Saturday, October 03, 2009

The story book of Science

                   
基本的に教科書は使わないうちのホームスクールは、サイエンスにおいても、普段の生活で身近にあるものや読んだ本の中で印象に残ったことを学習の題材にしている。

このThe story book of Scienceは、昆虫記で有名なファーブルの著書。最初に出版されたのは1917年というから、かなりクラッシック。
使われている言葉も現代のアメリカにおいて馴染みのないものがあちこちに出てくる。おまけに背景はフランスで、ストーリーに出てくる貨幣も100年前のフランスのもの。文体は、アンクル ポール(ポール叔父さん)の語り口調なので、昔話でも読んでいるような気になっておもしろい。まわりくどいと感じる箇所もあるけれど、ショートストーリーのように一章が短いので、読むのにも聞くのにも無理がない。また、ひとつのトピックを理科、社会、国語(英語)、外国語(フランス語)など、あらゆる角度から学ぶことができるので、文章は難しくても、5歳のマリにも、なんらかの印象を残すことができているよう。

是非おすすめ!

                                             

2 comments:

Anonymous said...

きこさん、

とっても面白そうな本ですね!
英語が難しそうで、うまく読めるか不安ですが、さっそく購入したいと思います。

うちの子供達は、もともとサイエンスは苦手で、よく売られているテキストブックなどには全く興味を示しません。
料理などの家の中の事から、最近、だんだんと広がっていってきたかなあ、というところです。
どうしたら面白く教えてあげられるかというのは、長年の課題になりそうです。

また、良い本やアイデアがあったら教えてください♪

Yukiko

きこ said...

Yukikoさん、

そうそう、これ、私にとっては結構知らない単語が出てくるのですが、それがかえって勉強になってよいです。

他にもお薦めがいくつかあるので載せておきますね。

http://www.amazon.com/Burgess-Children-Dover-Science-Books/dp/0486428400/ref=pd_sim_b_7

http://www.amazon.com/Burgess-Seashore-Children-Dover-Storybooks/dp/0486442535/ref=pd_sim_b_1

http://www.amazon.com/Parables-Nature-Yesterdays-Classics-Alfred/dp/1599150050/ref=pd_sim_b_4

鳥の本は、うちの裏庭で見られる野鳥がたくさん載っているので、とても楽しめました。できれば一章を読み終えるごとにその鳥を探しに野鳥観察にでかけることをお薦めします。いない鳥は、図鑑の写真で学ぶだけでも楽しいです。

サンディエゴならSea Shoreは特にお薦めです。