Wednesday, November 29, 2006

エンジニアのこだわり

数ヶ 月前、トースターが壊れた。パンを入れても手でノブを押さえていないと電気が入らなくなり、焼けたら自動的にパンが飛び出すという機能も作動しなくなっ た。仕方がないのでそのノブのところに紙を折ったものやナイフを挟んでノブを固定させて使っていた。もちろんこれだと焼き終わったことを知らせてもらえな いので、何度もトーストを真っ黒焦げにしてしまった。

それを見ていたダニエルが「危ないなぁ~、ちょっと貸して」とトースターをいじくり 始めた。 もしかして修理してくれるの?とちょっとばかり期待したのだ が、そんなはずはなかった。(その分野専門の人に修理は頼めばいいと言うに違いない。)それでも興味半分に分解してみたら中にトランジスターが入って いたとかで、どこのエンジニアがトースターにトランジスターなんぞ入れるんだと息巻い て、1分もしないうちに壊れたままのトースターを組み立ててしまった。サムがそのうち分解したがるだろうから取っておくといいと言うが、家を燃やされては 困るので今し ばらく隠しておくことにした。

さて、これで私の誕生日プレゼントはトースターに決まったようなもので、「何が欲しい?」と言われたらCostco(日本でもおなじみだよね)で見た値段がリーズナブルで何だか便利そうな機能がついたトースターをお願いしようと思っていた。

と ころが...誕生日2日前の朝食時に大きな包みを手渡された。しまった!包みを見たら電化製品は定価でしか売っていないあの 店のものではないか...と私は冷や汗。ま、でも返品することも可能かなどとそんなよからぬことを考えながら開けてみると、まぁ見るからにアンティー クな型のトースターが出てきた。

Dualitというメーカーのものらしいが、アンティークなのは見かけだけでなく、このトースターの構造 も昔のものらしく、現代でも職人がひとつひとつ手 作りしているという。「トースターはね、こういう造りが一番なんだよ」と嬉しそうなダニエル。仮に壊れてもパーツはすぐに手に入るらしく、修理も簡単なの だそう。 「でもさぁ、今のこの時代、こういうトースターのほうが値段が高いんじゃないの?」と心配する私に「そりゃぁ、そうだよ、でも僕は本当によい物を残そうと 頑固にがんばっているエンジニア達をサポートしたいからね、惜しいなんて思わないよ」と誇らしげにダニエルは言った。

ソ フトウエアエ ンジニア(ダニエルの職種)と聞けば、なんだかハイテクな感じの人たちをイメージしてしまうが、ダニエルには職人と いう言葉がぴったりだと思う。私自身、 ソフトウエアのことはよくわからないけれど、ダニエルは日頃、ユーザーのことを第一に考え、手間を省かず、妥協をせず、しつこいほどに丁寧にというのを モットーにしてプログラミングをしている。ふつうは、それはあくまでも理想論であって、現実にそんなことをしていたら採算が合わなくなるのだが...彼は たった一人でも惜しみなく残業をしてそれを可能にしようとする。そのため、以前は彼の帰りを待ちわびる私と衝突することが頻繁にあった。今は彼がゆるがな い信念を持って仕事をしているこ とを子供達にも説明できるようになり、だいぶ快くサポートできるようになった。私自身に余裕が出てきたか、はたまたあきらめの境地か?

し かし、残 念 なことに商品の質がかならずしも利益につながらないという世界では、彼のような職人は煙たがられることが多々ある。朝出勤するダニエルの後姿 が戦場に出てゆく兵士のようで、そういう日はやはり打ちのめされてボロボロになって帰ってくる。もちろんGood Dayといえる日もあって、自分の作ったもので誰かをギャフンと言わせたり、喜ばせることができた日にゃぁ、満面の笑顔と,スーパーマンのSの字を胸に掲 げて帰ってくる。

このちょっと古めかしいピカピカのトースター...なんだか見かけも頑固そう(こだわりの塊みたいな)で、ダニエルらしい贈り物だったよ。どうもありがとう!

Tuesday, November 28, 2006

サルを飼っているよう?

