Monday, June 29, 2009

ラズベリー

                   
ブルーベリーは毎年熟す手前で鳥に食べられ、イチゴはモモに食べられる。けれどラズベリーは、隠れたところになるので発見されにくい上にトゲがあるので、だ~れも近寄らない。(^^;)



Monday, June 22, 2009

旅の途中のお洗濯

                             
なるべくスーツケースの数を少なくしようと思うと、どうしても旅の途中に洗濯をしなければならなくなる。どうかするとコインランドリーを探しているうちに半日が過ぎ、洗濯が終るまでにまる一日がつぶれてしまうことがある。それでも終ったときは、洗濯物の山が片付いて清々しい気持になる。

朝食の後、Agnèsにコインランドリーの行き方を聞いたら、「コインランドリーは、決してきれいなところじゃないよ。こんなところ(田舎)で洗濯機を持っていない人たちのためにあるのだから、どんなところかわかってる?」と言われた。以前、Toulouseのコインランドリーを利用したことがあったけれど、違和感は全く感じなかった。むしろ、その存在自体が、ただただ有り難いと思うばかりだった。私たちも結婚して6年くらいは洗濯機を持っていなかったしね。

大きなボストンバッグに洗濯物を詰め込んでいざ出陣!子供達も洗濯は旅を続ける上での大切なアクティヴィティだとわかっているかのように、待ち時間に遊ぶための玩具をそれぞれバックパックに詰めていた。

昨夜食事をしたレストランの隣に、個人経営の日用品や電化製品が置いていある店があった。そこにコインランドリーがあるという。外から見ただけではどこにそれがあるのか絶対にわからない。Agnèsがオーナーにわざわざ電話をしてくれて、私たちが行くことを知らせてくれたので、お店を覗いたら、年輩の女性がすぐに裏へと案内してくれた。え~っこんなところに?なんとコインランドリーは、そのお店の裏の物置小屋に洗濯機と乾燥機が一台ずつあるというようなところだった。その女性(オーナーの奥さん)は洗濯機の使い方を説明してくれ、すでに洗濯機に入っていたどなたかの洗濯物は、終ったらすぐに出して、洗濯機を使ってもよいと言う。その洗濯物の持ち主がもどってくるのはいつになるかわからないからと。
                

旅先で洗濯をしている時間はいい。外は土砂降り。洗濯をしているあいだ、子供たちは、この小さな小屋でアステリックスのミニチュアを並べて遊んでいた。コインランドリーといっても、修理不可能な大型家電製品が、無造作に置かれているようなところで、小さなテーブルがひとつあるだけ。椅子はない。
ダニエルと私は楽しかったことや失敗談で盛り上がり、旅の後半の予定を立てる。

洗濯をしている途中に、オーナーのご主人が出先から帰ってきて、裏庭にいる私たちを見て、何度か振り返りながらお店の中に入っていった。こんな小さな街のこと、洗濯をしに来る人たちは顔見知だろうし、アジア人は珍しいのかもしれない。数分後にお店から出てきたおじさんは、小屋までやってきて洗濯機に故障はないか、何か困ったことがあったらすぐに知らせてくれと声をかけてくれた。

洗濯が終了したところで、午後2時。ランチタイムに閉まっていたお店が開き始めた。お昼を逃してしまったけれど、夕食に中華を考えていたので、軽く食べられるものを買いに小さな食料品店に入ってみた。外国でスーパーマーケットに行くのは楽しい。アメリカにもあるメーカーのものでも、パッケージングが違っていたり、見たことがないフレーバーがあったりする。たとえばボン・ママンはこっちにないルーバーブやすぐりのジャムがある。

さて、今夜はRouenの大聖堂の周りや旧市街を散策したいと思っていたけれど、平日のラッシュアワーにRouenの中心街に入ってしまったので、とにかく人・人・人...車・車・車...で、2時間ほど迷った挙句、引き返して宿の近くの小さな町で中華を探すことにした。Rouen,きっと見所満載なんだろうけど、あの雑踏に紛れ込む勇気がなかった。子供達は二人ともずっと寝ていたので、Rouenのことは全く記憶にない。後でサムは何で起こしてくれなかったのかと残念がっていたけど...。こんなこともあるさ。
   

