Monday, March 31, 2008

うちの簡単ベーグル

                        
全粒粉だからなのか、今ひとつもちもち感が弱いうちのベーグル。サムはそのままがよくて、マリはクリームチーズをたっぷりつけて食べるのが好き。ダニエルと私はベーグルのサンドウィッチやスモークサーモンクリームチーズが好き。

***** レシピ *****

強力粉 300g
(全粒粉の場合は、グルテン小さじ1/2を入れる)

ドライイースト 4g

砂糖 15g

塩 6g

水 200g


全てを混ぜて、生地がまとまってくるまでこねる。たたきつけながら約20分ほどこねる。全体がなめらかになったら、8等分にして、細長く棒状にし、両端を合わせてしっかりとつなぐ。そのままラップをかけて30分発酵させる。

鍋にお湯を沸かして、沸騰手前で生地を入れて、片面ずつ15秒ほどゆでる。ペーパータオルにあげて一度水気を拭いた後、クッキーシートに移して375°Fで小麦色に焼く。(12分くらい?)
                

川遊び

                  
しばらく暖かい日が続いたので、Hollyの家の裏の小川に水遊びをしに行った。Backyard Scienceといったところだろうか。ザリガニ、小魚、ヤゴ(トンボの幼虫)などを捕まえて観察するのが目的である。

私が網を構えた反対側から子供たちが木の枝で水をかき回すと、一気に小魚が網に突進してくる。そこをすばやくさらって捕まえるのだ。

こういう時の子供たちの表情は、とってもいい。だけどカメラがない...というか、私自身が夢中になりすぎて、カメラで写真を撮っているどころではない。

最初は、生き物に触れることすら怖がっていた子供たちが、何度かすくっているうちに、触るのに抵抗がなくなってくる。ザリガニはともかく、小魚は、素手で掴むのはかわいそうな気もするけれど、ぬるっとしていてピクピク動く小さな命をその手で感じて欲しい。(魚にとってはえらい迷惑だろうけど)

結局、小さなザリガニ数匹とカゲロウの幼虫と小魚(名前がわからない)をたくさん捕まえることができた。その中でもEthanの捕まえたザリガニは、かなり大きい。きっと冬に卵を抱いていたグループの一匹に違いない。ちなみに、サムは1匹も捕まえることができなくて、しょげていた。マリは偶然、これまた偶然に、バシャバシャ振り回していた網に1匹小魚がかかったので、大満足!「サム君はダメだったけど、マリちゃんはつかまえたよ」と自慢していた。

ところで、家に持ち帰った小魚8匹が、一晩のうちに2匹になってしまった。ザリガニの餌になるだろうとは思っていたけれど、すごい食欲にびっくり仰天。やっぱり小魚は別の水槽に飼わないとだめだね。

さて、雨が降った今日は小魚を取るための仕掛けを2つペットボトルで作った。網ですくうのが苦手なら、仕掛けを作って捕まえようというサム。まったく彼らしい発想である。(^^;)

写真は、川遊びの後、グレープジュースで作ったアイスキャンディーを食べている子供たち。
                   

Sunday, March 30, 2008

捕まらんって


カモメを追いかけ回して疲れきったマリ

Monday, March 24, 2008

今年初のビーチ

             
イースターの週末に、ちょっとした水族館があるFort Fisherまで日帰りした。

これまで行ったVAやNCのビーチもそうだったけど、ここのビーチもホワイトサンドの遠浅。とってもきれいなんだけど、お目当てのカニやヤドカリがなかなか見つからない。

でもよく見ると、カモメは、何やらついばんでいるぞ~。

なので、カモメに取られる前に、流れてきた海藻をササッとすくってみたら、いたいた!