以前5~6歳の男の子を持つ友人達が口をそろえて「まるでサルを一匹飼っているようよ」と、彼女達の子育てについて言っていたことがあった。当時子供がいなかった私は「ふ~ん、そうなんだ」と何気に聞いていたのだが、今日ふとそのことを思い出した。

家 の中で退屈してくるとマリにちょっかいを出すサム。棒切れでマリの髪をひっかけてみたり、マリのドールハウスに飛行機を突っ込ませて人形をさらったりす るので、マリが嫌がって金切り声を出す。それがおもしろくてキャッキャッと走り回るサム。あぁこれ、...まさにあの懐かしい高崎山(大分県の名所)の光 景。 思わず「まるで高崎山のサルを一匹飼ってるみたいやわ!」と言ってしまった。

そ れを聞いていたダニエルは、「いや、それはサルに失礼だろう...サルのほうがちゃんと群れのルールを守って生活してるだろうからね」と言って、ストップ ウォッチを持ってきてサムがどれほど頻繁に高崎山のサル的行動をするかを計りはじめた。結果は...なんと3分に1度の割合でマリが悲鳴をあげていること がわかった。これがサルの群れの中でのことなら、今ごろボスにお尻を噛み付かれているんじゃなかろうか、このコザル。いくらサムを注意しても、3分もすれ ば、またどこからかコザルの手がでてきて余計なことをしている。(余計なこと=大きなトイストーリーのバズの玩具をマリのシルバニアのテーブルに着陸させ てテーブルの足を折るとか...)

ダ ニエルいわく、「サルとサムがよく似ていても不思議じゃない、クリエーター(創造主)が同じだからね」というわけで、とりあえず私は自身のSanity (正常な精神)を保つためにも、今日も高崎山にサル見物に来た気分(サルの喧嘩は見てみぬふり?)でいることにした。それにしても大分=高崎山観光=温泉 というわけにはいかないだろうか。あぁ別府の湯煙が瞼の裏に浮かんできたぞ。(温泉の禁断症状がでてきたか?)あ、またマリが悲鳴をあげている。(^^;)

Tuesday, November 21, 2006

アレッポ石鹸


以 前ブログで敏感肌のダニエルのためにオリーブの石鹸をあれこれ買いあさって試していると書いたことがあった。さて、今はどうなっているかというと... やはり、以前イエメンに住んでいた愛子さんに頂いたアレッポ石鹸が一番良かったということで、現在はアレッポ石鹸を個人輸入しているところから買ってい る。

個人輸入となると値段が気になるところだが、今回36個まとめ買いをしたので、45ドルとかなり安価になった。今までKissMeや Body Shop、Olivella...などの色々なオリーブ石鹸を買ったけれど、税金を含めて1個の値段が2ドル50セントを切ることはなかったので、これは かなり お得(?)。

それにアレッポ石鹸は長持ちする。うちでは家族で使っても3~4ヶ月はなくならないので、1年間で4個以上使うことはない。となると今回9年分くらいを買ったということになるのかな。クリスマスプレゼントにでもしようかな。(^^;)

気晴らし

Classical Conversationsで同じクラスのAidanと一歳違いのお姉ちゃんBriannaのバースデーパーティーが、湖畔の公園で開かれた。秋晴れのさ わやかな土曜日の午前中、子供達は湖でびしょぬれになって走り回った。下の写真はAidanとサムと Ethan。

こ の日EthanのママHollyは、よれよれになってパーティー会場にやって来た。 「5歳の子供(Ethan)の相手をするのに疲れたぁ~、2歳児(David)はまだまだかわいいのに...」と言う。日ごろの小さなことが積み重なって 爆発寸前のHolly。しかし、この日に限ってPhillip(ご主人)は体調を崩して家で休んでいる。

わ かる、わかる、その泣きそうに なる気持。うちもよくあるそういう事。誰のせいでもないんだけど、何もかもが嫌になるときがある。ドラえもんのどこでもドアがあったらいいのに...5分 でいいから どこかにワープして自分をとりもどしたいよね。私なら、あの映画、サウンドオブミュージックの舞台となったオーストリアの湖の横に広がる丘にワープした い...いや、長浜ラーメンの屋台でもいいぞ。でも現実はそうはいかない。

「Holly、思い浮かべて!Williams-Sonomaのフレンチ のあの美しい食器、あのテーブルセッティング、輸入物のソースやスパイスの数々...はい、深呼吸して!Holly、Williams-Sonomaよ Williams-Sonoma!」

私 はWilliams-Sonomaの回し者ではないけれど、家事や育児に疲れを感じるときにちょっ と寄ってみると気が晴れる。パーフェクトに揃った 食器、季節ごとに変わるテーブルセッティングに小物を見ているだけで楽しくなる。アスパラガスを立たせたまま茹でられるというアスパラガス専用の鍋...なん て感動しない?Hollyもどちらかというと私によく似たタイプだと思うので、そういったキッチン用品の店は大好きなはず。

