Friday, April 27, 2007

Thursday, April 26, 2007

いちご狩り

                      
今日の天気予報は、雨のはずだったのにすっかり晴れてしまった。となると、明日あたり雨?ならば、いざ出陣!と子供たちといちご狩りにくりだした。

40分ドライブして、いつものオーガニックいちご専門のVollmer Farmへ...不思議とグロッサリーに食料品の買い物に行くような感覚。緑の草原、ぽつり、ぽつりと、馬がいて、牛がいて、七面鳥がいて...という風景の中にある一本道をダーッとドライブしていると、このままずっとドライブしていたいような気になる。

今回は、サムとマリそれぞれに、バケツを持たせて、いちごの摘み方(葉っぱのところまで真っ赤のやつで、種と種の間隔がつまっていないものを選ぶ)を教えて、放っておいた。私は、私のバケツをいっぱいにするのが忙しいので...。

それにしても、子供たち、なかなかよくやった!ちゃんと摘み方をマスターしたようで、100パーセント真っ赤な美味しいイチゴを摘んできた。マリのバケツには、ひとつふたつ齧った跡があったけど...。

さて、こんな多量のいちご、どうするの?と思われるかもしれないが、その日に食べきれないいちごは、全て洗ってヘタを取って冷凍する。冷凍したものは、ババロアになったり、スム-ジーになったり、ルーバーブと一緒に、ルーバーブストロベリーパイになる。

でも、今日のいちごは、かなりよい出来だったので、近所に住むKen & Etsuさんに、バケツを一つ届けることにした。

Wednesday, April 25, 2007

ついに誕生!

                                               
カマキリ(Chinese Mantis)の卵が孵化した。陽気が続く中、今週中に生まれるだろうと思っていので、頻繁にチェックしていたら、このとおり!2日に渡って、40匹くらいの幼虫ができてた。オオカマキリは、200~300匹くらい出てくるというから、それに比べるとかなり少ない。

写真は、カマキリの幼虫。これ、何をしてるかわかるかな?生餌しか食べないカマキリに餌(糸についた小さなハムのかけら)を食べさせているところ。見えにくいけれど、しっかり食べているんだよ。飼うつもりは、ないのだけれど、しばらく子供たちと観察したかったので、そのあいだ、小さな虫をあたえたり、糸にぶらさげたハムを揺らして(生きているように見せて)あたえてみた。

カマキリが、頭を左右にふることができるって知ってる?こんなに小さくても、私たちの動きをちゃんと目で追って、首をかしげたりする。その様子を見て、サムもマリも大喜び。

なんというか、こんな小さな生き物が、自分(私)を見て、動きを目で追っているなんて、すごいよね。そのからだの構造の緻密さを知り、その創造主を思う。

「人工脳」がどうとか(かなりいい加減な表現だね)というようなことを好んで学んでいるダニエルに、「ほれ~、これ見てみぃ」と、精密にできたこの小さなマシン(カマキリの幼虫)をかざして見る。「う~ん、すごすぎ~!」としか言えないけれど、それに近いものをいつか作ってみたいと思っているダニエル。まだまだ先は長い...というか...ねぇ。      
                     

「....」


サム 「見て、これなんだと思う?」

私 「蝿たたき?」

サム 「ちがうよー、ハイファイブマシーン!」

私 「....」
                        

Tuesday, April 24, 2007

ピンクのクマさん

                  
「あ、泣いてる、大変、大変!」と言って、ぶらんこにのっていたマリが駆け出して行った。その先は、これ(右の写真)。ピンクのクマさん(サンディエゴ時代からのもの)がベンチに座っていて、マリは、これにミルクを与えるために、庭を何度となく往復していた。5分おきくらいかな。

そして、ベンチに座って、誰に教わったんだ?というような丁寧な抱き方で、かいがいしくこのクマの世話をする。その表情があまりにも真剣なので、思わず吹き出してしまうのだけど、そうすると、マリが眉をへの字にして、人差し指を唇にあて「しーっ!」と言う。それが、またおかしい。(笑)
目を覚まして、感謝をもって、たゆみなく祈りなさい。
Devote yourselves to prayer, being watchful and thankful.