Sunday, June 21, 2009

ちょっと一息...Flaxが美味しい

                            
年に二度、ジョージア州でFlax seedsを仕入れてくるHollyに頼んで一袋買ってきてもらった。以来、すっかりはまってしまって、どのパンにもフードプロセッサーで挽いたFlax seedsを入れている。今回は、ハイジの白パン(うちのは全粒も混ざっているので白くないけど)に入れてみた。風味がよいし、ふんわりもちっといい感じ。巷では、Flax(亜麻の実)は、オメガ3脂肪酸を含んでいるので、コレステロール値を下げると言われているらしいよ。だとしたらこれは続ける価値あり?! でもねぇ...パンにするとつい美味しくて、余分に食べてしまうんだよね。(苦笑)もちろんパンだけでなくても、シリアルに混ぜたり胡麻の代わりにふりかけにしても美味しいらしいので試してみてね。

こっちのスーパーではオーガニックのものが袋入りで売っているけれど、自然食品専門のマーケットだと量り売りで安く手に入れることができる。日本ではどうかな?あれほどパンの種類が豊富だから、Flax seedsが入ったパンなんて、どこにでも売っているのかな。
                       

Wednesday, June 17, 2009

La Ferme du Château

                 
予約が入っていなかったその宿はLa Ferme du Château。オーナーは François&Agnès夫妻。二人でこのファームをきりもりしているとっても忙しいカップル。21歳と15歳の息子さんたちは好青年。

これが自慢のノルマンディ牛。ここでは50頭が放牧されている。蛋白質と脂肪の値が高いこの牛のミルクは、チーズ作りに最適なのだそう。なんだかかわいいよね。
                                    

ファームハウスの屋根は張り替え中でこのとおり。このファームハウスが建てられたのは、Raleighが誕生したときと同じらしく、なんと220年くらい前なのだとか。


ファームハウスの二階にファミリーのベッドルームとゲストルームが二部屋ある。そのうちのひとつが、サムとマリの子供部屋。かわいいでしょ。隣りに私たち夫婦の部屋があって、両方にシャワーがついている。トイレはこの二部屋が共同で使えるものがひとつある。
      

これは朝食の様子。シリアルやヨーグルトはもちろん、手作りのパンやジャムの心づくしの朝食が嬉しい。そう、カップは大きいよね。

この写真を見てもらえるとわかるけれど、マリはいつも朝からこんな風に陽気。一方サムは、朝が弱い。
           

これは庭でとれたラズベリーが入ったパウンドケーキ。コーヒーや紅茶にぴったり!朝食にちょっとこんな甘いものがあると嬉しいよね。
                        
Agnèsの手作りパン

フランスパンの生地のようなこのローフ...軽くて何枚でも食べれてしまう。早速Agnèsにレシピを聞いたら...イーストやFlax(この茶色の粒々)が全部入った市販の粉を使っているとういうので、キッチンで材料を見せてもらい、レシピをメモったよ。
                              

Saturday, June 13, 2009

小さな田舎のレストランAuberge

                                                   
とりあえず腹ごしらえに、とやってきたレストランAuberge de la mére duvalは、Val-de-Saâneという小さな街にある。

この街、道路の真中に孤島のように 教会があり、一本の道路を挟んで、パン屋、肉屋、花屋、金物屋、食料品店、薬局、美容室が建ち並んでいる。ここに来れば生活するのに必要最低限のものは揃うということだ。

ところで、フランスのほとんどのレストランは、ランチは12時~2時、ディナーは19時~と決まっていて、その時間帯を逃すと食事ができない。しかも、ふつうの商店も12時になると閉まってしまうので、その間は買い物ができない。6年前、1歳半のサムを連れて南仏に行ったとき、アメリカにいる感覚で行動していて、何度か食事をし損ねてしまったことがある。またお昼どきに、レストランで食べるほどお腹が空いていなかったので、果物でも買おうとお店に入ろうとしたら、閉まっていて困ったこともある。パン屋もお惣菜が買えそうな肉屋もお土産屋もだ。