先 週のケアグループ(教会の礼拝の前にあるスモールグループの集りでHollyも一緒)のときに、5歳児の子育てについてがトピックになった。その大変さや 興味深いところをシェアしたり、他の人たちの体験談を聞いていると、なんだか元気が出てきた。きっとHollyもそうだったにちがいない。現在 ティーンエイジャーを持つ友人たちからは、色々とタイムリーなアドバイスが得られるのもこのグループのよいところ。もちろん、祈ってもらえるのも嬉しいこ とだ。「とにかく夫婦二人の時間を大切にしなさいね、いつでも子供をうちに預けに来てー、DVD見せて、ばんばんジャンクフード食べさせて家に返してあげるから 遠慮しないでぇ~~」と言ってくれるのはCarolとJerry、ティーンエイジャーの3兄弟のママとパパ。心強いよ、ありがとう!!(^^)

マリのお手伝い

洗 濯物が山ほどたまったある日、夕食の準備をしていたらマリが洗濯物をたたんで仕分けをしてくれていた。たたむのは、まだまだ上手とは言えないけれど、仕分 けのスピードと正確さは大したものでびっくりした。彼女が、普段誰が何を着ているということを驚くほど細かく観察していることに気が着いた。この日は、日 本に帰ってしまったおじいちゃんとおばあちゃんの服が混じっていたが、「あ、これおじいちゃんのなのに...、おばあちゃん忘れていっちゃったのかなぁ」 などと言いながらもマリはそれらをも正確に仕分けをしていた。
兄弟姉妹が多くいると、この仕分けの作業にはことさら手間がかかるだろうなぁ。うちは二人だけど、マリがサムのお下がりを着ているのでややこしい。

こ の仕分けをダニエルがやると大変だ。サムとマリの服がごっちゃになり、終いには私の靴下がサムの引き出しに入り、サムの靴下が私の引き出しへ...どう かすると私のジーンズも足の長さが同じだからとかいう理由(?)で、サムのものと一緒にされてしまう。いくらなんでもこれは情けない。トホホ...。

でも文 句は言わない...家事を手伝ってもらえるだけでありがたいもんね。(^^)

今日はマリはゆで卵に塩を加えたり、火加減を見てくれた。たまにガスコンロの端っこを触ってしまって「あちち...」といいながらも嫌がらずにがんばった。たまごの殻むきも、ほら楽しそうでしょ。

Thursday, November 16, 2006

歩み寄る

先日、「うわー、なんだかすっかりアメリカ人になったね!」とダニエルに言われた。それが良いことか悪いことかは別として、私の言ったある一言が彼にそういう印象を与えたのだ。

そ れは、My contribution will be....(私が貢献できるのは...)という一言。どうしてそういう話になったのかは覚えていないのだけれど、税金、もしくは地域の活動のこと で、私自身がどのように貢献できるかを言っていたのではないかと思う。

「貢献するとか寄与するとか自分の時間を地域のために捧げるってい うのは、愛国主義のアメリカ人的発想だと思わない?」と言ってニンマリと笑っている。逆 に言ってみると、日本人はそういうことにかなり疎い、もしくは自分が一個人として地域のために何ができるかなんて考えている余裕は日本人にはないのではな いかという問いかけだ。少なくともダニエルから見た日本人の姿(これって私のこと)はそうだったのかな。

結 婚15年目に入ったダニエルと私。二人のあいだで結婚当初から心がけていることのひとつに、「歩み寄る」というのがある。これは、国際結婚をしてい る私達がお互いの文化に歩みより、学びあうという意味なのだが、これが15年経った今、歩み寄ったはいいけれど、接点を通り過ぎて、すれ違い、逆の方向に 行っている気がする。すれ違いというと、何かよからぬ方向にと思うかもしれないが、私たちの場合、決してそれが悪い結果を招いているわけでない...と思 う。

結 婚当初の目標は、まず言語から...私は英語をダニエルは日本語を極めるという目標を持ち、 お互いに相手の学習をヘルプするということにした。そしてそれは今も現在進行形で続いている。次 は食文化...ダニ エルはここ数年で納豆以外の日本食を何でも好んで食べるようになった。そう、好んで...だ。私はといえば、アメリカの食文化をササッと適当に通過して、 現在は行事のたびにダニエルの祖先がいたというスコットランド/イギリス/フランスの食文化を少しずつ取り入れるまでになった。

