Thursday, February 14, 2008

あの頃のマドレーヌ...ふたたび

                         
またまたマドレーヌ。木曜日はいつも朝から大忙し(金曜日のCCクラスの準備があるので)なのだけど、ちょちょいと作れるマドレーヌに細工をして、バレンタインデー用のお菓子を作った。

いつものマドレーヌにバニラオイルをきかせて、溶かしたビターチョコをディップして、ローストしたアーモンドスライスを飾ったら、このとおり、なかなか美味しそうに仕上がった。

***** レシピ *****

基本のマドレーヌ
全卵           2個
グラニュー糖      80g
薄力粉 100g
ベーキングパウダー 小さじ1/2
バニラオイル      適量
有塩バター       80g
型用のバター     適量
強力粉         適量

オーブンを335°F(170℃弱)にセットする。
マドレーヌ型にバターを塗り、強力粉をはたいておく。
薄力粉とベーキングパウダーをふるう。
バターを電子レンジで溶かす。
卵と粉砂糖を泡だて器で混ぜる。
粉類を卵液に加える。
バニラオイル(ラム酒でもよい)を加える。
溶かしバターを加え、混ぜる。
スプーンで型に入れ、オーブンに入れ20分弱焼く。
(きつね色になる手前がGood!)
オーブンから出したら、すぐに型からはずしてさます。 

全粒粉で作ると、しっとりしていてもなんとなくモサッとした感じに仕上がるけれど、そのモサッとしたところが、コーヒーや紅茶にあうんだよね。
              

Tuesday, February 12, 2008

あの頃のマドレーヌ

                    
いつだったか子供達のおやつにマドレーヌを焼いてみたら...なんか違ってた。小学生の頃に覚えたあのレシピを使ったのに、あの頃の味がでない。なんだか味がぼんやりしている。ふわふわしすぎて、ちょっとドライな感じ。あのしっとり感がないのだ。おやつに洋菓子というのがまだ珍しかったから、特別おいしく感じたのかな。

まてまて、レシピは無塩バターを使っているけれど、きっと上等のバターなんてなかったから、ふつうのマーガリンを使ったに違いない。砂糖は...卵は...と材料のあれこれを考えているうちに大切なことに気がついた。あの頃、今ほど腕力がなかった。そっか、卵と砂糖を混ぜすぎたせいで、軽くふわふわになり過ぎてしまったんだ。

それならばと、味をひきしめるためにバターは有塩にして、混ぜるのはマリに任せてやってみたら、おぉこれこれ!というマドレーヌが出来上がった。しかしながら、粉は挽きたてのSoft Whiteの全粒を使っているので、この味はちょっぴり新しい。これが将来、サムとマリの“あの頃”のマドレーヌになるのかな。

         

Sunday, February 10, 2008

Seth & Millie宅でのディナー

                  
Seth & Millie宅のダイニングルームで

最後にSeth&Millieと食事をしたのは、一昨年の夏だった...確か紫陽花と蛍の季節。お互いに忙しくてなかなか時間がとれなかった。それにしても去年の秋にSeth&Millieに初めての赤ちゃん(Annie)が生まれたのだけど、赤ちゃんの存在を全く感じさせない。玩具やおむつ入れなるものも見当たらない。これにはびっくり!何においても几帳面なMillieは、ミルクの時間もきっちり夕方は5時半と決めてあって、6時半に眠ったAnnieをそれ以降見ることがなかった。お見事!さすがMillie!私にはとても真似できない。

マリは食べたいだけ食べ、「疲れちゃった」と言ったかと思うと、椅子の上でダンゴ虫のようになって寝てしまった。↓
               

Saturday, February 09, 2008

どこでも寝れる


こういうスキルがあるといい...どこでも寝れるっていうの。肩車されたまま、眠ってしまった。→










↑ ディナーに招待されたお宅で、椅子の上でダンゴ虫のようになって眠ってしまった。
          

Thursday, February 07, 2008

本のワゴン

                              
頻繁に使う本数冊をバスケットや籠に収納していたけれど、最近どうも使い勝手が悪くなってきた。本の量が増えたせいだろう。移動する本棚(キャスター付きとか)なんてあったらいいなと思いながら、何か間に合わせになるようなものはないかと探していたら...あったあった!これ、(↑)サムが一歳になる頃に買ったワゴン。Duploやトラックの玩具が入っていたものだ。幅といい深さといい、これ、本を収納するのにぴったり。しかも、車輪が大きくて本体が軽いので移動させやすいときた。子供達に引っ張られて一日中キッチンとクラスルームを行ったり来たりしている姿が、なかなかかわいい。二台目の購入を検討中。
                             

Wednesday, February 06, 2008

あずき混ぜ

                        

「二人一緒にホームスクールをするのって大変じゃない?」とよく聞かれる。同じ質問をかつて私もよくしていた。確かに、上の子につきっきりになると下の子は退屈する。

そんな時、とっておきの(普段は出すことを許可していない)ミニチュアフィギュアで遊ばせたり、ねんど遊びをさせることがある。でも、そのうちそれもマンネリ化してきて、あまり効果がなくなる。

