Friday, August 04, 2006

Cuisenaire Rods

近 所のホームスクール専門の本屋Homelightで、週ごとに科目別のセールがあった。たまたま私が行った日が数学の教材が全て10パーセントOFFだったので、以前から欲 しいと思っていたこのCuisenaire Rodsという木製の積み木のような棒のセットを購入した。色がきれいでかわいいという理由で欲しかった(私 の教材選びのCriteriaを疑うよね?)のだけど、これがうちで大ヒットになった!

白(1cm四方くらいの立方体)が1とすれば最後のオレンジは10を表す。数字をただの記号でなく量というコンセプトで教えるのに最適。数字をVisualizingできるところがよい。棒に数字が書いていないところがGood!

私が子供の頃、算数は、たし算、ひき算、かけ算、わり算というふうに習っていったけれど、5年間サムと遊んでいて、この順番が不自然に感じるようになった。少なくともサムの成長の過程では、たし算、わり算、ひき算、かけ算のほうが都合がいいように思える。

たとえば、サムは新しい玩具を買ってもらったとか、おやつがもっともらえたというような日常のことで、たし算のコンセプトは自然に学んだ。ひき算というの は…小さな欲深い人間にはこの時期あまりにも屈辱的だ。(笑)そして、マリが生まれてからは、全てを彼女と平等に分けなければなくなったので、必然的に わり算のコンセプトを学ぶことを強いられている。

こ の棒を使うと…9の棒は3の棒3つと同じ長さ。でも9をマリと平等に分けようとすると9÷2=4…1で、4(紫)を2本と1(白)を並べれば9(青)にな る…で、9-1=8にすると平等に分けられることがわかる。言うまでもなくひき算のコンセプトが入ってくる。そして、あまった1は、どうかすると後でこっ そり自分の物になるので、それはそれで嬉しい。又、9(青)に3(黄緑)を3つ合わせるとぴったり合う。サムとマリとママの3人で分けると…というふうに 考えていくと、かけ算も自然に身についてくるのではないだろうか。

私の時代、わり算は小学校3年生になってから習った気がするし、ものすごいスピードで3桁、4桁、と増えていったことを思い出す。それに計算は常にスピードアップを要求されていた。ゲーム感覚で楽しめる子供にはよかったかもしれないが、私には、ストレスだった。

サムがこの棒でキューブ(立方体)を作って楽しんでいるその横で、マリは白の棒をオレンジの棒で掴んで「おみそしるのおとうふよ!」と言って遊んでいる。うんうん、確かにお豆腐みたい!!そういう遊びもできる…ね、いい玩具でしょ。

1 comment:

きこ said...

ちるんさん、

これいいよ~。見かけより小さいから持ち運びも楽だし、ちょこっと出してさっと片付けられるのも魅力。旅行のときなんか、ホテルで遊ばせるときの玩具には最適だよ!