Monday, July 30, 2007

さっちゃんが来た!

                              サンディエゴからさっちゃんが遊びにきた。忙しい仕事の合間を縫って、1週間ほど居てくれたのだけど、さっちゃんにとっては、バケーションで羽を伸ばして...というより、肉体労働を強いられた1週間だったかもしれない。日本語が喋れるお客さんは、うちの子供達には特に好かれるので、さっちゃんは休む間もなく子供達の相手をさせられたというわけ。その上、かれこれ2年近く会っていなかったこともあって、さっちゃんがいる間は、連日徹夜をして話し込んでしまった。金曜日にうちであったバイブルスタディーでは、最後のお客さんが帰ったのが、なっなんと午前4時半。その後、さっちゃんと私はキッチンを片付けながら、また話し込んで...そのうち夜が明けてきたので、あわてて床についたという始末。まるで修学旅行気分。あ、もちろん気分だけで、肉体のほうは、ついていけてません。

といわけで、さっちゃんにとっては、めっちゃ疲れたバケーションになってしまったと思う。ごめんねぇ、さっちゃん!でもとっても楽しかったよ。遊びに来てくれてどうもありがとうね。どうぞ、懲りずにまた来てね~!
          
               

外国語101

                         
マリと豆むきをしているダニエル

最近ヒンディー語をCDで学び始めたダニエル。私に「@#$%^&*?」と得意そうにヒンディー語で話しかけてくる。私が??という顔をするのが面白くて仕方ないようで、私の反応にお構いなく次々とインスタントに学んだヒンディーのフレーズで一人芝居をしている。彼のそういうところ...サム(6歳児)とよぉく似ている。そういうキャラが、外国語を習得する上では適してるのかもしれない。

でも摩訶不思議...ヒンディー語が全く解からない私だけど、彼の表情から言っている意味がなんとなく読み取れる。なぜだと思う?

あは(笑)...それはね、私もいくつかの外国語の101(基礎レベル)を学んできた身だから。ビジネスヒンディー101のテキストに、どんなフレーズが載っているかは、だいたい見当がつくというもの。それに、この表情(上の写真)...15年も一緒に居れば、何が言いたいかわかってくる。

ワタシ ハ アメリカジン デス とか、アナタ ハ エイゴ ヲ シャベリマスカ?とか、だいたいそんなところだ。

というわけで、前回とは全く違って、ダニエルは次回のインド行きを心待ちにしている。よかったぁ~。
                       

Wednesday, July 18, 2007

チョコチップクッキーのこだわり

                  

チョコチップクッキーには、ちょっとこだわりがある。サクサクではなく、パリパリでもなく、ちょっとクチャッとするようなChewyな感じが好き。あのちょっと湿気させた生姜せんべいに似た歯ざわり。みんながみんな、こういうクッキーが好きとは言えないけれど、私のアメリカ人の友人には、わりとこのChewyなタイプが好きという人が多い。

上の写真は、サムとマリがそのChewyなタイプのチョコチップクッキーを作っているところ。今回は、時間がなかったので、Ghirardelliのセミスウィートのチョコチップを使って、その袋の裏に載っているレシピで作った。これがなかなか美味しい。

出来上がったクッキーの半分をアメリカ人の友人宅に届けることになっていたので、砂糖の分量は、減らしすぎないように気をつけた。2/3くらいにした。ちなみに、普段うちで作る時には、半量にしている。あまり減らすと、ダニエルに気づかれるんだよね。

焼き上がりは、おどろくほど薄くてペッタンコ。焼きが足りないとグニャグニャ。焼きすぎると、カリカリになるので焼き加減がちょいと難しい。でも、美味しいからGhirardelliのレシピ、是非試してみてね。
         

Tuesday, July 17, 2007

ダニエルが見たインド...変なアメリカン

                       
ビジネスとはいえ、せっかくインドに行くのだから、少しは観光する時間があるといいねぇと言う私に、「遊びに行くんじゃないんだよ。やらなければならないことがたくさんあるんだから!」と言っていたダニエル。噛みつかれるかと思った。(汗)ものすごいストレスを感じてたんだね、きっと。

でも、帰ってきてからは、インドでの仕事を嬉しそうに語る。短期間でプログラミングのトレーニングをしなければならなかったそうなのだが、勤勉な人が多くて残業することをいとわなかったと喜んでいた。へーっ出張に行ってまで残業してたの?させたの?向こうのチームの人たちは、完全にダニエルのペースに巻かれてしまったというわけか。

しかしながら、チームのボスは「こんなアメリカ人は、はじめてだ」と喜び(?)、次回ダニエルが出張してきたとき(来月)は、チーム全員休日返上することを約束してくれたというから驚き。帰宅を待つご主人様、奥様方には、大変申し訳ない。うちの悲劇(旦那の帰りが遅いこと)が海を越えてインドにまで行ってしまったというわけね。(涙)なぁんて...ちょっとダニエルをいじめすぎか。

