ここでダニエルの兄弟姉妹の紹介をしておこう。
2番目...姉Susanと夫のDick
3番目...姉Lindaと夫のVic
4番目...姉Karenと夫のLeonard
5番目...兄Alanと妻のMaricelle
6番目...Danielと妻のKiko
7番目...妹Julieと夫のMichael
写真は右上が3番目、上↑ が4番目、右→ が7番目。
今回欠席だった1番目と2番目はコロラド州に、5番目はフロリダ州に住んでいる。
Monday, November 19, 2007
赤いウニ
しばらくして、サムに「ママ、さっきの、マリちゃんが髪の毛が変って言って笑ったのは、よくなかったと思う...僕だったら笑われるのは嫌だから...なのに、なんでママも笑ったの?」と言われた。「そうねぇ...」と言葉につまっていると、ダニエルが「いいんだよ、あの人はあのヘアスタイルをみんなに見て欲しくてやってるんだから...マリちゃんが気づいて喜んでると思うよ」とフォローしてくれた。「ふ~ん、でも僕だったら髪の毛見て笑われるのは絶対嫌だよ」とちょっぴり腑に落ちない様子のサム。
サムは将来...ああいう人目を引くような格好は決してしないだろう。
マリは将来...おもしろい!と言って、ああいう人目を引くような格好をした青年を好むにちがいない。
よ~いドン!
ダニエルいわく、裏庭の長めに刈った芝生の上ばかり走っているからじゃないかと。確かにアスファルトやコンクリートのような硬いところは、転んだときのことを考えて、走らせないようにしていたもんなぁ。
旅行中、しきりにサムと「よ~い、ドン!」をやったのは効果的だったようで、だいぶ効率的に走れるようになってきた。(上の写真)
Thursday, November 15, 2007
子連れでちょっくらイギリス⑧
ちなみに住みたくなる条件は以下。
海岸が近いこと...漁業が盛んな海岸が近くにあるのがよい。ビーチリゾート化していないところが何よりよい。観光化されたホワイトサンドは、見た目には美しいけれど、なんだかむなしい。(春にVirginia Beachで、やどかり一匹見つけることができなかったことをまだ根に持っている。)
酪農が盛んなこと...うちには、牛乳を水代わりに飲む人たち(私以外の3名)がいるので、これは助かる。
スコットランドが近い...だから何だと言われそうだが、それだけで私は嬉しい。タータンチェックが好きだし、ベイシティーローラーズのレスリーのファンだったし...。(ちなみに従姉妹のなっちゃんはウッディのファンだった。)ま、浅はかな理由ではあるけど、これも魅力のひとつと言っておこう。
あぁ、もうここに移住するしかないな。
と思ったところで、ここでファミリーで農家をやるってのはどうだろうとダニエルに言ったら...
「養っておくれ~~!」
と言われた。やはりここは、私のDream Destinationで終りそう。
子連れでちょっくらイギリス⑦
「羊はいいね。なぁんにも考えないでただ美味しそうな牧草地をたらふく食べて...あんな毛皮着てたら寒くないだろうし...悩みなさそうだし...」と言うダニエルがおかしかった。
私は知っている...その言葉の裏に、ちょっとばかりの皮肉と神様への感謝の気持ちがこめられていることを。
最初の宿だった農家で、2月は羊の出産のシーズンで猫の手も借りたいほど忙しいと聞き、「そういう時期にお手伝いに来れたらいいねぇ」とダニエルに言ったら、おもむろに嫌な顔をされた。少年時代に羊飼いをしていたことがあるダニエルは、羊とかかわるのを嫌がる。家畜の世話はどれをとっても大変だけれど、他の動物に比べて羊は特に自分の身を守る本能に欠けているようで特にやっかいだと言うのだ。羊はもう懲り懲りなのだそうだ。
主は羊飼いというならば、かなりやっかいな仕事を引き受けてくださっているということか...感謝だな。
息子さんに農家の仕事の手ほどきをしていたので、「いいですね、後継者がいて」と言ったら、「そうだといいのだけど、まだわからない...」とため息をついていた。 後継者問題は、どこもシリアスなんだね。
Wednesday, November 14, 2007
子連れでちょっくらイギリス⑥
Tuesday, November 13, 2007
子連れでちょっくらイギリス⑤
湖水地方の天気は変わりやすい。これってイギリス全土で言えることなの?こんな雲がいきなりふかふかとやってきたかと思うとさーっと雨が降り、10分後には、↓ こんな晴天。
Beatrix Potterの Hill Top Farm の近くでMr. McGregorを見つけた。ピーターラビットのストーリーの中でもマリのお気に入りは、Mr. McGregor。ピーターのお父さんがこのMr. McGregorの奥さんによってウサギのパイにされてしまったところが特に好きらしい。Mr. McGregorは嫌いと言いながらも、彼のキャラクターが出てくるのを異常に喜ぶし、物真似もよくする。
Sunday, November 11, 2007
亭主元気で...