で、今日のソルーションは、これ(↑)...小豆。なんてことない、ただの小豆。ぜんざいにする前の小豆を大きな器に入れて、遊ばせている。「あずき、よ~く混ぜといてね、美味しいぜんざいができるように...」とか言いながら。(^^;)
             

フェンス

                        
フェンスに防水加工を施さなければならないとわかっていながら、2年以上経ってしまった。とりあえず内側だけはやったけれど、外をはじめる勇気がない。やりはじめて途中でやめてしまったら塗ったところと塗っていないところが一目瞭然になってしまう。だからとりかかれない。

「あ~今日はフェンス塗るのにもってこいの天気じゃないか」と言って子供達と外に出たダニエルは...やっぱり遊んでた。(^^;)
              

Saturday, February 02, 2008

サムとマリのお祈り

                 
ママがつかれませんように

パパがしごとにいけますように

ゆきがふりますように

りんごの木があるおにわがほしいです

以上は、サムとマリが毎日欠かさず祈っていること。

私が疲れませんようにって、やさしいよね。でも、パパには「毎日仕事に行っておくれ~」って?(^^;)

マリは夜のデボーションの時間に、ついつい食前の祈りをしてしまうことがある。「...このしょくじをかんしゃして...」と締めくくってしまうのだ。サムに「マリちゃん、今日のごはんの祈りは、もうしちゃったよ」と言わると、ケタケタと笑って、「えーっとぉ、あしたのしょくじをかんしゃして、イエスさまのみなをとおして...」と言い直す。あっぱれ!おぬし、なかなかやるじゃないか。
               

コーンのパンケーキ

                        
うちでヒットしているJamie Oliverのパンケーキ生地...今回はJamieが絶賛する生のコーンを入れたパンケーキを焼いてみた。ブルーベリーやチョコチップも美味しいんだけど、この生のコーン入り(写真左上)すごくいい!すっかりはまってしまったよ。コーンの甘味がこの生地にものすごくあうんだよね。ブルーベリーよりチョコチップより、コーンが美味しくてびっくり!私はこれにカリカリベーコンを合わせたい。           
             

Friday, February 01, 2008

パーティ好きのIntrovert

                                                                                         
いつだったか、友人がExtrovert(外向的)とIntrovert(内向的)の違いをこんなふうに言っていた。ストレスを解消するときに、Exは、人 と関わりを持って何かをするのに対して、Inは、1人でいることでストレスを解消するのだとか。ダニエルも私も確実に後者。根っからInなせいか、普段か ら大勢の人が集る場所が苦手。なのに、自宅を開放してよくパーティーをしているせいか、人が集る賑やかなイベントが大好きなのだと誤解されることがよくあ る。そう、これは全くの誤解。(^^;)

話題が豊富で面白い話しができるというわけでなし、何か披露できるような芸があるわけでなし...ね。

だ けど、みんなが美味しいものを食べて喜んでいる顔を見るのが好き。楽しそうにお喋りしている顔を見るのが嬉しい。また、大道具/小道具さん、黒子になって そういう空間を作りあげるのが楽しくて仕方がない。きっと、自宅でのパーティーは、裏方に徹することができるので、私達のようなInには心地よいのかもし れないな。それにね、パーティーが終った後の片付けの時間...実はこれが一番楽しいんだよね。濃い目のお茶をいれて、残り物をつまみながら、ダニエルと パーティーでのあれこれ(反省点とか)を話している時間が好き。ヘロヘロに疲れた体にムチ打って、食器の片付けや床拭きをするのも心地よい。裏方ならでは の至福のひとときとでもいおうか。

それにしても、パーティーのハイライトが後片付け!なんて言っている私達って、やっぱりそうとうIntrovertよね。
           

Tuesday, January 29, 2008

ある日曜日のランチ

                
日曜日は、教会の礼拝が12時半を過ぎて終るので、ランチがどうしても遅くなる。朝食のときにランチの準備をして出ればよいのだけど、なかなかそうもいかない。しかも、この日は食料品の買い物にしばらく行っていないので、何かちゃんとしたものを作ろうにも、足りないものだらけ。

じゃぁ、とりあえず、パンケーキ(ホットケーキ)でも作ってしまえ!チョコレートチップスなんか入れたらいいかもねと言ったら、ダニエルが、Jamie Oliverのレシピブックを出してきて、パンケーキを作り始めた。(こんなことはじめて!)このレシピ、卵白を別立てするやつだから、ちょっぴり大変。でも、ほらこのとおり、ちゃんとマリにも手伝わせて上手く作ってくれたよ。

さて、何かおかずになりそうなもの...冷蔵庫の中を見渡して、中途半端な残り物で何ができるか考えた。ホットドッグの残り、キャベツ、じゃがいも、玉ねぎ、モッツァレラチーズで、チーズ蒸しにすることにした。

ちょっと変なコンビネーションよね、チョコレットチップパンケーキに、ジャーマンチーズ蒸し。

写真は食べかけで、今ひとつなんだけど、大粒のミルクチョコレートチップスの甘さが、なかなかよかったよ。朝食とランチを兼ねたブランチにはいいメニューかも。

何より嬉しかったのが、これ。
サムが食器をさっと流して、食器洗い機に入れてくれたのだ。うちで常用している食器は、オーブンにそのまま入れて、ローストできるような分厚い陶器のもの。少々ぶつけても欠けないけれど、重たくて子供には、扱いにくい。