ちいさなヤドカリ が海藻にくっついていた!
おまけに、まるでプランクトンのようなヤドカリのベイビーもいくつかいて、やっとSpecimenを採取することができたよ。

このヤドカリ↓、今読んでいるHolling著のヤドカリのお話の“Pagoo”にそっくりだったので、Pagooと名付けた。
といっても、持ち帰って飼うことまでは考えていなかったので、生きているものは全て海に返した。いや、カモメに食べられちゃったかな。

それにしても、マリはこの日、ず~っとカモメを追いかけていた。ダニエルが「捕まえたら、家に持って帰って飼ってもいいよ」なんていい加減なことを言ったもんだから、彼女は、すっかりそれを本気にしてしまったのだ。(^^;)

遠浅の波間を走り回っているうちに、サムもマリもこのとおり、ずぶ濡れ+砂だらけ。

夕方、
Fort Fisherからフェリーに30分乗って、 South Portに食事に行った。丁度HollyがファミリーとFort Caswellにバケーションで一泊していたので、B.J.'sというシーフードレストランで待ち合わせをしていた。

ところが、いつまでたってもHollyの一家が現れない。シーフードのフライのオンパレードのような料理を平らげ、店を出たところで、PhillipとHollyにばったり会った。「遅くなるって、携帯にメッセージ入れといたけど...」って。ダニエルと私の両方の携帯にちゃんとメッセージが残されていた...のに見てなかった。(^^;)

さて、今年はサムと釣りをはじめようと思っている。最近、サムも私もすっかり「釣りキチ三平」にはまってしまい、釣りがしたくてしたくて、うずうずしている。サムは誕生日のプレゼントに、釣り道具が欲しいと言うので、今年はパーティーをせずに、一泊で釣り(桟橋から糸をたらす程度のもの)に連れて行こうと思っている。

スプリングクリーニング

                 
スプリングクリーニング(日本で言う年末の大掃除のようなもの)をしたいのだけど、なかなかかたまった時間がない。それに今年はイースターが早かったので、イースター前に掃除を終らせることができなかった。まだスクールも終っていないし...。とりあえず、毎日少しずつこなしてゆけばいいよね。

さて、少しでも楽になるかと、子供部屋と彼らのバスルームは子供らに任せてみたら、マリは鏡が大きくて落ちてきそうだから怖いと言って、どっかに行ってしまった。(^^;)仕方なくサムは一人で「なんだか大変...」とつぶやきながらも、キュッキュッ!この後姿があまりにもかわいくて(親ばかです)しばらく見とれてしまい、写真まで撮ってしまった。
         

Tuesday, March 18, 2008

イースターおめでとう!


今日はイースター(復活祭)...キリストが私達人間の罪のために十字架にかかり、三日目に死人の中からよみがえったことを記念する日。

今日の礼拝で、God pursuits you even when you don't pursuit Him.(あなたが神さまを追い求めていなくても、神さまはあなたを追い求めている)というMilioni牧師の言葉に、ふと福岡から宗像に向かう高速バスに乗っていたある瞬間の記憶がよみがえった。そしてあの時もこの時も...クリスチャンになる前の私が歩んだ道のところどころで、神さまがそこにいてくださったことに気づかされた。

イエス・キリストを救い主と信じると言ったその(クリスチャンになった)瞬間から、どこからともなく神さまが私の人生に登場したのではないんだよね。私を母の胎に宿したずっと以前から、私のことを誰よりも知っておられたんだ。

この方はもとから世におられ、
He was in the world,

世はこの方によって造られたのに、
though the world was made through him,

世はこの方を知らなかった。
the world did not recognize him.
この方はご自分のくにに来られたのに、
He came to that which was his own,
ご自分の民は受け入れなかった。
but his own did not receive him.
しかし、この方を受け入れた人々、
Yet to all who received him,
すなわち、その名を信じた人々には、
to those who believed in his name,
神の子どもとされる特権をお与えになった。
he gave the right to become children of God-
(ヨハネJohn 1:10-12)


ところで、イースターのドレスといえば、春らしいパステルカラーが主流なのだけど、マリには、ついついこういう地味な色やスタイル ↑ を選んでしまう。朝起きたばかりの、髪もろくにとかしていないマリに着せてみたら、こんな笑顔をみせてくれた。でも当日(今日)は朝方かなり冷えたので、どうしても他のドレスを着たいといい出し、結局冬物のワンピースを着せることになった。(^^;)

ダニエル36歳!

