

巣を覗くと、1羽の雛が う ずくまって いた。4羽の中で、から だが一番大きかった雛はやはり1番最初に巣立ったのだろう。つづいて同じくらいの大きさの2羽が飛び、一番小さかった雛が残ってしまった。おもしろいと 思ったのは母親の声援。オスのほうが美しい鳴き声をしているのはハウスフィンチも例外ではないと思うが、今日のこの巣立ちの儀式では母親のほうがは るかにはっきりとした口調(鳴き声)で声援を送っている。「早く出てきなさい…お兄ちゃんたちはもう行っちゃったよ…餌はもう運んでやれないわよ…」父 親は母親の声援のあいだを縫うようにポツリポツリとささやくだけだ。「そう、そう…」人間も鳥も似たようなもんだ。
午 前中は賑わっていたポーチも午後には静けさを取り戻した。親戚の姿はないが、夫婦はあきらめることなく巣の様子を見に来ている。残された雛はといえば…相 変わらず巣でくつろいでいて巣立つ気配などまるでない。明日は雨の予報がでているが、夫婦は最後の雛が巣立ってゆくのを見届けに来るだろうか。
写真は雛を見守るハウスフィンチの夫婦。今日はじめて夫婦そろって巣にやってきたので、ツーショットが可能になった。汚れたガラス越しでの撮影なので見にくいが、頭と胸が赤味がかかったのがオスだ。
2 comments:
わああ!おめでとう、ハウスフィンチ!
なんだか、かわいいねー。親戚一同が集まるなんて。。!
親は、、、「見守り、声援を送る。。」
そうだ、そうか、そうだった。。!(笑)
一夜明けて、今朝も早くから夫婦はやってきたよ。最後の一羽、見捨てられなくてよかった。(笑)
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