実は、食器洗いをサムに教えたのはダニエル。手を滑らせては、ゴツンとお皿をシンクに落としてしまうサムを私は見ていられなくて、ダニエルに頼んだのだ。重たい食器や繊細なガラスの器の扱いを教えなければ役に立たないからと、ためらうことなく、サムに何でも洗わせるダニエルはすごい。私にはとてもできない。

洗うならプラスチックだけにしといて~!それは、大事なお皿(ダニエルにクリスマスにプレゼントしてもらったものとか)だから触らないで~!なんて言ってしまいそうになるんだよね。
 

Saturday, January 26, 2008

Briannaとマリ

                    

                                      

Friday, January 25, 2008

公園遊び

                     
砂遊びをしたり、木に登ったり、遊具をスペースシップに見立てて、スターウォーズごっこをしているサムとAidan。バケツとおたまとカップと玩具のブルドーザーは、今でも公園遊びの必需品。車のトランクのプラスチックのボックスの中に積まれたままになって、もう4年になるかな。

砂遊びしているときの子供って、ホントにいい顔しているよね。
             

詩との出会い

                         

なぜかこれまで馴染めないと思っていたNursery Rhymes(伝承童話というのかな)が、去年の秋のイギリス旅行以来、うちでヒットしている。子供達は40以上ある英のNursery Rhymesを覚え、歌詞を勝手に変えて、おもしろおかしく歌っている。特にマリ。どこからそんなおかしな詩が出てくるのか、言葉のエンディングを巧みに変えて笑わせてくれる。

きっかけとなったのは、イギリスの北部にあるWhitby Abbeyの博物館で見つけたこの一枚のCD Ring-a-ring o' roses↑。以前からNursery Rhymesは読み聞かせしにくくて嫌だと言っていた私のためによいかとダニエルが選んでくれたものだ。

Bingo!これはホントに優れもの!最近よくある電子音の伴奏でなくて、伝統的な楽器が使われているせいかもしれないが、繰り返し聴いても全然飽きない。何より嬉しかったのは、ひとつひとつの詩の歴史的背景の説明が書いてあるブックレットがついていること。マザーグースで有名なBaa baa black sheepが英国の封建制度について詠ったものだとか。Little Jack Hornerの歌詞(届けるように頼まれていたクリスマスパイに親指を突っ込んで、プラムを取り出し「でかしたぞ!」という)は、Glastonbury のBishopがヘンリー8世を贈賄するために、クリスマスパイの中に土地の権利書を隠し入れ、それをJack Hornerが見つけたという意味らしく、今でもそのクリスマスパイの中に隠されていた権利書の土地はHorner家が所有しているという。なんだかゾクゾクするような話。歴史に興味がなかった私も、ここのところサムと共に英国史に夢中になっている。もっぱらサムが夢中になっているのは、バイキングや中世の武器とか武具(何かと「戦い」に関したことばかり)なんだけど...。男の子ってなんでこうなのかね。ま、それはいいとして、この伝承童話に対する私のパッション(情熱なんて言うほどのものでもないけれど)が、他の英国詩(今度は歴じゃなくて)へのドアを開くことになり、マリのためとか何とか言いながら、最近は詩を読み漁っている。私の苦手分野だったのに...。詩を読んだり書いたりなんてことをホームスクールのカリキュラムに取り入れたいと常日頃から思ってはいたものの、実はワークブックやテキストにある詩や、書くためのインストラクションに興味が持てずに、遠ざかっていた。

以下は最近出会ったお薦めの詩の本。Winnie the PoohでおなじみのA. A. Milneの When We Were Very YoungとRobert Louis StevensonのA Child's Garden of VersesWhen We Were Very Youngは、特に可愛くて、とってもノスタルジック。自分の幼少期を思い出し、現在のサムやマリと重なって、なんだか胸がキュンとなる。こういう本って誰かにプレゼントされたら絶対に嬉しいと思ったので、2月末にVirginia Beachに引っ越してしまうサムのクラスメイトの女の子に1冊プレゼントすることにした。
                                                           

Sunday, January 20, 2008

Back to Homeschool 新春2008

          
なんでも初日に弱いうちの子供達。実は私もダニエルも同じ。今回もホームスクールの集り(Classical Conversations)の前日は、私自身がものすごく緊張した。去年一年、クラスに全く馴染めなかったマリのことを思い出しては、また一からやり直し状態になるのではないかと心配した。

ところがどうだろう。このとおり楽しそうにしているではないか。私の心配もさながら、マリはクラスにすんなりと溶け込んでいった。

プレゼンテーションでは、シェフの帽子をかぶり、前日にサムと作ったバナナケーキについて得意そうに発表し、みなに楽しそうにサンプルを配ってまわった。

今月は来年度(今年の秋から)のClassical Conversationsのクラスのサインアップがある。今年度のマリの様子で入会を決めようと思っていたので、この調子でゆけば、3年目もこのグループを続けられそうだ。とりあえず、ホッとしているところ。