さて、19時までには時間がたっぷりあったので、セーヌ川のほとりをしばらくドライブした。そして、この↑ 教会の横に駐車したところで、19時を回り、教会の鐘がけたたましく鳴り始めた。ホントにけたたましく。(^^;)

Aubergeは、こじんまりとしたかわいいお店。


そこでまたもやエスカルゴ!マリが食べてみたいっていうので。(^^)

← 今回は、こんなたこやき器みたいなのが出てきたよ。エスカルゴってこういうのに入れて焼くんだね。




実は、マリはエスカルゴを食べるのをこわがっていた。

口の中に入れた途端に、ニョロ~ッて動き出したら困るので、早く噛んで飲み込まないといけないとか、夜寝た後に、口から出てきたらどうしようってね。

そうそう、サムはね。私の大失敗のせいで、ここで豚の内臓を食べるはめに...。

Anguilleは、フランス語で「うなぎ」っていうのをうろ覚えしていた私は、メニューにあったAndouilleのGalette(そば粉のクレープ)をうなぎのクレープだと思ってしまったんだ。うなぎ+クレープ...美味しいかもって。


この写真の右に写っているのが、そのAndouille。クレープを開けると、ほうれん草と白っぽいヒラヒラしたものが入っていた。

明らかに、うなぎではないのだけど、サムは疑うことなく食べ始め、ほうれん草が食べにくいと言っては、そのヒラヒラをほうれん草にまきつけて頬張っていた。

マリは一口味見をして「ママ、これ、なんか牛くさい...」と言っていた。うなぎでないことがバレた。(^^;)

それを聞いた私は、とても味見をする勇気がでなかったけれど、ダニエルはね、「これ、そんなに悪くないよ」と言って食べていたよ。ここで何か言って、サムが食べなくなってはいけないので、とりあえず冷静に、何事もなかったように...デザートまでこぎつけたよ。(笑)*後で聞いた話...Andouilleって豚の腸なのだそう。

今夜のデザートは、ピーチメルバ → 

これだけ毎日、どうかすると2食にデザートがついてくる食事をしていても胃腸を壊すことがないのは、食事の時間がきっちり決まっていて、間食をほとんどしないせいではないかと思う。それに1食を2時間くらいかけてゆっくり食べているので、胃腸に負担がかからないのかもしれないね。

食事の後は、今夜の宿にチェックイン。予約が入っていなかったというハプニングはあったけれど、ここの宿のファミリーとは、後々とても親しくなってね。今もメールの交換が続いている。いつ、どこで、どんな出会いがあるかわらないのも旅のおもしろいところよね。



                                             

Normandie...とんだ手違い

                                             
イーストリーさんファミリーとChantillyでお別れして、Normandieを走っている。なんだか不思議。お互い日本人なのに太平洋を渡ったところで出会い、今度は私たちが大西洋、イーストリーさんファミリーがイギリス海峡を渡って再会を果たした。次回があるとしたら、今度は一体どの海を渡って会えるのか...楽しみ。(^^)

ドライブの途中、イーストリーさんからいただいたお土産のクッキーをおやつにしました。USAに帰る頃には空っぽになっていると思います。ありがとうございました。

1時間半くらいドライブしすると...ほら、見えてきた!↓ こんな風景が広がってるよ。そう、今回ノルマンディに来たのは、この向こう側に見える牛に会いたかったから。(^^)


今日から4日間お世話になるファームは、Guetevilleという小さな街にある。Rouenを20分くらい北上したところだ。ところが...チェックインを5時と知らせていた(はずだった)ので、間に合うように到着したんだけど...

着いてみると、誰も私たちを迎える様子もなく...ファームハウスは、屋根の張り替えをしていて、とても営業しているように見えない。とりあえず、オーナーを探しにダニエルが、かろうじて玄関らしきドアを見つけて、ファームハウスに入っていたけど、なんだか様子が変。

とっても変。

しばらくして、ちょっぴり情けない笑みを浮かべたダニエルが車にもどってきた。「よいレストランを教えてもらったから、夕食を食べに行こう」と言う。

え?でもここって食事込みの宿だよね?