                          
日曜日はダニエルの誕生日だった。36歳、おめでとう!ディナーをHayashi(和食のレストラン)ですませ、帰宅してバースデーケーキ ↑ を食べた。今年のケーキは春らしくレアチーズケーキ。Mikaさんが末っ子君のために作ったあのブログにのっていたレアチーズケーキを真似したんだよ。(^^;)翌日のSaint Ptrick's Dayのモチーフで、ミントグリーンカラーの三つ葉のクローバーにしたくなるのをこらえて、ダニエルの好きなイチゴを飾ってみた。
                    

Sunday, March 16, 2008

サムのプレゼンテーション(電気エネルギー)

                      
数週間前、CCのクラスでKinetic Energy(運動エネルギー) Potential Energy(位置エネルギー)を学んだ後、サムが電気エネルギーについてプレゼンテーションをしたいと言い出した。

電気だのエネルギーだの...の話になると、サムの目の輝きが違う。先日も、先で役に立つかもと買っておいた教材(電気と磁石のキット)を見つけて、テキストを参考にしながら↑のサーキットをサムは一人で作りあげた。見かけはJunkのようだけど、これつなげて、スイッチ(洗濯バサミとアルミホイルで作ったお手製)を入れると、ちゃんと豆球がつくんだよ。(^^)

見てのとおり、ワイヤーはアルミホイルとテープで作り、電池とワイヤーをつなぐためにコインや輪ゴムや洗濯バサミを使うこのキット。なんだか原始的な感じがするけれど、そこがサムのツボにはまったよう。ワイヤーや豆球のソケットがないので、つなぎ目の微妙なズレで豆球がつかないことが多々あって、それがおもしろいんだろうなぁ。常に自分であちこち調節しなおして、やっと豆球がついたときには、満面の笑顔で私に見せに来ていた。

普段はマリのクラスにいるので、サムのプレゼンテーションを見ることはほとんどないけれど、この週はプレゼンテーションで気になることがあったので、サムのクラスに参加することにした。

気になることというのは...豆球がつくかどうか...。しかし、つかなかったらどうしようという心配ではなくて、その逆。ゆっさゆっさと揺られて運ばれたこのサーキットの豆球が、プレゼンテーションの本番でつかなければよいと願っていたのだ。意地悪な母である。プレゼンテーションの最中、準備した豆球がつかなかった時、サムはどのような対処をするだろうか。冷静でいられるだろうか。落ち着いてつなぎ目をひとつひとつ確認して調整できるだろうか。それとも先生や私に助け舟を求めるのだろうか。プレゼンテーションを中断してしまうだろうか。そんなことを思いながら、サムの順番を待った。

さて本番...無事にエネルギーの説明を終え、豆球をつけてみせる段階で、やはりこの意地悪な母がにらんだとおり、豆球はつかなかった。点灯を今か今かと待ち構えていたクラスメートがざわつきはじめると、先生が手伝おうとサムの横まで行ってくれた。しかし、あまりにも原始的でただのJunk(?)にも見えるサーキットだったためか、どこをどう触ってよいのかわからず躊躇している様子だった。そのうちに「手伝ってやってはどう?」というような父兄の視線が私に注がれはじめたけれど、ただ黙ってサムを見ていた。サムは...焦ってはいたけれど、きちんとつなぎ目をひとつひとつ確認して調整していた。先生や私の顔を一度も見ることもなく、黙々と調整し続け、ついに点灯に成功した。

あぁ、とりあえずついてよかったという気持と、ついてしまってちょっと残念な気持が交差した。

本番で準備した機械が作動しないとか、書類が一枚なくなっているなんてことは、(おっちょこちょいな私だけかもしれないけれど)プレゼンテーションではよくあること。格好悪いけど、そういうことを経験しながら、縮こまらずに乗り越える術を身につけて欲しいと願う。ダニエルが見ていたら、やはり「どんどん屈辱を感じろ~!」なんて謳っていたにちがいない。(^^)
             

Wednesday, March 05, 2008

スクール名

                 
もう3月...去年の8月にはじまったClassical Conversationsのクラスも残りわずか4週間。毎週、金曜日にあるプレゼンテーションの準備のために、いつも木曜日は朝から家の中がひっくり返っているのだけど、それがしばらくなくなると思うとちょっとホッとする。