というわけで、ダニエルのインドの印象は、Very Good!インドだったら住んでもいいなぁなんて言うほど。しかし、どんなところ(土地)かと聞けば、乾燥していて暑いし...と(私にとっては)あまり魅力的でないことを並べる。それでもインドがいいというのは、インド人に勤勉な人たちが多くて、仕事熱心だということがわかったからだろう。

数日前、「きこ、今度の出張までに基本的なヒンディー語を勉強しようと思うんだ。いいテキスト探しといてくれる?向こうの言語を習得することはチームビルディングの基本だから...」と言われた。そっかそっか、それでは「日本人のためのヒンディー語入門」なんてのはどうだろう。ヒンディー語を習得しながら、さらに日本語に磨きをかけることができるなんて、一石二鳥じゃないの!(冗談)
           

ダニエルが見たインド...荷物


何が入っているんだろうね。

ダニエルが見たインド...水牛

                    
インドの水牛(家畜)は、朝、自分たちで移動して、涼しい場所に川のほとり(?)の草を食べに行くのだそう。で、夕刻になると、指示をされなくてもそれぞれの家にちゃんと帰宅するのだそう。それに、こんな街中で放し飼いにしていても、水牛が盗まれるなんてこともないらしい。

水牛といえば...力があるので畑仕事に役立ち、牛乳が美味しく、脂肪分が高いので、乳製品を作るのに適していて、糞は燃料や肥料になると聞いた。まさに役畜!私もインドに住むようなことがあれば、是非一頭欲しいものだ。
                          

Monday, July 16, 2007

これっぽっちの収穫

                         
収穫なんていうと、どっさりをイメージしてしまうかもしれないけれど、うちの今日の収穫はこれっぽっち。でも、このこれっぽっちっていうところが、いい。その日の晩御飯のおかずに入れたらなくなってしまう量...その日のうちに使い切ってしまう量がありがたい。

これっぽっちだけど、これっぽっちのために、これまで畑に水をやり、雑草の侵略を目ざとく見つけて引っこ抜き、害虫を手で取り除くという作業をしてきた。って、そんな大袈裟なスケールの畑ではないけれど、それなりに畑仕事らしきことをしてきたので、妙な愛着を感じる...これっぽっちに。

そして、このこれっぽっちの収穫を子供達は、たいそう喜んだ。その日収穫できるものを大切に大切にもいで、キッチンに運ぶことが嬉しくて仕方がない様子。
たった1本しか収穫できなかった茄子をマリに手渡そうとして「茄子のヘタにはトゲがあるから、ツヤツヤしているところを持ってね」と言うと、マリはその茄子をうやうやしくサムに見せて、私が言った同じことをサムに言った。

これっぽっちだから、貴重で、ひとつひとつにゆっくり時間をかけて、丁寧に世話ができるんだよね。

小さき者に見合った小さなギフト...感謝して、それをフルに活用できる術を身につけたい。

まずは、まずは、小さなことから...。
                    

Sunday, July 15, 2007

おしろいばな

                       
おしろいばな(白粉花)はね...

こうやって遊ぶんだよ...パラシュート!

紫陽花


庭の片隅に根付いた紫陽花

  

Wednesday, July 11, 2007

ちょっぴりMake Over

                           
先週末、ケンタッキー州から義兄LeonardがEmilyを迎えに来た。14歳のEmilyとの毎日は、私達にとっても彼女にとっても新鮮で、チャレンジングだった。何より私達の暮らしがEmilyにとっては、かなり異文化なものであっただろうから、戸惑うことが多かったに違いない。ダニエルは「いい経験になったさ!」と言うけれど...ちょっぴりかわいそうだったかも。

たとえば、次のようなうちのルールをアメリカンティーンエイジャーはどう思うだろうか。ファーストフードを避ける。パーティーや人が集るとき以外は、ソーダは買わない。ガムを噛まない。土足厳禁。ソファーで飲食をしない。子供達は部屋を整頓して身支度を終えるまで朝ご飯が食べられない。テレビはテレビジャパン以外は見ない(見れない)。息が詰まりそう?すぐに思いつくのは、このくらいだけど、うちでは、他にも普段の生活のあらゆるところに、暗黙の了解的なルールがしかれている...と思う。それらが、この家で暮らす私達や子供達にとっては、もはや当たり前であっても、外部の人には、不快感を与えないまでも、奇妙だったり、何かしら違和感をあたえることがあるに違いない。

というわけで、Emilyにとっては、まるで修道院(?)のようなうちの家。彼女の思い通りにならないことが多いのに、退屈させるのもかわいそうだと思い、彼女がいる間は、プール、図書館、博物館、動物園、モール、中華のBuffet(ソーダがいくらでも飲めて、家族みんなが好んで食べるものがあるので)、映画(Netflix)を頻繁に利用した。生まれて初めて両親から離れて1ヶ月近くを親戚の家で過ごしているわけだから、少しでもホームシックがやわらげばと。そして、とうとう見つけた、14歳の女の子の心を掴むもの!

