Friday, June 23, 2006

午後の嵐

午 後3時すぎ…空がミントグリーンになったと思ったら、嵐がやってきた。写真はうちの玄関から撮ったもの。見てのとおりノースカロライナの嵐は半端じゃな い。雨が横殴りに降ってくるので、とてもじゃないけど外には出られないし、木の1本や2本は平気で倒してしまう。実際に2ヶ月ほど前、うちの裏庭の木も1 本やられてしまった。

それから30分ほどして停電になった。サムとマリは2階でお昼寝中。ものすごい雷の音と地響きで、目を覚まして泣き 出すかなと思った。こういうとき私は歌 を歌うようにしている。それも決まってアニメの主題歌のようなもの。「あのね、Q太郎はね~」とか「オバケのQ、僕はオバケのQ太郎、頭に毛が3本…」の ような歌。子供達が雷で目を覚ましたときに、こういう歌が聞こえると安心するだろうから。

夜中に雷雨で目が覚めると、サムは「ママー、こ わいー!!」と叫び続ける。眠りの浅いマリは絶対に目が覚めているはずなのに…我慢している。部屋に行って みると「かみなりしゃんが、マリちゃんのお部屋にきたからこわかった…」と言って抱きついてくる。それで、雷雨の夜は4人で私達のクイーンサイズのベッド に寝ることになって、その狭いベッドで私だけが朝まで寝付けない。トホホ…。

実は私が結婚したかった理由のひとつに、嵐のときに一人でい るのが嫌だから…というのがある。昔から雷が苦手だった。夜中に雷雨になると、このまま夜が明 けないのではないかという錯覚に陥る。そんな時、誰かがそばに居てくれたらホッとする。ただ横でガーガーといびきをかいて寝ているというだけでも。

結局1時間ほどして停電は終わった。そして案の定、近所の家の庭の木が折れていた。

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