Saturday, January 19, 2008

Be Still, My Soul

                     

土曜の朝、ベッドにもぐりこんできたマリとサムに、ダニエルがPatience(忍耐)について話をしていた。Being Patient = Waiting with a happy hart...つまり、耐え忍ぶということは、心に喜びを持ちながら待っていられること。心に平安が無いまま、我慢に我慢を重ねてしかめっ面で待っていることではないんだよね。しかし、私が日本人だからなのか、忍耐という言葉を聞くと/漢字を見ると、我慢大会の出場者のように、汗が吹き出ている真っ赤な顔に、ハチマキを想像してしまう。

心に喜びを持ちながら待つ/耐え忍ぶなんて、クリスチャンになる前は、絶対に不可能だと思っていたし、顔で笑って心で泣いてというような忍耐のしかたが、美徳だと感じていた。でも、そんな器用なこと...私にはとてもできない。

以下は、私の応援歌。大好きな聖歌309番。曲は、シベリウスの交響詩「フィンランディア」をアレンジしたものらしい。大学時代に毎日クラスで顔を合わせていたクラスメイトが不意の事故で天に召された。そのクラスメイトのメモリアルサービスで、この聖歌が演奏されていたのを思い出す。当時、歌詞はBe Still My Soulだけしか知らなかったけれど、以来ことあるごとにこの曲が心に飛び込んでくるようになった。しかも、ティンパニーまで入ったオーケストラごとね。(^^;)

Be Still My Soul、ざわざわした心がしんと静まり、私のフォーカスが周りにある心を騒がす色々なことから、ひょーんと、永遠の彼方に向けて引っ張られてゆく。試練の中にあっても、心静かに、喜びを持って耐え忍ぶことができるのは、そのいばらの道の彼方に、私達クリスチャンは希望がおけるからだね。

Be Still My Soul

Be still, my soul: the Lord is on thy side.
Bear patiently the cross of grief or pain.
Leave to thy God to order and provide;
In every change, He faithful will remain.
Be still, my soul: thy best, thy heavenly Friend
Through thorny ways leads to a joyful end.

Be still, my soul: thy God doth undertake
To guide the future, as He has the past.
Thy hope, thy confidence let nothing shake;
All now mysterious shall be bright at last.
Be still, my soul: the waves and winds still know
His voice Who ruled them while He dwelt below.

Be still, my soul: when dearest friends depart,
And all is darkened in the vale of tears,
Then shalt thou better know His love, His heart,
Who comes to soothe thy sorrow and thy fears.
Be still, my soul: thy Jesus can repay
From His own fullness all He takes away.

しずかに待てわがたまよ 肩もつ神は在「ま」せり
しのびて十字架を担え なが神たすけたもわん
いばらの道のかなたに たえなる喜びあり。


しずかに待てわがたまよ ながみち神は知らす

暗闇 空をおおえど かなたに輝きあり
波風 荒れくるうとも ただちに神は鎮めん


しずかに待てわがたまよ 神に会うあさは近し

そのとき空に雲なく 涙の霧もはれて

輝くみかおを仰ぎ わがたま満ちたるをえん

    

Saturday, January 12, 2008

マリちゃんにまかしてね

                                                             
「おなかがすいたらマリちゃんに言ってね」と、ポケットに中華料理店でもらったフォーチュンクッキーやハイチュウを忍ばせるマリ。「あぁ、なんだかおなかがすいたなぁ」と言うと、「はい、これ、食べていいよ」と得意そうにポケットに隠し持ったものを出して、私が美味しそうに食べるのを嬉しそうに見ている。

昨夜は、「サム君、夜こわくなったらマリちゃんに言ってね、一緒に寝てあげるから...」とサムに得意そうに言っていたのを耳にした。怖がりのサムは、そう言われて嬉しかっただろうなぁ。(^^)

とにかく、マリちゃんにまかしてねと言いたくて、うずうずしているマリ。自分が誰かの役に立つこと/頼りにされることが嬉しくて仕方ないんだ。

こんな純真な気持で、誰かに何かをしてあげられたら、自分の時間を惜しみなく誰かのために使えたらいいな。そしていかなるときも神に温順でありたい。



しかし上からの知恵は、第一に純真であり、
But the wisdom that comes from heaven is first of all pure;
次に平和、寛容、温順であり、
then peace-loving, considerate, submissive,
またあわれみと良い実とに満ち、
full of mercy and good fruit, impartial and sincere.
えこひいきがなく、見せかけのないものです。

(ヤコブJames 3:17)
        

Wednesday, January 09, 2008

美術館 (North Carolina Museum of Art)

                            
元旦の翌日、急に寒くなった。気温はマイナス。外の水たまりが凍って、雪らしいものがちらついていた。こんな日にはと、室内で楽しめる美術館North Carolina Museum of Artへ両親と子供達を連れて行った。丁度、Brooklyn MuseumからのLandscapes from the age of Impressionism という印象派の風景画が特別に展示されていた。