それはMake Over!試みた数々のアクティヴィティーの中で、Emilyが一番喜んだのは、Make Overだった。癖毛の彼女の髪を私のストレートアイロンでまっすぐにして、化粧品で遊んだりしていると、Emilyの瞳がたちまちキラキラしてきた。もちろん私も...この年になってもやっぱりMake Overって楽しい。「そんなに立ちっぱなしで何度もアイロンかけたりして疲れない?」というEmilyに、「私もGirlなのよ、忘れないで」と言いながら、サロンごっこに夢中になってしまった。写真は、Make Overで前髪をストレートにしておろしたEmily。なかなかキュートでしょ。しかしながら、これも、私が賛同しなければ「14歳で化粧など...」とダニエルは言っていただろう。(^^)

マリがティーンになっても、ダニエルはあくまでも気難しく、オールドファッションな父親を演じる(いや素に違いない)と思った。「ティーンエイジャーからCoolな叔父さんとかCoolなDadなんて言われたらお終いだ」なんて言っていたし。
                                           

Monday, July 09, 2007

読み聞かせ

                               
このところJames Herriot(英国の作家/獣医師)の子供向けの絵本にはまっている。何がそんなによいかというと...このストーリーの中に、そのまま入り込んで暮らせたらと思うほど描写が温かく美しいのだ。1940年代くらいの英国の田舎が背景で、しかも動物(主に家畜)の話という私のツボにはまるコンビネーションのせいか、子供達に読み聞かせをしていると、いつまでも読んでいたいという気にさせる。

ところで、よく聞かれることなのだが、英語の本の読み聞かせは、アメリカ人である父親が担当しているのか、又はそうすべきではないかと。英語も日本語も子供達には、ネイティヴスピーカーが読み聞かせをするのが効果的だということが根底にあるのだと思うが、うちでは、全く逆のことをしている。

そもそも、うちの場合、ホームスクールをしている上に、ダニエルの仕事の帰りが遅いことで、読み聞かせは英語も日本語も100パーセントと言ってよいほど私が一人でこなしている。そうせざるを得ないのだけれど、これが全く苦にならない。確かに日本語はともかく、英語の場合は、たとえ児童文学とはいえ、知らない単語は出てくるし、そうなれば発音ががぎこちなくなったりもするのは避けられない。たとえば、Mother Goose/Nursery Rhymes(伝承童謡)なんてのは、極め付けで、読んでいると、リズムがはずれまくり...逆にそれがユーモラスに聞こえるほど。でもね、それでもよいよい。そこでメゲてはダメ。そこを懲りずに読みつづけていると、段々上達してくるものだと自分に言い聞かせている。実際に上達しているような気もするし...思い込みでもよい、よい。ダニエルも同じで、チャンスがあれば日本語を読み聞かせている...これまた子供達に発音を注意されながら。

さて、本の読み聞かせは、いつまで続ければよいのかということだが。早く自分で読めるようになればいいのに...読み聞かせのタスクから解放されたいと、実は数年前までは思っていた。しかし、最近気づかされた。自分で読むのと、読み聞かせをしてもらうのは、全く別のことだということに。読み聞かせをする母親、又は父親から聞く言葉のひとつひとつが、子供の脳に伝わっていくプロセスがどういうものであるかは説明できないけれど、自分で本を読んでいるときのそれ(視覚から脳へというプロセス)とは違う。また、読み聞かせをしているときのサムとマリの表情が興味深く、ストーリーが彼らの脳に入り、そこから出てくるフィードバック(そこから広がる会話)がさらにおもしろいので、やめられない。

そこで、ふと親が手話を使う聾者である場合を考えた。子供に手話を教え、手話で物語を伝えるということができるとしたら...これまたなんとすばらしいことだろう。

最後に...日本で長年、小学校の教員をされていた方からこんなアドバイスを頂いた。「せめて13歳になるくらいまでは、読み聞かせを続けること」と。 
                                  

Sunday, July 08, 2007

チョコミルク

サムもマリも牛乳が大好きなので、外食をするときは必ずミルク、又はチョコミルク(チョコレート味のミルク)をオーダーする。この日も同様。博物館のカフェテリアでランチをすることになり、サムにミルク、マリにチョコミルクをオーダーした。

