やっと松林の中にフェンスの通り道が火曜日に完成しました! 写真は4日間の仕事を終えたPhillip→
翌日は、水漏れの修理と3階の屋根裏に続く階段の裏に断熱材を張るために、家の中は3人のクルーが行ったり来たりしていました。
随分と家の中が賑やかになったなぁと思っていたら...一晩かけてケンタッキー州からやってきたフェンスのクルー(計4人)が到着しました。11時間ちょっとの道のりですが、重機を運んできたので、おそらく13時間はかかったのではないでしょうか。今朝、4人のクルーは夜明け前にやってきて、日の出とともに大型トレーラーの別便で届いた材木やフェンスのポスト材木やフェンスのポストを運び出し、作業を開始しました。家の中も外もお祭り騒ぎです。
← 松林の中に通り道ができました。切り倒された木は、焼かれ、残骸は地中に埋まっています。
真夏、日陰がまったくできない野原で過ごす動物達が、この松林で涼むことができればと、ここに小屋まで一直線に続く道をつくりましたが...なんだかジョギングするのによさそうな道になりましたよ。(^^)
アメリカはノースカロライナ州在住のクリスチャンファミリーです。2010年の春、田舎に引っ越してちっちゃなファームをはじめました。神様が調えてくださるホームスクール&カントリーライフについて綴っています。
Thursday, January 20, 2011
Sunday, January 16, 2011
こわいママのままで
「水曜日のママはこわい」とマリは言います。なぜかというと、水曜日はバレエの日だから。
バレエの日は、家を出る1時間前から準備にかかります。マリをレオタードとタイツに着替えさせ、バレエシューズの確認をして、髪の毛をおだんごにまとめてやらなければなりません。往復に2時間近くかかるのでおやつもパックさせます。
たったこれだけのことなのだけど...これがなかなかはかどらず、気がつくと「早くしなさい!」を連発しています。また、なかなかブラシが通らないマリのもつれた髪と格闘しながらおだんごを作るのも容易でなくて、首をすくめたり頭を左右に振ったりするマリに「じっとしときなさい!」とカリカリしてしまいます。
バレエスクールというのは、本来そういうものなのでしょうが、マリが通っているスクールでは、服装や髪型の乱れ、遅刻、また授業態度(注意されたことを意欲的に改善しようとするかどうか)について厳しくチェックが入ります。学年末には、先生からこれらの項目が評価された成績表のようなものが届きます。おまけに低学年のうちは、親がきちんと管理してやって欲しいというような内容のメールがしばしば送られてくるので、せめてこれが習慣づくまでは、とつい力が入ってしまうのです。
で、考えます。たとえば水曜日はもっと時間に余裕をもって準備にかかればこわいママに変身しなくてすむわけですが、スクールの時間を削ってそこまでする必要があるのかどうか。普段のホームスクール生活の中では、時間までに何かを達成するということがあまりないので、週に一度くらいこういうプレッシャーがあってもよいかと...親子共々ね。
そこで、いつも髪の毛一本の乱れも無い見事なバレエバン(おだんご)をしている上級クラスの姉妹のママにどうしたらそんなにきれいなバンをつくれるのかと聞いてみたら...なんとそれぞれが自分で後ろのまとめた髪を壁に押し付けながら整えているというのです。「そのうちおだんごも自分でできるようになるから、楽になるわよ〜」と余裕の彼女。なるほどなぁ...。一方バレエスクールのトイレでは、クラスが始まる前におだんごを作るのに格闘している母子のやりとりが聞こえてくることがあります。「痛いからやめて!」「あなたが動くからでしょ!じっとしてなさい!」ははぁ〜ん、うちだけじゃないんだ。(^^)
しばし、水曜日はこわいママのままでいることにしました。
バレエの日は、家を出る1時間前から準備にかかります。マリをレオタードとタイツに着替えさせ、バレエシューズの確認をして、髪の毛をおだんごにまとめてやらなければなりません。往復に2時間近くかかるのでおやつもパックさせます。
たったこれだけのことなのだけど...これがなかなかはかどらず、気がつくと「早くしなさい!」を連発しています。また、なかなかブラシが通らないマリのもつれた髪と格闘しながらおだんごを作るのも容易でなくて、首をすくめたり頭を左右に振ったりするマリに「じっとしときなさい!」とカリカリしてしまいます。
バレエスクールというのは、本来そういうものなのでしょうが、マリが通っているスクールでは、服装や髪型の乱れ、遅刻、また授業態度(注意されたことを意欲的に改善しようとするかどうか)について厳しくチェックが入ります。学年末には、先生からこれらの項目が評価された成績表のようなものが届きます。おまけに低学年のうちは、親がきちんと管理してやって欲しいというような内容のメールがしばしば送られてくるので、せめてこれが習慣づくまでは、とつい力が入ってしまうのです。
で、考えます。たとえば水曜日はもっと時間に余裕をもって準備にかかればこわいママに変身しなくてすむわけですが、スクールの時間を削ってそこまでする必要があるのかどうか。普段のホームスクール生活の中では、時間までに何かを達成するということがあまりないので、週に一度くらいこういうプレッシャーがあってもよいかと...親子共々ね。
そこで、いつも髪の毛一本の乱れも無い見事なバレエバン(おだんご)をしている上級クラスの姉妹のママにどうしたらそんなにきれいなバンをつくれるのかと聞いてみたら...なんとそれぞれが自分で後ろのまとめた髪を壁に押し付けながら整えているというのです。「そのうちおだんごも自分でできるようになるから、楽になるわよ〜」と余裕の彼女。なるほどなぁ...。一方バレエスクールのトイレでは、クラスが始まる前におだんごを作るのに格闘している母子のやりとりが聞こえてくることがあります。「痛いからやめて!」「あなたが動くからでしょ!じっとしてなさい!」ははぁ〜ん、うちだけじゃないんだ。(^^)
しばし、水曜日はこわいママのままでいることにしました。
Saturday, January 15, 2011
ファームの朝やけ
Sunrise at the farm
平日は早朝暗いうち(午前4時半)から仕事をはじめているダニエルと一緒に、今年から私も早起きをすることにしました。実は東京に住む高校の同級生が、ご主人のお仕事の都合で毎朝4時に起きて洗濯機を回していると聞いて、いつか私も見習いたいと思っていたのでした。家事を早朝にささっとすませてしまうというのは、なんとも理想的ではないですか!まだ子ども達が起きて来ないうちに二人で朝食がとれるし、こな素敵な朝やけだって見れるのです。
だけど、最初の週はどうしても中途半端な時間(午前2時半とか)に目が覚めてしまい、二度寝を恐れてそのまま起きていると、午後には頭痛が...。もう夜更かしできない年齢のようです。(^^;)今日で15日目。ようやくリズムができあがってきて、熟睡できるようになりました。
すりきずきりきず、しもやけ...
