Saturday, August 19, 2006

ずぼら

…私のこと。このところ暑いので外出をなるべく控え、部屋に閉じこもって、まるで夏であることを忘れたような生活を試みていた。それでも新学期のための準備に追われているので、忙しいことには変わりはいのだけどね。

と ころが、ふと気がついた。私、昨夜から同じ服を着ている。寝るときに着替えたTシャツのまま、朝スポーツ用のニットのパンツを穿いただけ。歯を磨いて顔 を洗ったら、コンタクトレンズもいれずにそのまま一日を過ごしていた。もちろん化粧もしていない。おまけに、髪の毛は… こっちに来て一度も美容室に行っていないので、お尻のあたりまで伸びってしまっている。伸ばしているというのならいいが、ただ単に伸びているというだけ で、先端はパサついている。こん なところを母に見られたら…「化粧くらいしないさい!パーマくらいかけなさい、もっと小奇麗にしなさい!そうでなくても高齢出産 しているのに…」と続 くだろう。

母はサムとマリが生まれたときに手伝いに来てくれたのだが、出産して4日目の私が、早朝に化粧をして出 てきたことをとても喜んでいた。「女はそ うでなきゃ!」とね。ちなみにアメリカで出産した私は、お産の後すぐにシャワーを浴びて、翌朝には化粧をして退院しなければならなかったので、4日目に化 粧をする余裕は充分に あった。以前はアメリカ人は出産して24時間で退院するという話を聞いて、アメリカ人女性のからだはタフなのねと思っていたけれど、ここでは医療のシステ ム がそのようなので仕方がなかったんだね。

幸いダニエルは内面重視の人なので、私がどんな恰好をしていても気にしない。でも、そんな彼 が最 近「服買ったら?」と私に言ったのを思い出す。服…買って いないわけではない。三ヶ月ほど前、スポーツショップでアウトドア商品のセールがあったので、タンクトップとTシャツとカプリパンツを買った。そ う、汗をしっかり吸収してくれそうで、洗濯に耐えられそうな服。でもそれって彼には服というより子育てのための作業着なんだろうなぁ。

と、 こんなことを考えながら、自分のずぼら加減をちょっと反省した。去年、近所のおつきあいで買ったバスソルトやローションを引っ張り出して使ってみたら…あ ら、気持がいい。久しぶりにペディキュアなんかもしてみたら、マリがすぐに気がついて「ママかわいい~!」と言ってくれた。

最近マリはカメラを向けると、必ず変な顔をしてポーズをとる。

3 comments:

きこ said...

あの子はいつもステージの上で生きているようよ。常になんらかの芸をしている。踊ったり、歌ったり、映画のキャラのセリフを真似したり、ぬいぐるみや人形になりすましてるよ。
あんた、ホントにこの世界に生きているの?っていいたくなるくらい。

ちほは私の上をいくズボラかぁ…。でもそのズボラからちほも抜け出しつつあるんじゃないかなぁ。料理がでたなんてすごい!!

きこ said...

ちるんさん、

自己修正かぁ~。私もがんばろう。
「もうちょっときれいにして欲しい」って私もマリから思われるかもしれないもんね。(^^)

きこ said...

sayajiさん、

sayajiさんは、ずぼらからは、かけ離れたところにいる人です!!なぜって?化粧をしなくったって、運動していて体はフィットだし…私から見てとても魅力的です。失礼な言い方かもしれませんが、sayajiさんは、お洒落な服や靴より水着が素敵!!あ、でもたまにお洒落をするとびっくりするくらいに別人のようにも見えるかも…。(^^)