ホットドッグのケチャップに、チェリーのゼリー。こぼしたら赤いシミがマリのシャツにべっとりつくなぁなどと思いながら、マリの白いTシャツを眺めていたら...小さな牛乳パックに差し込んであったストローの下からチョコミルクがこぼれそうになっているのに気がついた。マリがストローを自分のほうに引き寄せようとするので、牛乳パック自体が傾いてしまったのだ。これは、いかん!と、元に戻そうと出した私の指に力が入りすぎて、思いっきり容器をギュッとにぎってしまい、チョコミルクがビュ~ンと噴水のように舞い上がってしまった。次の瞬間、マリのTシャツには、チョコミルク色の花火が上がったような模様がくっきり浮かび上がって、マリに「ママがマリちゃんにこぼしたぁ~」と泣かれてしまった。はいはい、私のせい。

ま、ちょっとベタついてはいるものの、すぐに乾くだろうから、そのままにしておこうと思ったけれど、なんだかかわいそうになって(しかも私のせいでもあるし...)、博物館でTシャツを買ってやることにした。

まずカフェテリアから一番近いところにある蝶々館に立ち寄って、手ごろなTシャツを探した。しかし、そこで見つけた女児用のシャツは、ピンクか薄紫の蝶々柄。マリは欲しがったけれど、どうも私は気に入らない。結局、本館のギフトショップで見つけた青紫とチョコミルク色のクマ柄が気に入って、サムとマリに一枚ずつクマのTシャツを買ってやった。もちろん、マリはチョコミルク色。またこぼされることを考えたら、これが一番無難な色だもんね。

それにしても、マリは何故こんなポーズをとるのだろう。ただストンと立っているサムよりよっぽど味がある(笑いを取ろうとする)ポーズをしたがる。もしかしたら、舞台なんかに向いているのかもしれない。
                                      

優れモノ

                       
ホー ムスクールをしていると、優れモノのカリキュラムや教材について質問を受けることが頻繁にある。ホームスクールママたちは、常にアンテナをあちこちに張り 巡らせて、情報収集に余念がない。夏の初めは、私自身もそうだったけれど、ここのところそれに急ブレーキがかかったようで、なんとなくのんびりしている。 頭も体も夏休みモードに入ってしまったよう。

ところで、お薦めの本(私のお気に入り)は、たくさんあっ て、それについて話し始めたらきりがないので、また別のPostingで書くことにしよう。カリキュラムや教材においては、私たちには優れモノでも、他の ファミリーには、全く役に立たないというようなことが多々あるので、安易には薦められない。実際に私も3週間ほど前に薦められて購入した教材 を返品したところ。

だとしたら、何が言いたくてこれを書いているかというと。これ!この上の写真の底が回転するペン立て! これはホームスクールには絶対お薦めの優れモノ!これまで文房具は4つのバスケットに分けて収納していたけれど、それをすっきり1つのペン立てにまとめて みたところ、机がすっきりした上に、サムとマリが色鉛筆のバスケットの取り合いをしなくなった。あぁ、こんなことならもっと早く購入すればよかったと思っ たほど。こんなペン立てあったらいいなとダニエルに言ったら、「レゴで作ってやるよ」と言ってくれたけれど、レゴのピースのほうがこのペン立てより高値に なりそうだったので、断った。たかがペン立て。なんだこんなものかと思われるかもしれないが、クラスルームのこんな小さな改善が、ホームスクールをよ り一層楽しくしてくれる。そして学級委員(私)の仕事に欠かせない「なおしなさい!(片付けなさいということ)」を繰り返すことが激減したのも事実。なの で、うちでは、これが優れモノのランク#1なのである。                

Saturday, July 07, 2007

ゾウとキリン

                    
そんなに急いでどこ行くの?

キリンってこんなに首が曲がるんだね。


動物園...ダニエルとマリ

                
             

動物園...その2



メリーゴーランド

動物園を巡回するバスの中で
     

Tuesday, July 03, 2007

2回目の動物園

出不精の私たちが、この暑さの中、動物園に行った。片道2時間は、かかるこの動物園。なのに、年間パスを購入してしまった。ここに来たのは、去年の夏以来...さて、もとはとれるか。

恒例の地図男...地図を持ったら離さないサム。なんでこう地図が好きかいなね。

今朝も裏庭に来る野鳥をもっと見え易くするために、窓ガラスに入っているグリッド(あのマスのようになっているもの)を取り除いてしまおうかという話をしていたら、サムが「あ~、あのグリッドがなくなるとどこに何がいるか説明しにくくなる」と言った。そう、あの窓ガラスのグリッドを地図の場所を表すグリッド(C-3とか...)に見立てていたのだ。

マリは、1年前はまだストローラーに乗っかって回っていたけれど、今回は、とてもよく歩いて/走ってくれた。

汗だくで走り回る子供たちのために、自販機で売られているボトルの水を何本購入しただろうか。1本2ドル50セント...この動物園の入場料が大人10ドルなので、なんだか水がとっても高く感じる。