Monday, July 31, 2006

抹茶白玉あずきパフェ

こういうの食べたいなぁ~!これはサ ムと私の大好物の抹茶系パフェ。福岡に帰省している友達のちほが、写真を送ってきてくれた。あんまり美味しそうだったので、ついブログに載せたくなった。

ア メリカでは、〇〇サンデーとか、〇〇パルフェなんていうのがあるけれど、 せいぜいアイスクリームにチョコファッジ、それにフルーツソースがかかったり、ホイップクリームがのっかって、それに細かく砕いたピーナッツがかかってい る程度。日本のパ フェとは比べ物にならないくらいシンプル(でもサイズは大きい)。たまにアイスクリームショップやレストランで、バナナスプリット(バナナを二つに縦 割りにしてアイスクリームを挟んで、チョコや フルーツのソースをかけたもの)があるが、たいていアイスクリームが2~3スクープついてくるので、うちでは家族みんなで一つをシェアする。

さっきダニエルが今週は今年の夏一番の暑さになると言っていた。水分をしっかり補給して熱射病に注意しなくてはね。

Sunday, July 30, 2006

Pool Party

船を出すのなら9月~っ ていう唄があったよね。中島みゆきだったかな。あの唄を口ずさみながら9月を待っている私。夏なのだから、海水浴とかキャンプと か…もうちょっとアウトドアを楽しめたらと思うけれど、この暑さと湿気の中を子供二人ぶら下げて外出しようという気にはとてもなれない。ただただエアコン がきいた部屋で1日過ごせることをありがたく思うばかりだ。

し かしながら、9月まで残すところわずか1ヶ月!アメリカでは9月(8月の終 わりのところもあるけれど)から新学期なので、教会のサンデースクールも新しいクラスになる。 それで先週の土曜日は、5歳児のサンデースクールでサムが一年間お世話になったSally&Eric Dillonご夫妻宅でのプールパーティーが開かれた。

こ れはDillonさんちの裏庭。大きなプールに子供達は大喜び!パパ達は子 供達とプールに入り、ママ達はプールサイドでお喋りをしていた。こういう パーティに参加すると、パーティーのホストをするファミリーから多くを学ぶ。これだけの人数(しかも半分以上は子供)を裏庭に収容し、皆が快適に過ごせる ようにと細かいところにまで気を配るDillonご夫妻。

何より、この一年間サムをとっても可愛がってくれ、親である私達にいつも暖かい励ましの言葉をかけてくれたことに、深く感謝している。

ボー トに乗っているのは、Ethanとマリ。このボートがよっぽど気に入ったと見えて、この後マリはボートを降りないとだだをこねたて泣きじゃくった。大 声でおいおいと泣きながら「マリちゃんは、冷たい水がきらいなの!だからボートに乗りたかったのにぃ~!!」と訴えた。はい、それじゃ帰りましょ!という ことで、その後、そそくさと退散。

Thursday, July 27, 2006

サッカーキャンプ

以 前からサッカーをやりたいと言っていたサムの念願かなって、今週はOpen Door(教会)のサッカーキャンプに参加している。夕方6時~8時半なので、ベッドタイムが遅くなるのがちょっとつらいけれど、蚊の対策さえ怠らなけれ ば、涼しくて(?)快適な時間帯。

「男の子には何かスポーツをやらせなさい」と母 (体育系)は言うけれど、スポーツにことさら縁が無い私達夫婦には、近所に どんなスポーツチームがあるのかさえ知らない。色々調べてみようというモチベーションも無い。(ごめんよ、サム!)


Raleigh だからそうなのか、North Carolinaだからそうなのか、うちの隣近所はスポーツ好きが多い。その日やっているスポーツの勝敗で、家の前の通りの雰囲気が変わるほど。

バ スケッ トボール だかフットボールだかよくわからないが、真向かいの家のご主人は、その日試合があるチームの旗を玄関に掲げるのが日課。お隣りのご主人に「今日はお天気で すねぇ」なんて挨拶をしようものなら、空の色でその日の勝敗を占いはじめる。屋外での子供のバースデーパーティーのあいだに試合があれば、テレビを外に 引っ張り出し、椅子を並べてスポーツバーのような空間を裏庭に作ってしまうご主人もいる。

男性軍だけではない。先日、近所に住む Alex(5歳)の ママHeatherに、とある少年サッカーチームをすすめられた。Alexも入っていて、この辺りでは一番の強豪チームらしく、是非そこにサムを入れてみ てはどうかと…。ひぇ~~!とっ、とんでもないっ!強豪と聞けば、そこだけは避けたいと思うのも親心。(苦笑)

年に一度しかないけれど、めんどうな手続きがないこのOpen Doorの サッカーキャンプはおすすめ!費用は早めに申し込めば35ドル。私のようにギリギリに申し込むと45ドル。マイボール(写真にある素敵なカラーのもの) ウォーターボトル、Tシャツがもらえる。8月はバスケットボールキャンプもあるので、申込書が必要な方はご一報くだされ。

Monday, July 24, 2006

お友達と裏庭で

暑い日が続く中、ちょっぴり涼しくなった土曜日の午後、優司くんと和佳奈ちゃんが遊びに来てくれたので、マリとサムは大喜び!ついでにモモも大喜び!

