Fecamp(フェカン)は、静かな港町。昔はニシンなどの水揚げがあり、漁業が盛んな町だったそうだ。雰囲気がイギリスの港町Whitbyによく似ている。カラッと晴れて、海が輝いて見えるような日もよいけれど、私はどちらかというと、海がしけるこういう天気 ↓ が好き。
左は、木靴にキャンバスをはったブーツ。
右は、海中に沈んでいたトーク(金属でできた首の飾り物)。トークって、その昔ケルト人が首につけていたそれだよね。
↑ これは、海中で見つかった折れたパイプのコレクション。その昔、漁師達は、港が見えてくると、無時に帰港したことを祝って、パイプの柄を半分に折って海に投げたのだとか。
右は、スモークハウスのジオラマ。この建物は三階建てになっていて、向こう側の壁にはずらりと魚が干されている。こんなふうにニシンが燻製にされていたんだね。
子連れの旅のポイント(私たちの場合)...どんなに綿密に計画を立てていても、子連れの海外旅行は、思い通りに行かないことがしばしば。世界遺産のすぐ近くまで来ていても、子供の体調、食事、宿、またはトイレ事情を考慮して「また今度にしようか(って、今度がホントにあるのかどうか...^^;)」とあっさりとあきらめて、他を周ることがあります。あくまでもプライオリティーは、家族みんながお互いを大切に思い、笑顔でいられることなので、名も知られていない街の名もない公園でタンポポを摘んだなんていう午後があってもいいと思います。かえってそんな何気ない時間がいつまでも心に残っていたりするのです。
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