そ して今では、大晦日には蕎麦、元旦にはおせち料理がなくてはダメというのがダニエルで、行事ごとにスコットランドのタータンチェックの飾りを意識するのが 私 だ。子供たちへの読み聞かせも、ダニエルが日本語の絵本を読み、私が英語を読んでいる始末。テレビもTVジャパンだけで、アメリカの番組を一切入れないと 決めたのはダニエルだし、ここノースカロライナでわざわざ日本語の教会に行かなくてもいいと言ったのは私だった。「なんてこったい、そりゃ逆だ」と言われ そうだが、なぜかうちはこれで上手くバランスがとれているのだ。

サ ザンやユーミンを口ずさみ、昭和の時代のテレビのキャラクターに妙 に詳しいダニエル。日本に行くとたちまち変な外人に変身してしまうけれど、そんな彼の おかげかもしれない...サムが「僕は日本人でよかったぁ!」と言って、アメリカに住みながらも日本人であることを喜んでいるのは。

今夜のメニューはおでん。もちろんこれもダニエルのリクエスト。感謝だなぁと思う。

兄弟愛をもって心から互いに愛し合い、
Be kindly affectionate to one another with brotherly love,
尊敬をもって互いに人を自分よりまさっていると思いなさい。
in honor giving preference to one another;
(ローマ Romans 12:10)

Wednesday, November 15, 2006

科学博物館

ボタンを押すと、このクッキーロボットが動きだす仕組みになっていてなかなか面白い。思わず微笑んでしまうよ。

秋晴れの火曜日の朝、子供達とDurhamにある科学博物館に行ってみた。平日の午前中となれば、ふつう の子供達は学校へ行っているので、館内はガラーンとしていて、まるで私達のための貸切状態だった。あぁ理想的!と、調子にのって、今回は年間パスを買って しまった。週に一度は来ようと決めた...いや来なければもとが取れないのだ。

右の写真は竜巻をシュミレーションするマシン。このマシンもすばらしいけれど、これを見ている子供たちの表情を見るのが好き。


ただオープンスペースに白木の積み木で、黙々と作業ができるこの場所。照明の加減のせいか、なんだかものすごくリラックスしてしまった。子供たちもそれぞ れのプロジェクトに熱中してくれるので、し~~んとして私は眠りこけそうだった。こういう時間って好きだなぁ。


カブトガニの腹を見ているマリ。なんでもお兄ちゃんの真似をしなければ気がすまないんだよね。

ここの博物館、外が充実している。プレイグラウンドやちょっとした動物園(クマとか狼とかがいる)がまたいい。ふつうアメリカにいるような野生の動物や家畜を飼育しているというだけのスケールなのだが、無理がなくて私は好き。

ト レインが30分毎に出ていて、それもただ林の中を走るだけというシンプルなもの。特に何か珍しい風景が見えるとか、子供に受けそうなキャラクターがあるわ けでもない。だけどサムとマリの反応が面白い。木々のあいだからちらちらする陽の光に感動し、ときおり風とともに運ばれてくる動物の匂いに気がついて鼻の 頭に皺を寄せる。動物が生きていると、こんな匂いがするんだねと三人で納得。

さて、ランチはカフェで子供達の好きなホットドッグをオーダーした。これはサムとマリが唯一食べてくれるアメリカンフード。お天気がよかったので、外のテーブルで、あの動物の香りとともに...。(^^;)

Tuesday, November 14, 2006

かきくけこ

「かきくけこ」が上手く言えないマリ。どうしても「かちくちぇこ」になってしまう。その発音の違いが聞き取れていないのかと思い、試しに私が「かきくけ こ」と「かちくちぇこ」を交互に言うと、正しく発音したほう「かきくけこ」が正しいと言う。わかっているのに、発音できないってわけだ。(^^;)


Books-A-Million (よく行く本屋)

近 所の書店Books-A-Millionで一日だけのセールがあった。全商品20%OFF、セレクトされたものは44%以上がOFFになるというものだ。 こ のセール、半年に一度あるのだが、春に行ったときには十分に時間がなかった上に、子供達に気を取られて何も買うことができなかった。しかし今 回は上手くダニエルと役割分担をして、お互いに欲しかった本を手に入れることができた。