サムとマリは、美術館がはじめて。これまでに何度か、ホームスクールのグループで美術館へのフィールドトリップがあったけれど、1度も参加したことがない。この年齢の子供達(6歳と4歳)に言えることかもしれないけれど、特にうちの子供達は、大人数で博物館/美術館に行くと、周りの人たちに圧倒されて、展示物の観賞ができない。それならば、個人的に平日の午前中にでも連れて行ってやりたいと思っていた。
美術館デビューにあたって、Come Look With Me シリーズがとても役に立った。写真は、Come Look With Me のAnimals in
Art, Exploring Landscape Art with Children by Gladys S. Blizzardの二冊。有名アーティストの作品について、歴史的背景以外に、たとえば、季節はいつか?なぜ強そうに見えるか?あなたなら、この作品のどこに立っていたいか?というような質問があり、作品について、色々な観点から子供達と考え、学ぶことができる。

これらの本のおかげで、実際に美術館では、子供達と作品についての会話がはずみ、とてもよい時間が持てたと思う。展示物の静物画に潜んでいる蝿や蜂などの昆虫をサムと探し出したり、肖像画の悲しそうな表情の理由をマリと考えたり...あらためて子供達の物事のとらえ方や、感性に驚かされた。

美術館の中のレストランは、落ち着いた雰囲気で、料理もなかなか美味しかった。両親もとりあえずこのアメリカンフードに満足してくれたよう。子供達は、キッズミールにホットドッグがあったので、上機嫌。

食事時間も含めて、この日は美術館に5時間くらいいたのだが、子供達は一向に飽きる様子はなかった。疲れてヨレヨレだったのは、私の両親。(^^;)

ところで、美術館の入り口のカウンターで、Kid's Activity Packという展示されている作品についてのクイズやゲームが入った手提げ袋を借りることができる。たとえば、サテンやベルベットなどの布地のサンプルを 触って、作品のどこにそれが描かれているかを探し出というようなアクティヴィティが楽しめる。

毎度のことながら、美術館(Museum)のギフトショップにて興味深い本をいくつか見つけた。そして、毎度のことながら、Museumでは定価なので、ふつうの書店で同じものを購入しようと考えた。これが大きな間違い。ふつうの書店に置いていないものがMuseumには置いてあったりするのだ。もちろんネットで購入することも可能だけれど、美術館の印象が薄れないうちに、タイムリーに手に入れたいので、オンラインショッピングはもどかしい。なので、近いうちにまた美術館に足を運ぶことになるだろう。

教訓...よい本に出会ったら、その場で購入!きっと、後悔しない。
             

Wednesday, January 02, 2008

クリスマスレポート2007

             
新年が明けてすでに1週間が過ぎて、ようやくクリスマスのPostingを書きはじめたところ。実はクリスマスレターも、まだ完全には終らせていない。(汗)

さて、2007年のクリスマスは、イブにディナーをしたので、クリスマス当日は、残り物をつまみながら、子供達と一日中ボードゲームをして遊んだ。

イブのディナーは、ローストした七面鳥かハムが定番なのだけど、継父が鳥をあまり好まないと聞いたので、今年はハムになった。母は、このハムがたいそう気に入ったようで、日本でも是非これを手に入れたいと言っていた。デパートの肉売り場だったらあるのかな。こんなの→


アメリカではクリスマスケーキなるものがない。シュトーレンやパネトーネは、ヨーロッパから輸入され、店頭に並んでいるけれど、日本で出回っているようなクリスマスケーキは、まず見かけない。一昨年、フランス人が経営しているケーキ屋で、ブッシュドノエルを見つけて買ってみたけれど、好評でなかった。みな一口食べて「うわっ」と言ってそれっきり...。このお店、フランスパンはとっても美味しいんだよ。で、やっぱりケーキは手作りすることにしている。

クリスマスケーキと言っても、うちのは、イエス様のお誕生ケーキ。毎度のことながら、不二家のクリスマスケーキを再現したようなこのケーキ、スポンジの間に、缶詰のみかんとか桃なんかが入っている。このデコレーションもそうなんだけど、いかにも昭和のにおいがぷんぷん。(^^)

Thursday, December 27, 2007

母と継父のプチアメリカンライフ

                                                
母と継父が日本から遊びに来て2週間が過ぎようとしている。毎日何をして過ごしているかというと...買い物。ここ数日モールに通い詰めている。母は買い物が楽しくて仕方ないという様子で、店の中をめまぐるしく動き回り、継父はただフンフンと頷いてそんな母を見守っている(?)。私は、運転手、通訳、ファッションアドバイザー(?)、荷物持ちというところだろうか。この時季、このあたりで楽しめることといったら買い物くらいしかなくてね。(^^;)


右は、メキシコ料理のレストランでファヒータース(グリルした肉や野菜を皮で包んだもの)を食べているところ。

アメリカンフードといっても、これぞといったものがないので、アメリカナイズされたメキシコ料理が一番それ(アメリカンフード)らしい気がする。継父はアメリカに来ると、必ずマクドナルドのバーガーを食べたがり、必ず「あー、やっぱり日本のほうが美味しいね」と言う。(^^;)でも継父にとっては、マックのバーガーとコカコーラが、The American!なんだよね。         
                                       

Wednesday, December 26, 2007

とほほ...

