Wednesday, April 26, 2006

パン・オ・ディジョン (pain au Dijon)

                              
これでもかと言わんばかりに生地にクープ(切り目)を深々と入れてしまったので、不恰好なパンになってしまったけれど、これは粒マスタードの入ったパン・オ・ディジョンというディナーパン。参考レシピは…


島 津さんはドイツで製菓製パンを学ばれたせいか、彼女のレシピ本にはヨーロッパの田舎パンの種類が豊富にある。おやつ感覚の菓子パン系も好きだが、毎日の 食卓に…と思うと、うちではやはりチーズやスープにあいそうな田舎パンが欲しくなる。サムとマリは、どちらかというと皮がバリバリしたようなハードな田舎 パンが好きで、おやつがないなぁというような時でも、乾ききってしまったようなパンが残っていれば、それにジャムをつけて大満足で食べてくれる。

と いうわけで今回挑戦したのが、このマスタード入りのパン。生地にもディジョンマスタードが入り、クープの中にもマスタードとバターを混ぜたものを塗る。 サンドウィッチにぴったり!スープにも申し分ない!そのまま食べても美味しい!ところが、ダニエルには不評だった。「せっかくの美味しい生地にマスタード を入れたから台無しになった」と言う。私自信は、バターの香りとマスタードの酸味が後を引く美味しさだと思ったのだが…。そしてなぜか、大人の味?と思わ れるこのパンがサムとマリには大好評だった。
マリはカウンターに椅子を持って来て、金網の上に置いてあった焼きたてのパンのマスタードシードを指でつまんでつまみ食いしていたほどだ。

注***今回このパンは石釜風にするためにクッキーシート系の天板ではなく、ベーキングストーンで焼いてみた。でもそれは失敗だったかも…。田舎風のパンはベーキングストーンで焼くほうがよいと聞くけれど、このパンはストーンで焼くと生地が横に広がりすぎる。

5 comments:

きこ said...

わぁ嬉しい!myaさんも同じ本を持ってるんだ。他にもよさそうな本があったら教えてくださいね。私、料理の本って大好きなのだけど、パンのは、あまり持っていないので。

fkm said...

うんうん、おいしそうだよね!!
お店みたいだね~(笑)。

食べでのあるぱん、だいすき!

ちほさん、ぱん好き?

fkm said...

そうだ、この本のレシピ、ブレッドマシーンで生地をつくれるの?

あ、あとね、ナショナルのホームページで、「フーヴェのパン日記」っていうのがあるんだけれど、そのかた(飯田順子さん)も、手作りパンの本、新しくだされたみたいだよ。

http://letsblog.panasonic.jp/national/bakery/です。
よかったらのぞいてみてね。

きこ said...

ちほ、いつかパンを作ってみるといいよ。
結構はまるかもしれない。パン好きでしょ~。(^^)

fkmさん、
私ね、昔は島津さんの本のとおりに、塗れタオルにキャンバスかけて、ビニールかけて…ってやってたけど、今はホームベーカリーでやってる。とりあえず試してみて、出来栄えが今ひとつだったら、ベンチタイムの取り方、水分の調節、2次発酵の時間を調節したりしてる。私の場合、粉も全粒に変えたりしてるので、ホント適当に自分が好きなように調節してるの。どうかするとホームベーカリーは、こねるだけにして1次発酵を外でするときもあるかな。パンってレシピどおりに作っても、部屋の湿度とか粉の質とかでちょっと違うものができたりするし、著者のパンの好みが自分と違ってたりすることもない?最終的には自分の使う粉のグルテンの働きとかイーストとの相性とかを経験(失敗)から学んで自分の好きなパンを作りあげることになるんだけど、それも結構おもしろいよね。あ、でもプルマンっていう日本だと普通の食パン(真四角のやつ)やイギリスパンなんかは、てごねのほうが絶対美味しくできるんだって。(パン仲間の話によると)でもそれもその友達の好み(もちもちっと引くような感じが彼女は好きみたい)だよね。

ナショナルの本、よさそうな本だね~~。
ウェブサイトも今度ゆっくり見てみるね。

きこ said...

その本、本屋で立ち読みしたことがあります。よさそうな本だなぁと思って。私の好きそうなパンが勢揃いと聞くと、ますます興味がわいてきました。そのうち購入してみます。