最初にGetしたのは子供用の科学事典。図書館で借りることも可 能だけれど、重くて持ち運びが楽でない。それにわりと頻繁に使う。そういうクライテリアを考えているうちにMust Haveのリストのトップに 上ってしまい、購入することになった。

2冊目は、「Moby Dick」のElementary版。男の子って好きだよね、こういうストーリー。冒険物で、ちょっと不気味なキャラクターが登場すると、目をきらきらさせるサム。

3 冊目は、私の大好きなJamie Oliverのレシピブック。その昔...まだサムが生まれる前、ケーブルを入れていてFood Channnelをよく見ていた。 今もやっているのかもしれないが、Naked Chefという番組で、Jamie Oliverというシェフが作る料理が好きだった。

小さなキッチンで、ささっと何気なく作ってしまうところがGood! とにかく彼の作る料理はチャーミングなんだ。盛り付けやハーブ使いが、これまたSexy!え?料理がSexy? と思われるかもしれないが、これ、彼がよく使う表現なんだよね。

そ して、もうひとつ彼の料理に惹かれる理由...それは、私の好きな食材(ルーバーブなど)が、よく使われること。イギリスだからかなのか?アメリカの シェフより断然食材の幅が広くて、その使い方がちっとも気取っていないところがいい。なんとなく庶民的で、私にもできそうな気がするのだ。

右 の写真は、ポーチドエッグがのっかっているサラダ。パンチェッタが使われているところを、薄切りのべーコンのカリカリにしてみたら美味しくできたよ。 なぜだか、私はパンチェッタが苦手。脂の臭みがどうもダメ。Ciabataを一口サイズにしてオリーブオイルをかけてニンニクを散らしたものをオーブンで トーストして、ルッコラなんかが入っているレタスミックスに 混ぜる。それにパルミジャーノを削って、レモン汁とオリーブオイルに塩胡椒したものをかけるだけ。ちょっと手間がかかるけれど、これ一品でランチは OK!

サムとマリは、これにちょっぴり醤油をかけるんだけど、これがなかなかいけるんだよね。

ところでこのBooks- A- Millionという書店、去年メンバーになっ て以来、ギフトを買うときによく利用している。メンバーは10%Offという 特典につい...ね。でも探し物の本があるときはやっぱり Amazon.comが一番見つかる確率が高い上に安値だと思う。もちろん図書館利用が一番安上がりでいいと思うけれど、借りて何度も更新してしまった 本は、購入のカテゴリーに入れるようにしている。

Saturday, November 11, 2006

Wilmingtonの一日

普段出不精の私達が、日本から来た父と母のために何か観光らしきことをしなければ...と、WilmingtonにBattleship North Carolinaを見に出かけた。

誰だったかなぁ、夏は絶対に行かないほうがいいよと言っていたけれど、確かにこの日も11月とはいえとても暖かくて、これが真夏だったらとても船内を周ることはできなかったと思う。

こ ういうところに来ると、サムがおもしろい。「うわ~っ」と一声あげたかと思うと、あちらこちらをチェックしはじめ、何がどう動くのかを確認してまわる。そ してその後がちょっとやっかい...と言っては、かわいそうなのだけど、私にそのひとつひとつを説明してくれようとする。まるで自分の船のごとく...。 (^^;)

男の子ってみんなそう?たとえば、3歳のサムと飛行機に乗ったときのこと...シートに座るなり、座席についている全ての ボタンがちゃんと作動するか テストする。もちろん添乗員さんを呼ぶボタンもね。オーディオもひとつひとつのチャンネルがちゃんと聞こえるかチェックして、シートベルトも自分のからだ にピッタリくるように調整しなければならない。もちろんテーブルも使用する前に必ず出し入れをしてみる。
そ れをひととおり終えると気がすむのだ。おもしろいことに、これらのことをダニエルも同じように機内でやってしまう。結婚前に、はじめて彼と飛行機に乗った ときには驚いた。彼の場合、非常口の確認も徹底してやり、酸素マスク(これは止めた)までチェックしたがるのだ。サムはやっぱりダニエルのクローンなの か...。

私 にとっては、「ふ~ん大きいねぇ」というほどにしか興味がそそられなかった戦艦見物だが、船内のキッチンらしき場所で、思わず唸ってしまった。なんとまぁ 素敵なオーブン!中には、一度に50~60個くらいは焼けそうなマフィン型が入っていて、写真で見ても6段以上は一度に焼けるようになっている。なんと機 能的な マシン!マリと二人で「うわぁ~、いっぱい焼けるねぇ」と踊ってしまった。