          
今年こそは...とクリスマスらしい写真を使ってオンラインでクリスマスカードを作成し、50枚注文した。しかも、即日配達。(ギリギリだったので、そうせざるを得なかったんだけど...)

ところが...届いてみると、そのカードに誤ってピンぼけした写真を使っていたことに気がついた。一瞬ド~ンと落ち込んだけれど、もうやり直している時間はない。なので、そのままそれを送ることにした。その夜は遅くまで宛名書きに徹することになるはずだった。

ところが...宛名書きをする段になって、ダニエルがステッカーを作ろうといいはじめた。それでは、と引き出しをゴソゴソと探って、10年近く前、私が仕事をしていた頃に使っていたラベルに宛先の住所をプリントした。                          
ところが...ラベルが古かったせいで、封筒に貼ってもすぐにはげてしまう。その時点でラベルの案を却下してしまえばよかったのだけど、せっかく作ったのだからと、接着を強化するためにアイロンをあててみることにした。やってみると効果的!見事にラベルは封筒にしっかりと張り付いてくれた。それならばと、ダニエルはこのアイロンがけのプロセスを手際よくやってくれた。

ところが...短時間でこの作業を終らせようとしたせいか、力いっぱい押さえられた封筒の真中に三角のアイロンの痕がついてしまった。う~ん、これは醜い...でも、そんなことを言っている余裕はない。これも愛嬌だと自分に言い聞かせながらこれにも目をつぶった。

ところが...カードにサインをしていた私の横で、封筒の切手貼りを終えたダニエルが、「うわー!」と叫んだかと思うと、ひっくり返って爆笑しはじめた。

ふっ、封が閉じてしまってるぅ~~!!

そうなのよ。中身のカードを入れる前に封が閉じてしまったの。アイロンがけしたせいでね。すっごい、まぬけ~!ショック→ 怒り→ 焦り→ 悲しみ→ 投げやりという順番で感情が動き、最後には泣きたくなったけれど、なぜか私もひっくり返って笑ってしまった。ちょっと泣き笑いね。

そして一言、「もうやめよう」って、今年はクリスマスカードをキャンセルすることにした。やりなおす気ゼロ...だったんだけど、今ちょっと気を取り直して、クリスマスレターを作成しているところ。果たして、これが無事に投函されるかどうか...。(^^;)
                       

Tuesday, December 25, 2007

Merry Christmas! 2007

Merry Christmas!


Tuesday, December 18, 2007

The birthday party for Jesus

                     
先週の土曜日に教会であったイエスさまのお誕生会。うちの教会が毎年やっている子供たちのためのクリスマスプログラム。

大勢の中に入るのが苦手なマリが、珍しくこのプログラムに自分から行くと言い出したので、サインアップしたのだけど、いざ行ってみると、クラフトとスナックの時間以外は、ずっとしかめっ面をしていた。年齢別にグループが構成されたために、サムと一緒にいることができなかったのだ。左はマリとDavid。


                          
← オーナメントトス(オーナメントを紙袋の中に投げ入れるゲーム)をしているところ。


 
→ サムとEthan(Davidの兄)

サムはこの日バレーボールをしていて、スッ転んで床で膝を打ったらしい。(苦笑)私達が子供の頃は、その程度の怪我は日常茶飯事だったよね~。

それにしてもこの年齢の男の子同士の会話っておもしろい。挨拶代わりなのか、サムはEthanにHiと言った後、自分の傷(腕のひっかき傷とか)を見せて、わざわざその傷ができた経緯を説明する。そして最後に自分が平気だったことをつけ加える。それを真剣に聞いているEthanが、これまたかわいい。で、たまに傷の見せあいこなんかしている。どっちの傷がすごいかってことだ。いやはや、これもテストステロンの作用か。(^^;)              
                          

Thursday, December 13, 2007

国際結婚よもやま...ファミリーディナー

                                               
ア メリカ人とに限らず、国際結婚をしていると、家族や親戚の集りなので、よく日本食を作ってくれと頼まれると聞く。うちの場合、ダニエルの親戚は典型的なア メリカンファミリー(?)で、あまり外国の料理(変わったもの)を好まない。しかも、日本食といえば生魚とか臭いもの(納豆のこと?それともキムチと勘違 いしてる?)というイメージがあるようで、いつだってリクエストされるものは、アメリカンなデザートやサイドディッシュだった。

い つだったか、ダニエルのファミリーと日本食のレストランで1度だけ食事をしたことがある。幕の内系のお弁当やてんぷらなどをdifferentとか interestingとか言いながらも食べてくれたのだが、そのレストランの帰り道、マクドナルド(ハンバーガーの)に寄るはめになってしまった。食事 のやり直しといったところだろうか。(^^;)

感謝祭のディナーも、郷に入らば郷に従えという気持で、うちでも数年前までは、ロースト ターキー(七面鳥)、クランベリーソース、マッシュポテト、インゲンのキャセロール、スイートポテト、コーンブレッド、パンプキンパイのような定番料理を 作っていた。結婚したばかりの頃はダニエルが日本食を全く好まなかったので、食卓に並ぶのは一般的なアメリカ料理が主だった。料理の鉄人を見てからだと思 う...ダニエルが日本食に目覚めたのは。以来うちでは日本食がほとんど。