これ→ は、マリが自分のプレゼンテーションの準備を終えてバンザイをしているところ。(お兄ちゃんにあてつけてか?)サムは反対側で、まだ終らないと焦っていた。

しかし忙しいのはこれから。Classical Conversationsが終ると同時に,夏にかけてのカリキュラムを立て、シラバスを用意しなければならない。これは毎年のことなのだけど、今年はうちでやっているホームスクールを州に登録しなければならないため、特に入念にこの作業をしている。そしてその登録をする際に必要なのが、スクール名。

スクールの名前...何にしよう。以前、Manabiya(まなびや)なんてのが、シンプルな和名でいいと思ったのだけど、ダニエルに言われた一言がどうもひっかかる。「ま、子供達が将来何をするにも履歴書の中にそのスクールの名が残るってことだから...」って。そんなふうに言われると、ぱっと見て発音しにくそうな変わった名前はよくないかなぁと気になり始めた。ホームスクールママ友達のHollyは自宅の裏庭に小川があるからとCreekside Academyにしたのだとか。なかなかスクールらしくていい。苗字にAcademyをくっつけている人たちも多いけれど、うちはそれができない...というか、それだけはしたくない。レストランチェーンと間違われそうなので。(^^;)なんかいい名前はないだろうかね。
   
           

Wednesday, February 27, 2008

こだわり/くせものビスケット

イギリスのレシピでビスケットというのを作ると、ちょっと甘めのクッキーのような感じのものが出来上がる。日本でいうビスケットと似ているよね。でもアメリカではこのタイプ↑...朝食のメニューにあるビスケットとグレービー(ソーセージ肉が入ったホワイトソース)の塩味のBiscuit。箱に入った粉のミックスや、すでに生地が缶の中にできあがったものが売っているけれど、スクラッチから作ったものは、比べ物にならないくらい美味しいので是非手作りしてみてね。(^^)

このビスケット...ちょっとしたこだわりがあって、私は中が層になっているものをひらひらとはがしながら食べるのが好き。ダニエルと子供達は、それを二つに割って、中にイチゴジャムを塗って食べるのが好き。メープルシロップもよく合うよね。


***** レシピ *****

薄力粉  2Cup
ベーキングパウダー  大さじ1
砂糖  大さじ半分
塩  小さじ1
ハーフ&ハーフ  3/4 カップ(牛乳のみでもOK...私は牛乳+クリーム)
レモン汁      小さじ1 (加えると風味がよくなる上に膨らみがよくなる

バター  大さじ8

薄力粉とベーキングパウダーをふるいにかけ、砂糖、塩を加え、冷えたバターを切りいれる。素手でバターを混ぜ込みながら、生地がポロポロになってきたら、ハーフ&ハーフを加えて、軽く混ぜる。生地はなめらかでなくてよい。粉をふった板に生地を出して軽くまとめる。べたつくときは、粉を少しずつ加え、生地をたたいて伸ばし、4~5回折りたたむ(層を作る)ことを繰り返す。生地の中にバターが透けて見えてもだいじょうぶ。ビスケット型(なかったらコップでもよい)で、型をぬく。450°Fのオーブンで、上がこんがりきつね色になるまで焼く。

*ハーフ&ハーフの代わりにバターミルクやクリームを使ってもよい。バターミルクを使用の場合はレモン汁は加えなくてもよい。牛乳とレモン汁でもよい。



Sunday, February 24, 2008

ダニエルのアップルパイ

                      
日曜日の午後、ダニエルと二人でアップルパイを作った。すごいでしょ!結婚して15年、片手で数えられるくらいしかキッチンに立ったことがなかったダニエルが、最近、週末に料理を手伝ってくれるようになった。(^^)

しかも、ダニエルはJamie Oliverのレシピ本が気に入っていて、彼のレシピ本の中の料理であれば、全て一人でやってくれる。なので、私は適当にアシスタントをしながら、お茶を入れてお喋りなどしていられるというわけ。ラッキー!子供達は、私達二人ともがキッチンにいるということで安心するのかな、あまり邪魔をしにこない。

ところで、このアップルパイ...もともと澄江さんにJamie Oliverの本に載っているからと教えてもらったもの。いつだったか彼女が作ってきてくれたこのJamieのアップルパイがと~っても美味しかったので、早速レシピ本を手に入れた。粉はうちでは全粒粉を使っているので、ちょっとダークにみえるけど、この生地、レモンの風味がきいたショートブレッド生地でなかなかいいよ。

Thursday, February 21, 2008

アトランタからの帰り道


7時間のドライブは、子供にはとっても退屈だよね。よくぞ我慢してくれた!