和佳奈ちゃんは、特にモモを気に入ったと見えて、モモの 後を追いかけていた。でも、モモは2ヶ月シャンプーをしていない上に長いこと傷があった足を舐めないようにと、カラーをしていたので、かなり汚れていた。ごめんね、和佳奈ちゃん。


マリは普段はこのすべり台を怖がる。虫(アリや蝿)がすべり台にいると、それをつぶしてしまうのが嫌だと言って降りてこない。でもこの日は、和佳奈ちゃんが平気ですべっているのを見て、マリもがんばった。




このプレイハウスの中、木陰で風が通り抜けるので、暑い日でも上にいると心地よい。日本の昔の…何て言ったっけあれ…高床式住居だったかな。あんな感じ。蚊帳でも吊れば、快適に昼寝ができるかも。サムと優司くんは宇宙戦争ごっこ(?)をしていたのかな。





これは持ちよりのご飯。チキンのシシカバーブというチキンと野菜の串焼きや忠子さんのサバの竜田揚げなど…これまた美味しかった!ごちそうさま~!

Friday, July 21, 2006

おめでとう!

GlenisとSimon

7 月16日に車の中で誕生したSimon。(*詳しいことは、16日付のブログを読んでね。)母子共に元気だとみんなに伝えてとGlenisに頼まれたの で、今日はMarshファミリーの特集。こうやってブログにしてみると、まるでサンディエゴに行って、取材をしてきた気分。


病院に到着したSimon。とっても元気に泣いているね。よかった、よかった!!こういう写真を見ると、今すぐにでもサンディエゴに飛んで行って抱っこしたくなるよ。



そう、Simonが生まれたのはこのVanの中。この写真は病院から帰るところ。お腹に10ヶ月入っていたとは言え、どこかの住宅地に横付けしたこの車の中に、いきなり1人の人間が生まれ出たなんて…。

そ ういえば、サムとマリが生まれたとき、病院から帰る車の中で、ダニエルが「帰りは、家族が増えているなんて変な気分だよね」と言っていたのを思い出す。 でもMarshファミリーの場合は、行きの車でテレポーテーションしたように、新しい家族がやってきた。これは、さらにびっくりだよね。

こ れがSimonをとりあげたパパのDave。本当によくやったよね。パチ、パチ、パチ!!結局、Glenisのドクターは、病院で胎盤の処置をしただけな ので、医療費を3000ドルセーブしたことになるらしい。てことは、Daveは数分にして、1人で3000ドルの仕事をしたということね。(笑)




お兄ちゃんのSolomonもSimonのお世話をしてるんだね。5歳離れると子育てもちょっぴり楽かな…てなことはないか。(苦笑)

美味しいシフォンケーキのレシピ

10年くらい前だったかなぁ、日本の友達が「おいしくて簡単だから」と、この栗原さんちのおやつの本をプレゼントしてくれた。以来この本の中のシフォンケーキにはまってしまって、ふつうのスポンジ生地を使うケーキも、このシフォン生地で作っている。

こ の中のバナナシフォンも美味!自分で適当にアレンジしてチョコチップを混ぜ込んだり、コーヒー(インスタント)を直接生地にマーブル状に入れるもよし!

し かし、電子レンジで簡単にできるカスタードクリームは、今ひとつだった気がする。私の混ぜ方が悪かったかもしれないし、うちの電子レンジの電力(W)の問 題なのかもしれないけれど、ダマができてしまった。それに風味も今ひとつだったような…。いや、ただ単に私が不器用っていうだけの話かな。(笑)修行が足 りん!ってことだね。

Thursday, July 20, 2006

嵐のあとは…

鳥 の餌がすぐになくなる。この鳥の餌入れは、普通は1週間くらいで空っぽになるのに、嵐のあとは、1~2日で空っぽ。しかも嵐は頻繁にやってくる。鳥を 養うのも安くないぞ~。ちなみに、この餌(粟、ひまわりの種、ピーナツ…)には、なんとチェリーの香料入り。そういうのを鳥が好むかどうかは知らないけれ ど…なんだか鳥の餌もグルメ(死語かな)化してきたよね。

こ のHosta,去年の秋にナーサリーに出ていたのを買って植えたのだけど、冬のある寒い日にアイスキャンディーのように凍ってしまった。その後は…見るも 無残な姿になってしまったので、春になったら掘り起こして捨てようと思っていたら、今春新しく芽を出した。そしていつこのとおり!いつのまにか、去年の3倍の大きさに成長し、白い花 をつけた。びっくり~!