「危ないからやめなさい」と言いたくなりますが...ここに越して来て以来、こういう子ども達のあそび(?)に関して目をつぶれるようになりました。つまづいてこけたり、足をくじいたり、いばらでひっかいたり、すりむいたり...は日常茶飯事。そして今年、はじめて、子ども達の足にしもやけができました!九州育ちの私は、しもやけになった記憶がなく、子ども達の足が腫れているのを見て虫さされだと思ったのでした。(^^;)こんな寒いのに、どんな虫が???お風呂や布団の中で暖まるとものすごく痒くなるというので、調べてみると、まさにしもやけの症状でした。お風呂上がりには、かゆみ止めとローションが欠かせません。
寒いところで育った友達kaokikiさんに、にょう素の入ったクリームなどがよいと聞いたので、早速試してみる事に。そういえば洗濯室の窓際で元気に育っているアロエなんかももしかしたら効くかもしれないなぁ。
寒いところで育った友達kaokikiさんに、にょう素の入ったクリームなどがよいと聞いたので、早速試してみる事に。そういえば洗濯室の窓際で元気に育っているアロエなんかももしかしたら効くかもしれないなぁ。
フェンスの工事開始!
いよいよ、フェンスが入りそうです。しかし、フェンスを入れるためには、いくつかしなければならない準備があります。
まず、地中にある電線を地上から探知して、マーキングをしなければなりません。フェンスのポストを電線を避けて打ち込むためです。マーキングは電力会社が無料でやってくれるサービスなのですが、一度来てもらったところ、裏にある小屋に電気を引いていなかったため、小屋の周りだけマーキングができませんでした。で、やり直し。(^^;)
それを待っているあいだ、家の北側にある林に通り道をつくることになりました。真夏は暑いので動物が林の中に入れるようにと、フェンスを北側の松林の中まで張る事にしたのです。となると、フェンスを入れる機械(なるものがあるらしい)は幅が12フィートあるというので、その通り道をつくらなければならないのです。まだまだ若い松林は、木そのものには価値がないということで、掘削機で倒され燃やされます。もったいないけれど、これが一番コストがかからないやり方。家の東の松林と、西と南にある落葉樹の森はフェンスを入れずに、そのままにしておく予定です。
倒れた松の木は通り道の真ん中に集められて、このように燃やされるのですが、雪と氷で木が湿っているためなかなか燃えません。それじゃぁと、Phillip(伐採のコントラクター)が軽油を注ぎました。写真ではものすごい炎があがっていますが、やはり湿った材木は焼けにくく、しばらくすると自然に鎮火してしまいました。
金曜日の夕刻には終わるはずだった伐採は、月曜日に繰り越されることになりました。
そこでダニエルはPhillipが帰った後、せっせと燃やし続け...それでもまだまだ終わらないてんこ盛りの材木と戦っています。(^^)
まず、地中にある電線を地上から探知して、マーキングをしなければなりません。フェンスのポストを電線を避けて打ち込むためです。マーキングは電力会社が無料でやってくれるサービスなのですが、一度来てもらったところ、裏にある小屋に電気を引いていなかったため、小屋の周りだけマーキングができませんでした。で、やり直し。(^^;)
それを待っているあいだ、家の北側にある林に通り道をつくることになりました。真夏は暑いので動物が林の中に入れるようにと、フェンスを北側の松林の中まで張る事にしたのです。となると、フェンスを入れる機械(なるものがあるらしい)は幅が12フィートあるというので、その通り道をつくらなければならないのです。まだまだ若い松林は、木そのものには価値がないということで、掘削機で倒され燃やされます。もったいないけれど、これが一番コストがかからないやり方。家の東の松林と、西と南にある落葉樹の森はフェンスを入れずに、そのままにしておく予定です。
水曜日、帰宅してみると家の前に掘削機が置いてありました。
倒れた松の木は通り道の真ん中に集められて、このように燃やされるのですが、雪と氷で木が湿っているためなかなか燃えません。それじゃぁと、Phillip(伐採のコントラクター)が軽油を注ぎました。写真ではものすごい炎があがっていますが、やはり湿った材木は焼けにくく、しばらくすると自然に鎮火してしまいました。
金曜日の夕刻には終わるはずだった伐採は、月曜日に繰り越されることになりました。
そこでダニエルはPhillipが帰った後、せっせと燃やし続け...それでもまだまだ終わらないてんこ盛りの材木と戦っています。(^^)
Thursday, January 13, 2011
At the Lee Family's
クリスマスの数日後、Leeファミリーのお宅でランチをごちそうになりました。キムチがとても美味しかったので、こんな冷蔵庫の中の写真をとらせてもらいました。キムチは一度に衣装ケース1つ分くらいを作っているそうですが、韓国に住んでいたときには、ご主人のお母さまが作ったものを分けてもらっていたそうで、一度も作ったことがなかったのだそうです。
奥様と息子さん二人を連れて2年前に渡米したLeeさんは、現在はこちらの神学校(Southeastern Baptist Theological Seminary)に通っています。韓国在住の外国人向けの教会づくりをするというビジョンを持っていて、卒業後は韓国に帰る予定なのだそうです。後1年ちょっと...がんばれ〜!!
Wednesday, January 05, 2011
クリスマスの翌日2010
モモは雪が好きなようで、この天候でもお隣に遊びに行ったり、氷が張った池の上を平気で歩いたりしています。←これは、ホントやめてほしい...氷が今にも割れそうで思わず目を覆ってしまいます。こんなときのためにいつでもロープを用意しておかなければと思いました。この冬、すでに一度、モモは薄氷の張ったおたま池に落ち込んで、私が力任せに引っ張り上げたことがありました。(^^;)
子ども達が裏にあるバーンから林に目がけてそり遊びをしているのをモモも楽しそうに見ています。
それにしてもうちにスキーがないのがちょっぴり残念な雪です。雪の日には、道路をスキーをはいて歩いている人がいたりします。(@@)どこでもいいから滑れそうな坂を探し求めて...という人たちです。
ダニエルは寒いのが苦手なので出てきたがりませんが、わたしは子ども達と思いっきり雪遊びを楽しみました。サムに「ママ、自分のソリを買ってよ〜!」と言われました。(^^;)それにしてもソリ遊びをし過ぎた翌日の腰の痛いこと...トホホ。雪の中をうろうろするだけで、普段使わない筋肉が鍛えられますね。足にウェイトをつけてトレーニングをしているのと同じですもんね。
後日、お隣のマクレガーさんから電話があり..雪で出られなくなっているのではと心配してくださっていたようでした。とりあえず自宅がだいじょうぶということで、近所のことは気にもかけていなかった私達。お隣の様子を伺いに行くということが全く頭になかったことをとても恥ずかしく思いました。よく考えてみると、マクレガーさん、腰を痛めておられた...焼きたてのパンを持って子ども達を連れてみんなで雪かきをしに行くこともできたはず。これからは、おせっかいな隣人と思われてもいい。そういう気配りが当たり前の環境づくりを目指したいとあらためて思ったのでありました。
よいお年を...2010
みなさんあけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。クリスマスカード/年賀状は、郵送だったり、メールだったり...ついでにブログにもひとつあげておこうと思います。

2010年も残るところ数時間(?)となりました。いかがお過ごしでしょうか?