(コロサイ Colossians 4:2)

                          

色へのこだわり

              
な んでこんなに色(または色の名前)にこだわるのか...マリのことだ。色の名前を何度教えても、自分で勝手に作った色の名前を言う。たとえば、黄色=バナ ナ、茶色=チョコという具合だ。色の名前を覚えていないかと思えば、そうでもなくて、茶色のクレヨンはどれ?といえば、ちゃんと茶色を指す。

そんなマリに、マリの髪の毛の色は何色かと聞いたら...
「えっとねー、マリちゃんのあの靴が、水たまりの水で濡れていないときとおんなじ色」と言った。

あ の靴とは、マリが普段よく履いている茶色のスエードのメリージェーン(真中にストラップがある形)。何度か洗濯機で洗ったために、ちょっと白けた茶色に見 える(まさに、マリの髪の色)。そして、確かに雨の日には、その靴が、水たまりで濡れて(マリがわざと濡らすから)濃い茶色になる。気持は、わかるんだけ ど、なんでそんなまどろっこしい答え方をするんだろう。世の中に存在する色の名前を全て教えるという手もあるな。(苦笑)

し かしながら、こんなふうな色へのこだわりがあるからといって、芸術的に秀でているわけでもない。はい、カエルの子はカエルですね。(笑)そのことをダニエ ルに言ったら、「君とそっくり!」と言われた。あ、もちろん芸術的才能のないところは、仕方ないとしても、そのこだわりが、私の遺伝だと言いきる。確か に、言われてみると思い当たる節がある。

たとえば、私の中では、ドレミの音階のひとつずつの音にマッチする色のイメージがある。一週間の曜日にも、 それぞれ定まった色のイメージがある。その頭の中の色は、「黒」とはっきり言えるものもあれば、名前を知らないような色もあるので、ワインレッドに近いけど...というようにしか答えられないものもある。

こういうのって、誰にでもあるのだと思っ ていたけれど、ダニエルには、そんなものは無いと言う。でも、マリにはあるような気がしてならない。きっとあるだろう。そして、それが私の色のイメージと同じだったら面白い。
                   

Sunday, April 22, 2007

早く二人になりたい

                     
「早 く二人になりたいよね」とダニエルが言う。どういう意味かというと...一日も早く子供たちに巣立って欲しいということ。「えーっ、何言っ てんの、 まだ子育て始まったばかりじゃない、これからよ、これから!」と言う私に、「僕は、毎日カウントダウンしているよ、後十何年と何ヶ月と何日...ってね」 と。子供たちのお誕生日が来るたびに、もうこんなに大きくなってしまったのかと、ちょっぴり寂しくなる私の気持とは、裏腹に、ダニエ ルは、まだかまだかとその成長をじれったく感じているよう。でも、なんだか嬉しい。将来、二人になったら、こんなことをしたいというVisionなんてな いけれど、二人だけの生活をそんなに楽しみにしてくれているなんて。ありがとう!
                          

Saturday, April 21, 2007

バイオリンのリサイタル 2007

             
今日は、年に一度のバイオリンリサイタル。去年は、はじめて3ヶ月足らずで初のリサイタルだったので、親のほうが緊張してしまったけれど、今年は、なんだかとってもリラックスして楽しめた。下の写真は、ジェニファー先生とサム。

ダニエルいわく、今年は、ボウグリップ(バイオリンのボウの持ち方)が、だいぶしっかりしてきたとか。以前にも書いたと思うが、この年齢の男の子に、バイオリンの練習をさせるのは、至難の技。子供は、一度バイオリンを正しい姿勢で弾くことを覚えても、からだの成長とともに、頻繁に姿勢を調整しなければならないので、やり直し、やり直し...で、嫌になる。この一年間、「パパが言うようにバイオリン弾いていたら、手がつりそうになる、僕はパパみたいに上手にできない」と、泣きべそをかきながら、私の膝に転がり込んでくるサムを何度なだめて、おだてて、練習させたことか。なだめて、おだてて...だ。

