今日のおやつのシナモンシュガーバー
ふ つうのバターロールの生地(うちでは全粒だが)を平たく伸ばしてスティック状に切ったもの(細長く丸めてもよい)を焼く。焼きたてに溶かしバ ターを塗って、シナモンシュガーをかけるだけの簡単なおやつだ。焼きたての熱々はまるで揚げたてのドーナッツを食べているようだ。一口サイズにしたほうが 食べやすいかもしれないが、うちでは形を細長くいびつにすればするほど魔女の杖みたいだと言って子供達が喜ぶ。この写真のものは、その通常のもの長さを半分にカットしたもの。魔女の杖の長さにしてしまうと必ずといっていいほど子供達はそれを振り回す。そうなると辺りはシナモンシュガーだらけになって私の仕事が増える。(トホホ)
以 前通っていたサンディエゴの教会では、月に1度ドーナッツの日があった。礼拝後にドーナッツと飲み物が出されるのだが、今でもサムはあのドーナッツが食 べたいからサンディエゴの教会に行きたいと言う。マリもはじめてドーナッツを口にしたのは教会だった。子供にはあまり砂糖が多く入っていないシンプルなも のを選ぼうとするのだが、子供達は決まってアイシングだらけの、しかもスプリンクルまでかかった派出なのを欲しがった。手と口をギドギドにした教会の子供 達のあどけない顔が思い出される。
昼寝から起きたマ リに「おいしい甘いパンがあるよ、おやつにしようか」と言ったら、顔をしかめて「マリちゃん、しゅっぱい(酸っぱい)パンがいい」と言っ た。天邪鬼モードのようだったので、「じゃ、食べなくていいよ」と言ったら、あわててひとつ掴んだ。一口食べて「あ、ママ、ドーナッチュのあじがしゅる!」と上機嫌になった。そして2本ぺロリと平らげてしまった。