ここノースキャロライナでは、クリスマスの夜から雪が降り始め、
日曜日の朝、窓の外は白銀の世界が広がっていました。
プレゼントにソリをもらった子ども達は、ソリ遊びに夢中です。
30センチは積もったでしょうか。林の奥にある自宅はこのように
完全に閉ざされてしまいましたが、とりあえず停電はまぬがれ、
井戸のポンプも通常通り作動していました。ホッ。(^^)
近所のファームでは、20時間ほど停電したところがあり、
非常用発電機が久しぶりに大活躍だたったそうです。
家畜は水さえ確保できれば、暖房なしで過ごせますが、
グリーンハウスは、そういうわけにはいきません。
さて、この非常時に活躍したのは、発電機だけではありません。
停電後、発電機の作動を待たずして、15分ほどで朽ちてしまう
という孵卵器の中のにわとりの卵12個...これを救ったのは、
チャボの雌鳥でした。このチャボは普段から陶器でできたニセ卵を
抱えていたそうで、孵卵器の卵を差し出すと、ひとつずつくちばしで
2010年も残るところ数時間(?)となりました。いかがお過ごしでしょうか?
ここノースキャロライナでは、クリスマスの夜から雪が降り始め、
日曜日の朝、窓の外は白銀の世界が広がっていました。
プレゼントにソリをもらった子ども達は、ソリ遊びに夢中です。
30センチは積もったでしょうか。林の奥にある自宅はこのように
完全に閉ざされてしまいましたが、とりあえず停電はまぬがれ、
井戸のポンプも通常通り作動していました。ホッ。(^^)
近所のファームでは、20時間ほど停電したところがあり、
非常用発電機が久しぶりに大活躍だたったそうです。
家畜は水さえ確保できれば、暖房なしで過ごせますが、
グリーンハウスは、そういうわけにはいきません。
さて、この非常時に活躍したのは、発電機だけではありません。
停電後、発電機の作動を待たずして、15分ほどで朽ちてしまう
という孵卵器の中のにわとりの卵12個...これを救ったのは、
チャボの雌鳥でした。このチャボは普段から陶器でできたニセ卵を
抱えていたそうで、孵卵器の卵を差し出すと、ひとつずつくちばしで
自分のお腹の下に抱え、 羽を思いっきり広げて温めはじめたそうです。
チャボの小さなからだでスタンダードサイズのにわとりの卵12個
全部を抱えたというから驚きです。また、 若い夫婦がおろおろしながら、
発電機を準備しているあいだ、 電気コンロやオーブンが使用ができなくなった
キッチンでは、 おばあちゃんが何ごともなかったように
暖炉の火を使って、ステーキ、目玉焼き、ビスケットを
焼いてくれたそうです。(ファームの朝食は高蛋白& 高カロリーなのです^^;)
ファームライフの原点にひきもどされるようなお話でした。
今年は、家の売却、ファームの立ち上げ、また、友人達を通して
「神様に明け渡すこと」の大切さを学びました。
Manabiya Farm (まだ名前は決まっていませんが)は、
ダニエルいわく、安息の年(?)を終えようとしています。
2011年もこの地において、 全てが神様の権威によって成されますように。
みなさんに神様の祝福が豊かにありますように。
チャボの小さなからだでスタンダードサイズのにわとりの卵12個
全部を抱えたというから驚きです。また、
発電機を準備しているあいだ、
キッチンでは、 おばあちゃんが何ごともなかったように
暖炉の火を使って、ステーキ、目玉焼き、ビスケットを
焼いてくれたそうです。(ファームの朝食は高蛋白&
ファームライフの原点にひきもどされるようなお話でした。
今年は、家の売却、ファームの立ち上げ、また、友人達を通して
「神様に明け渡すこと」の大切さを学びました。
Manabiya Farm (まだ名前は決まっていませんが)は、
ダニエルいわく、安息の年(?)を終えようとしています。
2011年もこの地において、
みなさんに神様の祝福が豊かにありますように。
Friday, December 24, 2010
12月はじめの雪
今年は早々と12月初旬に雪が降りました。夜はもちろん日中も氷点下になります。
こんな雪の中でもにわとりは元気です。ここ数週間、夜は小屋をガレージに移動させていますが、わたしたちの想像以上ににわとりは寒さに強いようです。ただ、とさかが凍傷になりやすいというので、ワセリンを塗って保護してやっています。にわとりも冬のお肌のケアはかかせないのです。(^^)この寒さの中でも毎日卵を2個産んでくれているので、感謝です。
家もまるであの粉砂糖で飾られたバターケーキのようになりました。気温が低い日が続いているせいで、雪も氷もなかなかとけません。
Thursday, December 23, 2010
クリスマスのお菓子
今年はクリスマスプレゼントにこんな家の形のケーキ型でケーキを焼いて、こどもたちの習い事の先生や友達にプレゼントにしてみました。ケーキ型は、今年の誕生日にこどもたちがわたしにプレゼントしてくれたもので、レシピは、去年友達にもらったシンプルバターケーキです。
サムのバイオリンの先生が、去年プレゼントにしたまなびやクッキーをとても喜んでくださったので、今年も同じようなバターのきいたこのお菓子にしようということになりました。クリスマスっぽいスパイス(クローブ、シナモン、ナツメグ類)を加えてみようかとも思ったのですが、今回はラム酒を多めにしてみました...ふつうは50mlのところを計らずにドボッとね。(^^)
さて、このケーキ型 Nordic Wareというミネソタ州にある会社がつくっているアルミ製の型です。バント型が主流ですが、シーズンごとに細かいデザインが施された型が出ていて、ただのパウンドケーキがこんなふうに変身します。アイシングで飾ればもっと豪華になるのでしょうが、シンプルに粉砂糖をふりかけるだけでもしっとりとしたクリスマスの雰囲気が出ますよね。
ただ、デザインが細かくなればなるほど大変なのですが、焼く前には必ず型に刷毛でバターを塗り、小麦粉をはたかなければなりません。それがとっても面倒で、試しにバターだけを塗って焼いてみましたら...細かいデザインの角が壊れてしまいました。なのでこの作業は決して怠らないでください。(^^;)最近ではスプレー式のオイルなるものが出ているのですが、風味が損なわれることをおそれて使ったことがありません。どんなもんでしょう?使ったことがあるという方、おしえてください。
サムのバイオリンの先生が、去年プレゼントにしたまなびやクッキーをとても喜んでくださったので、今年も同じようなバターのきいたこのお菓子にしようということになりました。クリスマスっぽいスパイス(クローブ、シナモン、ナツメグ類)を加えてみようかとも思ったのですが、今回はラム酒を多めにしてみました...ふつうは50mlのところを計らずにドボッとね。(^^)