ダニエルは、サムに厳しい。何をするにしても厳しいけれど、特にバイオリンに関しては、サムがかわいそうなるほど厳しい。「そんな奴は、バイオリンなんかしなくていい!」とか、「やめてしまえ!」なんてことをしょっちゅう言われているサムのために、私がクッションの役目を引き受けている。ふかふかの気持がいいクッションになりきるのだ。クッションの私は、サムの言い分(涙の訴え)を聞いてやり、サムの背中をさすり、手をもみ、毎日サムの手や筋肉が大きく成長していて、どれほどダニエルと私がその成長を喜んでいるか、それがどんなに祝福されていることかを話す。そして、極めつけは、これ...ダニエルが5歳のときには、バイオリンなんて弾けなかったこと、だから、サムが11歳になる頃には、パパよりずっと上手くなるということを話すのだ。そうすると、みるみるサムの顔にスマイルが浮かんで、力が湧いてきて、また練習を続ける。結構効果的。

でも、私がそんなことを言ったりするからかなぁ...サムは、父親に対して、すごいライバル意識を持っている。そして、ダニエルもサムをライバル視しているようなところがある。見ていておもしろいんだけど、サムが「へたくそー!」なんてダニエルに言われているのを聞くと、楽器選びを間違えたかなと思ったりもする。この際、尺八とか、三味線とか、ダニエルがやったことないようなものにすればよかったのかなって。

リサイタルの後、今年は、バイオリンアンサンブルを作るので、サムに第一バイオリンをという話があった。同年代の子供たちと一緒にピースを演奏するというのは、あらたなチャレンジ。一段と練習が大変になるなぁと思っていたら、「あ、そういえば、パパも...でしたね、じゃぁ、あなたも大人の生徒に混じってやってください」とダニエルが言われていた。そうなのだ、生徒でもないのに、アンサンブルのアンケートが回ってきたときに、私に「パパもやりたいんですけど...」と書いといてと、冗談交じりに言っていたダニエルのその言葉を実は冗談半分に私がえんぴつで書いて、そのまま忘れて提出しまったのだ。でも、まんざらでもなさそうなダニエル。実は、すごくやりたかったんだね。

「4歳からバイオリンを習わせてもらえるなんて、なんてラッキーな奴だ!負けたくないなぁ」とダニエルは言いながら、サムの本の中から、まだサムが習っていない曲をすらすらと弾いてみせる。せいぜい二人でがんばってくださいませ。(笑)
                         

Thursday, April 19, 2007

りすさん

                                      これ、キッチンの窓から裏庭にいるリスを撮ったもの。かなり距離があるので、小さくて見えにくいよね。このリス、毎日やってきて、どんぐりやプラムの種(私が捨てた)を忙しそうに庭に埋めてまわる。芽が出たらどうしよう。でも、その埋める仕草が、かわいくて、かわいくて。埋め終わって、両手のひらでパンパンッと、地面を叩く恰好が、なんとも愛らしい。

バードウォッチングに熱中しているサムが、ある朝「ママ、鳥の餌箱にヘビが来てる!」というので、見てみると、木の枝からぶら下がっている餌箱に、何やら長いものがくっついていた。双眼鏡で見てみたら、なんとそれは、細い枝から体を思いっきり細長く伸ばして鳥の餌を食べているリスだった。以来、このりすさんがやってくるのを子供たちは、毎日首を長くして待っている。
                   

クラフトテーブル

                                      
この一年間、キッチンカウンター、コーヒーテーブル、ダイニングテーブルなど、色々なテーブルでスクールをやってきた。しかし、どれも椅子とテーブルの高さが大人サイズなので、子供たちは、椅子の上に膝で中腰になった状態で、座るようになってしまった。いかにも膝に悪そうだよね。

こうなったら、子供たちそれぞれに、勉強机を買ってやるべきかとも考えたけれど、ふつうの机に地図を広げたり、プレゼンテーションのボードや、その他の工作、また本の数々をのせると、物を書く場所などなくなってしまう。なので、このアイディアは、即却下。えんぴつけずり、色鉛筆かご、のりとテープかご、クレヨン箱、マーカーかご、事典や本数冊、地図/地球儀、マリの積み木に私のラップトップPC...とスクールの必需品が全部一度におけるスペース(ちと欲張りかな?)となると、必要なのは、もはやデスクではなくて、テーブルだよね。

そこで見つけたのが、この子供用クラフトテーブル。ファームハウスというスタイルのクラフトテーブルで、私が頭に描いていたようなものだ。サムとマリがそれぞれに違った作業をしていても、ぶつかることがないし、実は私にも丁度よい高さ。それにこのテーブルにマッチする椅子が、なんともlovely!