実はね、メールで予約を入れたつもりが...入っていなかった。ガ~~ン!!予約の最終段階で、すっかり予約ができたと思っていた私たちが確認のメールを入れなかったので、メールが削除されていたという。あ~~、言葉の壁ね。(^^;)なので、オーナーの奥さんは、私たちが突然現れてパニック状態!

ふつうのホテルなら、部屋さえ開いていればなんとかなりそうだけど、ここの宿は、自宅の2部屋を客室にしてあって、お客は家族扱い。たいていのB&Bがそうであるように完全予約制だ。

それでも8時過ぎにならチェックインできるとのこと。「今から急いで掃除を済ませるから」って。(汗)他の宿をあたることもできたけれど、とりあえず勧められたレストランに行って夕食を済ませることにした。

「いやぁ、それにしても、フランス人のあんなに驚いた顔はじめてみたよ!」ってダニエル。そりゃぁ、驚くさ!今頃さぁ、予約なしで夕刻に飛び込んでくるなんて、あのアメリカ人は何を考えているんだ!って思ってるに違いないよ。(;;)

いかにもLes Américains!私たちでありました。


Friday, June 12, 2009

Chantilly

                       
アステリックスパークに行った翌日は、イーストリーさんファミリーとChantilly(シャンティイ)見物にくりだした。

この豪華な外観。もし自分がその時代に生まれていたとしたら...と、お城までの道すがら、うっとり舞踏会に招かれた貴族たちが、この道を馬車で行き交っているところを想像してしまう。次から次へと流れるように入ってくる馬車の音を聞きながら...

わたしは...

汗だくになってパン焼き釜の当番をしているのでありました。

自分の想像の域においても私自身は、Chantilly城で開かれる舞踏会の裏方の一人。給仕を手伝っているこなひきの娘(娘っていうのは、あつかましいか^^;)てことろででしょうか。(笑)

でもね、ここの厨房(現在はレストラン)を見てもらえるとわかりますが、そんじょそこらの厨房ではありませんぞ。あの宮廷料理人ヴァンテールさんが料理長を務められた、まさに由緒ある厨房!そのヴァンテールさんは、ルイ14世が招かれた晩餐の席で出されるはずだった魚料理の材料の到着が遅れたことを苦に自ら命を絶たれたのだとか。

そして、今はレストランとなっているその厨房で、イーストリーさんファミリーと最後のランチを頂きました。シャンティイといえば、クレーム・シャンティイー(ホイップクリーム)!ビュッフェだったので、てんこもりになったクレーム・シャンティイを目の前に、心が躍ったよ~♪

さて、ルネッサンス様式のこのお城の中はコンデ美術館と呼ばれていて、最後の城主であるオマール公によって収集された芸術品が展示されている。そのコレクションは、第二のルーブルと言われるほど質の高いものらしい。ラファエロなど、絵画がよくわからないこの私でも「うわっ」と声をあげてしまうような作品が、所狭しと並んでいたよ。いや、決して狭くはないのだけど、展示品の数があまりに多いので、そんな風に感じたんだろうね。それに、ここに展示されているものは、外部に貸与しないことが定められているため、ここでしか見ることができないのだそう。パリに来ることがあったら、ここは必見ね!

ところで、これ ↑ 何のコレクションだかわかる?

美術品の価値が全くわからない私だけど、ここでは、ちょっと真剣にシャッターを押してしまったよ。このケースに入っているものは、今から2000年前に火 山の噴火によって埋まったイタリアのPompeii(ポンペイ)の遺跡からの出土品。1800年代半ばに発掘されたというから、オマール公の目に 留まらぬはずがないよね。

これね、私にとっても探していた教材のひとつだったんだ。というのも、ポンペイの出土品には、子供にはちょっと見せられない(私でも目を覆いたくなる)ような当時の生活の様子が描かれたものが多くて...そういうの、まだちゃんと理解できる年齢でもないし。(^^;)今のうちの子供達のレベルに見合ったもの(生活の匂いがするこういう土器類)を見ることができたらと思っていたところ。今年のClassical Conversationsの歴史のトピックのひとつが古代ローマなので、ちょうどいいプレゼンテーションの資料になりそうだしね。

それにしてもサムとマリ...この日は、前日の疲れがもろに出て、クレーム・シャンティイを口にするまでは、ヘロヘロ~で、美術品を見て回るどころではなかった。

そして、ノルマンディに向かう車の中では二人とも爆睡...(^^)

