Thursday, September 13, 2007

The Hundred Dresses

                
これは、今夏からはじめたSonlightというLiterature baseのカリキュラムの中に入っていた本の中の1冊The Hundred Dresses by Eleanor Estes。

毎日、擦り切れたような同じ服を着ているポーランド移民のWandaという女の子が、ある日、自分が家に百枚のドレスを持っていると言ったことで、クラスでも目立つ存在のPeggyからいじめを受けはじめる。いつもPeggyと一緒にいるMadelineは、そのいじめを黙って見ているが、心の中で葛藤し続ける。そんな時、Wandaが突然転校してしまう。

この物語を通して、人間は誰でも差別をしてしまう心を持ちえていること、しかしそれを間違ったことだと判別し、いじめる側もいじめられる側もそのことに立ち向かうことができること(いじめを目の前にして自分はどうあるべきなのか)などをサムと話しあうことができた。

Wanda Petronskiというポーリッシュ系の名前の響きが、ちょっと変わっていると書いてあったところで、サムが「そうかなぁ、ぼくはそうは思わない」と言っていたけど、最近は移民の数もさらに増加して、どんな苗字が馴染みのある響きなのかなんてことは、わからなくなっているのは確か。しかしながら、あのフランチャイズのファーストフードの店と同じうちの苗字...日本の学校に行けば、からかわれることうけあいよね。(^^;)

そういえば先週、サムが「サムは日本人だから背が低いんだよ...」と友達から言われていた。それに関してサムは、どう思ったかと聞いてみたら、「うん、背が低いっていいよー、高い人よりちょこまか動けるから、こんなふうに...」と敏捷に走り回ってみせた。そっか。(^^)

2 comments:

fkm said...

サムくん、すてき♪

きこ said...

fkmさん、

前向きよね...というか単純なだけ?(^^;)