うちの子達...こんなものでもまだ喜ぶよ。(^^)



領事館の雛飾り

                        

アトランタの日本領事館に8時間かけて行ったことは前にも書いたけど、実際に領事館ではパスポートを受け取っただけで、そのプロセスは30秒ほどで終ってしまった。毎度のことながら(これで2度目なんだけど)ダニエルに受け取りも郵送にしてくれればいいのにと言われた。(^^;)

そういえばもうすぐ3月。領事館に飾ってあった雛飾りの前で、お人形さんみたいに座って写真を撮ろうといったら...こんな写真になってしまった。すご~く性格がでてるよね、これ。
       

Wednesday, February 20, 2008

いつでもどこでも

                  
おなじみのこのスタイル...ダニエル アット ワーク。アトランタに行く朝もアトランタに着いた翌日の朝も、ず~っとこんな感じ。バケーション中でも、そこに電話がある限り、そこにコンピューターがある限り、もっといえば、そこに頭がある限り、仕事をしている。

持参したマイ水屋(ティーケトル、ポット、カップ、紅茶、緑茶)を広げて、ダニエルにお茶をいれて、横で一緒にお茶しているふり(?)をしてみる。一応バケーションしている気分。

ぼんやりとダニエルのコンピューターの画面を見ていると、カーサーが勝手に動いてコンピューターの画面の内容がどんどん変わっているのがわかる。なんでもアメリカ(ペンシルバニア州とノースカロライナ州とジョージア州)、スペイン、イギリス、インドの人たちと電話とコンピューターでつながっていて、ここから全員の画面を見ることができるという。

このミーティングのあいだ、普段ダニエルと同じビルディングで仕事をしている人が「今からそっちに降りてゆくから時間ある?」と聞いてきた。「アトランタまで来る?」と言ったら驚いていた。

その人は知らない...ダニエルがミーティングのはじめのほうは、ホテルのダイニングで家族と朝食を共にしていたことを...込み入った話になってきたら、一人でプールサイドに移動したことを...で、いつまでたってもテーブルに戻ってこないので家族においてきぼりにされたことを。てっきり部屋に戻ったのだと思い込んで、サムとマリを連れて部屋に戻ったら、携帯に「なんでいなくなるの?まだ朝食終ってないんだけど...」ってかかってきた。(^^;)ゴメン...一緒に来てたこと忘れてた。なぁんてね。
                

サムのバレンタインカード

                      
何かと子供達からカードをもらっている。ギャフン!と言わせるものや、なんだこりゃ??みたいなものがある中、↑ のは、なかなかうなずける。

バレンタインデーでなくても、私には、普段からとろけてしまいそうな甘い言葉をかけてくれるサムだけど、ダニエルには、このとおり。言葉がない。父と息子ってそうなのかね。(^^;)
            

フーガス


ローズマリーフーガス

パスポートの更新にアトランタに行く朝、慌しくパンを焼いた。アトランタまで車で6時間半(休憩を入れたら軽く8時間はかかってしまう)の道のりなので、小腹が空いたときのスナック用にとハーブ入りのフーガスを焼いてみた。使ったのは、庭に年中生えているローズマリー。二つをレシピどおりの温度と時間で焼き上げ、残り二つは、ちょっとやわらかめに焼いてみた。どちらも軽くてポタージュなんかに合いそう。
               

Sunday, February 17, 2008

ヘイスティングスの戦い

     
サム自作のヘルメット

「ぼく、なんだか悲しい...なみだが出てくるよ...」と、急に涙声になって目を押さえるサム。ヘイスティングスの戦い(1066)について読んでいたときだった。

男 の子だからかな?最近のサムは武器や戦いが盛り込まれたストーリー(武勇伝)がおもしろくて仕方がない様子。すもうだって何だって、勝つほうがいい。朝青 龍が勝てば、朝青龍のファン、白鵬が勝てば、白鵬のファン。ボードゲームでも競争心丸出しで、勝つまでやめたくないという。なんでこんなに勝つことにこだ わるのか。Power(力)に惹かれるのか。