というわけで、このテーブルが来て以来、子供たちがきちんと座るようになった。めでたし、めでたし。
                 

Wednesday, April 18, 2007

パンプキンブレッド

                     
お気に入りのバナナブレッドのレシピをアレンジして、かぼちゃでパンプキンブレッドを作ってみた。

以前、中西部で集めたレシピブックの中にあったバナナブレッドを何度か作ってみたけれど、なぜか美味しく出来たためしがなかった。その多くに、サラダオイルが入るもので、それが、なんとなく物足りなく感じる原因かなと思い、バターが使われているレシピを探してみた。これって好みの問題よね。

そこで、トライしたのが、Williams-SonomaのBanana Nut Breadのレシピ。とっても美味しくできたので、最近は、ずっとこれを基本に、色々なブレッド(パウンドケーキっぽいもの)を作っている。これね、バターを使っているから、翌日が特に美味しいよ。紅茶と一緒にどうぞ!

ちなみに、以下のレシピは、私のかぼちゃ版です。

***** レシピ *****

6Tbs. 常温にした無塩バター(有塩でもOK)
1C   砂糖

11/2C かぼちゃのマッシュ(バナナでもよい)
3    溶いた卵
1/2C バターミルク(ふつうのミルクでもよい)

2C  薄力粉

1tsp. ベーキングソーダ
1tsp. ベーキングパウダー

1tsp. ナツメグとシナモン (好みで)
1/2tsp.塩(有塩バターを使った場合は、少なめ)
1tsp. バニラ(バナナのときはいれない)


オーブンを350°Fにあわせ、ローフ型にバターを塗って、粉をはたいておく。
バター、砂糖をミキサーで混ぜ合わせ、クリーム状にする。 それに卵とかぼちゃを入れて混ぜ、ミルクを加える。 薄力粉、ベーキングパウダー、ベーキングソーダ、スパイス、塩を一緒に ふるって、加え、混ぜる。つぶつぶが残ってもよい。 用意していたローフ型に入れて、60分焼く。 オーブンから出したら、5分ほど型のまま冷まし、 ブレッドを金網に取り出して、完全に冷ます。
          

美味しい野菜

                       
毎週水曜日が、CSAの野菜の配達日。美味しい野菜が届くのも嬉しいんだけど、Emailで、その週届く野菜の保存の仕方やレシピが送られてくるので、とっても助かっている。たとえば、イチゴは、食べる直前まで洗ってはいけない(これって常識なの?)とか、トマトは冷蔵庫に入れてはいけないとか。

先週は、ケール(アブラナ科でキャベツの原種らしい)に、イチゴ、レタス、トマト、そして、ストロベリーショートケーキ(といっても、日本でいえば、KFCのビスケットのようなもの)のもとが届いた。ケールは、アメリカ南部では、わりと頻繁(?)に食卓にあがるのだけど、カリフォルニアでは、あまり口にしたことがなかった野菜。この日は、ケールをハムとトマトとごま油で炒めてみたら、白いご飯とよくあって美味しかった。

そして、今日届いたのは、ネギ、ラディッシュ、トマト、イチゴ、イチゴジャム、バジル。バジルを鉢植で届けてくれるなんて、親切だよね。これ、このまま育ててみよう。
           

イチゴの季節

                    
ここ数日、雨が降ったせいか、芝が深い緑色になって美しい。いい季節になった...秋には、かなわないけれど。子供たちも、午後は裏庭に出て、走り回っている。私は、たいていベンチでお茶を飲みながら、ぼんやりと子供たちの表情を見ている。