Thursday, June 11, 2009

ちょっと一息...バナナチョコチップマフィン


このブログのレシピの中にあるバナナマフィンは、とっておきだったんだけど、「なんでバナナマフィンってズッキーニブレッドの味がするんだろうね」というダニエルのコメントを考慮して、今回、バナナマフィンレシピでシナモンをいれずに作ってみました。そう、このシナモンが、スパイス系の風味をバーン!と表に出してしまうんだよね。そして、さらにしっとり感を出すために、バターを減らし、キャノーラ油(サラダ油でもよい)を加えてみたところ...これが軽くていいと、好評だったのです。なので、今のところ、これがとっておき。是非お試しあれ~~!!

***** レシピ *****

カップはアメリカの1カップ=250mlのサイズです。

薄力粉(うちは全粒粉を使う)   1&1/2カップ
ベーキングパウダー   小さじ1
ベーキングソーダ   小さじ1
塩   小さじ 1/4
グラニュー糖   1/2カップ
バナナ   3本
卵   1個
溶かしたバターとサラダ油を半々であわせたもの 1/3カップ
チョコレートチップ クラムを置く前に好みの量加える

クラム
薄力粉   大さじ2
三温糖   1/3カップ
バター   大さじ1

上から4つの材料を混ぜボールに用意する。バナナをつぶしてなめらかにし、グラニュー糖を加え、卵を混ぜ込む。粉類とバナナとバターを一緒にして混ぜる。それをマフィンカップか、オイルを塗ったマフィン型に入れる。チョコレートチップを加えるときは、このときに上からふりかけるように入れる。

薄力粉とシナモンと三温糖とバターを小さな器に入れて、素手でこねる。ぽろぽろになったら、マフィンの上にふりかけて、375°Fのオーブンで18~20分ほど焼く。

Wednesday, June 10, 2009

Parc Astérix...その2

                                  



Obélix




セイウチやイルカのショーがあったよ。

ちょっと不安なマリだけど...

こういうの、結構好きだったんだ。




このショー ↑ は、必見!大掛かりなセットも見ものだけど、このスタントマンたちのアクロバットのすごいこと!遊園地のショーって、こんなにすごいの?フランスだから?まるでジャッキー・チェンを思わせるようなスタントあり、爆発あり...演技のレベルの高さに驚いたよ。

↑ イーストリーさんファミリーとサム。
サムはね、このショーの間ずーっとこんなふうに爆笑してたよ。

アステリックスともこうやって写真を撮ることができて、子供達はHappy!
   

Monday, June 08, 2009

時差ぼけ?

               
      



子供たちが
                       
                      




こんなふうに



いきなり眠りこけてしまうのは


                         
                    時差ぼけのせい?
                                       

Parc Astérix...その1

                
遊園地は苦手ぇー、といいながらParc Astérix(アステリックスパーク)にやって来ました。ユーロディズニーに比べると、かなりマイナーな遊園地ですが、日曜日だったのに込み具合がほどよくて、うちの子供達の背丈けが乗れる乗り物はほとんど並ばなくて乗れました。ティーンエイジャーに人気(?)の凄まじいローラーコースターは、やはり長蛇の列...といっても、遊園地系に詳しくない私の言う長蛇って、きっと大したこと無いんだろうな。(^^;)

で、ここに来てびっくりしたのは、このパークができて今年で20周年になるってこと。アメリカでは、このパークについて聞いたことがなかったので、もっと新しいと思っていたんだけどなぁ。空港のレンタカーの受け付けカウンターの人に、「ユーロディズニーに行くの?」と聞かれて、アステリックスパークに行くと言ったら、一瞬驚いていたけれど、急に表情がほぐれて、いかにアステリックスパークのほうが価値があるかをレクチャーしてくれたよ。(^^)外国人には、ユーロディズニーのほうが人気があるnんだろうね。

そういえば、アステリックスパークのウェブサイトは、英語訳なんてなかったしなぁ。

ここもまた、フランスのフランス人のための歴史...漫画ってことか。(それもフランスのひとつの魅力。(^^)