ところで、今年はケンタッキーで、感謝祭翌日のディナーを任せ られてしまった。20人分のディナーを用意してくれという指令である。「感謝祭は、Kikoは料理の心配しなくていいのよ、私達で手が足りてるから」とお 義姉さんに言われたので、なんてラッキー!と思っていたら、それはつかの間のこと。「嫌だったら、できないって言えばいいんだから、プレッシャーを感じる ことないよ」というダニエル。クーッ、そう言われると、絶対に「できない」と言えない私を知っておるだろう。しかしながら、この提案、それほど悪い Dealではない。実は心の奥底では、残り物を食べずに、日本食が食べれることを密かに喜んでいた。
の~ん気なダニエル(三男坊)は、感謝祭の翌日は、みんな自由行動なのだからと、レキシントン近辺を観光して周るつもりでいたらしい。できた嫁の 私は、そんなことは微塵も予定しておらず(冗談)...というより、感謝祭の翌日に観光なんて常識的に考えて無理だろうと思っていた。むしろ、エプロンを スーツケースにパックし、炊事/掃除/その他の雑用に専念するつもりでいた。いや、そこまでの心構えはなかった...エプロンをパックしたのは事実だけど ね。みんなもご主人の実家に行くときにはそうする?とにもかくにもダニエルの兄弟姉妹の集りでは、私が唯一の嫁なので、そうそうのんびりはしていられない のだ。ちなみにダニエルのお兄さん二人(長男と次男)は離婚しており、次男は再婚したけれど、私たちはまだお嫁さんには会ったことがない。三男のダニエル の嫁である私が一番辛抱強いってことだわね?、それは違うか。(苦笑)

ここで感謝祭の翌日の話にもどると...その朝は、ホテルでの朝食 をそこそこに日本食材の買出しに出かけ、その足でShaker Villageでランチを食べ、観光っぽいことをして、午後は義姉の家でディナーの準備をすることになった。義姉の家についてみると、見事にもぬけの殻。 感謝祭の翌日は、どこのお店もクリスマス前の大セールをやっているので、みな買い物や映画に繰り出していた。想像していたとおり、キッチンは、ひっくり 返っていた。そこで今から食事の支度をはじめる私を不憫に思ったのか、ダニエルが汚れた食器を片付けてくれ、床の掃除をしてくれた。これはとってもありが たかった~。

メニューは、焼きそば、ぎょうざ、とんかつ、ちらし寿司、ブロッコリーの胡麻和え、かぼちゃの煮もの、和風サラダといったもの である。日本食といえば寿司だと思っている人たちに、庶民の味を...と思い、こういうメニューにしてみた。しかしながら、これだけの品を1人で作るのは 大変なので、ぎょうざはAjinomotoさんに、ちらし寿司は、永谷園さんにお世話になることにした。かなりズルした。でも、とんかつの二度揚げには、 ちゃんとこだわったので、ゆるしていただこう。

料理は思ったより好評で、嬉しかった。多めに作ったつもりだったけれど、何ひとつ残っておらず、びっくり!!15年前、お嫁に来たばかりの頃には、ダニエルのファミリーがこんなに喜んで日本食を食べてくれるなんて、想像しがたいこと だった。ここ数年のアジアンフードブームに煽られて、日本食にそれほど抵抗を感じなくなってきたのかもしれない。おそらく、義妹や姪が日本人が多いカリ フォルニアで仕事をはじめたり、学校に行き始めたことも影響しているのではないだろうか。時代の流れを感じた。

17年前、三男坊のガール フレンドと紹介され、なんとなくこのファミリーの中で居心地の悪さを感じていた私が、今ではすっかりキッチンの主となり、自分の居場所を確保している。今 までほとんど話しをしたことがなかった同じくキッチンクルー(というより料理長という感じ)の義兄(義姉の夫)のお母さんと、妙に話しが合い、彼女に何か 通ずるものを感じた。一緒に食器の仕分けをしていると、「17年前、あなたとはじめて会った日のことを今でも覚えているわよ」と言われた。彼女自身も、 きっと私と同じく時代の流れを感じていたに違いない。まさか、あのどこから来たかもわからないような小娘と、今こうしてキッチンで意気投合しているなん て...てなことを思ったのかもしれない。だとしたら、もう世代交代の時が来ているってことかな。夏にケンタッキーから遊びに来た姪に、彼女のお婆ちゃん (その義兄のお母さん)が天に召されてしまう前に、レシピやおもてなしのあれこれを伝授してもらわんといかんよ~って、念を押していた自分が、なんだか とってもオバサンに感じたのを思い出す。って、実際オバサンなんだけど。

なぜだか、アウトサイダーである嫁の私が、このファミリーの将来 について、ちょっとした危機感を抱いている。現在二人いるキッチンを仕切ることができる料理人が、そろそろ引退しつつあるのだ。なのに、次のジェネレー ションの中には、その仕事を受け継ごうとする者がいない。近い将来、ファミリーディナーに、KFCやチャイニーズレストランのお持ち帰りがテーブルに並ぶ ことになるのか。だとしたらすごく残念。上記のレストランのことをどうこう言っているわけではないんだよ。食事のことだけではないけれど、ファミリーに受 け継がれてきたよいものが、だんだん消えてなくなってゆくのが寂しくて...ね。