人はみな草のようで、その栄えは、みな草の花のようだ。
All men are like grass,and all their glory is like
the flowers of the field;

草はしおれ、花は散る。
the grass withers and the flowers fall,
しかし、主のことばは、とこしえに変わることがない。
but the word of the Lord stands forever.

(ペテロ第一の手紙 1Peter 1:24-25)

Wednesday, July 19, 2006

Nature abhors a vacuum! (自然は真空を嫌う)

と言い残して、今朝ダニエルが出勤して行った。"Nature abhors a vacuum."って「自然は真空を嫌う」という意味。なんだか朝からよくわからんことを言うなぁと思いながらも、その一言が気になって、調べてみ た。

自然界は不足したところをすぐに何かの物質で埋める…という意味のことわざ=アリストテレスの理論なのだそう。物理学的に興味がある人はエヴァンジェリスタ・トリチェリの「学術的講義」というのを読んでみるとおもしろいかも。物理は苦手だけど、こういうのは興味深い。

「自 然は真空を嫌う」…夫を亡くした女性がすぐに再婚してしまうというようなシチュエーションで、このことわざが使われるようだが、ダニエルのは…あれ だ…時間のことを言っているのだ。何もしなくても時間だけが刻々と過ぎてゆく。「時間というものが自分の時間を埋め尽くして過ぎてゆく…又は、ゆっくりす る時間(自分だけの真空)を作ろうとするとすぐに予定がふりこんでくる」と言いたいのだ。

さ て、私の場合のNatrue abhors a vacuumといえば…これだ。 片付けても片付けても、すぐに足の踏み場もないくらいに散らかるこの部屋。どこからともなく玩具が歩いてきて床に転がっ てしまうこの現象。片付ける…とか、子供達に片付けさせる…なんて無駄な抵抗は、もはややめてしまおうかと思うほど。

数ヶ 月前に1階でのLego遊び禁止令を 出したので、キッチンで私がレゴを踏むアクシデントはなくなった…が、階段の上にそのLegoを放ってしまうケー スが後を絶たない。禁止令をすっかり忘れてしまったマリがLegoを持って降りようとして、サムに注意されてその場にLegoを放ってしまったり、サムがLego で作ったものを下にいる私に見せたいが、ご法度なので階段の上から見せて、そこに放置するとか。
このバトルはしばらく続きそうだなぁ。

Monday, July 17, 2006

動物園


何 年ぶりだろう、動物園なんて。マリがまだお腹にいるときにサムを連れてサンディエゴの動物園に行ったっきり…ってことは3年ぶり。うちからAshboro の動物園まで車で2時間かかる。それもお昼過ぎに家を出たので、到着は閉園の2時間前。たった2時間しかないのに…と思うかもしれないが、遊園地系の人が集ると ころが苦手な私達夫婦にはこの2時間というのが丁度よい。駐車場は空いているし、アトラクションの待ち時間もない。子供達には、「今日は動物園にゾウとサルを 見に 行くんだよ」と言っていれば、時間がなくて他の動物が見れなくても満足してくれるものだ。

こ ういうところに来ると、サムは10メートル歩くごとに自分の位置を確認しなければ気がすまない。時間がないから早く行こう!と言っても「ちょっと待って… 次は…」と立ち止まる。ダニエルそっくり!!マリは誰に似たのか、東西南北どうでもいい…興味がそそられる方向にふらふらと歩いてしまう。
マ リが象を見て「あ、ゾウさんオレンジだよ!」と言った。そう、ノースカロライナはどこを掘っても(?)粘土質の赤土。この写真ではよくわからないかもしれ ないが、象はその赤土をからだにこすりつけているので、オレンジに見える。翌日、マリに「ゾウさんって何色?」と聞いたら、「オレンジ」と答え た。グレーではない。


シマウマは鮮やかで綺麗。見ていると涼しくなる。なんだかこの動物園、くつろげるぞ。私達には世界一を誇るサンディエゴのものより居心地がよい。規模が小さくて動物の数が少ないからGood!なんて言っているのは私達だけ?


