Saturday, April 18, 2009

帰ってきたアゲハ蝶

                      
去年の夏、子供達の理科の学習になればと、庭のパセリに生みつけられたアゲハの卵を蛹(さなぎ)になるまで育てた。その後、蛹は忘れられ、虫かごに入れたままガレージに放置された。室内に置いておく場合、なるべく自然の環境に近づけるため、霧吹き(雨)をかけたりして湿気を保つほうがよいとどこかで読んだことがあったけれど、怠ってしまい、虫かごの中は、カランカランに乾いた状態だった。

ところが先日、夜は零下近くになるだろうという日、その蛹のひとつから蝶が出てきたんだよ!ガレージが暖かかったからかもしれないなぁ。外には美しい花が咲きほこっているけれど、まだアゲハ蝶は見かけない...うちのが第一号ではないだろうか。だとしたら、こんな時季に生まれてしまって、相手を見つけることもできずに死んでゆくのかな。なんだか不憫でならない。そんなことを思いながら、数日後の暖かい午後、蝶を外に放してやることにした。せめて美味しい花の蜜がたくさん吸えるようにと。

そして今日、そのアゲハ蝶(右の羽根のテイルの先が取れちゃってるからわかる)が庭に帰ってきたのだ。子供達の目の前でローズマリーの花の蜜を吸い、パセリの上で、なっなんと卵を産んで行ったんだよ!これ ↓ がそれ。すごくな~い?!

ってことは、相手を見つけたってこと???とりあえず卵を5つ見つけたけれど、育ってくれるのかどうか...ものすごく楽しみ。(^^)
              
                                  

2 comments:

kaokiki said...

すご~い!!!
このまま暖かくなって、卵も無事育つと良いですね。
家も先日、去年育てたてんとうむしの子供と思われる幼虫を発見しました。虫はたくましいですね。

きこ said...

Kaokikiさん

てんとう虫の幼虫...いいなぁ~~。てんとう虫は益虫だから増えてくれるといいよね。これから蛹になって、また成虫が出てくる過程が楽しみだね♪