さて、このケーキ型 Nordic Wareというミネソタ州にある会社がつくっているアルミ製の型です。バント型が主流ですが、シーズンごとに細かいデザインが施された型が出ていて、ただのパウンドケーキがこんなふうに変身します。アイシングで飾ればもっと豪華になるのでしょうが、シンプルに粉砂糖をふりかけるだけでもしっとりとしたクリスマスの雰囲気が出ますよね。
ただ、デザインが細かくなればなるほど大変なのですが、焼く前には必ず型に刷毛でバターを塗り、小麦粉をはたかなければなりません。それがとっても面倒で、試しにバターだけを塗って焼いてみましたら...細かいデザインの角が壊れてしまいました。なのでこの作業は決して怠らないでください。(^^;)最近ではスプレー式のオイルなるものが出ているのですが、風味が損なわれることをおそれて使ったことがありません。どんなもんでしょう?使ったことがあるという方、おしえてください。
主に対して
Whatever you do, work at it with all your heart,
as working for the Lord, not for men,
何をするにも、人に対してではなく、
主に対してするように、心からしなさい。
(Colossiansコロサイ人 3:23)
先日のバイブルスタディで、クリスチャンとしての歩みの中で、日々の生活で心がけている事がありますか?というような問いがあり...
なんだろう?なんだろう?と考えているうちにふと心をよぎったのがこの聖句。
ただ数日前に気になった箇所を思い出したというだけで、正確にはいつも心がけているわけではなく、そうありたいと思っていること。
た とえば、誰かのためを思ってしたことだけど、心のうちを探ってみると、自分が愛されたいから、褒められたいから、安心したいからなど、結局自分の都合のた めに...という理由が奥底にあったことに気づかされることがある。相手にとって一番よいことをしているつもりでも、それがただの自己満足に過ぎない なんてことがあったりして...自我をなくして純粋な心で何かをするというのは、なんと難しいことかと思う。
そ んなとき、言動の対象を人でなく、主(神様)にしたとしたら、自分をかざっていたものが、はらはらと落ちていって、まるはだかの心があらわれる。そもそも 私の考える ”純粋な心” などというものが神様のそれとは比較にもならないとしても、主に対して何かをするときには、それに近くなれるような気がするのです。
今年もあとすこしで、クリスマス...神様にフォーカスを置いて歩んでゆきましょう。
Wednesday, December 15, 2010
卵
雌鳥がたまごを産むようになるのは、5ヶ月を過ぎた頃と聞いてはいましたが...ようやくうちでも卵が収穫できるようになりました。毎日2個は産んでくれるので、1週間もするとこのようにケースがいっぱいになります。産み始めのものはサイズが小さめですが、次第に普通サイズになります。茶色の卵は2羽のDominiques(パンダとイクリプス)のものですが、パンダの卵(右上3つ)の小さいこと!もともと小柄ですが、まるでチャボの卵のようですね。左上はAmeraucanaのブラウニーの卵です。にわとりはブラウニーでも卵はブルーグリーンです。
早朝、にわとり達は、餌を与えると、待ってましたといわんばかりに卵を産んでくれることがあります。産卵の瞬間をキャッチするのはそれほど難しいことではありません。産みそうなにわとりはそわそわしているのですぐにわかるのです。(^^)産み落とされた卵は粘膜で覆われていて、最初はテカっていますがすぐに乾きます。この粘膜というのが抗菌作用があって、卵殻の細孔(卵の呼吸孔)から菌を防ぐというすばらしい役目をしてくれるのです。しかし、卵を洗浄すると、この保護膜がとれてしまうので細菌が卵に侵入しやすい状態になるのだそうです。
さて、卵は洗うべきかどうか?? 毎週ファーマーズマーケットで卵を売っているJan(にわとりの師匠)に聞いてみましたら...洗いません!とのことでした。ってことは、Janの卵を買っているわたしたちは、一年以上も洗っていない卵を食べていたことになります。な〜んだ、洗わなくてもいいんだ卵って。ということで、うちでも卵は洗わないことにしました。巣箱は常にきれいな木くずが敷いてあるので、糞で汚される心配もありませんしね。まぁ、なんて汚いと思われるかたもいらっしゃるかもしれませんが、どんなもんでしょう。
アメリカでは、この夏サルモネラ汚染された卵のリコールがありました。食中毒患者が多くでており、3〜4億という数の卵が回収されたそうです。大量生産がよくないというわけではありませんし、小さな農家でオーガニックのもので育てればよいというわけでもありません。要は衛生管理なのです。殺菌対策ではなく、どんな菌が入り込んでも繁殖できない環境でにわとりを育てていればよいのです。100パーセント可能性がないとは言えませんが、安心度は高くなります。
産んでいるにわとりの顔が見える卵...生卵を食べることがタブーとされるアメリカですが、今朝は新鮮な卵が産み落とされるのを待って、その卵で卵ご飯をいただきました。
早朝、にわとり達は、餌を与えると、待ってましたといわんばかりに卵を産んでくれることがあります。産卵の瞬間をキャッチするのはそれほど難しいことではありません。産みそうなにわとりはそわそわしているのですぐにわかるのです。(^^)産み落とされた卵は粘膜で覆われていて、最初はテカっていますがすぐに乾きます。この粘膜というのが抗菌作用があって、卵殻の細孔(卵の呼吸孔)から菌を防ぐというすばらしい役目をしてくれるのです。しかし、卵を洗浄すると、この保護膜がとれてしまうので細菌が卵に侵入しやすい状態になるのだそうです。
さて、卵は洗うべきかどうか?? 毎週ファーマーズマーケットで卵を売っているJan(にわとりの師匠)に聞いてみましたら...洗いません!とのことでした。ってことは、Janの卵を買っているわたしたちは、一年以上も洗っていない卵を食べていたことになります。な〜んだ、洗わなくてもいいんだ卵って。ということで、うちでも卵は洗わないことにしました。巣箱は常にきれいな木くずが敷いてあるので、糞で汚される心配もありませんしね。まぁ、なんて汚いと思われるかたもいらっしゃるかもしれませんが、どんなもんでしょう。