そういえば、先々週、イチゴ狩りがオープンしたと聞いてVollmer Farmに行ってきた。ところが...初日ということで、早朝から大勢がつめかけ、午後、私達が行ったときには、その日摘めるイチゴがなくなっていた。まったく残念。

うちの庭にもこのとおり、小規模ながら、イチゴがなっている。去年の春先に植えたものだ。マリが、今か今かと摘める日を楽しみにしているけれど、きっと先にモモが見つけて食べてしまうだろうな。

Saturday, April 14, 2007

十戒

                
小学生の頃、朝の会で、「今日のめあて」というのを多数決で決めていた。たいてい、授業中に私語をしないとか、人の悪口を言わない、人に親切にする、うそをつかない、差別をしない...というようなことがあがっていたと思う。子供たちに社会のルールを教えるための、道徳教育の一環(?)だったのだろうか。しかし、悲しいかな...「今日のめあて」は、子供たちのあいだでは、お互いがお互いを裁く便利なToolになっていた。帰りの会では、決まって、「〇〇さんは、うそをつきました」とか、「〇〇さんは、私に悪口を言いました」などという告げ口があり、めあてが守れなかった人は、立たされ、みんなからの冷ややかな視線をあびながら、詫びなければならなかった。

クリスチャンのホームスクールグループClassical Conversationsの朝礼では、「今日のめあて」のようなルール...でも全く違った機能をするものがある。十戒だ。いつだったか、十戒を声に出して読んだことがある。Classical Conversationsでは、歴史の課題で、十戒を暗唱するというのがあるので、子供たちは得意そうに、早口で唱えた。

1.あなたには、わたしのほかに、神々があってはならない。
2.あなたの神、主の御名をみだりに唱えてはならない。
3.偶像を作ってはならない。
4.安息日を覚えて、これを聖なる日とせよ。
5.あなたの父と母を敬え。
6.殺してはならない。
7.姦淫してはならない。
8.盗んではならない。
9.あなたの隣人に対し、偽りの証言をしてはならない。
10.あなたの隣人の家を欲しがってはならない。

十戒の全てを言い終えた後、ディレクターが「さて、これら全てを守れていると思う人手を上げて」という質問をしたら、小さな子供たちが数人、競うように手を挙げた。「半分くらいなら、守れている人は?」という質問には、わずかな人数の低学年の子供たちが手を挙げた。大人は、誰もいない。「ひとつくらいは、どうですか?」というのにも、やはり大人は、誰もいない。私もその大人のひとり。私は、床を見つめたまま、顔をあげることすらできなかった。

「みなさん、これらを今日一日守りなさいと言っているのでは、ありません、私達人間には、これらを完璧に守ることなどできません、できないから、Jesus(キリスト)が必要なのです」という言葉でしめくくられた。

十戒は、罪を教えてくれるが、私達人間が、お互いを裁くためのものではない。

Saturday, April 07, 2007

イースターの卵

                         
今 年も静かにイースターを迎えた。子供たちに、卵の色つけをしてもらおうと思ったら、冷蔵庫に、ブラウンの卵しかないのに気がついた。でも、わざわざ買いに 行くのもめんどうだしなぁ。で、このとおり、ブラウンの卵に色つけ。ちょっと不気味な色になってしまったけれど、これ、裏庭のあちこちに隠した時、カモフ ラージュ効果大かも。(笑)

アメリカでは、ニセモノのプラスチックの卵の中にキャンディーを詰めたものを隠し、それを子供たちがさがすというのが一般的なのだけど、うちは、子供たちが、ゆで卵が大好きなので(いや、本当は、子供たちにキャンディーを与えたくないのと、面倒だから)、本物を使う。

そのまま、塩をふって食べてもよいけれど、おでんやカレーに入れたり、エッグサラダにするのもいいよね。それに、煮卵...イカと甘辛いタレで煮卵にしてみたら、ご飯にぴったりのおかずになったよ。
         

お気に入りのかご

                 
小さい頃に、母親が使っていたバッグって印象に残っていない?ついでに、それを開けたときの、ほのかなお化粧の匂いなんかも。そんなことを思いながら、今日は、子供たちのために大活躍しているお気に入りのかごと、新入りに、風を通した。