こ のゴリラ、子供好きで有名なのだそう。マリがガラスに近づいたらやっぱりのそりのそりとやって来て、なんともいえないやさしい表情で、マリの頬を指で触る ような仕草をした。もちろんマリは怖がりもせず、大喜びでそのゴリラにガラス越しにキスをした。その光景を見て、観衆からため息がもれた…が、私は横で 「ぎゃー、マリの口にバイキンが付着したー」とウェットティシューをすかさず出した。

ノースカロライナ動物園(NC Zoo)

Sunday, July 16, 2006

車で出産!

今朝Glenisから「昨夜から陣痛が始まったから…お祈りしていてね」と電話があった。出産にむけてのあれこれを話している最中に、「あ、なんだか大き い陣痛が来そう…(と呼吸が荒くなって)でも私のは長いから生まれるのは明日よ」と言うので、とりあえずそこで電話を切った。

ところが…だ。午後に外出から帰ってきたら、留守電に「きこ~!生まれたの…車の中で!Daveがとりあげたのよ!でも私もベイビーも元気だから…」と入っていた。

経緯はこうである。
私 との電話を切った後、陣痛が定期的に来る中、Dave(ご主人)のお母さんが、午後サンディエゴ空港に到着するというので、部屋の掃除をしていたら、破 水してしまった。「救急車を呼んで」というGlenisにDaveは、「僕が車で連れて行くから大丈夫!」と言って、車で病院に向かったのだけど、途中、 ベイビーの頭が出てきてしまった。それで慌てて車をどなたかのお宅のドライブウェイに止めて、ドクターに電話で指示を受けながら、Daveがその場でベイ ビーを取り上げることになった。Glenisによると、Daveは、驚くほど落ち着いていて、「Here is your baby!」と言ってGlenisにへその緒がついたままのベイビーを手渡した後、車を走らせ、病院に向かった。5歳のSolomonは後部座席で「ベイ ビー、来ちゃったね」と言ってとても喜んでいたらしい。病院に着いてからは、大勢のドクターとナースが玄関に迎えに出てきてくれて、まるでパレードのよう なお祭り騒ぎだったとか。

というわけで、Glenisは無事に男の子を出産した。名前はSimon Peter Marsh。午前11時50分誕生で、7ポンド9オンス。ブロンドで、お兄ちゃんのSolomonにそっくりらしい。(写真はまた後ほど…)母子共に守られて健康と聞いてホッとした。

Glenisのお腹に入るずっと前から、祈られ、守られていたこのベイビー。やっと来たねSimon、待っていたよ。神様、どうもありがとう!

Saturday, July 15, 2006

Party Meatballs

ポトラックや大勢集るパーティーに最適な料理(アメリカ人にも喜ばれそうな)のレパートリーを広げたいと思い、今日はTaste of Homeという雑誌に出ていたパーティーミートボールズというのを作ってみた。シンプルなミートローフを一口サイズにしたというようなもので、一度に80 個くらいできる。このミートボールをチーズと一緒につまようじに刺してもかわいいかも。

2 Eggs
1 can (12 ounces) evaporated milk
2 cups quick- cooking oats
1 cup finely chopped onion
2 teaspoons salt
2 teaspoon chili powder
1/2 teaspoon garlic powder
1/2 teaspoon pepper
3 pounds ground beef

Sauce:
2 cups ketchup
1-1/2 cups packed brown sugar
1/2 cup chopped onion

Combine the first eight ingredients.
最初の8つの材料を混ぜて、牛肉を加える。
Add beef over mixture and mix well. Shape into 1-in. balls.
牛肉を2.5 cmくらいの直径のボールにする。(84個くらい)
Place in three greased 13-in. x 9-in. x 2-in. baking dishes.
長方形のベーキングディッシュに並べる。(3枚分)
Combine the sauce ingredients; pour over meatballs.
ソースの材料を混ぜて、並べたミートボールの上にかける。
Bake, uncovered, at 325 degree F.
for 1 hour or until meat is no longer pink.
162℃に温めたで1時間ほど焼く。
*ソースはかなり甘いので、好みで三温糖を半量くらいにしてもOK. 