さて、このアステリックスというのは、1959年にルネ・ゴシニとアルベール・ユデルゾによって生み出されたフランスのコミックで、そのコミックの登場人物がコミックのタイトルになっている。

そのストーリーは...紀元前50年頃の古代ヨーロッパのガリア(現在のフランスのブルターニュ地方)の北西部の小さな村のお話で、当時、ガリアの村のほとんどがジュリアス・シーザー率いるローマ軍によって征服されていたにもかかわらずこのアステリックスが住んでいる村だけは、ローマからの独立を維持していた。その村に住むのがアステリックス(小さくて賢い)とオベリックス(心のやさしい怪力男)と仲間達。ローマ軍の侵略を阻むため、日夜戦う姿がユーモラスで、ちょっぴりシニカルなジョークがツボにはまる。     フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より
                            
イーストリーのだんなさんとダニエル

ヒナちゃんとサム

ケイちゃんとマリ

おぉてぇてー、つーないでー♪

マリは、ケイちゃんがいてくれて、とっても幸せそうにしていた。お友達と一緒に手をつないで歩くことということが嬉しくてしかたがなかったよう。

Le cygne gourmandのデザート2種

        
お腹いっぱいなんだけど、デザートをパスすることはできないイーストリーさんと私。(^^)

イーストリーさんのデザートは、りんごのタルトだったかな?

私のは、クレム・ブルレー。そうそう、これにもホウズキがついていたよ。
         

またちょっと一息...Thou Art Worthy

                    
フランスの旅行記をアップしているんだけど、またここでちょっと一息ね。

今日は、教会でFamily Devotion(家族で聖書を学んだり、賛美したり、祈ったりする時間)についてアンケートがあったの。来週から教会ではじまる新しいクラス(ファミリーデボーションの導き方)に向けての予告の一部だったみたい。

そこで、つい最近ブログに書いたうちのFamily Devotionについて ↓ をアップするね。

赤毛のアンの一節にこんな文章があってね。

親友ダイアナの妹ミニーメイが、クループ(喉頭炎)にかかり、一晩中看病した後、早朝帰路につく途中でのマシューとの会話...

"Oh, Mathew, isn't it a wonderful morning? The world looks like something God had just imagined for His own pleasure, doesn't it?" あぁ、マシュー、すばらしい朝ね。まるで神さまが自分の楽しみのためだけに描いてみせた世界みたい。

Family Devotion...家族みんなで聖書を読み、聖歌を歌ったときだった。

歌 詞だけをプリントアウトしたものを出してきて、ダニエルがピアノで伴奏をはじめた。すると、マリは習ったバレエの動きを組み合わせて、なにやら創作(ウ ソ)ダンスをはじめた。サムは「はい、じゃぁママは歌ってね」と、自分のバイオリンを出してきて即興でアメージンググレイスを挽きはじめた。

そしたらね...急に歌えなくなってしまった。そしたら涙がぽろぽろ。

ふとね、このThou Art Worthy歌詞が浮かんできたよ。

For Thou hast created, hast all things created
Thou hast created all things
And for Thy pleasure they are created
Thou art worthy, O Lord

全ては神さまが、ご自分の楽しみのために創造された...という箇所。これがね、心にスコーンッって入ってきたんだよね。

みんなが当然のように自分に与えられたものを生かし、心をひとつにして神さまのために賛美していた。それだけなんだけど...あらためて私たち人間も、神さまがご自分の楽しみのために創造されたんだなってね。

私はこうあるべきだとか、子供はこうあって欲しいとか、自分が満足するため(安心したいため?)の理想を押しつけてしまうときがあるんだよね。神さまによって創造されたものの大切な使命を忘れないようにしなければ。

You are worthy, our Lord and God,
主よ。われらの神よ。
to receive glory and honor and power,
あなたは、栄光と誉れと力とを受けるにふさわしい方です。
for you created all things,
あなたは万物を創造し、
and by your will they were created
あなたのみこころゆえに、万物は存在し、
and have their being.
また創造されたのですから。

(黙示Revelation 4:11)
     

イーストリーさんファミリーとの再会とディナー

               
宿にチェックインして、お風呂に入り、ちょっと休憩したところで、対岸にお住まいのイーストリーさんファミリーが到着。(^^)/

イー ストリーさんファミリーは、サンディエゴ時代のご近所さんで、公園や水泳教室で大変お世話になった。今回フランスの旅を思いついたとき(出発1ヵ月半 前)、もしやもしやパリで再会できますまいかと思い声をかけてみたら...トンネル潜ってこんなところまで会いにきてくだすった!