右 のかごは、マルシェかごと いうらしいが、ここ2年、子供たちと図書館に行く時に使っているもの。一度に20冊ほどの本をガサッと突っ込んで持ち帰り、そ のままそこから本を取り出し、読み終えたら、またそこにもどし、返却日には、またかごごと持って行っている。便利なのだけど、安定感がないのが難点。床に 置いたとき、何かに立てかけていないとバサリと横倒しになる。スーパーボールが飛び出て、数メートル先まで探しに行ったことがあった、そういえば。

左 のかごは、数日前、Vollmer Farmで手に入れたもの。フォークアート(民芸品)らしく、100パーセント天然素材。底が平らなので安定感があって、なおかつ硬すぎないところがよ い。床に置いても倒れないので、車のトランクにも安心して入れられる。新学期からのランチタイム(ホールに、みなで敷物を敷いてのピクニック)に最適だと 思ったので、ひとつ買ってみた。柄は色々あったけれど、このとおり、ちょっとアジアチックでシンプルなものを選んだ。

ところで、何でかご?っ ていうと...ふだん私 は、子供たちのために、昆虫/拾い物用の小瓶を持ち歩いていて、たとえば、その中に生き物を入れたとき に、風通しのよいバッグでないと、熱がこもったりして、弱ってしまうおそれがあるから。そう、バッグに虫入れて歩いてる...私。(苦笑)ポケットに入れ られるよりは、いいよぉー。それに、生き物と一緒に、土や水を入れることもあるので、瓶が倒れない安定感のあるかごが、最適なんだよね。
                        

Wednesday, April 04, 2007

CSA オーガニック野菜の配達

                      
CSA =Community Supported Agricultureというもので、農家とその地域の住民が提携して、新鮮な農産物を農家から直接仕入れるというシステムだ。日本では、よくあるよね。 作っている人の顔が見えるという..."Food with a Face"と書いてあったかな。

こ の地域のCSAの中心となっているのが、Vollmer Farm。5月になると、毎週のように、うちの住宅地にファーマーズマーケットを出している農家で、去年は、そのマーケットを私もよく利用した。オー ガニックのイチゴや野菜が、普通のスーパーマーケットよりも安値なのが嬉しい。そして何より、買い物に出る回数が減ることが、出不精の私には大助かり。な ので、CSAの広告を見て、すぐにサインアップした。

そ して、今日は配達日の第一日目。うちの住宅地の中にある時計塔の近くにトラックがやってきて、注文した箱を受け取った。ちなみに、大箱と小箱があって、 大箱は、大人二人と子供二人分で、小箱は、大人二人分の量なのだそうだ。うちは、子供二人といっても、野菜の好き嫌いがあるので、小箱をオーダーしてみ た。箱の中身は、毎回サプライズ。2日前くらいにメールで箱の中身を知らされる。

さて、今日の箱の中身は...エアルームトマト、ネギ、サラダ用の葉っぱ、イチゴ。全てがオーガニックというところが、嬉しい。なんだか宝の箱みたいで、しばらく眺めていたい気分にさせられた。

イ チゴの甘い香りがたまらないと思っていると、サムとマリがイチゴが食べたいと言い出した。そこで、夕食前だというのに、おやつ作り開始。冷凍 庫に眠っていたスポンジを切って、ホイップクリームとイチゴで、簡単なストロベリーショートケーキのできあがり!夕食は、冷やしうどんと決めていたので、 ネギを刻み、サイドに、アボカドとトマトのサラダを作った。

それにしても...これ、とても1週間も持たないよ。このペースで食べていたら、大箱でも足りない気がする。

サマープロジェクト

                                                
さて、サムとマリが所属しているホームスクールグループClassical Conversationsの2006~2007のクラスが今週で終った。新学期がはじまるのは、5ヵ月後。長~い休暇のように思えるが、ホームスクール に 休暇はない。

