Tuesday, April 05, 2011

早朝の雷雨

並んで草を食むブラッサムとスマッジ
午前4時。シャラシャラシャラ...という妙な音で目を覚まし、外を見ると木々が波打ちはじめている。前日の気温の上昇に、今朝は雷雨を想定していたが、やっぱり...。

ダニエルと二人で外に飛び出して、動物のチェックをする。こわいのは雨ではなく風。 先週末、突風で動いた小屋の下敷きになってヒヨコ一羽が犠牲となったなった。細心の注意を払って、小屋を地中に固定させる対処をしておけば防げたはずだった。

羊農家のCarvel叔父さんの言葉を思い出した。

We bury our mistakes...失敗を隠すという文章だが、それにひっかけて「失敗を埋葬することになる」ということだ。

この雷雨の中...

チビチキンたち(生後2ヶ月)は、昨日新しい小屋に移動させたのだけど、わざわざ雨が降り込む角にみなで身を寄せ合っていた。(なんで?)とりあえずモモのケンネルを移動させ、風雨が防げるようにスクリーンになっている窓をふさいだ。

ビッグチキンたち(7ヶ月〜10ヶ月)は、チビチキン一羽が犠牲になった同じ小屋で一晩明かしていた。テント用のフックを地中に打ち込み、風で小屋が持ち上がらないように固定させてはいたけれど、雨はかなり降り込んでいた。でも、だいじょうぶそうだ。

羊のスマッジは私を見ると「えーん、えーん」と鳴き、寄って来る。竜巻が来ない限り、外にあるテンポラリーシェルターでだいじょうぶな様子。

牛のブラッサムも同じくこのまましのげそうだ。でも...ブラッサムは雷雨がかなり嫌らしく、シェルターの隅っこに入ったまま私達を見ても出て来ようとしない。ふ〜む、これは困ったぞ。今回はよいとしても、次回はこの程度の雷雨でおさまるとは限らない。もしハリケーンが来るようなことになれば、嫌がるブラッサムをバーンまで誘導しなければならないのだ。一ヶ月ほど前、Jodiにハルタートレーニング(ハルターをつけて引き綱につないで移動させる訓練)をはじめたほうがいいと言われていたことを思い出した。ショーやオークションに出すわけでなし、搾乳ができるようになるまでには、2年はかかりそうだし、で後回しにしてしまっている。これではいけない。早速ハルターをオーダーすることにしよう。

腹痛があるといってソファーに座っていたサムが、今横で熟睡している。胃腸に問題があるというより、夜な夜な鶏小屋つくりを手伝わされていたので疲れがたまっていたのだと思う。マリは、その傍らで今日割り当てられた学習を一人でこなしている。クラスルームがやけに静か。サムにはかわいそうだが、こういうのもたまにはいい。

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