Monday, August 16, 2010

田舎暮らしのルール...その2



自分のことを語ろう!相手のことを聞こう!


近所に農家の野菜スタンドがありまして...そこのおじさん(私より年下だと思うけど)とおしゃべりをしていたら、突然「もしかしてカルビンのワイフ?」と聞かれました。

いえ、ダニエルのワイフでごんす。(^^)

そ のカルビンという人にはアジア人のワイフがいるとかで、そのカルビンもアジア人なのだそうです。中国人か、はたまた韓国人か?と色々と想像をめぐらしなが らも「ヘーっ、アジア人なんて、この辺じゃぁ珍しいよね」と、まるで人ごとのようなリアクションをしてしまいました。ここヤングスヴィルでは、アジア人を 見ません。なんといっても人口650人のうちアジア人は、たったの6人。私を含めて7人で、おそらく日本人は私だけ。ここの田舎度がわかります ね。(^^;)

なぜだか、ここでは、どこから来たのか、何をしていたのか、家族構成、夫の仕事、子どもの年齢、教 育、家畜の数、自宅の建物や土地のことなどを初対面の人からでも聞かれることがあります。初対面だから聞かれるのかな?田舎に住む人たちが、みなお おっぴろげというわけではありませんが、自分のことも包み隠さず話してくれます。これまで住んでいたところでは、よほど親しくならない限り、プライベート なことは、聞かない話さないという雰囲気がありまして...人付き合いに消極的な性格も手伝ってか、表面的なつきあいで終わってきたように思うのです。

しかし、ここに来て、自分のことなんて興味がないだろうから、話しすぎないように...から、もうひとつおまけにこのことも話しておこうっ!という意識変革が私の中で起こったのでした。ただ喋り過ぎのおばちゃんに変革していなきゃいいんだけど...。

そしてもうひとつ...相手の名前を覚え、名前を呼ぼう!

先日、買い物をしていて顔見知りの人を見かけたので、思い切って声をかけることにしました。以前の私なら、名前を知らない人に声をかけるなんてことは決してしませんでしたが、ここで、もっとオープンになるために一歩踏み出してみたのでした。

「ご機嫌いかが?ごめんなさい、名前がなかなか覚えられなくて...」と会話のはじめに相手の名前を聞き出そうという魂胆だったのです が...どうせ相手も私の名など覚えていないだろうからと。ところがです...その人「ハーイ、キコ!」といきなり私の名を呼びました。ガ〜ン。驚い た私は相手の名を聞き出すことができなくなり、そのまま会話に入ってしまいました。で、最後までなんだっけ、なんだっけ??と思い出す事ができず、気まず い思いをしました。家に帰って、ひょんなことから名前を思い出しました。そうそう、ステファニー...。

以来、挨拶 するときには、「ハーイ、◯◯!」と名前をきちんと呼ぶようにこころがけています。相手を知りたいと思う気持ちがちゃんとあらわれるように。また、そうす ることによって顔と名前が一致しないなんてことがなくなって、関係が希薄なままに留まらないように...と社交性に欠ける私が、それなりに努力をしようと しているわけです。(^^;)

ところで、この野菜スタンド、うちから車で5〜6分のところにあります。一番近いコンビニとでもいいましょうか。野菜、ハーブ、果物、ピー ナッツ、蜂蜜、卵、ピクルス、ソース、石けんなど、地元で作られたものが手に入ります。なんと昨日はアロエの鉢植えを買いましたよ。夜になると商品はそのまま置いたままで人がいなくなります。 なくなることがないのか?それともなくなってもかまわないのか?無人になったときに代金を入れるボックスが設置されているとしたら、24時間営業ってことです。なかなか画期的ではないですか。(^^)

10 comments:

家族構成の書き方 said...

とても魅力的な記事でした。
また遊びにきます。
ありがとうございます。

The Socas said...

Kiko,

Are these your peaches? I so wish I understood Japanese!!!

Madai :)

きこ said...

家族構成の書き方さま、

遊びにきてくださってありがとうございます。
どうぞまたいらしてくださいね。

きこ said...

Hi Madai,

This is the produce stand nearby my house. These peaches are from South Carolina and are delicious! Would it be nice if we could grow enough to sell on our farm? :)

イーストリーのだんな said...

我がイーストリー村は人口が同じくらいでアジア人は我が家の4人とインドネシア人のお母さん1人で合計5人。ふっふっふ、勝った・・・(何がや!(笑))。

インドネシア人のお母さんは外交的で誰にでも喋りまくります。我が家も見習ってがんばっていますよ。

きこ said...

イーストリーのだんなさま、

うわっ、負けた!(^^)

アジア人がご家族とそのインドネシアの人だけとうのには、びっくりです。

うちと田舎度を競うには、もってこいの村のようですね。

ゴミ収集車来る?

イーストリーのだんな said...

ゴミ収集車、来まっせ~。

毎週火曜日、ただでさえ細い道路にぐいぐい押し込まれた路駐の車を器用に避けながら巨大なトラックが・・。

来ないのはクリスマス前後の1週間だけ。イギリスの公務員はずいぶん真面目です。

きこ said...

イーストリーのだんなさま、

グーグルでイーストリーさんファミリー宅の近辺を散歩してみました。そんなことができるなんてすごいよね。路駐されると入りにくそうですね。でも、畑に囲まれてとってものどかで美しい村ではないですか!サテライトで見ると畑がパッチワークみたい。

イーストリーのだんな said...

グーグルで散歩???と思ってマップを見てみたらあれまあ、いつの間にやらストリートビューができるようになってるではありませんか!

こんな田舎のどん詰まりの道にまで来ていたとは・・我が家の洗濯物が写ってるし・・嫁さんに見せたら爆笑していました。

春は裏の畑が菜の花でまっ黄色になります。パッチワークが色とりどりになって美しいですよ。

きこ said...

イーストリーのだんなさん、

家の周りの細かいところまできれいに撮れていますよね。なかなかお天気のよい日ではないですか、イギリスなのに。洗濯物...ふふふ。(^^)