Thursday, July 13, 2006

地震かみなり火事おやじ

これらは昔はこわいものの代表と言われていたけれど、この中のおやじは、いつのまにか消えかかっているような気がする。ところが、先日、近くのモールで久しぶりにそういうおやじ的な人に遇った。

写真は近くのモールの中にあるインドアのプレイグラウンド。亀の形をした遊具がいつくかあるので、勝手にタートルプレイスと呼んでいる。

0 歳~だいたい7歳くらい(年齢制限はなかったような…)までが遊ぶこのプレイグラウンドでは、子供同士のハプニングが絶えない。たいてい活発な子供が走り 回って、小さな子供を突き飛ばすというものだ。小さな子供を持つ親はもちろんだが、そういう活発な子供を持つ親も冷や冷やしながら子供達を見 守っている。

そ んな中で2人の男の子(兄 弟か友達)が、鬼ごっこをやっていて、女の子達が順番に上っていたすべり台の中をすり抜けて、女の子を突き飛ばし てすべって行った。その瞬間、私のとなりに座っていた海兵隊風カットで、海兵隊を思わせるTシャツを来た、絶対に海兵隊だ ろうという肉付きの男性(海兵隊、海兵隊ってしつこい?)が、中腰に立って、突き飛ばした男の子を指差し、ものすごいにらみをきかせて「Hey!」と言っ た。もちろん男の子はひくっとなって顔が引きつっていた。突き飛ばされたのは彼の娘で、泣いてパパのもとにかけよる彼女に、「男の子達が悪いのは、 わかっているよ…」といって慰めていた。

も し、自分の子供があんな風に注意されたとしたら、私は親として申し訳ないという気持になると思うが、同時に感謝せずにはいられなかっただろう。私自身、よ その子供のことに関しては、親との関係が崩れてしまうことを恐れて何も言えないことが多い。そんな風に無関心(私の責任じゃない)な態度になりがちの上 に、自分の子供が被害にあっている場合でも、よその子供には注意しにくい。その場に親がいて、親が何も言わない場合はなおさらのこと。

以 前、サンディエゴのとある本屋で、インド人のママとロシア人のママが子供達のことで衝突したのを見たことがある。インド人の5歳くらいの子供が3歳くら いのロシア人の子を何度か突き飛ばしていたのをロシア人のママが止めようと、インド人の子供の腕を掴んで「やめなさい」と注意した。インド人のママは、自 分の子供がよその子供に危害を加えているのを見ていながらも、携帯電話で話しをしていたのだが、ロシア人のママが子供の腕をつかむと、電話を切って「放し なさいよ!私の子供に怪我をさせる気?」とロシア人のママに怒鳴った。ロシア人のママは…「そんなに強くは握っていないわ」と言い…結局ママ同士のトラブ ルへと発展してしまった。ここで私はそのママたちの国をあげているけれど、もしカルチャーの違いから生じる子育てにおいての方針や価値観の違いがそこにあ るとしたら、それはそれで大変興味深いと思ったからだ。

それにしても、あの中腰になって、しっかりと子供と目線を合わせるという技は、す ばらしい!海兵隊の教官経 験がある人に違いないな。(また言っているって?)もしあのロシア人のママが、にらみをきかせて「Hey!」をやっていたなら、それほどのトラブルにもな らなかったかもしれないが、やっぱりおやじでないと効果がないだろう。

Wednesday, July 12, 2006

朝食と気配り

子供達はたいてい朝はシリアルを食べたがるけれど、今日は私好みの朝食を作った。( 欲を言えば、ご飯とお味噌汁に辛子明太子っていうのがいいけど…)。サムはベーコンが好きで、マリのぶんまで交渉してもらっていた。マリは、食べ物の好みが私とよく似ていて、オートミール(かなりゆるゆるにしたお粥風)に塩というコンビネーションが好き。 そして、もちろんうちの目玉焼きには醤油がかかってる。(笑)Hollyの家で目玉焼きを焼いて醤油をかけたら、「へー、そういう食べ方もあるんだ」とびっくりしていた。(はい、日本人ですから…)

残念ながら、ダニエルはこの朝食にありつけなかった。一番食べてもらいたい人だけど、彼は朝が弱いので、ゆっくりと座って食べる余裕もなくバタバタと出てゆく。ジュースとパンをナプキンに包んで車に乗り込むのが通常。

いつだったかmyaさん(名前を出してもいいよね)からいただいたメールに夫のためにいれるお茶は、飲まないとわかっていても一応そっと出しておく気配りが必要というようなことが書かれていた。

確 かに私は自分が飲みたくなるのでお茶をいれるが、その度にダニエルに「お茶いる?」と聞いてみて、「今はいらない」と言われてがっかりしていた。そ してたまに彼が「僕のもお願い」と言ったのに、そのお茶のことを忘れていつまでも飲まずにテーブルの上に置いてあるのを見て、「せっかくいれたんだから 熱いうちに飲んでよねー」と言ってしまったことも多々ある。そのうちに、相手がいつお茶を欲しがるかを勝手に推測して、たぶんいらないだろうと思うときに は、自分のためだけにいれたりもした。

でもこれじゃいけないんだね。誰かが気づかってお茶を出してくれ、それを飲むのを忘れたとしてもとがめられず…でないとね。毎日のことだけど、そういう気配りをする努力が私には必要だと気付かされた。