ご夫妻は、まったく変わらないのに、娘さんたちは、大きくなってたし、さらにキュ~トになってたよ。サンディエゴを引っ越したのが2005年だったから4年ぶりかな。

夕 食は宿のオーナーお薦めのレストランLe cygne gourmandで。子供たちはね、楽しそうにお喋りしていたけれど、途中でヘロヘロになってしまったよ。(^^)フランスのディナーって、 Apéritif(アペリティフ)、Entree(オントレー)、Main(メイン)、Dessert(デザート)かチーズっていう流れになっていて、長 いでしょ。アペリティフは省いたけれど、それでも長時間テーブルについていなければならなくて、子供達には、ちとかわいそうだったかも。

そ うそう、そこで頼んだ子供のメニューにあったステーキなんだけど、イーストリーのだんなさんが教えてくださったように、子供のメニューのステーキって、大抵は 一枚肉でなくて、ハンバーグなんだよ。だからちゃんと中まで火を通してもらえるようにbien cuit(ビアン キュイ=ウェルダン)って言っておかないと、中が赤~いハンバーグが出てくるよ。実際、サムのがそうだった。(^^;)

写真 ↑ は、メインのビーフのフィレ。

これ ↑ は、エスカルゴだよ。あのよくある殻には入っていないけれど、これがふんわりしていてとっても美味しかったんだ。


これ ↑ は、子供たちのメニューについてきたデザートのアイスクリームなんだけど、かわいいでしょ。この中央に乗っかっている果物(ほうずきみたいなの)は、トマトっぽい味がしてなかなか爽やかでよかったよ。
           
さて、明日は、イーストリーさんファミリーとアステリックスパークへ行く予定。今夜は早く寝ないとな。
                                     

Friday, June 05, 2009

ちょっと一息

                    
フランスから帰ってくると、花を植えたくなる。前回の南仏旅行では、ナスタチウム(キンレンカ)が石造りの家々を飾っているのが美しくて、帰ってきて庭にたくさん植えた。今回はポピーがツボにはまった。そういえばうちの庭、ナスタチウムを除くと、白や薄紫の花ばかり咲いている。なぜかって?笑わないでね。暖色って、夏に見ると暑苦しくない?庭にそういう色があるだけで、気温が上がりそうな感じがするんだよね。でもこのポピーの赤はいいでしょ。薄紫と白の中にあるのがまたいいよね。        

さて、私たち、今週無事に帰国しました。心配されていた新型インフルエンザも、持っていかなかったし、もらって来なかったし...ただ念のため...(というか時差ぼけと暑さで^^;)今週は家から出ていません。洗濯物の山を片付けて、ちょっとぼんやりしていたら、あっという間に一日が終ってしまう。きっとちょっとじゃなくて、一日中ぼんやりしてしまってるんだろうな。天然+時差ぼけ現象かぁ。

で、これじゃぁいかん!と今日からスクールを再開したよ。これでいつものサイクルがもどってくるかな。(^^)
   

Thursday, June 04, 2009

Compiègneのジャンヌダルク祭...その3

                         
1430年5月23日、ジャンヌダルクは、Compiègneを救うためにやってきて、ここでブルゴーニュ軍によって捕虜にされたことが書かれているよ。1930年の500周年のときに、このプラックがつくられたのだとか。

ジャンヌダルクってどんな人?...そのうちここにアップしますね。



帰りの車の中で子供たちは、このとおり。これからホテルにチェックインして、イーストリーさんファミリーと合流するよ。

ところで、ジャンヌダルク祭で検索をしたら、Orléans(オルレアン)やRouen(ルアン)でのもっと盛大なお祭りがトピに上がってきました。ここCompiègne(コンピエーニュ)でも夜の部ではパレードなどがあり、さらに賑やかだったのでしょうね。