アメリカでは、この夏サルモネラ汚染された卵のリコールがありました。食中毒患者が多くでており、3〜4億という数の卵が回収されたそうです。大量生産がよくないというわけではありませんし、小さな農家でオーガニックのもので育てればよいというわけでもありません。要は衛生管理なのです。殺菌対策ではなく、どんな菌が入り込んでも繁殖できない環境でにわとりを育てていればよいのです。100パーセント可能性がないとは言えませんが、安心度は高くなります。
産んでいるにわとりの顔が見える卵...生卵を食べることがタブーとされるアメリカですが、今朝は新鮮な卵が産み落とされるのを待って、その卵で卵ご飯をいただきました。
Saturday, November 27, 2010
赤いオーブン
Bertazzoniのオーブンがやってきました!赤いトラックに続いて赤いオーブンです。(本当は、キッチンの壁にマッチするようにとバター色を選んだのですが...)在庫にバター色がないということで、イタリアに注文すると3ヶ月かかると言われました。オーブン&コンロなしで半年過ごしましたが、これからまた3ヶ月なんて...正直、もう限界!あっさり、バター色をあきらめることにしました。この際、色なんかどうでもいい!でもさすがにイタリアのオーブンですね。赤以外にも、ステンレスや白や黒はもちろん、青や緑や濃い黄色などがありまして...赤(チェリーレッドというらしく実物はもっと濃い赤)がとても暖かく感じました。でも夏は暑苦しいかなぁ?それにしてもキッチンのイメージとのミスマッチがおもしろいではないですか。
さて、このBertazzoniのオーブン、優れものです!これまでの30インチから6インチ大きい36インチになったからなのか、Bertazzoniだからなのか、オーブンは、焼きむらをつくりませんし、調理時間も随分と短縮できます。コンベクション機能はまだ使ったことがありませんが、これでさらに調理時間が短縮できるようです。温度調節はノブになっていて、デジタルではありませんし、調理中はずっとライトがついていて中がよく見える(こげ具合がよくわかる)ところが直感的な調理に向いている気がします。コンロは火力が強く、バーナーが6個あるので、大助かりです。大きな寸胴鍋(うちのはそれほど寸胴ではありませんが)でチキンのストックをコトコト煮ながら、それぞれに大きな鍋でパスタとソースを同時に作ることが可能なのです。ただ...電気代とガス代(うちはプロパン)はどんなもんでしょう?オーブンは電気ですが、コンロはガスのデュアルフュエルです。このペースで料理をしていたら、どう考えても省エネ効果は期待できそうにありません。
ところで電子レンジがなくなって6ヶ月になりますが、なくて困ったことがありません。以前は、電子レンジでチョコを溶かしたり、野菜に火を通したりしていましたが、それもコンロがあれば十分です。電子レンジといえば、遺伝子の損傷説や栄養素の破壊説が以前から気になっていたので、これでよかったのかもしれません。
田舎暮らしのルール...その4
近所はお互いに助け合い、Sweetな関係を保ちましょう。
セールスの電話がよく入るこのごろ、電話は番号と共に表示される名前を確認してから出るようにしています。元オーナーの行方の問い合わせの電話は、やっとなくなりましたが。
つい先週、見覚えのある...でも知り合いではない(?)名前が表示されて、取るのを躊躇してしまいました。その数分後、ふと思い出したのです。あの表示、お隣のマクレガーさん(マリがつけたあだ名)だと。マクレガーさんちの電話番号を手元に置いていないのに気づき慌てました。もしかしたらお隣さんに何かあって、私の助けを必要としていたなんてことだったらどうしようと気にしながら、外に出て林の向こうのお隣さんの方角を眺めていました。
すると、トランクを開けたままで走って来る一台の車が見えてきました。やっぱり何かあったのだと思い、ドライブウェイまで行きますと...マクレガーさん、トランクには大きな荷物を抱えておりました。「腰の手術をして、重い荷物を抱えることができないから、手伝ってもらおうと思って」と言います。どうやらうちに届くはずの荷物が彼の家に間違って届けられてしまったようなのです。あぁ申し訳ない!しかも、そういうことがとても頻繁にあるらしくて、これまでもそのたびにマクレガーさんが持って来てくれていたようなのです。「あそこの二股(林の中のマクレガーさんちとうちの分かれ道)は、誰もがうちの方向に来たくなるから仕方ないんだよ」と言います。確かにマクレガーさんちのある左側は、明るく道幅がやや広くなっているのに比べてうちにつづく右側は、なんとなく暗い森に入っていくような感じがするのです。私自身もはじめて来たときは、迷わず左側を選びマクレガーさんちに行ってしまいましたから。
それにしても、この日届いた荷物がよりによって50ポンドのにわとりの餌だったとは...恐縮でした。
帰り際に、紅葉がきれいになったねぇといいながら、森を見渡すマクレガーさん。「変な人を見かけたら、すぐ知らせなさい、いつでも撃ちにくるから...いや、守ってあげるという意味だからね」といって、銃を構える真似をしておりました。(^^;)ハハハ...マクレガーさんの趣味は狩り。銃の扱いにはとても慣れていらっしゃるようで。とってもありがたいお言葉ですが...なんと返したらよいか...。You are so sweet!(なんてやさしいの!)と私の中ではそういう響きのあるこの表現しか思いつきませんでした。どんなことであれ、ご近所さんのご好意はありがたく受けとりたいですもんね。
セールスの電話がよく入るこのごろ、電話は番号と共に表示される名前を確認してから出るようにしています。元オーナーの行方の問い合わせの電話は、やっとなくなりましたが。
つい先週、見覚えのある...でも知り合いではない(?)名前が表示されて、取るのを躊躇してしまいました。その数分後、ふと思い出したのです。あの表示、お隣のマクレガーさん(マリがつけたあだ名)だと。マクレガーさんちの電話番号を手元に置いていないのに気づき慌てました。もしかしたらお隣さんに何かあって、私の助けを必要としていたなんてことだったらどうしようと気にしながら、外に出て林の向こうのお隣さんの方角を眺めていました。