この朝食も同じで、どうせ食べる時間ないんだから…とダニエルのために作るのをやめてしまうわずに、今は「いつかパパも一緒に食べれるといいねぇ」と子供達と楽しんでいよう。

Tuesday, July 11, 2006

BBQパーティー(雅子さん&Roger)

今日は雅子さんとRogerのお宅でBBQディナーをよばれた。ちょっと、最近よそのお宅で食べ歩いてばかりじゃなぁい?という声がどこからか聞こえてきそうだけど…。

去年引っ越して間もない頃、近所の本屋のストーリータイムで5歳のエミちゃんを連れていた雅子さんと知り合った。話してみると、ご近所さんで…と言ってもうちの住宅地を出るだけで5分かかるので、雅子さんのお宅までは10分以上かかる。

ご 主人Rogerは、アイリッシュ系アメリカ人。とっても穏やかで話しやすい。アイリッシュ、スコティッシュ、イングリッシュ、フレンチ、アメリカンイン ディアン系(とりあえず思い出すものだけ)のダニエルに、なんとなく雰囲気が似ている。アキちゃん11歳は、よくお手伝いをするとっても面倒見のいいお姉 ちゃんで、丁寧な日本語を喋る。

ディナーのメニューは、チキンとズッキーニのBBQ,エビのグリル、コーンとお豆のマリネサラダ、春雨サラダ、お豆腐のサラダ…そしてデザートはルーバーブクリスプにバニラアイス。どれもとっても美味しかった。

ルーバーブを食べたことがなかった雅子さん&Rogerファミリー。でもとっても気に入ってもらえたようで嬉しかった!  

こ れ、バービーのジープ。この手の玩具はやっぱり子供達には絶大な人気!マリはこの日、今まで見たこともない女の子用の玩具に囲まれてとっても嬉しそう だった。サムも折り紙をしたり、着せ替え人形の男の子のキャラクターで楽しそうに遊んでいた。「アキちゃんは、練習したから折り紙でピアノが作れるように なったんだって」と、サムは帰ってきてからはアキちゃんの話ばかり。アキちゃん、エミちゃん、遊んでくれてどうもありがとう。

雅子さん&Roger、楽しい時間をありがとう!そしてご馳走様でした!

Monday, July 10, 2006

しゃぼん玉

神のなさることは、すべて時にかなって美しい。
He has made everything beautiful in its time.
神はまた、人の心に永遠への思いを与えられた。
He has also set eternity in the hearts of men.
(伝道の書 Ecclesiastes 3:11)

青じそとエビのスパゲティー

以 前にも書いたが、トマトが嫌いなサムは、トマトソース系の料理が食べられない。トマトの酸味がダメらしい(梅干は大丈夫なのに…)。実は数年前に亡くなっ たダニエルのお父さんもトマトの酸味がダメだった。これって遺伝?というわけで、うちのスパゲティーは、いつも和風か、クリーム系、又はシーフードベー ス。

*青じそとエビのスパゲティー

フ ライパンにオリーブオイルを少々入れて、刻んだにんにくとエビ(ふつうは塩を少々ふりかけておくが、今回はBBQの残りの調理したのを使った)をソテー し、ちょっと濃いめに塩コショウで味付けをする。それに刻んだ青じそと茹でたスパゲティーを入れ、スパゲティーのゆで汁(1/3カップくらい?)をからめ て、お皿に盛って、レモンをちょっと搾ると出来上がり!サムは、これに醤油をちょっとかけ、マリは粉チーズをからめたりする。

Saturday, July 08, 2006

おすすめの本

500円でわかる!基本のパンは 以前このブログで紹介したことがある。パン作りのコツが親切にわかりやすく書かれてあって、どのレシピも作りやすくて美味しい。そして安い!ただ、著者の 田辺由布子さんも触れていることだけれど、この本のレシピのバターは、無塩を使ったほうが絶対に美味しい。有塩バターにするとしっかりした味になって、一 般的に誰にでも好まれる味になるというのがねらいかな。でもレシピによっては確実に入りすぎのものもあるので、私は無塩バターを使用し、その上に塩の量を 30%くらいカットして作っている。

パン「こつ」の科学は、パン作りに関しての色々なトラブルを解決…してはくれないが、解決法や自分が好むパンのレシピを編みだすのに役に立っている。


The Bread Baker's Apprentice
は、 myaさんに教えてもらった本。5月にAmazonでセールになっていたので購入してみた。これはレシピとパン作りのコツがしっかりと書かれてあってなかな かよいし、写真も美しい…けれど素人向けではない。いや、素人だからこそこの本を読んで勉強すべきなのかな。まだこの本の中のレシピを試したことはないけ れど、読みふけっていると、業務用のミキサーとオーブンが欲しくなる。いかん、いかん、現実にもどらねば。




