Saturday, October 13, 2007

やっと秋がきたような

          
今年の夏は異様に長かった。暦の上ではもうすでに秋。空の色も深くなってすっかり秋。なのに日中の気温が真夏のようで、実は一昨日まで冷房を入れていた。暑いのが苦手な私には、とてつもなく長い夏だった。

だったと言いきってよいかどうかわからないけれど、とりあえず今日は、夏が過去ったことを思わせるような、ちょっと風がひんやりする秋晴れ。私にとっての秋第一日目。こんな日を待ちこがれていた。

いつだったか、サムが「ママは、夏になるといつも北の寒いところに行きたがるでしょ、それって渡り鳥みたいだよ...つまり移動!パパは、冬の寒いときには、いつも布団から出てきたくないって言ってるから、熊と一緒...それは冬眠!そして、僕は冬の寒い日には、ウサギが冬毛になるように、コートを着て外で遊んで、帰ってきたらホットチョコレートを飲んだら寒いのなんか平気だから、適応!」と、言っていた。動物が環境の変化にどのように反応するかというようなコンセプトを身近な生き物を観察して考えようと言ったら、こんな答えが返ってきたのだ。そっか、彼にしてみれば一番身近な生き物は、家族だもんね。それにしても、よく観察しておるではないか。

さて、ご近所は、もうすでに秋色の飾り付けを玄関にほどこしているので、暑いのが苦手な渡り鳥(夏はグリーンランドやアイスランドに渡るという英国の雁)ワナビーの私も、いつまでも留守のふりをしているわけにはいかない。

ところが、久しぶりに玄関に出てみたら、なんと家の前の低木が、窓の高さを超えるほどに伸びてすご~いことになっていた。ふだんはガレージがある裏から出入りしているため、自宅を表から見ることなど滅多にない。あんまりすごいので、この低木をまず切りそろえることにした。園芸のセンスなんて全く無い私...とりあえず玄関前のポーチの手すりより低いところで切りそろえてみた。以前よりも子供達のクラスルームに陽射しが入るようになって明るくなったので、見かけはともかく、これでよしとしよう。

写真は、ダニエルと子供達が、裏のフェンスの横の雑草がはびこってしまったところを掘り起こして、ウッドチップをしきつめているところ。おつかれ~!

まったく秋の飾り付けどころではない私たちにとっての秋第一日目となった。
           

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