Tuesday, January 30, 2007

自転車...理論には理論?

                
補 助無しで自転車に乗る練習をしばらくやめていたサム。ペダルの回転がどうとかこうとか...バランスがどうだこうだ...というような理論で、いかに自 分がそういう動きに向いていないかを説明するサムの相手をするのに疲れ、中腰の体勢で手を貸すのにも限界を感じて、私のほうが自転車を断念せざるを得なく なった。サムも、別に一生乗れなくても困らない...みたいなことを言っているし。

さ て、ここでダニエル登場!「あいつは、考えすぎだなぁ。考えるから乗れないんだなぁ。人間の脳には、思考する部分以外に...」と、これまた理論で、自 転車に乗る動作を説明しようとするので、「じゃぁ、あなたが練習につきあってやってよ」と言ってみた。

て んこ盛りになった食器を片付けながら、「自転車は ねぇ、とにかく、こぐしかないのよ(←理論で説明できない)。」とブツブツ言っていたら、電話が鳴った。ダニエルが外から携帯で電話をしてきたのだ。 「ほ ら、キッチンの窓から外を見て~!サムが一人で自転車に乗っているよ!」と言う。

見 ると、裏庭のフェンスの隙間から、自転車をスイスイこいでいるサムが見えた。「えーっ、どうやって教えたの?」とダニエルに聞いたら、「考えないで、自転 車に乗 れ」と言っただけだよと言う。いや、でもそれだったら私のアプローチと同じじゃないの。「こげばいいのよ!」というのとどう違う?

よくよく聞いてみると...サムに説明したらしい...どうして人間は考えなくて自転車に乗れるのかということを。ひーっ理論には理論かぁ。

日頃ダニエルがよく言う...サムは、嫌になるほど自分(ダニエル)に似ているって。(^^;)

さ て、お兄ちゃんに負けられないと、マリがサムの古い自転車(Harley Davidsonというロゴ付き)に乗り始めた。「あいつ(マリ)は、補助を取ってもすぐに乗れるようになるだろうなぁ...なんにも考えて ないもんね」とダニエルは言う。確かに...見るからに自転車に乗るという動作よりも、周りのこと(鳥とか風とか...)のほうに気を取られているマリ。 もしかして私に似てるぅ?

1 comment:

きこ said...

やっと乗れるようになりました。「なぷちゃんが自転車に乗っている写真だよ~~」と見せたのもよかったのかもしれないです。(^^)