Cheese Primerは 私のようなチーズ好きにはたまらない本。どのチーズがどんな味で、どこでどのように作られ、どんな歴史があるとか、脂肪分がどれだけ含まれているか…など が詳しく書かれてある。つまりチーズ辞典のようなもので、数々の輸入 チーズが並ぶ店頭で、チーズを選ぶときに役に立つ一冊。

子 供達が巣立った後は、農場にでも移り住んでチーズ作るってのはどう?とダニエルに言ったら、「僕は絶対に牛の世話はしないからね」と釘を刺された。確か に…サムを妊娠して以来6年、ダニエルにモモ(私の犬)の世話をしてもらっている私には「ありがとう…お世話になってます」以外何も言えない。

Friday, July 07, 2006

Hollyの家

今日はホームスクールママ2年目のHollyに、新学期が始まる前に準備しなければならないことを教わるために、彼女の家を訪れた。もちろんマリとサムは大喜び!

Hollyの家の裏庭は、まさに森!小川まで流れていて、まるで熊が出て来そう。あ、でもアメリカ人にあなたの裏庭はForest(森)ねと言うのは、あまりよろしくない。Forest=木がうっそうと茂っていて、手入れがされていないという印象を与えるから。

今 朝はその裏庭(=森)で、お茶(ミルクティー)をした。といってもゆっくり座って…というわけにはいかない。Ethanとサムが水で消防士ごっこをしてい る中、マリが水の被害にあったり、David(1歳)がひょいと姿をくらませたり、Hollyと私は話しをしていてもいつもアンテナを張り巡ら せて、子供の様子をキャッチしていなければならない。


さ て、この夏にしなければならないことだが…1年間のシラバスを確認して、科目別に毎週 与えられるトピックに関わる参考書や資料をあらかじめチェックしてお く。手に入れられるものは手に入れ、図書館にあるものであれば、どこの図書館にあるかを確認しておく。

こ のように前もって資料収集をやっておくと、子供が レポートにするときにずい分と手間が省けるとHollyは言っていた。さすが2年目だけあるなぁ。ボーッとのん気に構え過ぎている私には、こういうアドバ イスは貴重!でも、こういう準備もいずれ子供が自分でやれるようになるんだよね…自主的にとはいかないまでも。

最近サムのことに忙しくて、ろくにマリの相手をしてやっていない。サムがバイオリンや教会のコワイヤーの練習でいない時、私と二人きりになったマリは、必ず「ママはマリちゃんのママ!サムくんのじゃない!」と言う。ちょっぴり心が痛む。

マリのためだけに、とどこかで時間を作らなくてはと思っても、なかなかそれが実行できない。そこで、料理の下準備を手伝わせることにした。

その名もチャングム修行…その1

ま ず基本の基本から…ということで、出汁をとるためのいりこを彼女に選別させる。いりこの頭とはらわたを取り除いたものの中に、わざと頭がついているもの を投げ込んでおく。するとマリが「あー、ママ!おめめがついてるよ!」と叫び、私が「じゃぁそれを取り除いてください」と言うと、「はい!」と言ってつま み出す。ただそれの繰り返し。修練生マリ、がんばりなさい!

Wednesday, July 05, 2006

音楽を愛する

楽 器屋でレンタルしているサムのバイオリンのパーツが壊れたので、土曜日に交換に行ったのだが、ついでにミュージックスタンドをサムに買ってやった。そして そのまたついでに、このスターウォーズのトリロジ-のテーマ曲が入ったバイオリンミュージックを買わされてしまった。「僕、これ練習するから買って~!」 とサムに言われて、ダニエルの財布のひもがゆるんでしまった。

家 に帰ってから、まだ習っていない指の使いをダニエルに教わりながら、あのスターウォーズのテーマを練習しはじめた。月曜日のバイオリンのレッスンでは、先 生にこの本も並行してやりたいと自ら申し出たらしく、来週はスターウォーズをやってくれるとか。ジェニファー先生、ありがとう!サム、よかったね。

子 供の頃、私はテレビアニメの「トムとジェリー」をよく見ていた。その中で、もっとも好きだったエピソードは猫とねずみがオーケストラで色々な楽器を操り ながら追いかけっこをするものや、ピアノコンサート、または、「フィガロの結婚」のようなオペラが出てくるものだった。あのアニメのおかげで私はクラッ シックミュージックが好きになったと言っても過言ではない。