先週、「いつ帰れるかもわからないから、来週の水曜日あたりまでいないと思ってくれ」とダニエルに言われた。バケーションのつけがまわってきた。覚悟はしていたけれど、いざこんなふうに言い渡されると、なんだかなぁ。
ところが、この日午前3時に帰ってきたダニエルは、電気をつけずに寝室に上がってきたらしく、キッチンのアイランドに置いておいたスナックに気がつかなかった。そして、また忙しそうに出勤していったので、ラザニアも食べてはもらえなかった。トホホ...。
しばし「亭主元気で留守がいい」と思うことにしましょか。(^^)
Thursday, November 08, 2007
子連れでちょっくらイギリス④
起きがけにサムが「ママ~、おなかがいたい...」と言った。あぁこれは来るなぁと思い、ゴミ箱にビニール袋を入れて、ベッドのそばに置いてサムの足をさすった。昨夜、夕食代わりといって、ナッツ系のスナックをたらふく食べたサム。ナッツはこわい...私もクルミであたったことがあるので、よくわかる。
「だいじょうぶだよ、1人で寝かせておいて、すぐにもどってくればいいんだから」とサムを置いて朝食に行こうとするダニエルに、「そりゃぁいかんよ...こんなときは、1秒たりとも目を離さないほうがいい」と言って、まずダニエルとマリに朝食に行ってもらった。とりあえず私が部屋に残り、ダニエルが食べ終わったら、途中でサムの付き添いを交代することにしたのだ。
ダニエルが半分ほど朝食を食べたところで、マリをダイニングルームに置いて部屋に戻ってきた。それではと、今度は私がダイニングルームに行った。まもなく、宿の奥さんが温かい朝食の注文を聞きに来たので、ダニエルの注文を聞きに部屋に戻ってみると、ダニエルがゴミ箱を抱えてサムの背中をさすっていた。やっぱり...1年に1度あるかないかだが、サムの胃の調子が悪いときはすぐにわかる。そしてありがたいことに、非常にわかりやすいので後始末が楽。
といっても、湖水地方に向う朝だ。4時間近く車に乗ることになるし...と、ビニール袋をセットし、下からのことも気になったので、ガソリンスタンドでオムツを買っておいた。結局それからサムは2度車の中で吐いて、唇を真っ白にさせて2時間ほど眠った。ランチ休憩で立ち寄ったMotoでは、バゲットの端っこを齧り、水を飲んだだけだったけれど、顔色がもどってきたので安心した。それにしても心配していた下からのものは、全く見られなかったのは幸いだった。(ホッ)
というわけで、この日は観光をせずに、宿でゆっくり過ごすことにした。夜は、サムが「ご飯と海苔が食べたい」と言ったので、とりあえず白飯が手に入る中華料理店で夕食をとることにした。レストランでは、ろくに食べなかったサムも、宿にもどって持ち帰った白飯を海苔で包んでやるとたくさん食べた。やっぱり日本人よね。
お風呂に入って、ふかふかの布団にもぐりこんだサムが「ママはどうして僕がそんなに好きなの?」と照れくさそうに言った。体調が悪いときにありがたがられるのは、やっぱり母親。夜中に子供たちの寝室からき聞こえてくるのは、「ダディー」でなく「マミー」だもんね。
ダニエルが半分ほど朝食を食べたところで、マリをダイニングルームに置いて部屋に戻ってきた。それではと、今度は私がダイニングルームに行った。まもなく、宿の奥さんが温かい朝食の注文を聞きに来たので、ダニエルの注文を聞きに部屋に戻ってみると、ダニエルがゴミ箱を抱えてサムの背中をさすっていた。やっぱり...1年に1度あるかないかだが、サムの胃の調子が悪いときはすぐにわかる。そしてありがたいことに、非常にわかりやすいので後始末が楽。
というわけで、この日は観光をせずに、宿でゆっくり過ごすことにした。夜は、サムが「ご飯と海苔が食べたい」と言ったので、とりあえず白飯が手に入る中華料理店で夕食をとることにした。レストランでは、ろくに食べなかったサムも、宿にもどって持ち帰った白飯を海苔で包んでやるとたくさん食べた。やっぱり日本人よね。
お風呂に入って、ふかふかの布団にもぐりこんだサムが「ママはどうして僕がそんなに好きなの?」と照れくさそうに言った。体調が悪いときにありがたがられるのは、やっぱり母親。夜中に子供たちの寝室からき聞こえてくるのは、「ダディー」でなく「マミー」だもんね。
サムにはかわいそうだったけれど、これも家族旅行のよい思い出となった。
Wednesday, November 07, 2007
子連れでちょっくらイギリス③
Tuesday, November 06, 2007
子連れでちょっくらイギリス②
ダニエルがいきなり「イギリスに行こう!」と言いだしたのは、出発の1ヶ月ちょっと前。こんなことしょっちゅうできることじゃないけれど、仕事で海外出張が続いていたので、てっきり10月のイギリス出張に私たちを便乗させるつもりだと思っていた。ところが、チケットも宿も全て私が好きなように手配してよいというので、びっくり!え、ホントにバケーションとるつもりなんだわ。
