ぼくちん
雛が孵ってからというもの、青太と青子は、ウッドペッカーや、りす...そして私が巣に近づくと、攻撃しようとする。そんな中、ある日、見かけない鳥が、バードハウスの上にのっかっていた。あんなところにいたら青太に一撃されるぞぉと思っていたら、すぐに青太が飛んできた。ところが、次の瞬間、青太は、自分が捕らえた餌をその鳥にあたえた。
へ?なんで?どう見ても、青太より大きくて胸の羽毛の柄(まだらのゴマシオ柄)もちがう。ブルーバードって異種の鳥に餌を分けるほど気前がいいの?お腹をすかせた自分の子供達に餌を運ぶだけでも大変だというのに...。
よく調べてみたら、それは、ブルーバードの幼鳥だった。なんと、ブルーバードは、子供が巣立った後も、子供が頼ってくれば面倒をみるのだとか。しかもオスだけが、餌を与え続けるそうだ。メスは、新しい巣にいる子供達の餌の面倒をみるだけで精一杯だからかな。
となれば、この幼鳥は、青太と青子がうちに来る前に育てた子供ということになる。上の写真がその幼鳥で、「ぼくちん」と名付けられた。
ぼくちん...どう見ても、両親より大きくて太っている。でも観察しているとミミズを取るのが上手くない。ミミズに引っ張られるとすぐにあきらめてしまう。サムとマリも「ぼくち~ん、がんばれ!」と応援しているが、親離れには、もうしばらく時間がかかる様子。
さて、巣の中では、2羽(?)の雛が元気に育っている。残りの3つの卵は、孵らなかったらしい。
5 comments:
へえええ。青い鳥って、子供が頼ってきたら面倒みるんだ~。
それも、オス、一人?で。
なんだか、感動しちゃった。
しかし、「ぼくちん」、かわいい。。。。。
fkmさん、
そうオス一人ってところがいいよね。
ちゃんとお父さんが責任取ってるって
感じがして、そうだろう、そうだろう、
自然はやっぱりそうだろう...と
ダニエルに言ったら、嫌な顔された。(^^;)
うはははははははは!!!
言うところがすごい!
子供の面倒をなが~く見るのは哺乳類だけじゃないのですね。自然は不思議ですね。
しかし、青太と青子が引っ越したのに、どうやってぼくちんは両親を探すのだろう???やっぱり不思議だ。
Kaokikiさん、
きっと新しい巣を持ちながらも、子供を近所においておいたんだと思うのね。あの調子だったら、まだしばらく餌をおねだりに来そうだし。ホント、鳥も自分の子がわかる(?)ってのが不思議。それとも誰の子でも食べさせてやっているのか???(^^;)
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