← と ↓ の写真は、イギリスのWarwick Castleで撮ったもの。

スクールにおいても、強いほうが格好いい!と言いながら、先日学んだばかりのヘイスティングス の戦い(1006)で勝利をおさめたノルマン公ウィリアムがつけていたタイプのヘルメットを真似したものを紙とアルミホイルで作った。そしてそれを金曜日 のCCのクラスでプレゼンテーションすると言い出した。

それならばと、English Heritageのサイトで見つけた英と仏の両方の観点から書いてあるヘイスティングスの戦いのストーリーをサムに読み聞かせた。

し ばらく読んでいるうちに、サムが目をこすりはじめた。泣いていた。人が死んでゆくことがつらい、戦いはおもしろくない...と。ハロルドが殺されたという ことが悲しすぎて、プレゼンテーションではとても言葉にできないと。「僕はこれを言ったら、きっと泣いてしまうから」と。

争うことは...悲しいね、苦しいね、と言いながら、私も一緒に泣いてしまった。私の横で小さな心が敗者を思い、両者においての戦争の傷跡を悲しんで涙を流している。

子供達と学ぶこの大切な時間を神様に深く感謝せずにはいられない。

ちなみにプレゼンテーションでは、ウィリアム公が勝利をおさめたという言い方をして、なんとか泣かずにすんだと言ってた。(^^;)                                             
                       

Saturday, February 16, 2008

マドレーヌのレシピの訂正


レシピの粉糖を普段使っているグラニュー糖にしました。このほうがあの頃っぽい味が出る気がします。↓

Thursday, February 14, 2008

あの頃のマドレーヌ...ふたたび

                         
またまたマドレーヌ。木曜日はいつも朝から大忙し(金曜日のCCクラスの準備があるので)なのだけど、ちょちょいと作れるマドレーヌに細工をして、バレンタインデー用のお菓子を作った。

いつものマドレーヌにバニラオイルをきかせて、溶かしたビターチョコをディップして、ローストしたアーモンドスライスを飾ったら、このとおり、なかなか美味しそうに仕上がった。

***** レシピ *****

基本のマドレーヌ
全卵           2個
グラニュー糖      80g
薄力粉 100g
ベーキングパウダー 小さじ1/2
バニラオイル      適量
有塩バター       80g
型用のバター     適量
強力粉         適量

オーブンを335°F(170℃弱)にセットする。
マドレーヌ型にバターを塗り、強力粉をはたいておく。
薄力粉とベーキングパウダーをふるう。
バターを電子レンジで溶かす。
卵と粉砂糖を泡だて器で混ぜる。
粉類を卵液に加える。
バニラオイル(ラム酒でもよい)を加える。
溶かしバターを加え、混ぜる。
スプーンで型に入れ、オーブンに入れ20分弱焼く。
(きつね色になる手前がGood!)
オーブンから出したら、すぐに型からはずしてさます。 

全粒粉で作ると、しっとりしていてもなんとなくモサッとした感じに仕上がるけれど、そのモサッとしたところが、コーヒーや紅茶にあうんだよね。
              

Tuesday, February 12, 2008

あの頃のマドレーヌ

                    
いつだったか子供達のおやつにマドレーヌを焼いてみたら...なんか違ってた。小学生の頃に覚えたあのレシピを使ったのに、あの頃の味がでない。なんだか味がぼんやりしている。ふわふわしすぎて、ちょっとドライな感じ。あのしっとり感がないのだ。おやつに洋菓子というのがまだ珍しかったから、特別おいしく感じたのかな。

まてまて、レシピは無塩バターを使っているけれど、きっと上等のバターなんてなかったから、ふつうのマーガリンを使ったに違いない。砂糖は...卵は...と材料のあれこれを考えているうちに大切なことに気がついた。あの頃、今ほど腕力がなかった。そっか、卵と砂糖を混ぜすぎたせいで、軽くふわふわになり過ぎてしまったんだ。

それならばと、味をひきしめるためにバターは有塩にして、混ぜるのはマリに任せてやってみたら、おぉこれこれ!というマドレーヌが出来上がった。しかしながら、粉は挽きたてのSoft Whiteの全粒を使っているので、この味はちょっぴり新しい。これが将来、サムとマリの“あの頃”のマドレーヌになるのかな。