サムはといえば...興奮気味に、このオーブンの扉の真中のノブを回すことで両側のラッチが作動することを私に説明しはじめた。マフィンが大量に焼けることなどは、どうでもよいよう。

お父さんとお母さんも興味深くあちこち見て周ったけれど、どうも船内は空気がよくなくて、残念ながら全てを見ることなく、また次回ということになった。

それにしても、この船に6ヶ月いなければならないとしたら...つらいだろうなぁ。私なら気がおかしくなるかも。トレーニングされているとは言え、ミリタリーの人たちってすごいよね。




さて、この後、Kure Beachに大西洋を見に行った。そこのPierで魚釣り見物をした。釣った魚はこのとおり、ちゃんとフィレにして持ち帰られるようになっている。




あ るカップルが河豚を釣って、子供達のためにと、河豚がパンパンに膨らむ姿を見せてくれた。この写真は、あんまりパンパンになリ過ぎてひっくり返ったとこ ろ。 カップルが「毒があるから河豚は食べれないのよ」と言いながら河豚を海に返していた横で、父と母がニンマリと笑っていた。













波 と遊んでいたら、マリが転んで波に飲まれそうになってしまった。ダニエルがそばに居たので、安心していたのだけど、彼は「うわ~っ」と言って自分だけ逃 げ帰ってきてしまった。慌ててUターンをさせてマリを助けに行ってもらったけれど、マリはずぶ濡れ。そして、一瞬のことだったけれど置き去りにされてし まったマリは、このこと を忘れない。「パパはね、マリちゃんのことを忘れて行っちゃったの...」と何度も繰り返していた。(^^;)

Monday, November 06, 2006

秋のアルバム2006




おじいちゃんに手伝ってもらってスクーターに乗るマリ








最近なかなか上手くなったサム









うちから車で30分くらいのところにあるHill Ridge Farmには、ジャンパーや動物のコラル、トレインライド、ヘイライド、ジャンボスライドなどがある。でも動物に触らせてもらえなかったのは、とっても残念。







開拓時代のカントリーキッチン









カントリーストアには、駄菓子やカントリー調のデコレーションがたくさん売っている。






























パンプキン拾いは一人一個と決められているのだけど、家に帰って袋をチェックしたら一つ余分にピックしてしまっていたよ。ごめんなさ~い。

Sunday, November 05, 2006

やっと抜け出た!

9月から続いていた「ママと一緒じゃなきゃ嫌」というPhaseからマリがやっと抜け出てくれた。このことに関しては、数人のママ友達からメールを頂き、本当に励まされた。どうもありがとう!

何がきっかけというより、時期が来たから抜け出たのかなぁ。2週間前から金曜日のClassical Conversationsのク ラスも一人で全く平気になり、最初は「ママ、一緒に居て~!」と言うものの、「ママはランチのときに迎えに来るから」と言えば、あきらめてクラフトをする テーブルに向うようになった。心配になってランチの前に様子を見に行くと、私を見つけて満面の笑顔を見せてくれ、照れくさそうに先生に私が来ていること を知らせていた。私の顔を見た途端に泣き出すと思っていたので、これにはびっくり。そして同時に夜泣きも止まった。彼女の中で何かが変わったんだね。


かわいいからと、ゼラニウムをブチッとちぎったマリ。


かと思ったら、フラメンコを踊り始めた。(^^;)

Saturday, November 04, 2006

イザヤ書40:18-21

あなたがたは、神をだれになぞらえ、
神をどんな似姿に似せようとするのか。
To whom then will you liken God?
Or what likeness will you
compare to Him?
鋳物師は偶像を鋳て造り、
金細工人はそれに金をかぶせ、銀の鎖を作る。
The workman molds a graven image,
The goldsmith overspreads it with gold,
And the silversmith casts silver chains,

貧しい者は、奉納物として、朽ちない木を選び、
巧みな細人を捜して、動かない
偶像を据える。
Whoever is too impoverished for such a contribution
Chooses a tree that will not rot;
He seeks for himself a skillful workman

To prepare a carved image that will not totter.

あなたがたは知らないのか。聞かないのか。
初めから、
告げられなかったのか。
Have you not known? Have you not heard?
Has it not been told you from the beginning?

地の基がどうして置かれたかを悟らなかったのか。
Have you not understood from the foundations of the earth?

(イザヤ書Isaia 40:18-21)