多 くのファミリーが、旅行(スクールトリップを兼ねたような見学目的の)をしたり、キャンプに行くらしく、その後は、金曜ス クールがあっているときと同じように、引き続きスクールワークに戻るという。うちも似たようなもの。気候のよい5月くらいまで、アウトドアを楽しんで、以 後6月~8月下旬の茹だるような暑さの3ヶ月は、完全インドアスクールの予定。この時季、サマーキャンプのようなものもたくさんあるのだけれど、炎天下の 送迎が...ね。

と いうようなことを近所に住むJulieに話していたら、「きこは、日本人でしょ、こういう暑さは慣れてるは ず」と言 われた。Julieは、以前、夏に日 本を訪れたことがあって、小さなアパートで、濡れタオルをあてながら扇風機を一晩中かけていた経験があるという。うん、うん、確かに私もそうやって日本で 夏を過ごしていたな。でもだからと言って、暑さに免疫があるわけではないし、耐え忍ぶ精神力なんていうのは、無に等しい。

本題のサマープロジェクトだが...私が知っているホームスクール先輩ママ達のサマープロジェクトは、とってもユニークでクリエイティブだ。それぞれのファミリーの特徴がでているなぁと感心してしまう。

た とえば...う ちのグ ループのノースカロライナ州のディレクターのファミリーは、毎年この時期、部屋をひとつリモデリン グするという。壁紙を張り替えたり、床を張り替えたり、窓を作ったり、棚を作ったりが子供たちのプロジェクトになるのだそうだ。いいなぁと思うけれ ど、本棚を右から左に移動する程度しかできない私には、と ても真似できない。

ま たは、地域ディレクターのファミリー は、犬のレスキュープログラム(犬の里親になる)をやっていて、この時期、 虐待されて捨てられたような犬を3人 の子供たちに、1人ずつ割り当て世話をさせる。裏庭が2.5エーカーあるというから、そういうことが可能なのだろうね。けれど、ダニエルが聞いたら泡を吹 くな、こういうの。モモだけで十分!って。

以前、紹介したブルーグラスファミリーは、この夏パフォーマンスの依頼がたくさん入っているそうだ。友達や親せきのバースデーパーティーは、もちろんだけど、広告を出してみたら、他からも演奏の依頼が来はじめたというから、この夏は忙しくなりそうだね。

うちは...とりあえず、今週はクラスルームをさらに使いやすくなるように改装中。といっても本棚を右から左にという程度だけど。(笑)できあがったら写真をUpするね。

Sunday, April 01, 2007

アメリカ史のお薦めサプリ

                                     
こ れらは、Scholasticから出版されているIf youシリーズの本で、上から、「もし、あなたが、南北戦争の時代に生まれていたら」、「もし、あなたが、西部開拓時代に幌馬車で旅をしたとしたら」、 「もし、あなたが、アメリカに奴隷制があった時代に生まれていたら」という、歴史を当時の子供の立場で描いた3冊だ。子供たちが歴史を学 ぶにあたって、ただ過去にこういうことがありましたということだけでなく、Consequence(事の成り行き、または、何かがあっ たことによって招かれた結果や及んだ影響)を知ることができたら、また、自分がその当時の人間の立場に立つことで、綴られていない人の心に起こった 目に見えないConsequenceも見えてくるかもしれないなと思った。是非お薦め!

たとえば、奴隷制の目次には、どのようにアメリカ で 奴隷制がはじまったか、奴隷は何を食べていたか、どんな服を着せられていたか、学校に通うことが可能 だったか、遊ぶ時間は与えられたか、苗字がどのように変わったか、奴隷になると両親と暮らすことは可能だったか、南北戦争のときは、何をしていたか... というような、子供にも十分理解できそうなトピックの章で綴られており、当時、実在した人の手記も載っている。また、1章が2ページ程度というのも、子供 には読み易いよね。

Classical Conversationsの来年度の歴史は、アメリカ史を主にカバーする。そこで、この夏にアメリカ史のノンフィクションものを子供たちと一緒に読みた いと思い、とりあえずこの3冊を購入してみた。図書館で借りることもできたけれど、うちのグループにScholasticを販売している人がいたので、 セールのときにまとめて購入した。定価は、1冊$5.95。個人的には、Must Haveだなぁと思う。