そこでそれをサムとマリにも見せてみようと思い、「トムとジェリー」のDVD (6ドルという破格!)を一枚購入した。そしたらやっぱり大当たり!数あるエ ピソードの中でサムとマリが一番おもしろいと言ったのが、オーケストラのものだった。以来サムはカーラジオのクラシカルミュージック(英語ではクラッシッ クミュージックとは言わない)ステーションにはまっている。

そういえばサムが生まれたときに、友人がベイビーアインシュタインのシリーズ でモーツァ ルトの曲が流れる知育ビデオのようなものをプレゼントしてくれた。何やら赤 ちゃんの脳の発達によいとかで、試してみたけれど、サムはそのシリーズをことごとく嫌がった。「ベイビーはみんなこのビデオにはまるよ!」と太鼓判を押さ れていたのに…。もしかしたらマリは喜んだのかもしれないが、場所をとるからと、マリが生まれる前にそのビデオは処分してしまった。

しか し、マリはマリなりに音楽を愛しているのがよくわかる。彼女の得意とするものは…替え歌。童謡に自分の名前を入れたり、ピンクのくまさん(お気に入り のくまのぬいぐるみ)を入れたりするのは普通なのだが、奇妙なものもある。たとえば…NHKの「ピタゴラスイッチ」という番組に出てくる歌で「…の中をよく見たら」という歌がある。これは言葉遊びの歌で、「れいぞうこ、れいぞうこ、れいぞうこの中をよく見たら…ぞうがいる」というふうに歌ってある。それをマリが真似して歌っていたので、こっそりと聴いていたら…「マリちゃん、マリちゃん、マリちゃんの中をよく見たら…おしっこが入っている」と歌っていた。彼女の音楽のセンスって一体…。

July 4thのお祝い

ア メリカの独立記念日July4th(1776年、アメリカがイギリスからの独立宣言をした日)は、たいていのアメリカ人がファミリーで集ってBBQをし、てお祝いをする日。

毎 度のことながら、親せきの集りに気軽に参加できないところに住んでいる私達は、近所の友達とお祝いをしている。それで今年はYasushiさんとYuko さん宅にお邪魔させてもらった。このとおり料理は和食中心!写真は忠子さんの春巻きに、 Yukoさんの星条旗のJelloデザートに、私のサラダ。毎度のことながら、ポトラックは、自分が普段作らないようのものが並ぶので嬉しい。

そしてもちろん、Yasushiさんのお寿司!
写真はYukoさんとKendra(Yukoさんのお友達)

今 この写真を見て、ふと気がついたことがある。YukoさんとKendraは紅白の服を着ている。そう、星条旗の色の服を着たり、アクセサリーをつけたり するのもこの日の楽しみなんだよね。今年はすっかり忘れていた。私とマリはグリーン系(これではSt. Patrick's Dayの装い)、サムとダニエルは薄いブルーで、星条旗とはほど遠かったなぁ。

今日はKendraとご主人、忠子さんと光則さん、SethとMillie、そして彼らの隣りに住んでいるCatheyとKenが2歳半の男の子を連れて来ていた。なかなか楽しい顔ぶれ。

優司くんと和佳奈ちゃんは、この日のために…日本から届いた浴衣で登場!かわいいねー。さすが二人とも江戸っ子?とってもよく似合っていたよ。金魚にヨーヨーにリンゴ飴…というような日本の夏祭りを思わせるイデタチ。

そういえば、サムとマリはエプロンをしていた。私自身が普段からエプロンをつけていないので、本人達は何か特別なファッションだと思っているらしい。

そ してもちろんパーティーのフィナーレは花火!一番安全そうな地味なタイプの花火だったけど、子供達は大満足。こっちで日本のように色々な種類の花火がセッ トになったようなものを探したけれど、どれも子供向けとは思えないようなものばかりだった。太い大きな花火が入っていて、見るからに危険そう…。



マリは、終った花火を水がはったバケツに入れ る際に指に小さな火傷をしてしまった。かわいそうだったけど、火が危険なものであることを学ぶいいレッスンになったに違いない。




ぐるぐる回したり…したくなるよねぇ。
よい夏の思い出のひとこま…だね。

Yasushiさん、Yukoさん、お疲れ様でした~!
そして、お家を開放してくださってありがとうございました。

Monday, July 03, 2006

全粒粉のパン

今 一番お気に入りのプレーンなタイプの全粒粉のパン。外はちょっぴりパリッとしていて中はふんわりもちっとした感じで、スープと相性がよい。クープにバター を入れるのだけど、焼きたてを手で割ってバターを塗ると、なお美味しい。今夜はあっさり野菜スープだったけれど、これ、クラムチャウダーと合いそうだよ。