すると、トランクを開けたままで走って来る一台の車が見えてきました。やっぱり何かあったのだと思い、ドライブウェイまで行きますと...マクレガーさん、トランクには大きな荷物を抱えておりました。「腰の手術をして、重い荷物を抱えることができないから、手伝ってもらおうと思って」と言います。どうやらうちに届くはずの荷物が彼の家に間違って届けられてしまったようなのです。あぁ申し訳ない!しかも、そういうことがとても頻繁にあるらしくて、これまでもそのたびにマクレガーさんが持って来てくれていたようなのです。「あそこの二股(林の中のマクレガーさんちとうちの分かれ道)は、誰もがうちの方向に来たくなるから仕方ないんだよ」と言います。確かにマクレガーさんちのある左側は、明るく道幅がやや広くなっているのに比べてうちにつづく右側は、なんとなく暗い森に入っていくような感じがするのです。私自身もはじめて来たときは、迷わず左側を選びマクレガーさんちに行ってしまいましたから。
それにしても、この日届いた荷物がよりによって50ポンドのにわとりの餌だったとは...恐縮でした。
帰り際に、紅葉がきれいになったねぇといいながら、森を見渡すマクレガーさん。「変な人を見かけたら、すぐ知らせなさい、いつでも撃ちにくるから...いや、守ってあげるという意味だからね」といって、銃を構える真似をしておりました。(^^;)ハハハ...マクレガーさんの趣味は狩り。銃の扱いにはとても慣れていらっしゃるようで。とってもありがたいお言葉ですが...なんと返したらよいか...。You are so sweet!(なんてやさしいの!)と私の中ではそういう響きのあるこの表現しか思いつきませんでした。どんなことであれ、ご近所さんのご好意はありがたく受けとりたいですもんね。
Tuesday, November 23, 2010
まなびや通信 Fall 2010
このごろの子ども達...相変わらずにわとりの世話が日課です。鷹にひよこをとられ、お隣の犬にルースター2羽(中央の白黒と右上の茶)が襲われ、そんなこんなでにわとりは現在7羽になりました。ファームライフは、一難去ったらまた一難。(^^)
ビーバーダムは、何度壊しても翌日はきちんとメンテナンスがほどこされています。子ども達はダムのおかげで流れがゆるやかになった小川で、小魚やザリガニやヤゴをとって遊んでいます。秋でも結構いるのですね。

裏の小屋の横の大きなメープルの木にロープと木の板で、ブランコを作りました。


にわとり小屋第2号ができました。第1号よりも軽量にし補強をよくして、大きめのタイヤをつけてみました。
裏のポーチのドアの隙間からしばしば忍び込むCarolina Wren(茶腹ミソサザイ?)。今日は子ども達に捕まってしまいました。一度でいいから触ってみたいというので、手に取って観察した後、外に放してやりました。
引っ越してから半年が過ぎ、ようやくクラスルームが完成しつつあります。これまで大きなテーブルで二人一緒に学習していましたが、サムが気が散るというので、この冬からはそれぞれにデスクを与えることにしました。
ビーバーダムは、何度壊しても翌日はきちんとメンテナンスがほどこされています。子ども達はダムのおかげで流れがゆるやかになった小川で、小魚やザリガニやヤゴをとって遊んでいます。秋でも結構いるのですね。

裏の小屋の横の大きなメープルの木にロープと木の板で、ブランコを作りました。


にわとり小屋第2号ができました。第1号よりも軽量にし補強をよくして、大きめのタイヤをつけてみました。
裏のポーチのドアの隙間からしばしば忍び込むCarolina Wren(茶腹ミソサザイ?)。今日は子ども達に捕まってしまいました。一度でいいから触ってみたいというので、手に取って観察した後、外に放してやりました。
引っ越してから半年が過ぎ、ようやくクラスルームが完成しつつあります。これまで大きなテーブルで二人一緒に学習していましたが、サムが気が散るというので、この冬からはそれぞれにデスクを与えることにしました。
Sunday, November 21, 2010
ロッキングチェアー
近所の小さな街の家具屋さんの店先に並べてあったロッキングチェアー...半年間、そこの交差点で信号待ちをするたびに気になっていました。フロントポーチに置くのに色も形も最適。家が売れたら、クロージングの日に買いに行こうと決めました。
クロージングの日の弁護士事務所の帰り道、早速このロッキングチェアーを求めて、その交差点にある家具屋に入ってみました。見るからにファミリーがやっているような小さな田舎の家具屋です。早速この椅子二つを買いにきたことをオーナーらしき人に伝えたら...なんと、すでに買い手がついているというではないですか。確かに椅子にはSOLDという札がついています。が〜〜〜ん!半年も目をつけていたのに...。「残念だけど、うちは安く仕入れるために、注文はとらないことにしているから、またいつか似たようなのが入ったら知らせるよ」と言われ、がっかりして店を出ようとしたとき。オーナーの息子さんらしき人が「あ、もしかして、あのロッキングチェアーのことだったら、買い手がついていたんだけど、今しがたキャンセルの電話があったから、札を除けようと思っていたんだよ」とひきとめてくれました。しかも、あの椅子はお隣のテネシー州でつくられた本物(本物の木でつくられたという意味)で、他の椅子よりちょっと高めなので、まけてくれると言うのです。またまた私たちの新しい家と同じようないきさつ(すでに誰かに買われてしまった後だったけれど、なぜだか最終的に手に入れることができた)で、椅子も手に入れることができました。私たちが買いに来るまで売れないように、神様はSOLDの札をつけてくださってたのかなぁ。(^^)と勝手な解釈をしております。
ところで、このロッキングチェアーをダニエルは「にわとりの揺れる止まり木」と呼んでいます。にわとりがね、くつろぐのですよ...この椅子に座って。まだ落とし物はされたことはありませんが。(^^;)
クロージングの日
待ちに待った前の家(売りに出していた家)のクロージングの日がやってきました。低迷が続く不動産マーケットは、今まさに買い手市場(バイヤーズマーケット)です。家の価格が下落しているので、今がお買い得らしいのですが、売る側の立場になりますと、損を承知で売りに出してもなかなか売れません。結局うちも半年以上かかってやっと売れた次第です。
クロージングの日(物件引き渡しの日)は、家族で指定された弁護士事務所に出向きました。事務所では、家の権利書と鍵を新しいオーナーに渡し、銀行に入金されたことを確認します。入金といっても、ほぼ全額が即座に新しい家の支払いに回されるわけですから、そのお金は見ることも手にすることもありませんが。「パパ、ポケットに入 らないくらいお金もらったらどうするの?」という当初のマリの心配も無用でした。家を売ってくれてありがとう...いやいや、買ってくれてありがとう、気に入ってもらえてよかった...と、新しいオーナーと和やかに言葉を交わした後、事務所を出ました。