それならば...とバタバタとチケットを購入し、ホームスクールのフィールドトリップとしてカリキュラムを組み立て、その上で宿さがしをはじめた。よく考えてみるとこれは結婚15周年のアニバーサリートリップにもなるのだけど、子連れとなるとそんなロマンティックなことは言ってられない。どうしても学級委員としての使命が先立ってしまう。
ホームスクールの観点から言うと、今年はまさにイギリスの年だった。サムが今夏からはじめた文学ベースのカリキュラムでイギリスのヨークシャー地方を舞台に書かれたJames Herriot's Children's Treasuryに出会い、ヨークシャー地方の暮らしや獣医としての仕事などに興味を持ち始めた。学期のはじめには、James Herriotについてのプレゼンテーションをするほどの熱の入れようで、そのときに探し当てたThirskというところにあるJames Herriotの博物館(イギリスでたったひとつの獣医学の博物館)にいつかきっと行きたいと言って、地図に印までつけていた。
マリにとってもやはりイギリスが身近になった年だった。もともとピーターラビッは好きだったのだけど、ダニエルが出張のお土産にと全ストーリーが収集された本とピーターのぬいぐるみを買ってきてくれたものだから、すっかりBeatrix Potterの世界にはまってしまった。これは私にとっては好都合!幼稚だと言われようが、ミーハーだと言われようが、私はピーターラビットが好き。そしてあのピーターラビットのストーリーが生まれたイギリスの湖水地方にあるBeatrix Potterの Hill Top Farmに、いつか行ってみたいと思っていた。母娘で行けるなんて幸せなことだ。
というわけで、ヨークシャー地方と湖水地方を訪ねることが確定した。そしてもうひとつ忘れてはならないのが、お城。今年Classical Conversationsでは中世ヨーロッパ史を学んでいるので、中世のお城見学をつけ加えることにした。これに関しては、ダニエルと私で意見が分かれた。ダニエルは、完全に修復されて展示物が充実しているWarwick Castleに行きたいと言い、私はかなり破壊されているけれど、今にもドラゴンが火を噴いて出てきそうなウェールズにあるConwy Castleに行きたいと言った。しかし、ここはダニエルにも十分楽しんでもらいたいので、私が譲ってロンドンから車で3時間足らずで行けるWarwick Castleに決めた。
宿のほうは...農家の暮らしを子供達に見せたいという目的もあったので、農家のB&Bとコテージを探して予約したのだが、これが結構大変だった。ファミリーが泊まれるようなB&Bやコテージでは、ペットを許可しているところが多く、動物アレルギーのあるマリは泊まることが出来ない。しかし、農家の中には、羊犬や家畜によくないからとペットを断っているところが数軒あったので助かった。
さて、これでとりあえず行ってしまえばなんとかなるというくらいまで準備はととのった。そして向こうでの生活のあれこれは、イギリス在住の郁子さんに色々なアドバイスをいただいた。(ありがとう、郁子さん!)
ホームスクールの観点から言うと、今年はまさにイギリスの年だった。サムが今夏からはじめた文学ベースのカリキュラムでイギリスのヨークシャー地方を舞台に書かれたJames Herriot's Children's Treasuryに出会い、ヨークシャー地方の暮らしや獣医としての仕事などに興味を持ち始めた。学期のはじめには、James Herriotについてのプレゼンテーションをするほどの熱の入れようで、そのときに探し当てたThirskというところにあるJames Herriotの博物館(イギリスでたったひとつの獣医学の博物館)にいつかきっと行きたいと言って、地図に印までつけていた。
というわけで、ヨークシャー地方と湖水地方を訪ねることが確定した。そしてもうひとつ忘れてはならないのが、お城。今年Classical Conversationsでは中世ヨーロッパ史を学んでいるので、中世のお城見学をつけ加えることにした。これに関しては、ダニエルと私で意見が分かれた。ダニエルは、完全に修復されて展示物が充実しているWarwick Castleに行きたいと言い、私はかなり破壊されているけれど、今にもドラゴンが火を噴いて出てきそうなウェールズにあるConwy Castleに行きたいと言った。しかし、ここはダニエルにも十分楽しんでもらいたいので、私が譲ってロンドンから車で3時間足らずで行けるWarwick Castleに決めた。
さて、これでとりあえず行ってしまえばなんとかなるというくらいまで準備はととのった。そして向こうでの生活のあれこれは、イギリス在住の郁子さんに色々なアドバイスをいただいた。(ありがとう、郁子さん!)
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