なぜだか、アウトサイダーである嫁の私が、このファミ リーの将来について、なんとか改善策を打ち出そうとしている。そしてそれがおもしろいと言って、ダニエルが笑っている。自分でアウトサイダーといっている 私が、一番インサイダーのようなことを言っているのがおもしろいらしい。確かに。でもダニエル、笑っている場合じゃないっしょ、おぬしのファミリーだが ね。私は知らんよーと言いながらもやっぱり気になる。アウトサイダーだからよく見えるってことあると思う。
       

Monday, December 10, 2007

こんなはずじゃぁ...

57°F
Clear
Wind: SW at 7 mph
Humidity: 93%
Today
Mostly Sunny
77° | 53°


なんだか変。12月も半ばになろうかというのに、初夏のように暖かい。ダニエルは「いい天気~!」と喜んで出勤して行ったけど、なんだかなぁ。

変だけど、私は真冬の早起きが全く苦にならない。それどころか、真っ暗で冷えたキッチンに降りてゆくのが毎朝楽しみでならない。でも、真夏はダメ。日の出が早いし、ギラギラした太陽が上がると、何もしたくなくなる。アザラシのような脂肪がついているからだろうな。

今朝はダニエルのお弁当が出来上がる頃に、すでに外気がぬくもってしまった。あっという間に一日がはじまってしまった。こんなはずじゃぁなかったと、読みかけの本(一日5分程度しか読めない)を置いて、学級委員としての仕事開始。

今日のブレックファストストーリーは、アンデルセン物語の「The Wild Swans」。

Friday, December 07, 2007

餅つき機

 
うちに餅つき機がやってきた!こ~んなに簡単にもちができるなんて、感激したよ。餅が大好きな子供達のために、切り餅を買っていたのだけど、マシンとはいえ、つきたてが食べられるなんて嬉しい。

もち米を一晩水につけておいて、水切りしたものをマシンにパラパラいれるだけ。40分程度で、もちができあがる。

ほら、このとおり、美味しそうにできたでしょ。

子供達は、砂糖醤油で、私は、これこれ...醤油+ポン酢+七味唐辛子+大根卸しに、つきたての餅をからめたのが好き!ちょっと変わった朝食になった。

気がついたらサムもマリも3つずつ餅を食べていて、この日は10時のおやつもランチも食べたがらず、結局3時のおやつにリンゴを食べただけで、夕刻になってしまった。やっぱり餅は、腹持ちがいいね。
         

Thursday, December 06, 2007

お気に入りのFarm Books

                           
左のA Farm Through Time (Illustrated by Eric Thomas and written by Angela Wilkes)は、UKのWhitby Abbeyの博物館のギフトショップで出会った大判の絵本。イラストがとても細やかで、美しく、中世から現代に至るまでの農家の歴史がTime Lineになっている。ひとつの項目にフォーカスを置いて、歴史をたどるという学び方が面白い。

ギフトショップでこの本を見つけたとき、ついつい読みいってしまった。これは買って帰らなければと思って、それを抱えてレジに向かったのだけど、DK(Dorling Kindersley Book)はアメリカにもあるので、わざわざ£で倍の値段を出して書うのもどうかと思い、買うのをやめ、タイトルだけをメモして帰ってきた。

ところが、この本、アメリカでは倍の値段がついた中古しか見つからない。こんなことならUKで買っておけばよかったと後悔した。他に、A Port Through Time やA City Through Time...などのシリーズがあり、それらはAmazonでも新しいものが出ているのに。検索の末、ペーパーバックなら、予約しておけば手に入ることがわかったけれど、あの博物館のギフトショップで見たハードカバーの重みが忘れられない。って、こだわるほどのものでもないんだけど。結局、ebayで中古を探し、先日なんとか手ごろな値段で手に入れることができた。そういえば、日本のAmazonの洋書カテゴリーで、この本を探したところ、やはり中古しか見つからず、なんと、最安値が11600円で出ていた。びっくり!こんなにいい本なのに、なぜだか地域の図書館にも置いていなかったんだよね。

Our Animal Friends At Maple Hill Farm (Alice and Martin Porvensen)は、マリのためにとSonlightのカリキュラムの中から彼女が喜びそうなものを数冊選んで購入した中の1冊。Farm Lifeの、あるあるというような現実を簡素でウィットにとんだ文章で綴ってあり、これが実におもしろい。

たとえば...4匹いる農家の猫の1匹Maxは、獲物(ねずみなど)をとって食べ、獲物の頭や内臓を玄関の前に残すとか、Big Shotという雄鶏は子供が嫌いとか、牛はワイヤーの柵を飛び越えたりしないけれど、寄りかかって、柵の隙間を大きくし、抜け出すことがあり...というようなFarmで飼われている動物の日常が、おもしろおかしく書かれてある。Ages 3-7と書いてあるけれど、私は41で読んでいて楽しい。