事務所を出たところで、今回家を売るのにお世話になった不動屋さんSethから思わぬプレゼントをいただきました。それがこの写真↑。うちの新しい家の水彩画です。じ〜〜んとくるものがありました。(^^)
今回の引っ越し...わたしたちが自分たちなりに模索して理想としたシナリオを神様は、一転二転させ、その全行程を(最初からそうあるべきだったように)ととのえてくださいました。「...すべてのことを働かせて益としてくださる...」(ローマ8:28)神様におまかせするのが一番です。
Friday, October 22, 2010
ビーバーダム
雨が降ると裏の小川の水嵩が増えて付近が写真↑のように浸水します。家や小屋からは、かなり離れているので、これといった被害はありませんが、毎回どのあたりまで浸水しているか検討がつかないので、長靴なくしては森への散歩はできません。
先ずは軽快な水の流れを取り戻さなくてはと、雨の日の翌日は、なるべくここのがれきを取り除く作業をしてきました。
がれきを除けた瞬間に水がぐわーっと流れ出す様は、気分を壮快にしてくれます。将来この流れを利用して水力発電ができればと考えていますので、作業中、浮かんでくる色々なアイディアをダニエルとシェアします。その楽しいことといったら。まだ手をつけていないプロジェクトについての構想を練る段階とはそういうものでしょうか。夢ばかりが大きく膨らんで、現実がよく把握できていないのです。子ども達はここにしっかりした足場をつくって、それぞれがカヤックを置きたいと言っています。そっちのほうが現実的かもしれません。
しかしながら、このがれきの山、よく見ると倒木や枝の一本一本に、見事な歯形がついていますよ。→
これ、実はビーバーのしわざです。
雨で土砂が流されただけではなかったのです。それを利用して、ビーバーがダムをつくっていたのです。
ダムを崩壊した翌日の午後、同じ場所に来てみますと、昨日と同じような、いやそれ以上に頑丈なダムができあがっていました。
ビーバーは森林の中にある川をせき止め池をつくり、その池の真ん中に住居をかまえるのだそうです。
あります、あります、うちの池の真ん中にも。しかも、好物はポプラの樹皮だそうで、確かに水辺に生えていたポプラがたくさん切り倒されています。(^^;)うちは、かっこうのすみかのようです。
上の写真はさらに大きくなった1週間後のビーバーダムです。意味のない戦いはやめましょうということで、今日はダムの一部を決壊させ、水位を少しだけ下げさせてもらうことにしました。
まずはビーバーとうまく共存する方法を考えることにしますか。(^^)
Sunday, October 10, 2010
田舎暮らしのルール...その3
現金を常備しよう
アメリカで暮らしていると、現金よりもカードを使う機会が多いので、私の財布の中は、通常ほとんどドルが入っておりません。ユーロ(フランス旅行時の残り)が少し入っているだけ。つまり、海外を旅行する時以外は現金を持ち歩いていないということです。オンラインショッピングはもちろん、家のローンや光熱費は銀行の自動振込、買い物や外食時はクレジットカード、子ども達の習い事は小切手で支払います。友達と割り勘で食事をした時や何かを共同購入して後で分けるという時でも、通常現金を持ち歩かない私がカードでの支払いを買って出ます。カードは翌月に一括で支払えば利子もありませんし、マイレージ付き、もしくはガソリンスタンドやデパートでの割引きのある特典付きカードはさらにお得です。その上、家計簿なるものをつけていない私には、銀行のウェブサイトで見ることができるカテゴリー化されたカードと小切手の支払い明細がその代わりをしてくれるので、これまた便利なのです。しかしながら、アメリカではICチップが内蔵されているカードがいまだに普及していなくて、磁気タイプが一般的なので、イギリスやフランス(ほとんどがICチップ対応になっている)を旅行する際には、とても不便です。これはなんとかして欲し〜い!

写真は、スリフトストアで手に入れたヴィンテージのミルクガラスです。ぼってりしたデザインがかわいくて丈夫なのです。
Thursday, September 16, 2010
ヒヨコ...秋組到着!
予定より一日早くオハイオ州からヒヨコが到着しました。今回は、Buff Orpington(うすオレンジ色) Welsummer(茶色のしま)です。
ヒヨコが届くと、午前6時くらいに郵便局から電話があるのですが、この日はなぜだかダニエルの携帯に留守電が入っていました。今使っている携帯は、家の中だと圏外になるので、自動的に留守電になるのです。草原に出るといくらかシグナルが増えますが。
到着の知らせを受けたのは、午前11時。さぞかしヒヨコはお腹を空かせているだろうと思い、子ども達と朝のセッションを切り上げて郵便局へ直行しました。
ところで、産まれて一日というヒヨコを郵送することが可能だなんて、驚きませんか?でも、これは産まれて1日だからできることなのだそうですよ。卵の中で卵黄を栄養源として育つヒヨコは、産まれて2日ほどは、まだ卵黄を備えていて、そこから栄養を吸収しています。なので、この期間であれば水や餌を入れずに箱詰めにしてエクスプレスメールにできるというわけです。ただ、ヒヨコは、自分で体温の調節ができないので、お互いに温め合うことができない場合(25羽以下のオーダー)は、写真にあるような温度保温剤(使い捨てカイロのような)が箱に入って送られてきます。
箱を受けとったときに、中からヒヨコの鳴く声がうるさく聞こえるのは、とてもよいサイン。これが聞こえない場合は...うぅん...開けないほうがいいかも。ヒヨコをオーダーするとたいてい1〜2匹は死んでいるとか、それを元気なヒヨコがついばんでいたりするなんていう恐ろしい話を聞いたことがありますが、前回も今回もうちのヒヨコ達は、全員無事でいてくれたので、そういう悲劇には遭遇しておりません。今のところは。(^^;)
あぁ、でも...しばらくは子ども達に踏まれないよう気をつけなければなりません。前回のヒヨコ達の一羽をマリが気づかずに踏んでしまい、桃の木の下に葬らざるを得なかったので。(悲)
ヒヨコが届くと、午前6時くらいに郵便局から電話があるのですが、この日はなぜだかダニエルの携帯に留守電が入っていました。今使っている携帯は、家の中だと圏外になるので、自動的に留守電になるのです。草原に出るといくらかシグナルが増えますが。
到着の知らせを受けたのは、午前11時。さぞかしヒヨコはお腹を空かせているだろうと思い、子ども達と朝のセッションを切り上げて郵便局へ直行しました。
ところで、産まれて一日というヒヨコを郵送することが可能だなんて、驚きませんか?でも、これは産まれて1日だからできることなのだそうですよ。卵の中で卵黄を栄養源として育つヒヨコは、産まれて2日ほどは、まだ卵黄を備えていて、そこから栄養を吸収しています。なので、この期間であれば水や餌を入れずに箱詰めにしてエクスプレスメールにできるというわけです。ただ、ヒヨコは、自分で体温の調節ができないので、お互いに温め合うことができない場合(25羽以下のオーダー)は、写真にあるような温度保温剤(使い捨てカイロのような)が箱に入って送られてきます。
箱を受けとったときに、中からヒヨコの鳴く声がうるさく聞こえるのは、とてもよいサイン。これが聞こえない場合は...うぅん...開けないほうがいいかも。ヒヨコをオーダーするとたいてい1〜2匹は死んでいるとか、それを元気なヒヨコがついばんでいたりするなんていう恐ろしい話を聞いたことがありますが、前回も今回もうちのヒヨコ達は、全員無事でいてくれたので、そういう悲劇には遭遇しておりません。今のところは。(^^;)
あぁ、でも...しばらくは子ども達に踏まれないよう気をつけなければなりません。前回のヒヨコ達の一羽をマリが気づかずに踏んでしまい、桃の木の下に葬らざるを得なかったので。(悲)
Wednesday, September 15, 2010
慌ただしい水曜日
水曜日は、ダニエルが在宅ワークの日。この日ならばと、サムのバイオリンとマリのバレエをほぼ同じ時間に入れてみたのですが...これがなかなか大変。
私は、午後3時、マリを連れてバレエに行きます。フリーウェイと裏道を利用して、なんとか40分で行けるようになりましたが、道を知らないときは1時間近くかかっていたのですよ。バレエのレッスンが4時〜5時で、交通渋滞をくぐって帰宅するのは6時すぎ。
ダニエルは、午後4時すぎ、サムを連れてバイオリンに行き、5時から45分のレッスンの後、帰宅は6時30分。
水曜日は、外食の日にしようかと話してはいるけれど、待ち合わせをするとなると、マリと私が1時間以上待たなくてはならない。そして交通渋滞の中、待ち合わせのレストランまで右往左往しながら走るのも億劫。なので、やっぱり家に帰って食事の支度をするしかないのです。
今週は、マリのレッスンの1時間のあいだに、買い物に出て、レストランのテイクアウトを持ち帰ろうと思ったのですが...ついつい、新しく知り合ったバレエママとおしゃべりしているうちに、タイミングを逃してしまいました。(^^;)1時間なんてあっという間ですね。
マリは、レッスンに行く前、レオタードに着替えて髪をバレエバンにしたら(早く自分でできるようになって欲しいものです)、このように二階の廊下でストレッチをします。
私は、午後3時、マリを連れてバレエに行きます。フリーウェイと裏道を利用して、なんとか40分で行けるようになりましたが、道を知らないときは1時間近くかかっていたのですよ。バレエのレッスンが4時〜5時で、交通渋滞をくぐって帰宅するのは6時すぎ。
ダニエルは、午後4時すぎ、サムを連れてバイオリンに行き、5時から45分のレッスンの後、帰宅は6時30分。
水曜日は、外食の日にしようかと話してはいるけれど、待ち合わせをするとなると、マリと私が1時間以上待たなくてはならない。そして交通渋滞の中、待ち合わせのレストランまで右往左往しながら走るのも億劫。なので、やっぱり家に帰って食事の支度をするしかないのです。
今週は、マリのレッスンの1時間のあいだに、買い物に出て、レストランのテイクアウトを持ち帰ろうと思ったのですが...ついつい、新しく知り合ったバレエママとおしゃべりしているうちに、タイミングを逃してしまいました。(^^;)1時間なんてあっという間ですね。
マリは、レッスンに行く前、レオタードに着替えて髪をバレエバンにしたら(早く自分でできるようになって欲しいものです)、このように二階の廊下でストレッチをします。
Race to Win
夏休みも終わりに近づいた週末、毎年恒例のチルドレンズミュージカルが教会で披露されました。今年も6月から2ヶ月半のあいだ、毎週水曜日に1時間半 3つのグループに分かれて30分ずつのローテーションでデボーションと歌の練習とレクリエーションをこなしてきました。
「Race to Win」というタイトルのこのミュージカル...救いは個々の働きによってあたえられるものではなく、唯一イエス・キリストを通して神様からの恵みによってあたえられるというメッセージです。
ミュー ジカルの後、Pastor Dwayneが、「教会に通っている子ども達はとりあえず安全なところにいると思って安心していませんか?子ども達がお行儀よくできるとか、サンデースクール を休まずに出席するということはよいと思われることですが、それが子ども達を救うわけではないのです。むしろ、そういう子ども達が、将来、自分こそ神を知っていると自負し、セルフライチャスネスSelfrightiousness=神様の義を求めず、自分を義とする傲慢さ に陥ることがあるのです...」と言われていました。
Authorityは変動する自分の感情や社会の吹聴でなく、変動しない唯一の神でなければなりません。
まず神の義を求めること。新年度を迎えるにあたって、私自身のAuthorityを見直すよい機会となりました。
「Race to Win」というタイトルのこのミュージカル...救いは個々の働きによってあたえられるものではなく、唯一イエス・キリストを通して神様からの恵みによってあたえられるというメッセージです。
ミュー ジカルの後、Pastor Dwayneが、「教会に通っている子ども達はとりあえず安全なところにいると思って安心していませんか?子ども達がお行儀よくできるとか、サンデースクール を休まずに出席するということはよいと思われることですが、それが子ども達を救うわけではないのです。むしろ、そういう子ども達が、将来、自分こそ神を知っていると自負し、セルフライチャスネスSelfrightiousness=神様の義を求めず、自分を義とする傲慢さ に陥ることがあるのです...」と言われていました。
Authorityは変動する自分の感情や社会の吹聴でなく、変動しない唯一の神でなければなりません。
まず神の義を求めること。新年度を迎えるにあたって、私自身のAuthorityを見直すよい機会となりました。
二日目の夜のステージの子ども達...疲れが見えますね。(^^)
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